清水守也さん ・ きよみさん
6ガ ー デ ニ ン グ の 楽 し さ を 多 く の 人 に 伝 え た い ガ ー デ ニ ン グ の 楽 し さ を 多 く の 人 に 伝 え た い
第第
11
11 回 ョ シ グ ン ニ デ ー ガ と ラ バ 際 国 ウ 回 ョ シ グ ン ニ デ ー ガ と ラ バ 際 国 ウ
ガ ー デ ン 部 門 で 大 賞 を 受 賞 ガ ー デ ン 部 門 で 大 賞 を 受 賞
躍
いきいき狭山人びと狭山の元気 発見
きれいに手入れの行
き届いた庭は、その家
の人だけでなく、訪れ
た人の心までも癒して
くれます。ガーデニン
グに寄せる思いは人それぞれ
ですが、﹁第
11回国際バラとガ
ーデニングショウ﹂のガーデ
ン部門で大賞︵国土交通大臣 賞︶を受賞された清水守也さ
ん、きよみさんご夫妻も、ガー
デニングに熱い情熱を注いで
いるお二人です。
清水さんご夫妻が、ガーデ
ニングを職業として始めるよ
うになったのは、
20年ほど前
に購入した家が、庭とのバラ
ンスが取れていないことに違
和感を持ち、自分たちで造っ
てみようと思ったのがきっか
けでした。もともと、建築・土
木を仕事としていた清水さん
は、独学で、型にはまらない自
分のセンスを磨くことに精進
し、平成６年に本格的に職業
とするようになりました。
今回、９回目の出展で大賞
に選ばれた作品﹁ハッピーバ
ースデー﹂は、老若男女だれで
も１年に１回訪れる幸せな１
日を、大事に育てた植物と一
緒にお祝いしようという思い
を込めて表現しました。
﹁ガーデニングの魅力は、決
してアート︵芸術︶な部分だ
けではなく、自然との調和、 身近な庭を提案し、お
客様に長く楽しんで
いただけることです。
１・２回の出展で大賞
を受賞していたら、そ
こで満足してしまっ
て、今がなかったかも
しれません。出展し続
ける大変さもありま
したが、毎年、受験生のような
気持ちで挑戦して受賞できた
からこそ、周りの皆さんにも
喜んでもらえたし、感謝の気
持ちも沸き、人間的にも一回
り大きくなれたような気がし
ます﹂と受賞の喜びを清水さ
んは語ります。
また、きよみさんも、ガーデ
ニング教室の講師をしてい
て、その際に、受講者の皆さ
んに話すことは、﹁ガーデニ
ング﹂の﹁ガ﹂は、﹁がんばらな
い﹂の﹁が﹂ということです。き
れいな庭を造っても、手入れ
が大変だと思われるのではな
く、手入れを楽しめる庭が、理
想の庭だそうです。たくさん の人にガーデニングを楽しん
でもらえるよう、ＰＴＡの集
まりや小中学校でも出張教室
を行っています。
最後に、清水さんは、こう語
ってくれました。
﹁これからも、自分のセンス
を磨くことを怠らず、身近で
おしゃれな庭を提案していき
たいと思います。庭ができて、
地域の交流や心の癒しに、少
しでも役に立てれば、私たち
も楽しんで仕事ができます﹂
清水さんご夫妻は、今後も
ガーデニングショウにチャレ
ンジを続けていく意欲をお持
ちで、ますますの活躍が期待
されます。
(有) 清水工業 ガーデン （狭山台）
これからも情熱を持ってチャレンジし ていきます
ガーデニング教室の様子 きれいな作品ができました 大賞（国土交通大臣賞）受賞作品「Happy Birthday」
広報さやま 2009.7月号
7
ゆ う ゆ う 会
V ol .335
市民みなさんの声
み ん
なでつな ぐ
市民リレー
私は、小学校を卒業す
るときに、担任の先生か
らいただいた、きれいな
箱 の オ ル ゴ ー ル を 大 切
にしています。あれから
もう半世紀が過ぎました
が、故障することもなく、
そっとふたを開けると、今でも美しいメロ
ディーが優しく私の心を包みます。当時、幼
心にも先生の真心がうれしくて、卒業して
先生と別れるのがとても悲しい気持ちに なったことをおぼえています。 あわただしい今の生活にな
っても、このオルゴールは時
を止め、遠く懐かしい子ども
時代をよみがえらせてくれる 私の大切な宝物なのです。
次回は、友人で青柳にお住
まいの方をご紹介します。
大 橋 千 代 子 さ ん （入間川在住） 私の宝物 …
遠く懐かしい思い出の箱
五木の子守唄を奏でる 懐かしいオルゴール
私たちは、入間公民館︵現在
の入曽公民館︶で開催された
男性講座の受講生が、せっか
くできた仲間が、講座が終了
して、別れるのは惜しいとい
う気持ちから、平成
11年に結
成した男性サークルです。
会の名称は、﹁友﹂﹁遊﹂﹁余
裕﹂﹁悠々﹂という言葉を連想
して名づけました。毎週グラ
ウンドゴルフで健康維持を
図ったり、勉強会や施設見学
会、料理教室などを行ってい
ます。また、自らの経験を地域
に還元する目的で、これまで、
社会福祉協議会の配食サービ
スのお手伝いや年金講座など
を実施してきました。
一般的に男性は、退職後、地
域に溶け込むことが難しいと
言われますが、私たちは、仲間
の和と協調性を重視している
からこそ、ここまで長く続け
られているのだと思います。
会の事業として、７月
17日
の
13時 30分から、入曽公民館
でエコ講演会を開催します。
参加申し込みは不要ですの
で、皆さんお気軽にご参加く
ださい。
問合せ海老澤正さんへ
☎２９５９︲７６８６
和と協調性を重視して、地域活動にかかわっています
私が母のように慕う方で、介護を
必要とし入院生活を余儀なくされて
いる女性がいます。自らの置かれた
境遇に嘆くことなく、日々の生活を
努めて明るく前向きに過ごしてい
て、その姿勢にいつも感心させられ
ています。その方は、病院のスタッフ
の方とのふれあいや、窓から見える風景などを短歌に
しているのですが、その作品がとてもすばらしく心に
響き、いつも穏やかな気持ちにさせられます。
「嘗てなき この安らぎをおぼえしは 菩薩と語り限
りなき愛」この作品は、窓から見えるところに頼み仏が
あり、近隣の方々が手を合わせる様子に心を動かされ、
短歌に詠んだものですが、ほかにも多くの作品を作ら
れています。今では、病院の方々の理解もあって、施設
内に掲示することができ、本人もとても喜んでいます。
病と戦い不自由な生活の中にも、俳句や絵画などの
趣味を生きがいにされている方は多いと思いますの
で、作品を展示したり発表できる場を設けていただけ
ないものでしょうか。出展や発表することで、作者自身
の生活がより豊かなものになればと願っています。
作者の人生に彩りを添えるために
市の考え方
貴重なご意見ありがとうございます。
現在の境遇を真摯に受け止めて､入院生活を送りなが ら、おおらかに､日々明るく前向きに創作活動に励む姿 勢に敬服します｡市では今年の秋､市役所１階エントラ ンスホールで「狭山市シニア趣味の作品展｣を開催する 予定ですので、ぜひ、ご出展いただければと思います。 今後も、市民の皆さんのご意見に耳を傾けながら、さま ざまな機会を提供していきたいと考えています。
担当 高齢者支援課 堀 江 と み 子 さ ん
（中央在住）
皆さんの「声」をお待ちしています。 お寄せいただく際は、住所、氏名、電話 番号をご記入ください。 2954‐ 6262㈹ koho@city.sayama.saitama.jp
