第25回長野市介護サービス向上検討委員会会議報告
※ 会議資料は、介護保険課( 第二庁舎1階) または行政資料コーナー( 第一庁舎
1階) にて閲覧できます。
日時 平成22年3月26日(金) 午後1時30分∼3時30分
場所 市役所第二庁舎7階 会議室23
出席者 委員9名
事務局4名
報告事項
(1)介護あんしん相談員選考結果について、事務局から報告。
(2)介護あんしん相談員の活動について、事務局から報告。 委員長:
相談員さんの立場からどうですか。 委員:
私は男性で相談員をしておりますので、なるべく男性の方に関わるようにしたりして おります。施設側で職員では直接聞きにくいことがあって、施設の中で私共に聞いても らえないかということでアンケートを何人かの方に聞き取りをしたことがあります。そ ういうことがスムーズに行えればよいかとも思います。
委員長:
なかなか施設の方に要望を伝えにくい利用者の方がいらっしゃるようで、そういう方 に相談員さんが関わることで声が届くということが大切ですね。他にはどうですか。 委員:
相談員をやって 5 年たちますが、利用者と施設とのつながり、信頼関係を築くことが 第一だと思います。その中から気づいたことを繋げていく、持ち上げていく、拾い出し ていくことが一番の基本だと思っています。毎月相談事例が上がってくるが、それぞれ の相談員さんで見方が違ってくる。他の相談員さんがどう感じるか、違いがありまして、 気づき、信頼関係、繋がり、この3つにつきると思います。問題があった場合どう対処 して良いか不安だし、相談する機会もなかったので、これからは相談の場所、情報の共 有化を行政の方で進めていただければもっと意識が上がるのではないでしょうか。 委員長:
相談員さんの中での共通に話し合う機会をしっかりと設けて、課題は統一して解決し
ていける場を設けていければと思います。要望としてあげさせていただきたいと思いま す。これから施設も増えていくので、どのように利用者の声を聞くか、そこの工夫は必 要になってくるかと思います。
協議事項
(1)介護サービス利用実態調査について、事務局説明。 委員長:
在宅サービス利用者対象のものと、施設サービス利用者対象のものと、かなり大掛か りで費用もかかるものですから、いかがでしょうか。調査の目的もはっきりしています が、設問や内容について何かありますか。調査方法について確認ですが、対象者宛に郵 送ですが、ケアマネさんが介在するということはないですか。
事務局:
利用者本人の住所へ送る予定です。 委員長:
回答するのがどなたですか、というのは設問にあるので、回答したのが家族か本人か わかるので良いと思います。ただ、心配なのは一人暮らしで面倒くさい人を含めて回収 率が下がるかなと、あと設問が多いので嫌がられるかなというのもあるが、その辺はど うですか。想定回収率65%とかなり多く見込んでいますが、根拠はありますか。 事務局:
過去の調査の実績から想定しています。 委員長:
前もっての広報などで調査への御協力をお願いするなどしてクリアする方法がある かなと思います。
委員:
聞き取りと違って書くというのはどうかなと思います。家族の手助けが得られないか と思いますが。
事務局:
利用者本人のご住所に送りますが、ご家族が見ていただければありがたいと思います。 委員長:
回収率に繋がるか、設問数が少し多めなので、これは削ってもというのがあればと思 いますが。問10の収入については、何のために聞いているのですか。
事務局:
問26の報酬改訂の影響に関する質問の軸として使用したいと思っています。 副委員長:
問10の質問の区分はどのように決めたのですか。 事務局:
高齢者世帯の収入に関する別の調査結果を参考に、一つの区分がそれぞれ 20%から
30%になるように区分しました。 委員長:
収入を聞くという意味は、介護報酬改定の影響が収入によって違いがあるという仮説 があるからですか。いきなり収入を聞くというのは結構抵抗感があると思うが。金額で なく年金の種類などで判断するなどの方法もあるが。
委員:
収入なんか市でわかっているのではないか、という思いもあると思うが。 事務局:
問10については私共も迷った部分はあるが、介護の利用が限度額に対してどの位利 用されているかという統計は出ていて、約半分くらいで 40%台となっている。介護報 酬の改訂で自己負担が増えて影響してきている、サービスの利用を減らした、負担が厳 しいとかという調査結果もある。報酬改訂の影響がどの位の収入の方まで負担感を感じ ておられるのか、長野市の実態として収入に応じてどの程度のサービスが受けられるの か、どのような負担感を感じられているのかというのを知っておきたいというのもあり、 今回実感もあわせてお伺いしたい。低所得者対策などは市町村レベルではきちんとやり にくいところもあるが。ただ聞くのではなく、こういうことでお伺いするということを きちんと入れておくことも必要かと思う。
委員:
収入の種類からお伺いするのはどうか。 事務局:
問26の中で負担感については最低限聞いておきたいが、収入の項目があれば、より 詳細にできるかなと。場合によっては収入の部分は削っても、一定の目的は達成できる だろうという考え方はあります。収入の種類だけだと、多い人も少ない人もいるのでち ょっと弱ったなという感じです。
委員:
介護に使った費用がどの収入からかという、それだけでいいのではないか。 事務局:
それでわかるかどうか。 委員:
それなら、問26のところで聞いたほうが何のために聞かれているのかわかると思う。 またはこういうために聞いているということをはっきりと記載しておいた方がわかり やすいのでは。
委員長:
収入を聞くことは意味のあることだけれど、どういう聞き方をするかというところだ と思う。
事務局:
この件は検討させて欲しい。また修正したものを改めて郵送でご意見をお伺いしたい。
委員:
ページをまたいだ場合などは、お年寄りにわかりやすいような記載を希望します。も うちょっと親切な書き方が良いと思います。
事務局:
同じような箇所について修正させていただきます。 委員:
問22から急に記載方法が変わっていて書きにくいのではないでしょうか。 委員:
問21 まではすらすらできたが、問22 からは表に書くようになっている。それが頭 の一行の言葉だけではわかりづらいと思うが。高齢者の方はどこへ○ をしてよいのか迷 うと思う。また「通所介護」は通常「デイサービス」と言っているので、括弧がないと わからないと思う。
委員長:
回答する人の側のことを考えて表現してもらうということと、問21までと揃えてい くことと、どういうレイアウトにするかは、業者の方と考えてもらうことになると思う が。
委員:
確かに「通所介護」という言葉は専門的な言葉だと思う。わかりやすく括弧で書いた 方がよいと思います。
委員:
問22は答えやすい問題ではなく、まとめやすい問題ということですね。 事務局:
確かに、専門的な用語はなるべく使わない方がよいと思います。問22から極端に変 わっていますのでわかりやすい体裁にしたいと思います。ご指摘ありがとうございまし た。
副委員長:
「やや満足」「やや不満」などというのは必要なのか。今まで3択できたのに、何か 統計上必要があるのですか。
事務局:
理由はありません。 委員:
不満の理由欄であるが、家の年寄りが満足しているかどうか考えた時に、実は満足し ていないのだが不満の理由があてはまらない。ただショートステイに行きたくないだけ なのだ。年寄りの立場から考えてみて欲しい。
委員長:
確かにそういう場合はその他の欄の記載となるだろうが、高齢者自身で書く場合はむ ずかしいかもしれない。他にありますか。
委員:
問3の「あなたの要介護度」について、要支援の項目がないのはどうしてですか。 事務局:
要支援の方のケアプラン作成者は要介護の方と違い地域包括支援センターが担当す るようになっていて、市町村の職員か又は市が委託したケアマネである。今回の調査で は通常の居宅介護支援事業所に対する満足度調査ということで、要介護以上の方対象と いうことで、あえて切り分けさせていただいた。実際要支援の方の中でサービスを利用 されている方の割合は認定されている方の半数にならない、2,000人位であるため、そ の中から抽出するとなるとかなりサンプルが減ってしまうので、こうさせていただいた。 委員:
それでは、この「その他」の項目はどういう人が該当するのですか。 事務局:
抽出から調査まで時間差があるので、そこで要支援に変わってしまった方のための選 択肢となっています。
委員:
そうすると、このアンケートは記入した現在の状況で回答するということですか。 委員長:
抽出は6月でも届いたのが9月だとすればその時点で回答いただくということですね。 委員:
問23だが、「不満や困りごと」について、問22ですべて満足した人はどうしたら良 いのか。
事務局:
「不満を感じた方にお伺いする」という一文を追加したいと思います。 委員:
また、この項目にはやはり期日はあるのですか。結構昔のことまで思い出してしまう 人もいると思うが。
事務局:
やはり「ここ数ヶ月」ということで区切った方がよろしいですね。あまり昔のことを 書かれても困ってしまいますので。注釈をいれるようにいたします。
委員長
問22については、現在利用しているサービスについて聞くということですね。 委員:
不満と困りごととは全然違うと思う。不満について聞いているのでは。困りごとが突 然入ってくるのはどうでしょうか。
委員長:
不満を感じた時にどういう所が窓口になっているのか、そういうことを聞きたいので すね。とりあえずご意見としていただいて、施設サービス利用者対象の調査については
どうですか。方法としてあんしん相談員さんへの聞き取り調査とありますが。事前に聞 き取り可能な方を聞いたところ、約2割の方に聞き取り可能ということなのですね。 委員:
これは施設の方に事前のこういう調査内容だと知らせておくのですか。施設の方は認 知症のない方や、比較的安定している方を選んでくると思うのですが、調査をする場所 にもよると思います。個室でやる場合と廊下でやる場合とでは違う。職員の方がいない 所だと本当のことを言ってくれるが、今日こういう調査をするとかまえられると、なか なか本音がでて来ないようです。施設の方がどういう対応をされるか、お話をしておい て欲しいです。また、「施設や設備などは清潔だと思いますか」と言われても何が清潔 なのかわからないと思います。「きれいかね」とかもう少し砕いた言葉の方が回答しや すいのではないでしょうか。
委員:
「事業者」という言葉は利用者の立場からは何をイメージするのか。直接お世話して くれている職員のことは事業者とはみていないと思う。もっと言えば「サービス」とい う言葉もわからない。利用者にとっては「お世話してもらっていること」であって、も っと砕いた言い方でないとわからない。あんしん相談員の方は話し言葉でやってくれる と思うので、その言葉で書いて欲しい。
委員:
聞き取る側の研修をしっかりやれば、いいのではないでしょうか。「言葉づかいや対 応が親切ですか」というのが、普段世話をしてくれている人のことか、それとも施設全 体のことなのかさえ明確になれば良いのでは。「人権やプライバシーの保護に配慮して いると思いますか」というのは聞きたいことなので、聞き方をこうしましょうというこ とがわかっていればいいと思います。
委員:
ここは誰が見てもわかりやすい方が良いと思います。 委員:
もしかしたら、本人が書いてくれるかもしれないですし。 委員長:
本人が書けるなら書いてもらっても良いのでは。そうすると表現は伝わるようにした 方が良いかもしれません。その他になにか。
委員:
サービスの質の向上を考えたときに、施設で困ったときに施設の人が話しやすいかど うかということが大事だと思うのですが、困った時に話せる人がいるかどうか、この項 目がない。「希望を尊重してくれますか」と聞く前にそういうことを話せる雰囲気があ るか、だと思います。こういう設問があっても良いのではないでしょうか。
委員長:
これは確定ではないので、ご意見として伺います。その他いかがでしょうか。両方含
めて全体を通してどうでしょうか。 委員:
調査可能な入所者の名簿を依頼するとのことだけれども、質問事項を知らせないでと いうことでしたが、選ばれた人が回答できないこともあるので、施設でも内容を知らな いと選べないのではないでしょうか。
委員:
この氏名というのは、対象者が一人しかいないところもあるが。そうするとその人が 書いたとすぐわかってしまうが。
委員:
言いつけた感があるのでは。調査後すぐに封筒にいれてもらえれば良いが。 委員:
あんしん相談員だから施設に言えないことも話してもらえるということでやってい る。施設がどうのこうの、個人がどうのこうのでなく、全体がどうかということがわか れば良い調査だと思う。
委員:
そういうために使われる調査だということを下の方にいれておいてもらいたいです。 委員:
調査する人が利用者にどう話すかで違ってくると思う。そこのところを意思統一した ところで調査に入っていかないと、良い結果はでないと思う。
委員:
「御協力ありがとうございました」だけでなく「今後サービス向上に役立たせていた だく」というようなことがあれば良いと思います。
委員:
それは口頭でお話すれば良いことであって、施設とか個人とかを調査するのではない。 委員:
でも抵抗感はあるかもしれません。 委員:
この程度で頭にくるようでは困る。正直に出してもらった方が良いと思う。 委員:
これは聞き取り調査をした人の名前は書かなくて良いのですか。「ありがとうござい ました」とは誰に対して言っているのでしょうか。
委員長:
あんしん相談員さんにやっていただくための手引きが付いていて、こういうふうに説 明していただいて、最後に「ありがとうございました」と伝えてください、ということ なのですね。
事務局:
全体の流れとしてはまだ未整備ですが、こういう内容のものとしてご意見をいただき
たかったのと、いずれにしてもあんしん相談員さんに聞き取り調査をしていただくとい うことですので、あんしん相談員さんの連絡会議のなかで、ハウツーものというかそう いったものを作らせていただいてお願いをしていきたい。どういう場所で行うかなどを 含めて、「ありがとうございました」だけでは何を言っているかわからないと思います ので、表紙をつけたものでやっていきたいと思います。
委員長:
調査票は施設の方に見ていただいても良いような気はするが。 委員:
調査の内容に意義があるのではなく、こういう調査をあんしん相談員がするというこ とに意義があると思います。施設との事前の打合せですとか、相談員の中での共通の認 識をもつことなど、そちらの方で指示していただくことが一番大事かと思います。 事務局:
了解しました。 委員長:
中身も意義があるということでないと。相談員さんにご苦労をかけて、お金をかけて 行うことですから。使えないデータではもったいないと思います。
委員:
聞ける人はもっと少ないと思います。 事務局:
またどの程度回収できるかやってみないとわからないというところもあると思いま す。
委員:
やることはいいと思います。 委員長:
これは統計的に処理されるのですよね。施設名や名前を書くようになっているが、統 計処理するということを調査の依頼のところに書いておいてください。プライバシーに ついてはうんぬんというのも入れておいて欲しいかなと思います。また公表はウェブ上 で主だったものについてオープンにするということも今後検討いただきたいと思いま す。調査についてはこれでよろしいでしょうか。今日たくさんご意見いただいた回答す る人が理解しやすい表現であるとか、印を回答しやすい並びとかも調整お願いしたいと 思います。ご検討いただいて修正した部分の確認が必要であれば委員さんに、できるだ け意見を反映させた形でお作りいただいて必要に応じて委員さんにご相談いただいて 進めていただきたいと思います。実態調査に向けての準備をお願いしたいと思います。 施設の方は早めにということ、在宅対象の方は委託契約をしてということですので、実 際に委託契約されたあと、もう一度委員の方に内容を確認いただいてから実施というこ とですので、10 月頃検討委員会という予定のようです。協議事項の実態調査について はこれでよろしいでしょうか。事務局の方で他に何かございますでしょうか。
事務局:
実態調査につきましては今回いただきましたご意見を参考に内容を検討させていた だきまして、修正案ができあがりましたら郵送させていただきまして、ご確認をいただ きご意見をいただくようお願いできますでしょうか。お願いします。その上であんしん 相談員さんによる聞き取り調査の方は実施させていただくということでお願いします。 次回の会議の日程ですが、業者委託の進み具合によっては開催時期が変わる可能性があ るかと思いますので、日程についてはその目途が付き次第ご連絡させていただきたいと 思います。事務局からは以上でございます。
委員長:
それでは長時間にわたりご審議いただきありがとうございました。
閉会