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次世代に伝えたい味 伝統野菜栽培者新妻さんのレシピ いわき昔野菜のレシピ | いわき市役所

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Academic year: 2018

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(1)

新妻さんの自宅周辺には、庭木や草花のほ かにも季節の移り変わりを教えてくれるもの が沢山あります。私たちが訪れた日は、庭先 の塀の上に、沢庵漬用の大根が干してありま した。昔ながらの沢庵は評判が良く、地域の 人を集めて、公民館で講習会を開くほどです。

十六ささげ、白いんげん、親孝行豆、黒じゅ うねんなど、新妻さんは多くの伝統野菜の種 を受け継ぎ、お母さんとともに栽培を続けて います。白いんげんの羊羹、親孝行豆の天ぷ らとおふかし、じゅうねんだれなど、種とと もに受け継いだ伝統野菜のレシピも新妻さん の大切な宝物です。

自らが主宰していた直売所 大久日曜市 は、震災後残念ながら閉店してしまいました が、食を通して人と触れ合う機会が多かった 新妻さんにとって、「美味しい」、「また食べ たい」という声は、農作物を栽培する上で何 よりのエネルギーとなっています。収穫や採 種に手間がかかる伝統野菜についても「自分 が食べたいから作っているだけ」と新妻さん は笑顔で語ります。

永く作っていれば良い時も悪い時もある。 けれど、伝統野菜を作り続けてきたことで、 新しい出会いもある。伝統野菜の栽培には、 不思議な魅力があると強く感じます。

新 妻 ゆき子 さ   ん

伝統野菜栽培者

31 30

▲ 新妻さんの畑は遠くに海が見える眺め  のよい高台にある。

11月にハウス内で黒じゅうねんの乾燥 具合を確認している新妻さん。

水洗いした黒じゅうねんを干している様子

(2)

新妻さんの自宅周辺には、庭木や草花のほ かにも季節の移り変わりを教えてくれるもの が沢山あります。私たちが訪れた日は、庭先 の塀の上に、沢庵漬用の大根が干してありま した。昔ながらの沢庵は評判が良く、地域の 人を集めて、公民館で講習会を開くほどです。

十六ささげ、白いんげん、親孝行豆、黒じゅ うねんなど、新妻さんは多くの伝統野菜の種 を受け継ぎ、お母さんとともに栽培を続けて います。白いんげんの羊羹、親孝行豆の天ぷ らとおふかし、じゅうねんだれなど、種とと もに受け継いだ伝統野菜のレシピも新妻さん の大切な宝物です。

自らが主宰していた直売所 大久日曜市 は、震災後残念ながら閉店してしまいました が、食を通して人と触れ合う機会が多かった 新妻さんにとって、「美味しい」、「また食べ たい」という声は、農作物を栽培する上で何 よりのエネルギーとなっています。収穫や採 種に手間がかかる伝統野菜についても「自分 が食べたいから作っているだけ」と新妻さん は笑顔で語ります。

永く作っていれば良い時も悪い時もある。 けれど、伝統野菜を作り続けてきたことで、 新しい出会いもある。伝統野菜の栽培には、 不思議な魅力があると強く感じます。

新 妻 ゆき子 さ   ん

伝統野菜栽培者

31 30

▲ 新妻さんの畑は遠くに海が見える眺め  のよい高台にある。

11月にハウス内で黒じゅうねんの乾燥 具合を確認している新妻さん。

水洗いした黒じゅうねんを干している様子

(3)

33 32

作り方

①鍋またはフライパンでじゅうねんをから炒りし、2~3粒 パチパチと弾けたら火からおろす。

②①をすり鉢でよく擦り、その他の材料を全て加えなめらか になるまで混ぜ合わせる。(砂糖の分量はお好みで調整し てください。)

③餅、団子などにかけて食べる。(写真は蒸かした里芋にじゅ うねんだれをかけたもの)

じゅうねんだれ

【材料】

もち米 1 升

親孝行豆 1 合

作り方

①親孝行豆を鍋に入れ、豆がかぶる位の水に半日浸けておく。

②①を火にかけて 30 分ほど煮る。この時あまり軟らかくし ないのがこつ。煮汁は後で使うのでとっておく。

③もち米 1 升は 8 時間くらい水に浸けたあと、ザルにあけ水 気を切っておく。

④沸騰した蒸し器にもち米を入れ強火で 20 分ほど蒸かす。 この時、豆を一緒に蒸かしても良いが、蒸かし上がりに豆 の形を残したい場合は途中から投入するのが良い。投入の タイミングは好みの豆の硬さで調整する。

⑤いったん火からおろし、豆の煮汁をまんべんなくかける。

⑥再び火にかけ 15 ~ 20 分蒸かす。

⑦半切り等の容器にあけ、へらで全体を混ぜれば出来上がり。

※⑤の打ち水のことを「しとぶつ」と言うことがあります。 これは「湿(しつ)を打つ」からきた方言のようです。

親孝行豆のおふかし

【材料】

じゅうねん 1合

砂糖 大さじ2

しょう油 大さじ1

みそ 大さじ1

大さじ1

みりん 大さじ 1/2

(4)

33 32

作り方

①鍋またはフライパンでじゅうねんをから炒りし、2~3粒 パチパチと弾けたら火からおろす。

②①をすり鉢でよく擦り、その他の材料を全て加えなめらか になるまで混ぜ合わせる。(砂糖の分量はお好みで調整し てください。)

③餅、団子などにかけて食べる。(写真は蒸かした里芋にじゅ うねんだれをかけたもの)

じゅうねんだれ

【材料】

もち米 1 升

親孝行豆 1 合

作り方

①親孝行豆を鍋に入れ、豆がかぶる位の水に半日浸けておく。

②①を火にかけて 30 分ほど煮る。この時あまり軟らかくし ないのがこつ。煮汁は後で使うのでとっておく。

③もち米 1 升は 8 時間くらい水に浸けたあと、ザルにあけ水 気を切っておく。

④沸騰した蒸し器にもち米を入れ強火で 20 分ほど蒸かす。 この時、豆を一緒に蒸かしても良いが、蒸かし上がりに豆 の形を残したい場合は途中から投入するのが良い。投入の タイミングは好みの豆の硬さで調整する。

⑤いったん火からおろし、豆の煮汁をまんべんなくかける。

⑥再び火にかけ 15 ~ 20 分蒸かす。

⑦半切り等の容器にあけ、へらで全体を混ぜれば出来上がり。

※⑤の打ち水のことを「しとぶつ」と言うことがあります。 これは「湿(しつ)を打つ」からきた方言のようです。

親孝行豆のおふかし

【材料】

じゅうねん 1合

砂糖 大さじ2

しょう油 大さじ1

みそ 大さじ1

大さじ1

みりん 大さじ 1/2

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