本日の流れ
1. PSP 概論&工数測定検討ワークショップ
2. メトリクス公団執筆内容について各自発
表
3. 発行にあたって諸々の事項の相談
4. 今後の進め方相談
– 次回は、 5 / 25
– その次が 6 / 29 ← ここでは完成させたい
(レビュー済みで印刷に回せる状態)
PSP 概論(その1)
日付: 2013/04/06
TEF 東海メトリクス勉強会
ヤマハ ( 株 ) 小池
アジェンダ
1. PSP とは?何のために PSP ?
2. 今回のテーマ「工数測定」について
次回は欠陥測定(分類)
その次は規模測定を扱います
3. 工数測定方法検討ワークショップ
PSP とは?
何のために PSP ?
何のために勉強してる?
• いきなりですが、質問です。
• 何を好き好んで、折角の休日に、わざわざ交通 費まで掛けて、勉強会に参加していますか?
• 1 人ずつコメント願います。
パフォーマンス向上のためには時間に着
• 勉強会に参加することが楽しい、それ自体が目的というの
目
も当然有りますし、それも良いと思います。
• ですが、どうせならスキルアップして、自分のお仕事のパ フォーマンスが向上したいですよね。
• パフォーマンス=アウトプット/リソースです。
• 唯一万人に共通、平等なリソースは時間です。金持ちも貧 乏も、無駄に過ごそうが、有意義に過ごそうが、 1 時間は 誰にとっても 1 時間です。
• この世の中で一番貴重なリソースである時間を以下の観点 で把握、改善するかは人類にとって普遍的な課題
– どのように使っているか
– より短い時間で多くのアウトプットをするにはどうす るか
パフォーマンス向上 正のスパイラル
• パフォーマンスを向上させて、仕事が早く終わってし まうと残業代が付けられなくて損なんて考えていませ んか。
• 仕事を早く切り上げて、会社でこっそり勉強すれば良 いのですよ。(正々堂々とできるならばそれに越した ことは無し)
• そして、それによって、スキルアップして更にパ
フォーマンスを上げて、空いた時間を家族や恋人と過 ごすとか、趣味にのめり込むとか、より有意義なこと に使いたいものです。
PSP とは?
• 詳細は、この後もう少し解説しますが、平たく言えば
、以下を目的とした方法論とその訓練プログラムです
。
– 自分のソフトウェア開発のパフォーマンスを知り、適切な計 画が立てられるようになる
– 自分のソフトウェア開発の弱点を知り、絶え間なくパフォー マンスとアウトプット品質の向上を目指す
勉強では有りません!
訓練プログラムです!
そこそこしんどいが荒行というほどではない
PSP 全体像
• プロセスが徐々に高度化していく
• 最初は計測のみ~徐々に見積もりを追 加
時間記録
欠陥記録
規模計測(行数カウント)
工数見積もり
欠陥分類ごとの集計
規模見積もり1
規模ー工数見積もり
タスク見積もり
プロセス改善レポート
工数の測定について
工数測定して何の役に立つ?
工数測定して何の役に立つ?
どういう分類で入力する?
• 作業項目別/工程別
• プロジェクト別/製品別
• モジュール別/機能別
• etc.
入力方法は?
• 入力ツール
• 入力頻度、入力単位
• etc.
工数測定方法検討
ワークショップ
まずは各自で以下を検討
既に工数測定をしている人
※自分はしてないけど、開発者はしている場合も含む
• 工数データを何に活用してる?
• 入力項目は?
• 入力ツール、入力頻度、入力単位は?
• 困っている/うまく行っていない点など
工数測定をしていない人
• 工数データを何に活用したい?
発表タイム
工数測定方法を改善/定義
既に工数測定をしている人
• 新たに活用したいことがあれば追加する。
• 入力項目の追加や、入力方法の改善点など があれば検討して記入
工数測定をしていない人
• 入力項目、ツールなど入力方法を具体的に定 義
• 入力した工数を、いつ集計して、どんな風に 活用するかの例をシミュレーション
発表タイム
明日からでも試してみよう!
• 無理強いはしませんが、明日からでも試してみ ませんか
• レコーディングダイエットだと思って、まずは 1 カ月やってみましょう。(つまり次回の勉強 会ぐらいまで)
• そして、うまく行かない点、こんな活用ができ た( 1 か月では難しいかもしれませんが)な んて話を持ちよりたいですね。
メトリクス公団
執筆内容を各自発表
諸々の件を相談
検討事項
• 目次、全体構成
• 原稿フォーマット: Word2003 のテンプレー トを作成
• 原稿の集約、共有は Dropbox 的なもので
• 著作権:それぞれの執筆者に帰属する
• 価格、お金(経費、売上)
• etc. 気になったことがあれば挙げて下さい
今後の進め方を相談
今後の ToDo
• 5/25 までにすること
• 宣言した内容のものを執筆する
• 前田さんが表紙デザインを作る
• 初校を完成させる(最後まで書ききる)
• 5/25 にすること
• 全員の原稿をレビューする
• 全体構成(順番など)決定
• 6/29 までにすること
• レビュー結果を反映させて仕上げる
• 6/29 にすること
• 最終版のレビュー
• 部数、価格などの決定