武蔵野市子どもプラン推進地域協議会 第3回要録
○日 時 平成24 年3月23 日(金) 午後6時 30 分~午後8時
○場 所 武蔵野商工会館 市民会議室
○出席委員 網野委員、宮崎委員、加藤委員、平川委員、高橋委員、荒俣委員、
井原委員、小川委員、藤田委員、佐々木委員、飛山委員、白鳥委員、
和田委員、佐藤委員、西川委員、島田委員
○事 務 局 子ども家庭部長、教育部長 他
1 開会
事務局より資料確認
2 報告
① 第五期長期計画(案)について
3 議事
① 「第三次子どもプラン武蔵野」重点的取組の平成 23 年度実績及び平成 24年度実施
見込みについて
② 平成 24 年度に新規・拡充・見直し等を予定している重点的取組以外の事業について
事務局より資料1、2について説明、以下の討議が行われた。
【委 員】 第五期長期計画(案)(以下長期計画という)について、前回の議論を踏まえ、
当 協議 会で重 点的に 協議された 部分が 矛盾なく盛 り込 まれ る形に なった と報 告
が あり、感謝 したい 。当 協議会 と長期 計画 の関係 につ いて は、当 協議会 設置 要
綱 の一 部改正 で考え 方を 整理す るのだ ろう が、各 種協 議会 で重点 的に議 論し た
こ とに ついて は長期 計画 の中で も生か され るよう 、関 係の あり方 につい ては 継
続して検討していただきたい。
資料1、2 について 、昨年の9月には評 価シート を作成 し、実 績だけで な く
PDCAサイクルの観点からの評価を行ったと思うが、23 年度事業についても
継続するのか。
【事務局】 23 年度事業についても、22 年度事業と同様に、年度が替わった段階で評価シ
【 委 員】 家族ふれあ い自然体 験事業(遠野 市)に ついて、隔年の 実施と なったと の こ
とだが、公平に参加できるのか。
【事務局】 募集をかけて参加者を募る事業のため、特に不公平感はないと思っている。
【 委 員】 今年 度から来年度に かけて、緊急 待機児 対策を進めても らって いるが、 そ の
こ とに感謝し たい。 様々 な形での取り 組み を、今 後も 継続 してい ただき たい 。
また、長期計画に合わせて 24年度重点的取組の実施見込みを変更するとのこと
だ が、 今まで はこの よう な大き な計画 が出 たあと 、実 際ど う変化 してい くか が
見 えな かった 部分が ある ので、今回の よう にスピ ード 感を もって 変更し てい く
内容が示されたことを評価したい。
長 期計 画につ いて 、保育 サー ビスに 対す る費用 負担の 在り 方に関 する記述 が
あ った が、そ のこと は検 討しな くてよ いの か。グ ルー プ保 育室の 保育料 は、 認
可 保育 所に比 べてか なり高く、多少な りと も認可 保育 園の 保育料 が上が るこ と
で グル ープ保 育室の 保育料が下がるこ とが考えら れる ので あれば 、様々 な意 見
は ある と思う が、長 期計 画に記 載され てい ること もあ り、 早めに 検討す るこ と
が必要ではないか。
【 事務局】 市の 手数料 ・使用料 の改定が4年に1度 行われる ことに なって いるが、 平 成
24 度はその年に該当していない。保育料については認可保育所・認証保育所・
グ ルー プ保育 室等で 、そ れぞれ 金額設 定が 異なる 。延 長保 育等一 部例外 はあ る
が 、認 可保育 所は応 能負 担でそ の他の 施設は応益 負担 とい う原則 である 。そ の
ような形で保育料が異なるということは課題だと認識はしている。「子ども・子
育 て新 システ ム」の 動向に留意しなけ れば ならな いが 、保 育料に ついて 見直 す
時期が来ているとは思っており、内部で検討することになれば報告したい。
※平成24 年度は手数料・使用料の改 定の 年で は な い と発 言 し まし た が 、誤 り で す 。
24 年度は改定について検討する年に該当しておりますので、訂正いたします。
【委 員】 長期計画の書き込みについて、修正してもらい感謝している。
小学 生の放 課後施策 推進協 議会に ついて 、複数回 非公開 で実施 されてお り 、
また、専門部会に関しては全て非公開で、議事録もかなり抜粋されているため、
中 身の 議論が 見えて こず 、しっ かりと 議論されて いる か不 安があ る。あ まり 議
論が進んでいないように感じるが、ご意見を伺いたい。
【 事務局】 小学 生の放 課後施策 推進協 議会の事務局 としては、専門 部会で は率直な 意 見
が 交わ されて いると 認識してい る。現 在、 専門部 会で 議論 された ことに つい て
は 、骨 子とい う形で 本体の協議 会に報 告し ている 状況だが 、学童 とあそ べえ 両
方 の専 門部会 員が一 同に 会する場で肉 付け をし、 その中で 議論が 深まっ てい く
ものと思っている。
【委 員】 登録制による子育てステーション制度の導入について、「試行」「モデル事業」
会の設置について、他の委員よりご意見・感想をいただきたい。
【事務局】 試行の段階では、携帯電話を使用したメルマガのようなシステムを検討して、
そ の部 分だけ を試行 する ことを予定し てい たが、 実際には その後 の検討の中 で
試 行に は至っ ていな いと いう現 状であ る。 来年度 予定して いるモ デル事 業に つ
いては、実際にステーション制度の中で想定している、保育園・0123 施 設 ・
幼 稚園の3つ の子育 て支 援施設 のうち 、い くつか の施 設を ピック アップし、 そ
の 施設で 予定 してい るサー ビス内 容を モデル として実 施する とい うこと である 。
【委 員】 幼児教育振興研究委員会の設置については、幼稚園における幼児教育の振興
という ことを前提に、 市と会 議で意 見交換 をさせて もらえ るとい うことで 、 大
変ありがたいと思っている。誠意を持って話し合いたい。
【委 員】 できれば市民も傍聴できるような場を設定できるよう検討していただきたい。
【会 長】 委員会での検討結果によっては、25 年度からその内容に沿って体制等が変わ
るということか。
【 事務局】 委員 会の具 体的な内 容につ いては検討段 階だが、幼児教 育その ものにつ い て
は それ ぞれの 私立幼 稚園で建学の精神 があるため 、直 接的 ではな く、市 とし て
ど うい った関 与がで きる のか、市全体 の観 点から 検討する という 形をとり、 そ
の 方針に従っ て取り 組み たい。認定こ ども園の開 設や 、子 ども・ 子育て 新シ ス
テムの動向にも留意して検討していきたい。
【会 長】 市民の傍聴についても検討していただきたい。
【 委 員】 資料2の桜 堤地区に おける 児童数 増加に 対する対 応につ いて、 すでに学 童 ク
ラ ブで は対応 しても らっ ており、資料 に記 載して もよ いの ではな いか。 非常 に
早く対応してもらい、感謝している。
【 委 員】 資料1の情 報発信の 充実に ついて 、これ は学校か ら保護 者の携 帯電話に メ ー
ル を送 信する という こと か。ま た、保 育園・幼稚 園に つい ても保 護者と の連 絡
の取り方について検討していただきたい。
【 事務局】 メー ルにつ いては、 携帯電 話に限らず、 パソコンのアド レスも 設定でき る 。
東 日本 大震災 の発災 時も 、通話は繋が りに くいが イン ター ネットは比較 的繋 が
り 、ツ イッタ ーのよ うな ものは重宝し たと聞いて いる 。パ ソコン のアド レス も
設定できるので、各校個別の情報を得ることができる。
【 事務局】 あく まで連 絡手段を 複数用 意する という 考えのも と、施 策とし て取り上 げ た
とご理解いただきたい。
【 委 員】 一番 繋がり易かった ものはラジオ ではな いかと思うので 、FM むさしの の 有
効活用についても加えていただきたい。
【事務局】 市では防災計画の全面的な見直しを進めている。、情報発信の多チャンネル化
を し、 情報の 質と届 け先 を明確にして 適確に分析 した うえ で、一 番適切 なメ デ
【事務局】 ラジオについては、FMむさしのと協力し、月に一回、各小学校順番に、「子
ど も放 送局 ラジオ でG O!」 という 番組を制作 して いる 。企画 から台 本ま で
す べて子ども たちで 作成する番 組で、 児童がラジ オに より 関心を 持てる よう 取
り組んでいる。
【 委 員】 保育 園に関 しては、 4月、 7月、3月に 市と保護 者の懇 談の場 を設けた 。 4
月 は発 災当時 のお互 いの状況等 の情報 交換 から始 め、 7月 は当時 の市の 対応 の
説 明と 、意見 交換を 行っ た。保 護者か らは 、イン ター ネッ トを使 っての 情報 発
信 が重 要とい う意見 があ ったが、情報 さえ得られ れば 安心 すると いう傾 向が あ
る よう に思い 、実際 それ すらで きない 状況で、子 ども自身 の安全 確保は どう す
る のか、そこ まで気 持ち が至っ ていな かっ たと感 じた。3 月には 施設・ 設備 の
耐 震強 度や、 地域の 避難 所等に ついて 、ま た、避 難所の運 営につ いてま で意 見
が 及び 、地域 住民と して自分た ちに何 がで きるの か考 える ように なって きて い
る 。率 直な意 見交換 がで き、よ い関係 が築 けてい ると 思っ ている 。最終 的に は
ア ナロ グ手段 に頼ら ざる を得な いとい うこ とを保 護者も認 識して きてい ると こ
ろである。
【 副会長】 重点 的取組5、学び の基盤づくり につい てだが、小学校 を中心 に、若く 経 験
の 少な い教員 の割合 が高 くなっ ている 。そ のよう な教 員が 校務・ 指導と も責 任
を もっ て進め なけれ ばな らない場面が 出て きてい るの が現 状であ る。そ んな 教
員 が実 際に業 務に取 り組 む際に欠けて いる 知識等 を補 うた めの研 修、そ の教 員
の ニー ズにあ った研 修が 東京都 やその 他の 研修施 設に 直ち に用意 されて いる わ
け では ない。 そうい った場合には、職 員研 修の充 実で 記載 されて いるO JT の
よ うな ものが 重要に なる が、業 務を進 めて いく中 で必 要な 研修内 容を、 学校 の
組 織的な力で 、校内 の努 力で補い、教 職員が互い に資 質を 高め、 能力を 身に 付
けていくということが求められており、力を入れていただきたい。
【 会 長】 多分 野に渡 り、市は 迅速に 対応し ている との意見が委員 からあ ったが、 P D
C Aサ イクル を考え なが ら行政を進め る中 で、市 民の 意見 や意向 などに も常 に
配慮し、様々な点で行政と協力していきたい。
③ 東日本大震災により当面の対応として実施した事業について
事務局より、資料3について説明、次の討議が行われた。
【 委 員】 市内には保 育園や幼 稚園等 があり、そこ に多くの子ども たちが 通ってい る 。
と かく計画を 立てる 際に 縦割りになり がち であり 、地 図に 私立幼 稚園が 載っ て
い ても、そこ にどの よう な子ど もたち が通 ってい るか 見え づらい 部分が ある 。
も防災計画を立てる際には留意していただきたい。
4 その他
① 武蔵野市子どもプラン推進地域協議会設置要綱の一部改正について
事務局より、資料4について説明
② 今後のスケジュールについて
【 事務局】 本日 示した資料①、 ②につ いては、以前 当協議会でご意 見いた だいた点 も 踏
まえ、新しくシートを作成し、評価したものを次回6月の協議会で示したい。
③ その他
事務局の人事異動内示について説明