教職に関する科目:シラバス
授
業
科
目
名
:
教
育
の 法 と 技 術 ( 初 等 ) 方
教 の 免 許 状 取 得 の た め の 員
必 科 目 / 選 択 科 目 修
単 数 : 位
2 単 位
担 教 員 名 : 当
吉 広 田 毅
科 教 程 目 科 る す 関 に 法 導 指 び 及 課 育 教 ( 目 科 る す 関 に 目 ) 職
各科目に含めることが
必要な事項 ・教育の方法及び技術(情報機器及び教材の活用を含む。)
授 の 到 達 目 標 及 び テ ー マ 業
本科目の目的は、種々の教育方法を理解し、これを授業改善に役立てる方法・技術を習得することである。 特に、系統的な授業の設計と評価の問題を中心にして考える。授業の設計とは、授業の目標を達成するための 計画、開発、策定をシステム的方法によって行なうことである。そこで、この授業では、授業過程を規定する要 因、目標の記述の方法、授業設計の手順、および評価の方法について概説し、授業の設計に関わる問題を検討す る。
学習指導要領の改定により、初等教育学校の教員に求められる教育の方法に関する知識、技能は多様化し てきている。特に重要な課題として掲げられているのが、生徒の思考力、判断力、表現力の育成、生徒の言語環 境の整備と言語活動の充実、生徒の興味・関心、能力、思考など個に応じた指導である。これら、現代の教育課 題に対応した学習活動を具体化し、学習状況をつくるメディアもまた、多様化、多機能化してきている。よって 本科目では、21 世紀型スキルに代表される現代的な能力を育む授業設計および授業運営の理論を学ぶことと する。
授 の 概 要 業
本科目では、教育現場に求められる教育の方法及び技術の理論と実際を紹介する。受講生は、ICT を含むメ ディアを活用した教育方法・技術を理解し、これを初等教育における授業改善に役立てる知識および技能を 習得することを目的とする。
本科目の到達目標は、1.受講生が授業を設計できるようになること、2.受講生が授業でメディアを適切に選 択し活用できるようになること、そして、3.受講生が学習成果を測定できるようになることである。この 3 つ の到達目標の達成を図るために、受講生は、1-1.授業の目標を立てる、1-2.目標を細分化できる、1-3. 学習者 の前提行動を測定する、1-4.特定の授業モデルに沿って授業を設計する、2-1.授業の文脈に沿ったメッセージ を選択する、2-2.メッセージを学習活動に合わせて加工し編集する、2-3.選択したメッセージを提示する機器 を活用する、3-1.テストの実施目的を決定する、3-2.テストの内容を決定する、3-3.テスト項目を作成する、3- 4.テスト結果を分析するといった下位目標を達成することが要求される。
授 計 画 業
第1回 講義ガイダンス、授業目標の設計の原理
(目標:行為動詞を使って、一時限の授業目標が設計できるようになること) 第2回 授業目標の分析と下位目標の設定
(目標:一時限の授業目標の学習ヒエラルキーが作れるようになること) 第3回 問題解決を図るための系統的な授業の設計
(目標:処方箋モデルによる一時限の授業が設計できるようになること) 第4回 教育における視聴覚教材、メディアの活用
(目標:メディアの特性を踏まえた、一時限のメディア活用計画が設計できるようになること) 第5回 板書の構成と板書技術
(目標:鍵概念と構造が明確な一時限の板書計画が設計できるようになること) 第6回 教育における画像の機能
(目標:画像の機能に応じた、一時限の視覚支援計画が設計できるようになること) 第7回 思考を促す発問の手法
(目標:思考のタキソニミーに応じた、一時限の発問計画が設計できるようになること) 第8回 児童の学習意欲を高める指導技術
(目標:ARCS モデルに基づく、一時限の動機づけ計画が設計できるようになること) 第9回 客観テスト問題の作成
(目標:妥当かつ信頼性の高い客観テスト問題が作成できるようになること) 第 10 回 協働による学習活動の設計
(目標:思考・表現活動を促す、アクティブ・ラーニングによる一時限の授業が設計できるようになるこ と)
教職に関する科目:シラバス
第 11 回 ルーブリックによるパフォーマンスの評価
(目標:学習者のパフォーマンスを測定するルーブリックが設計できるようになること) 第 12 回 教育における ICT の活用
(目標:ICT を活用した一時限の授業が設計できるようになること) 第 13 回 情報モラル教育
(目標:GROW モデルによる一時限の情報モラルの授業が設計できるようになること) 第 14 回 ICT を活用した授業づくり
(目標:デジタル教科書とタブレットを活用した学習活動が設計できるようになること) 第 15 回 デジタル教科書によるマイクロティーチング
(目標:デジタル教科書とタブレットを活用した学習活動が実践、評価できるようになること) 定期試験:筆答試験
テ ス ト キ
毎回、担当教員の作成した資料を授業用教材として配布する。受講者が市販の教科書を購入する必要はない。
参
考 ・ 考 書 参 資 料 等
文部科学省. (2009). 『小学校学習指導要領 第 4 版』東京書籍. 向後千春. (2012).『いちばんやさしい教える技術』永岡書店.
R.M.ガニェ、W.W.ウェイジャー、K.C.ゴラス、J.M.ケラー著、鈴木克明、岩崎信監訳, (2007). 『インストラクショ ナルデザインの原理』北大路書房.
学 に 対 す る 評 価 生
評価は、授業で出題する課題および小テストと学期末の筆答試験結果により、総合的に判断して行う。 ・教育方法・技術の各論に関する知識(小テスト):25%
・教育方法・技術の各論に関する理解・適用(平常課題):25% ・教育方法・技術に関する総合的な理解(筆答試験):50%
教職に関する科目:シラバス
授業全体に関する連絡とお願い
・「教育の方法と技術(初等)」はペアまたは小グループでの演習による実践的な学修が中心です。ただし、理 論を学ばずに実践することはできませんので、理論を学ぶ部分は、予習をしてきてもらいます。
・この授業では、原則として、理論の学習は授業時間外に皆さんに Web 上の講義ビデオを視聴してもらうこと で行います。この理論を押さえておかないと、授業づくりができませんので、予習は必ずやってきてくださ い。
・予習した内容( Web 上の講義ビデオの内容)に関する小テストを原則、毎回行います。重要な概念や原理を 暗記するとともに、自分たちの言葉で説明できるよう、必ず予習をして下さい。講義ビデオを使った予習が ない回については、前の週の内容に関する復習小テストを行う場合があります。
・この授業では、学んだ理論を活かして授業づくりなどを行う場面が多くなります。あえてシラバスに書いて はいませんが、学習指導要領(小学校)、そして可能であれば教科書をお持ち下さい。
・授業づくり等を行う場合、扱う単元などを考えるのに時間を費やし過ぎるのは望ましくありません。前の週 の授業予告を受けて、どの単元を扱うか、授業時間外にグループメンバーで相談して決めておいて下さい。
遅刻・欠席等に関してのルールとお願い
・欠席が 4 回に到達した時点で、単位は認定できません。
・大学が公欠と認めた場合には、その回は「欠席」と扱いません。ただし、その回の課題を行わない場合には、 課題の得点は 0 点となります。また、その回は小テストを受講できないため、小テストの得点は 0 点となりま す。
・2 回の遅刻で 1 回の欠席として扱います。
・授業中は、携帯電話はカバン等にしまって下さい。授業中に携帯電話が机上にあったり、携帯電話に触って いたりした場合には、「欠席」として扱います。
(学校現場では、職員室への携帯電話の持ち込みが禁じられている場合が少なくありません)
・授業に参加する態度が見られない場合には注意を促しますが、改善されない場合には「欠席」として扱いま す。
(寝ている、私語、作業に参加しない、復習をしてこない、説明や指示を聞いていない)
その他の連絡とお願い
・授業用 Web サイトに配布資料をアップロードしますので、必要な学生はダウンロードして利用して下さい。 ・授業を休んだ場合には、翌週までに配布物を他の受講者からコピーするか、授業用 Web サイトからダウンロ
ードして下さい。授業には、以前配布した資料は持参しません。
・授業用 Web サイトには、説明資料(パワーポイント)もアップロードします。授業中は、教員の話に集中し、 その中から重要な箇所を聞き取ってメモを取る習性を身に付けて下さい。
・授業用 Web サイトまたはアップロードされた説明資料に授業課題も示します。前の回に欠席をされた方は、 必要があれば Web サイトを参照して課題に取り組んで下さい。ただし、欠席による提出期限の延長はありま せん。
・授業課題の提出が期限(通常、授業のあった週の木曜日 16 時 20 分)に間に合わなかった場合には、採点・ 評価しません。グループのメンバーと日常的に相談をしながら、確実に課題を遂行して下さい。
・授業での座席は指定します。