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観光地形成促進地域制度パンフレット(日本語版web用)

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(1)

沖縄県

OKINAWA

(2)

Ⅰ観光地形成促進地域の概要

(1)制度の目的・概要

 観光地形成促進地域は、沖縄振興特別措置法(以下「沖振法」)に基づき、高い国際競争力を有する魅 力ある観光地の形成を図るため、国内外からの観光旅客に対応した観光関連施設の整備を促進するこ とを目的とした制度です。

 沖縄県では、沖新法第6条に基づき、平成24年7月31日に「観光地形成促進計画」を作成しました。 この計画において、沖縄県全域を「観光地形成促進地域」として定め、当該地域内において民間事業者 が特定の集客施設(以下「特定民間観光関連施設」)を新設・増設した場合、国税の投資税額控除や地方 税の減免、沖縄振興開発金融公庫の低利融資など特例措置を受けることができます。

(2)特定民間観光関連施設とは

 観光地形成促進地域制度による特例措置の対象となる特定民間観光関連施設は、次の①~⑤のとお りです。なお、宿泊施設は特定民間観光関連施設に該当しませんが、沖縄振興開発金融公庫の低利融 資制度の適用が受けられます。

①スポーツ・レクリエーション施設

庭球場、水泳場、スケート場、トレーニングセンター、ゴルフ場、遊園地、野営場、野外アスレチッ ク場、マリーナ、ダイビング施設、ボウリング場

②教養文化施設

劇場、博物館、美術館、動物園、植物園、水族館、文化紹介体験施設

③休養施設

展望施設、温泉保養施設、海洋療法施設、国際健康管理・増進施設

④集会施設

会議場施設、研修施設、展示施設、結婚式場

⑤販売施設

販売施設は沖振法第8条第1項に規定する要件を備えた施設が対象です。また、販売施設として税 制を活用するためには、事前に県知事の指定を受ける必要があります。

宿泊施設

宿泊施設は税の優遇措置の対象となりませんが、宿泊施設に附属する上記①~⑤に該当する施設に ついては、税の優遇措置を受けることができます。

(3)対象事業者

 課税免除の対象となる事業者は、沖縄県内において対象施設の新設・増設に係る設備の取得価額が1,000 万円(事業所税は1億円)を超える法人(国税は青色申告を提出している法人)又は個人です。

(4)適用対象期間

(3)

③適用される税目

対象施設

国税 地方税

低利

融資 知事指定 法人税

(投資税 額控除)

県税 市町村税

事業税 不動産取得税 (大規模償却分)固定資産税 事業所税固定資産税

【スポーツ又はレクリエーション施設(11施設)】

庭球場 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

水泳場 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

スケート場 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ -

トレーニングセンター ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

ゴルフ場 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

遊園地 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

野営場 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

野外アスレチック場 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ -

マリーナ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

ダイビング施設 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

ボウリング場 - ○ ○ ○ ○ ○ ○

【教養文化施設(7施設)】

劇 場 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

博物館 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

美術館 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

動物園 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

植物園 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

水族館 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

文化紹介体験施設 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ -

【休養施設(4施設)】

展望施設 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

温泉保養施設 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

海洋療法施設 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

国際健康管理・増進施設 ○ ○ ○ ○ ○ - ○ -

【集会施設(4施設)】

会議場施設 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

研修施設 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

展示施設 - ○ ○ ○ ○ ○ ○

結婚式場 - - - - - ○ ○ -

【沖縄県知事が指定する販売施設】

販売施設 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

【宿泊施設】※低利融資のみ

(4)

(4)税制の対象範囲

 対象施設の範囲は、取得した家屋又は構築物を構成する減価償却資産のうち、当該特定民間観光関 連施設として利用に供される場合に限られ、事務所や宿舎、宿泊施設、駐車施設、遊戯施設、飲食店、 物販施設(テナント等)は対象となりません。

 また、対象施設の一部の施設については法令等により施設要件が規定されています。

【対象施設の範囲(イメージ)】

※ 対象施設(B)に 加え、共用部分(C)についても特定民間観光関連施設としての利用に供され

る場合は課税免除の対象となる可能性があります。

※ 宿泊施設内に整備した会議場施設やプール等は対象施設(B)に該当します。

※販売施設は、面積要件(3,000㎡超、附帯施設が概ね1/4以上)があります。

※ 事業所税は、建物の面積要件(対象施設が全体の1/2以上)及び構築物の取得価額要件(取得

価額総額の1/2以上)があります。

【施設要件の定めがある施設】

スポーツ・レクリエーション施設

①トレーニングセンター 

 主として重量挙げ及びボディービル用具を用い室内において健康管理及び体力向上を目的とし た運動を行う施設。

②遊園地

 メリーゴーラウンド、遊戯用電車その他の遊戯設備を設け、主として当該設備により客に遊戯 をさせる施設。

③野営場(キャンプ場)

 野外における宿泊を主目的としたレクリエーションの用に供するための施設で、管理施設、炊 事施設、テントサイト、汚水処理施設及び便所を備えたもの。

④野外アスレチック場

 スポーツ又はレクリエーションの用に供するため、材木、ロープ等で組み立てられた相当数の 遊戯設備が自然の地形等を利用して配置された施設で、管理施設及び休憩所を備えたもの。

⑤ダイビング施設

 海洋でダイビングを行う者の利便の向上のために設置される施設で講習室(実習用プールを含む。) を備えたもの。

事務所等(A)… 対象外

(宿泊施設(客室等)、飲食施設、テナントなど)

対象施設(B)

・対象施設の用に供する  家屋及び構築物

・取得下限額1,000万円

(5)

教養文化施設

①文化紹介体験施設 

 自然、伝統的な美術品、工芸品、園芸品若しくは生活文化、伝統芸能若しくは歴史資料を映像 により紹介するための施設。又は伝統的な美術品、工芸品若しくは園芸品の製作の体験若しくは 伝統的な生活文化の体験のための施設。

休養施設

① 展望施設 

 高台等の自然の地形を利用して、峡谷、海岸、夜景等の景観を鑑賞させるための施設で、展望 台を備えたもの。

② 温泉保養施設(宿泊施設内に整備された施設含む) 

 温泉を利用して心身の健康の増進を図ることを目的とする施設で、温泉浴場、健康相談室(医師、 保健師又は看護師が配置されているものに限る。)及び休憩室を備えたもの。なお、温泉浴場、健 康相談室及び休憩施設は名称の如何を問わず、それぞれの用途に利用される部屋であること。ま た共用部分を除き、それぞれ構造上区分されていることが必要。

③ 海洋療法施設

 海水、海藻、海泥その他の海洋資源を利用して治療、心身の健康の増進又は研究を行うための 施設で、浴場、マッサージ施設及び休憩室を備えたもの。

④ 国際健康管理・増進施設

 次の全ての要件を満たす場合に対象となる。

・病院又は診療所と連携して心身の健康の増進を図ることを目的とする施設であること。 ・ 通訳案内士、地域限定通訳案内士又は沖縄特例通訳案内士その他これらの者と同等以上の通訳

に関する能力を有する者であって、外国人観光旅客の施設の円滑な利用に資する知識を有する 者が配置されていること。

・浴場又はプール、有酸素運動施設又はトレーニングルーム及び健康相談室を備えていること。

集会施設

① 会議場施設(宿泊施設内に整備された施設含む)

 複数(2以上)の会議室を有する施設で、会議に必要な視聴覚機器を備えていること。なお、共 用部分を除き、各会議室は構造上区分されていることを要し、パーテーションで仕切られた場合 は複数として取り扱わない。

 会議に必要な視聴覚機器は会議室の数と同数以上を常備していること。ただし、視聴覚機器を 各会議室に固定することは要しない。

② 研修施設(宿泊施設内に整備された施設含む)

 複数の講義室を有する施設で、実習室及び資料室を備えたものをいう。複数とは、2以上の講 義室並びに実習室に加えて、資料室を有する施設であることを要する。

(6)

販売施設

 沖振法第8条第1項に規定する以下の要件を備えた施設が対象となります。

販売施設については沖縄県知事の指定を受ける必要があります。指定申請に係る事務手続きは、沖 縄県産業振興公社又は沖縄県観光整備課までお問い合わせください。

要件1

 小売施設、飲食施設及び附帯施設により構成されていること

      「附帯施設」とは、小売・飲食施設以外の集客施設で、スポーツ・レクリエーション施設、 教養文化施設、休養施設、集会施設又は観光情報発信施設などの機能を備えた施設を指す。

要件2

 同一の事業者が小売施設及び飲食施設を設置していること

要件3

 小売施設及び飲食施設の床面積の合計が概ね3,000㎡以上あること

要件4

  附帯施設の床面積の合計が小売施設及び飲食施設の床面積の合計の概ね

4分の1以上あること

《対象となる販売施設のイメージ》

《ポイント》

複合型の商業施設等で、販売施設としての4要件を満たさない場合でも「スポーツ・レクリエーショ ン施設」、「教養文化施設」、「休養施設」、「集会施設」の適用要件を満たした施設を整備した場合、当 該対象施設の部分について税制優遇を受けられる場合があります。

(5)対象とならない施設

なお、以下の事項に該当する施設は、当該優遇措置の対象施設から除外されます。

【法人税】

① 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律第2条第1項に規定する風俗営業及び同条第5 項に規定する性風俗関係特殊営業の用に供するもの

② 会員その他の当該施設を一般の利用客に比して有利な条件で利用する権利を有する者が存する施設(当 該施設の利用につきその利用料金を除き一般の利用客に会員等と同一の条件で当該施設を利用させ るものである旨を当該施設の利用に関する規程において明らかにしているものを除く。)

③ 宿泊施設に附属する施設で、当該宿泊施設の利用者が主として利用するもの(温泉保養施設、国際健 康管理・増進施設、会議場施設、研修施設にあっては、当該温泉保養施設等の利用につきその利用 料金を除き一般の利用客に当該宿泊施設の利用者と同一の条件で当該温泉保養施設等を利用させる ものである旨が当該温泉保養施設等の利用規程において明らかにされており、かつ、インターネッ ト等により容易にその旨の情報を取得することができるものを除く。)

【地方税】

① 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律第2条第1項に規定する風俗営業若しくは同条 第5項(第6項)に規定する性風俗関係特殊営業(店舗型性風俗関係特殊営業)の用に供するもの ② 会員その他の当該対象施設を一般の利用客に比して有利な条件で利用する権利を有する者が存する施設

事務所等

小売施設(A)

飲食施設(B)

附帯施設(C)

(7)

(6)税制優遇の概要

税の種類 対象事業者 税制優遇措置の概要

(投資税額控除)法人税

新・増設した対象施設を構成する機械及 び装置、建物及びその附属設備並びに構 築物の取得価額が1,000万円を超える青 色申告法人

・ 機械・装置の取得価額の15%、建物・附 属設備・構築物の取得価額の8%を法 人税額から控除

・ 取得価額の合計額は20億円を限度、 税額控除は法人税額の 20% を限度 (繰越税額控除4年間)

事業税

新・増設した対象施設を構成する機械及 び装置、建物及びその附属設備並びに構 築物で取得価額の合計が1,000万円を超 える法人

・ 新設・増設に係る事業税の課税が5年 間免除

・ 新・増設した施設に直接従事する従業 員数で按分

不動産取得税

対象施設の新・増設に伴い新たに取得し た土地・家屋の取得価額の合計が1,000 万円を超える法人又は個人

・ 新・増設に係る不動産取得税の課税免除

・ 土地については、取得の翌日から起算し て1年以内に当該土地に対象施設となる 家屋の建設着手があった場合のみ対象

・ 家屋及び土地のうち、直接に対象事業 の用に供する部分が対象となり、販売 部門や営業部門等は課税免除の対象か ら除外

固定資産税

対象施設の新・増設に伴い新たに取得し た土地、家屋、償却資産の取得価額の合 計が1,000万円を超える法人又は個人

・ 新・増設した土地、家屋、償却資産に対す る固定資産税について、5年間課税免除

事業所税

新・増設した対象施設を構成する機械及 び装置、建物及びその附属設備並びに構 築物の取得価額の合計が1億円を超える 法人又は個人

・ 人口30万人以上の都市(那覇市のみ) における事業及び事業所に使用される 家屋の新設・増設に対して課税される 事業所税のうちの年度末事業所床面積 (資産割)について、課税標準の対象床

(8)

融資のお申込の流れ

産業開発資金

中小企業資金

生業資金

ご融資の種類 資金の使いみち ご融資の限度額 ご返済期間 据置期間うち

沖縄観光 リゾート産業

振興貸付

国または県の観光関連施策に基づく整備地域 において、観光リゾート産業の振興に寄与す る事業を行う方 

所要資金の7割 25年以内 5年以内

ご融資の種類 ご利用いただける方 使いみち資金の ご融資の限度額 ご返済期間 据置期間うち

沖縄観光 リゾート産業

振興貸付

国または県の観光関連施策に 基づく整備地域において、観 光リゾート産業の振興に寄与 する事業を行う方

設備資金 7億2,000万円 20年以内

2年以内 長期運転資金 2億5,000万円 7年以内

ご融資の種類 ご利用いただける方 使いみち資金の ご融資の限度額 ご返済期間 据置期間うち

沖縄観光 リゾート産業

振興貸付

国または県の観光関連施策に 基づく整備地域において、観 光リゾート産業の振興に寄与 する事業を行う方

設備資金 7,200万円 20年以内

2年以内 運転資金 4,800万円 7年以内

雇用促進低利

「沖縄観光リゾート産業振興貸付」 が適用される方で、雇用の維持や拡大を図る場合は、当初3年間に 限り貸付金利が優遇されます。

【問合せ先】

 本店: 融資第一部 産業開発融資班 TEL. 098-941-1765 FAX. 098-941-1915     融資第二部 中小企業融資第一班 TEL. 098-941-1785 FAX. 098-941-1910

ご 相 談

お申し込み

審 査

ご 融 資

お近くの公庫本・支店の

窓口にてご相談ください。 所定の書類を提出していただきます。 どについて、詳しくお話を事業内容や計画の効果な

伺わせていただきます。

ご融資が決まりますと、ご 契約手続きをしていただ きます。

ご契約手続きが完了します と、 資金は融資対象工事 等の進捗状況により、 ご 指定の口座へお振り込み いたします。

(9)

沖縄県融資制度(抜粋)

融資条件等

資金名 融資対象 融資限度額対象資金 (据置期間)融資期間 (固定)%融資利率 保証料率 (%)※

事 

業 

歴 

が 

1 

年 

以 

上 

の 

事 

業 

一般貸付 短期的な運転資金を必要とする中小企業者 運転資金のみ 5,000 万円 1 年(6ヵ月)

2.30

0.45~1.00

売掛債権

担保貸付 他の事業者等に売掛債権を有する中小企業者 運転資金のみ 3,000 万円 1 年 0.43

経営振興資金 中小企業者、協同組合等 運転・設備資金 8,000 万円 設備・10 年 (1 年 ) 運転・ 7 年 (1 年 ) 2.15 0.45~1.00

新事業分野進出

〈※利子補給対象〉 事業転換や多角化により新たな事業分野に進出する中小企業者、協同組合等

(事業転換の場合) 運転・設備資金

10,000 万円

(多角化の場合) 運転・設備資金

7,000 万円

運転・ 7 年 (1 年 )

設備・10 年 (1 年 ) 1.70 0.35~0.75

雇用創出促進 〈※利子補給対象〉

事業拡大や多角化計画に基づき、新たに常 時使用する従業員を1名以上雇い入れよう とする中小企業者、協同組合等

運転・設備資金

8,000 万円 設備・10 年 (1 年 ) 運転・ 7 年 (1 年 ) 1.75 0.35~0.75

資金繰り円滑化借換

(対象 1)沖縄県信用保証協会の保証付き融資 を借り換える者

運転・設備資金

5,000 万円 10 年(6ヵ月)運転・設備 2.35

0.45~1.00

(対象 2)セーフティネット保証の市町村によ る認定を受け、かつ借換事業計画書を作成

しているもの 0.60

産業振興資金 (オキナワ型産業振

興貸付)

県内において、地域特性を生かした比較優 位性のある産業「オキナワ型産業」を営む中 小企業者、協同組合等

運転・設備資金

10,000 万円 設備・10 年 (1 年 )運転・ 7 年 (1 年 ) 1.85 0.40~0.80

ベンチャー支援 〈※利子補給対象〉

ベンチャービジネスを展開する中小企業者、 協同組合等

※経営革新の承認を受けた企業も対象

運転・設備資金

3,000 万円 設備・10 年 (1 年 )運転・ 7 年 (1 年 ) 1.70 0.35~0.75

※ 平成29年4月1日時点(融資条件等については、年度途中で変更する場合があります。)

【問合せ先】

 沖縄県商工労働部中小企業支援課 TEL. 098-866-2343 企業所在地の各商工会・商工会議所  沖縄県信用保証協会 TEL. 098-863-5300

融資のお申込の流れ

(例:産業振興資金〈オキナワ型産業振興貸付〉の場合)

認定申請 認定 保証依頼

保証承諾

原資預託 融資実行

融資申込  斡旋申込

※観光産業のみ

(10)

経済金融活性化特別地区(宿泊業・娯楽業、名護市のみ)

従来の金融特区を抜本的に改組し、沖縄における経済金融の活性化を図るための多様な 産業の集積を促進し、「実体経済の基盤となる産業」と「金融産業」を車の両輪として、沖 縄の経済金融を活性化

目指す姿

◆地区:名護市(H26.4.10指定)

◆対象産業:金融関連産業、情報通信関連産業、観光関連産業、農業・水産養殖業、製造業等  ※観光関連産業:(ア)宿泊業

         (イ)娯楽業(競輪、競馬等の競争業、協議団及びこれらに附帯するサービス業は除く) ◆優遇措置〈①、②、③は選択制〉

 ①所得控除制度(40%控除)

  【条件】 (1)特区内に本店又は主たる事務所を有する法人

      (2) H26.4.10以降に特区内で設立され、10年以内の法人       (3)特区内で常時使用する地元従業員が5人以上

  ※特区内での雇用が増加するほど税制メリット大

   (所得控除額=所得金額×40%特区内従業員数/全従業員数)   ※県知事が対象法人を認定

 ② 投資税額控除(機械装置・器具備品15%、建物等8%)※特区内の投資が対象。限度額あり。   下限取得価額 機械装置・器具備品100万円超(建物等は1,000万円超)

 ③特別償却(機械装置・器具備品50%、建物等25%)※特区内の投資が対象。限度額あり。   下限取得価額 機械装置・器具備品100万円超(建物等は1,000万円超)

 ④エンジェル制の導入

  県知事の指定を受けた中小企業の株式取得が対象。

 ⑤そのほか、事業税、不動産所得税、固定資産税の課税の特例

経済金融活性化特別地区

①所得税控除

法人税の課税対象を最大 40% を損金として算入で きます。

(例)所得控除

所得

1,000万円

所得控除

400万円

法人税額

350万円

減税額 140万円

40%所得控除

制度活用前 制度活用時 所得

600万円 法人税額 210万円

※法人税率(国税+地方税)は35%として算出

②投資税額控除及び特別償却

 機械設備等を新・増設した場合、その取得価格の 一定額を法人税等から控除したり特別償却として経 費に算入できます。

(例)投資税額控除

所得

1,000万円

法人税額

250万円

減税額 45万円 法人税額

205万円

制度活用前 制度活用時

機械等の取得

(例:300万円) 300万円×15% =45万円

※法人税率(国税)は25%として算出

(11)

商業・サービス業・農林水産業活性化税制

◯ 本税制は、商業・サービス業等を営む中小企業者等が経営改善設備を取得した場合に、取得価額の 30%特別償却又は7%税額控除を受けることができる措置。

概 要

◯ 本税制は、商業・サービス業等を営む中小企業者等が経営改善設備(※1)を取得した場合に、取得価 額の30%特別償却又は7%税額控除(※2)を受けることができる措置。

(※1) 認定経営革新等支援機関等(商工会議所等)による経営改善指導等に伴って取得する、経営の 改善に資する下記の設備をいう。

    1台30万円以上の器具及び備品(ショーケース、看板、レジスター等)     1台60万円以上の建物付属設備(空調施設、店舗内装等)

(※2)税額控除の対象法人は、資本金が3,000万円以下の中小企業者等又は個人事業主に限る。

【本税制のイメージ図】

中小商業・サービス業等

経営改善指導等に基づく 設備投資

税制措置

(特別償却30%又は税額控除7%)

経営改善指導等を行う機関

経営改善指導等 相談

都道府県中小企業団体中央会 商工会議所

商工会

商店街振興組合連合会 認定経営革新等支援機関 等

照明設備(ダウンライト)

冷凍オープンショーケース 理容椅子

シャンプー台設備

国の制度の活用

 観光地形成促進地域制度は、新たな集客施設の新設や既存施設の増設に伴い取得した建物や設備等が対 象となっており、建物の躯体部分の工事を伴わない改修などに伴う設備の導入等は税制の優遇措置を受け られませんが、中小企業庁の「商業・サービス業・農林水産業活性化税制」では、一定の要件を満たす事業 者に対して特別償却や税額控除等の優遇措置を受けられる場合があります。

(12)

〈観光地形成促進地域制度についてのお問い合わせ(沖縄県)〉

沖縄県文化観光スポーツ部観光整備課 Tel 098-866-2077

〈国税についてのお問い合わせ(税務署)〉

那覇税務署 Tel 098-867-3101 名護税務署 Tel 0980-52-2920 北那覇税務署 Tel 098-877-1324 宮古島税務署 Tel 0980-72-4874 沖縄税務署 Tel 098-938-0031 石垣税務署 Tel 0980-82-3074

〈県税についてのお問い合わせ(県税事務所)〉

沖縄県総務部税務課 Tel 098-866-2101 那覇県税事務所 Tel 098-867-1752 コザ県税事務所 Tel 098-894-6501 名護県税事務所 Tel 0980-52-2542 宮古事務所県税課 Tel 0980-72-2553 八重山事務所県税課 Tel 0980-82-3045

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