1 、 マクロ経済学
ゼロ金利政策・・・金利をほぼ0%にすることにより、総需要の増大や、輸出拡大による 経済成長をめざす
量的緩和政策・・・日銀の当座預金残高量を調節することで、マネーサプライを拡大し、 デフレの撲滅をめざす
*グラフの現在の数値と、大きな変化がおこっている部分に注目
3 、 開発経済
経済成長の三角形・・・1960年の所得が低い国は経済成長率が-2%(ザイール)か ら6%(韓国)と幅が大きいが、所得が上がるにつれ幅は小さく なり、最終的に1~2%(アメリカ)に収斂する
ベーシック・ヒューマン・ニーズ(BHN)・・・衣食住
4 、 ゲーム理論
トリガー戦略・・・裏切ると結果的に損になる(談合、共謀の温床になりやすい)
独占禁止法改正・・・談合の課徴金の増加(2つの企業が両方とも高価格の場合の利益を 下げる)
リニエンシー制度・・・談合を自白した企業の課徴金を減らす
コンテスタブル市場・・・退出(事業から撤退)する時、参入のために投資した資金がす べて回収でき、また hit-and-run(参入企業が既存企業から攻 撃
された時、すぐに退出する)が可能な市場
*AIR DO は参入企業が既存企業と戦い、敗北した例。しおや交通は、逆に参入企業が勝 利した例
5 、 都市経済
都市人口の比率(%)
14 C 19 C 1900 1950 1990 2007 ヨーロッパ 10 12 38 52 75 72 アメリカ 5 60 77
日本 15 15 75
巨大都市・・・人口1000万人以上の都市。1900年にはニューヨークとロンドンの みだったが、1995年には15都市になり、発展途上国にも表れた(カ
ルカッタなど)
局所化・・・一部の地域に人口や経済活動が集中すること
(例)・東アジアにおける日本(2005年)・・・面積 3.7%、人口 8.7%、GDP60% ・日本における三大都市圏(東京、大阪、愛知、兵庫、神奈川、2005年) 面積 5.3%、人口 33%、GDP47%
局所化の経済(メリット)・・・多様性(様々な物を選択できる)。多様性により、効用 関数の大きさ UP や、生産の増加(規模の経済)が見込まれる
局所化の不経済(デメリット)・・・人口増加による混雑、地価や家賃の高騰
(例)交通サービスの費用の内訳は、走行費(ガソリンと高速代)15%、車両費40%、 時間費用29%、スケジュール費用16%となっている。
混雑により、時間費用とスケジュール費用はさらに増加してしまう(解決するには、 高速代を上げて利用者を減らし、混雑を解消する)
都市間貿易・・・都市の間で人間や物のやりとりをすること(企業移転などがおこり、大 都市に人口が集中する)
6 、 産業組織
ネットワーク効果・・・消費者が増える程、利用価値が高まって商品の価値も高まる
(例:
電話は購入者が増えるほど、通話できる相手が多くなり、結果電 話の利用価値は高まる)
*ネットワーク効果が重要な市場では、①ライバルより先に市場へ参入、②消費者に財、 サービスを早く購入してもらう、③補完財とサービスの供給体制を早く確立する、の三点 が重要。
DVD戦争においては、HD-DVD は①と②を BD より先に行ったが、③を先に行った BD が勝利した
7 、 情報の経済学
値下げ競争の例(4ページ)・・・ライバル店は、自分の店が最も安値であることにより、 魅力を高めようとしている。そのため、ライバル店と
同じ値段にすれば、値下げの意味がなくなり、値下げ 競争は終了する
コミットメント・・・一人一人が、利益を出すよう工夫する 暗黙の協調・・・当事者のグループが、利益を出すよう工夫する
メカニズムデザイン・・・第三者が、利益が出るよう工夫する
(例)発展途上国の財政改善 ・「道筋」をつくる
一気にでなく、段階的に改善する過程を作り上げる ・すこしだけ「競争」させる
友好国よりも財政改善が進んだ国に対し、利益を与える ・「仲良し」を利用する
財政改善が進んだ友好国に追いつくため、利益が与えられなくても自ら財政改善のた めの努力を行うようになる
チョコとキャラメルの例(25ページ)・・・古い経済学では、情報の対称性により、全 て
の人間がキャラメルを選ぶ
8 、 数理経済
各市場の相互作用・・・米の供給減→米の値段増→パンの需要増→パンの値段増→ 米の需要増→・・・
超過需要関数・・・Z(p1,p2,p3)=(0,0,0)であるとき、需要と供給は一致している
9 、 ミクロデータの実証分析
尤度関数・・・条件付き確率(B=bであるときに、A がおこる確率)とは逆に、A がお こった前提の下で、B=bである確率を示す
最尤法・・・A がおこったという前提の下で、最もおこる確率の高い B の値を、パラメー タとする方法
ランダマイズ実験・・・プログラムへの参加・不参加を無作為(ランダム)に決めること により、そのプログラムへの実際の参加状態の平均的効果が割り 出せる
ルーカス批判・・・従来のマクロ経済学におけるケインズ経済学(過去のデータに基づい て現在の経済主体の行動を推定し、将来の政策を確定)を批判し、現 在の政策の変更が経済主体の行動に影響を与えると主張
10、国際金融
*リーマンショック(2008年9月)から2009年1月までの円・ドルレートの動き 日本人が海外投資を減らし、海外に流出した円も日本国内にかえってきたため、円高が進 む
購買力平価説・・・二国間の為替相場は、両国貨幣の対内的購買力(国内の物価)の比に よって決まるという説
円安・・・経常収支、貿易収支が黒字化する
インターバンク市場・・・コンピューターブローカーが秒単位で為替レートを予想し、利 益を上げる
*ヘッジファンドの攻撃で通貨危機になった国
タイ、メキシコなど。最近ではアイスランドが危機になって為替レートを引き下げ、現在 ではラトビアが危機に陥っている
市場の動き・・・東京では午前8時50分に様々な情報を発表するため、午前9時に取引 が活発化する(昼休みには一度取引が停滞)
*32ページ以降は、授業では説明していない。先生に聞いたら、授業でやっていない部
分は、テストには出さないっていってました