武蔵野市民意識調査
報告書
平成15年9月実施
は
じ
め
に
武蔵野市長 土 屋 正 忠
この市民意識調査を初めて実施してから約20年が経過しようとし
ています。第1回の調査を行った1984年以降日本の社会は大きく変
わってまいりました。80年代後半からの過大な信用創造によるバブル
経済と、そのバブルが崩壊した後に続く長い景気の低迷。その一方で、
通信技術の飛躍的な発展があり、パソコンや携帯電話などの情報機器が
家庭にも急速に普及いたしました。社会の24時間化が進み、また、昨
今の治安の悪化も大きな問題となっております。さらに、今後は日本全
体での少子化の影響により、平成18年頃をピークに、これまでほとん
ど経験のなかった人口減少の時代に入っていくことが予測されており
ます。
このような社会や人口構造の変化は、市民生活や市民の価値観にも大
きな影響を与えていくことと思われます。この大きな転換期に、市民の
皆さまが、市や市政、市民生活をどのように感じているのか、その意識
の変化を統計の手法により調査・分析を行うことは、市政を進めるうえ
で極めて重要であります。市では現在、さまざまな市民参加により武蔵
野市第四期基本構想・長期計画を策定しておりますが、この基礎資料と
して十分に活用してまいりたいと存じます。
最後になりましたが、この調査にご協力いただきました市民の皆さま
目
次
はじめに
ページ
序 武蔵野市民意識調査のねらい...1
A 調査方法と対象者特性
...
3
1 調査方法... 5
2 対象者特性... 6
B 結果の要約
...
9
Ⅰ 結果の要約 1 地域意識... 11
2 ボランティア活動... 14
3 市民生活の安全... 15
4 情報伝達... 16
5 市政評価... 16
6 主要課題に対する意識... 18
Ⅱ 市民満足 1 関心度と満足度... 21
2 調査項目による各層の区分... 22
3 各層の大きさおよび対象者特性... 22
4 市政に対する不満点... 24
5 市民満足度の向上... 25
C 結果の解説
...
27
Ⅰ 地域意識 1 地域社会への関心... 29
2 近隣との交際... 32
3 定住意向... 35
4 武蔵野市に対する好ましさ... 38
5 生活環境の評価... 42
6 武蔵野市への誇り・愛着... 45
7 武蔵野市の将来像... 47
Ⅱ ボランティア活動
1 参加したいボランティア活動... 54
2 ボランティア活動への参加状況... 56
Ⅲ 市民生活の安全 1 犯罪被害の不安感について... 60
2 最近の犯罪・事故の傾向... 61
3 市民生活を守るための対策... 63
Ⅳ 情報伝達 1 市民が知りたい行政情報... 65
2 望ましい情報伝達の手段... 66
3 情報伝達の状況... 68
Ⅴ 市政評価 1 市の事業に対する認知... 72
2 現在の市政に対する評価... 75
3 市民の権利要求意識など... 78
4 市政評価・権利要求意識のまとめ... 81
Ⅵ 主要課題に対する意識 1 高齢者・障害者の支援... 83
2 子どもたちの問題... 84
3 緑化・地球環境問題... 86
4 道路整備・交通問題... 87
5 今後の吉祥寺のまちづくり... 88
6 文化・スポーツ・生涯学習... 90
7 情報公開と個人情報保護... 91
8 市政のあり方... 93
9 男女共同参画社会... 95
10 国際交流・国内交流... 96
D 付表−時系列−
... 99
E 統計表
... 107
序
武 蔵 野 市 民 意 識 調 査 の ね ら い
今回の武蔵野市民意識調査は第6回目である。
第1回は昭和59年(1984年)に実施され、その目的は「行政運営の基礎資料となるように市 民意識を構造的に把握する」ことと、「今後、定期的に実施される同調査のベンチマークとし て役立てる」ことであった。
第2回は第二次調整計画の策定時期に合わせて、当初の4年間隔という予定を繰り上げて、 昭和62年(1987年)の実施とした。このときの調査内容には、前回のものの他に、当時の行政 ニーズによる特定テーマとして「行政による有償介護・家事サービス」の項が追加された。調 査結果は同調整計画にじゅうぶんに生かされた。
第3回は4年後の平成3年(1991年)、そのねらいは第三期基本構想長期計画の策定の素材 とすることで、その目的に前回同様に生かされた。この回で「住まいの周りの環境評価」につ いて新たな指標が導入され、以後続いている。
第4回の調査は平成7年(1995年)、その結果は第三期長期計画第一次調整計画の策定に反 映させることができた。また、阪神・淡路大震災などで脚光を浴びたボランティア活動を取り 上げ、身近な「ボランティア参加」についての市民意識を探ることとした。
第5回の調査は、第三期長期計画第二次調整計画の策定に生かされた。また市民参加の一環 としての「コミュニティ活動」「情報公開の状況」が付け加えられた。また結果については「市 民満足」という新しい視点からの分析も試みられた。
第6回すなわち今回の調査は、昨今予期しない犯罪や事故に遭うことの不安が市民の間に高 まっているので、「市民生活の安全」対策の一環としてそれらの項目を付け加えた。今回の結 果は第四期基本構想・長期計画の策定に生かされる予定である。
今回の調査は、武蔵野市からの委託によって㈱消費者行動研究所が実施した。