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その他授業用資料 2011年度情報科教育法(Ⅱ)

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Academic year: 2018

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2011 年度 情報科教育法(二)

Method of Teaching Information Technology Ⅱ

教授:久保田賢一

TT:岡崎将之 久保田千遥 左右田みなと 曽利尭史 松下栄秀

【授業概要】

情報教育のカリキュラムは、小中高と一貫して考えられており、2 つの流れをもつ。1 つは、 コンピュータを中心とする情報の専門科目への準備、もう1 つは情報を自らの問題解決に 利用できるようにするための情報活用能力の育成である。

後者の情報活用能力は、従来の一方向の知識伝達型の学習では育たない。知識やアイディ アを出し合い、新たな発見や学びを獲得し、また協働して学習の成果物を創造するといった プロセスを体験することで徐々に形づくられていく。このような学習形態を参加型学習と 呼ぶ。

将来教員になり、参加型学習を行う際、自分自身が参加型学習を経験したことがあるかな いかでは大きな違いが出るのではないだろうか。授業を作る際、どのようなアクティビティ、 ツールを用いるかといった「方法」だけに着目してはいけない。「どのような内容を扱うの か」「どのような方法で行えばいいのか」この二つを常に意識して授業を構成するべきなの である。本講義では様々な参加型学習の形(グループディスカッション、ブレインストーミ ング、ポスターセッション、交流学習等)を経験することで、その教授方略(教え方・学び 方)を学んでいくことができる。

これらを踏まえ、本講義では「情報教員として求められる能力を身に付ける」ということ をひとつの大きな目標とする。具体的な4 つの能力について以下に述べる。

① 教授方法や評価方法等、情報科についての知識

教科書・参考図書をベースとしたレポート作成により、情報教育に関する基本的な知識を 養う。また、講義内で行うディベートやディスカッションでは、各自事前に情報を収集して きて初めて討論が成り立つ。教科書からと事例から、この双方向からのアプローチにより、 総合的な知識が身に着く。

② 積極的な応用

① で獲得した知識を通じて新しいものを創造してほしい。生徒の情報活用能力を伸ばす授 業を作っていくためには、生徒や授業目標に合った手法を柔軟に活用していくことが必要 だ。この講義では、ポスターセッションのポスターの内容制作や授業案制作がこれに当たる。

③ グループの協調性

少人数のグループを作りグループプロジェクトを行う。内容はポスターセッションではリ

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ってプロジェクトを進める方法を学ぶ。それにより協調性が磨かれる。

④ 情報を活用しようとする態度・論理的、批判的に考えようとする態度

授業内やfacebook 上でのディスカッションにおいて、人とのコミュニケーションの仕方、 論理的かつ批判的に考える能力を向上させていく。

【成績評価】[配点の目安]

① レポート[15%]

② グループプロジェクト[70%]

③facebook[15%]

-授業の振り返り

-予習

④ 出席

■レポートについて

この授業では、計3 回のレポート提出を課している。

●提出期限日の 23:59 までに メールで提出(jk2_2011@yahoo.co.jp)

●提出期限日の 授業 終了時 (19:30) にプリントアウトした状態で提出 この両方を期限以内にすること。

また、提出期限を過ぎたレポートや、規定のフォーマット以外のものに関しては採点し ないものとする。

レポートは、必ず以下のフォーマットで提出すること。  保存形式:word97~2003 文書(.doc 形式)

フォント:MS 明朝 文字サイズ:10.5pt

タイトル:12pt

余白:上下左右全て25mm 表紙:不要

   行数:40    用紙:A4(縦) ページ番号:要

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ホッチキス:1 枚以上の場合、要

1 行目にテーマ名、2 行目に学籍、名前、3 行目から 1 マス開けて書き始める。40 行目まで きっちり書くこと。

【レポートの議題(テーマ)】

レポートNo テーマ 枚数 提出期限日

レポート① 今まで受けてきた教科「情報」の授業 1 枚以上 9 月 29 日 レポート② 私ならこうする教科「情報」の授業 2 枚以上 11 月 17 日 レポート③ 全体の振り返り 3 枚以上 1 月 12 日

※提出期限日はメール提出、紙媒体提出両方同じ日です。

メールでの提出先:

jk2_2011@yahoo.co.jp

■レポート内容

レポート① 「今まで受けてきた教科『情報』の授業」

皆さんが今まで受けてきた教科「情報」の授業について、教科書の内容を参照し、授業形 態・内容を中心にして論じ、その感想についても書きなさい。また、今までに教科「情報」の 授業を受けた経験が無い人は他教科でよいので、印象に残った授業について論じなさい。 教科書参照:序章

レポート② 「私ならこうする教科『情報』の授業」

皆さんが実際に高校の情報の教師になったと仮定して、1 学期分(50 分の授業が 10 コマ) の授業案を考えなさい。授業の目標(この授業で身につけさせたいこと)・ねらい(目標を達 成する上で生徒が得るもの)・内容(アクティビティーなどの授業方法)・評価(何をどのよ うに評価するか)の4 点を含めて論じなさい。  教科書参照:10 章、2 章、4 章

レポート③ 「全体の振り返り」

様々な授業内容や交流学習等、本講義の全体を通しての感想や気づいたこと・学んだこ とを記述しなさい。また、教師の立場として、自分ならどのように交流学習を授業に活かす かについて論じなさい。

*注意*

 レポートの参考文献・参考URLがある場合は必ず記入すること。 例:【参考文献】発行年月日、著者、タイトル、出版社

  【参考 URL】web サイト名、URL、確認日時

 レポートは必ず教科書の該当する章を読み、教科書の内容を踏まえた上で論じること。

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 提出したレポートについて

 提出が完了したレポートは、提出締め切り後に[Dropbox]へ移動させま す。

 Dropbox とは、専用のクライアントソフトを使用し、オンラインストレ ージサービスを普通のフォルダとして使えるものです。

 他の受講生のレポート内容を確認でき、課題内容の共有が出来ます。

 万が一、レポートを見られたくないという方は、TT にお申し出下さい。

 アカウント

jk2_2011@yahoo.co.jp

 パスワード

kenken

【教科書】

ICT 教育のデザイン       水越敏行・久保田賢一(編著)日本文教出版

【参考図書】

ICT 教育の実践と展望  水越敏行(監修)・久保田賢一・黒上晴夫(編著)日本文教出 版

ディジタル時代の学びの創出       久保田賢一・水越敏行(編著)日本文教出版 構成主義パラダイムと学習環境デザイン       久保田 賢一(著)関西大学出版 部

映像メディアのつくり方―情報発信者のための制作ワークブック

中橋 雄(著)・岩崎 千晶(著)・久保田 賢一(編纂)北大路書房

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■グループプロジェクトについて

授業内で、グループを作りプロジェクトを行う。プロジェクトの内容やテーマに関しては、 こちらから事前に報告する。

・交流学習について・

  グループプロジェクトの1 つとして、本年度は東北学院大学と交流を行い、web 上で のやり取りなどを通して情報教育について学習する。

■facebook について

facebook にアクセスして、グループ「’11 情報科教育法(2)」の決められたトピック に授業の振り返りや予習課題を書き込む。

※アクセス方法・使い方に関しては別紙を参照

・授業の振り返りについて・

毎回の授業の感想や意見、授業中にまとまらなかった議題や疑問に思うことを 、 facebook のグループのトピックに書きこむ。

・予習について・

この授業では、授業後から2 週間後の授業までの課題として、こちらが提示する教科書

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授業までにその内容を理解することで、授業の理解度を深めることができる。

※教科書の範囲、書き込みのテーマに関しては授業後 facebook のトピック上に提示。各 自しっかりチェックをすること。

■出席について

実習や語学の授業と同じように、3 回欠席をした時点で“不可”とする。 やむを得ない事情で欠席する場合はその理由を授業担当者に相談すること。

*注意* サークル・アルバイトは、やむを得ない事情にはならないとする。この授業では、 参加することで意味が生まれるため、授業やプロジェクトに出席をしたかそうでないかは 大きな評価のポイントとなる。

【Web サイト】

facebook:http://www.facebook.com/

Web や授業関係の質問: jk2_2011@yahoo.co.jp

● 授業計画 [注意事項]

 第 7 回目以降の授業について

 【評価について】

 【授業案の作り方&作業】

 【パネルディスカッション】

日時 授業内容(予定) 課題

9 月 22 日 1 回目

【オリエンテーション】

~授業の概要説明~

【アイスブレーキング】

~簡単なアクティビティを行います~ 9 月 29 日

2 回目 【グループディスカッション①】 テーマ:どんな授業をしてきたか?

~レポート①の内容に関連する議論を行います~

レポート ① 提出

『今まで受けてき た教科「情報」の授 10 月 6 日 業』

3 回目

【ロールプレイディスカッション】

~意見を言う立場や役割を決め、議論を行います~ 10 月 13 日

4 回目

【ディベート】

~グループ対抗『ディベート大会』~ 10 月 20 日

5 回目

【ポスターセッション】

~全10 回分の授業計画を発表します~ 10 月 27 日

6 回目 【グループディスカッション②】 テーマ:より良い授業とは?

~レポート②の内容に関連する議論を行います~

レポート 提出

『私ならこうする 教科「情報」の授 業』

授業日程表

  *状況に応じて授業日時・内容の変更はあります。

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 【授業本番】

 【2 回生 TT】

 【交流学習①~③】

 【総合ディスカッション】

 交流学習について

 11 月以降に「東北学院大学」との交流学習を開始します。

 11 月以降の予定は、後日改めて連絡します。

参照

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