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おうとう「紅秀峰」は果実の横径が8mm以上になると摘果できる 普及する技術・指導参考資料(果樹) 青森県庁ホームページ

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Academic year: 2018

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全文

(1)

事 項| おうとう「紅秀峰」は果実の横径が8 mm以上になると摘果できる

お う と う 「 紅 秀 峰

J

は豊産性のため着果過多となり、果実品質の低下や樹勢衰弱を招き ね ら し\|やすい。 早期適正着果による高品質生産のため、果実横径を指標とした摘果時期を明らか

にしたので参考に供する 。

、世

主手

1 生 理 的 落 果 と 果 実 の 生 育

( 1) 「紅秀峰j では、結実する果実と落下する果実の生育差は満開後10∼12日から見ら れ、満開後17日以降に顕著になる 。

( 2)落下する果実の横径は8 mm未 満 が 多 い。

2 果実の横径を指標とした摘果の時期

(1)果実の横径と生理的落果及び結実の分布から、果実の横径8 mm以上を摘果の判定指 標とする 。

(2)横径8 mm以上になった果実が1 花束状短果枝当たり 4個以上現れる満開後17日ころ を摘果の開始時期とする 。

3 果 実 品質

横 径8 mm以上の果実を1 花束状短果枝当たり 2 果残して摘果した場合、収穫時の果実 品質は糖度が高く、着色が良好となる 。

期待される効果

摘果作業が計画的に進められ、果実品質の向上が図れる 。

利用上の注 意事 項

担 当 部 署 | 青森県農林総合研究センターりんご試験場 県南果樹研究センター |対象地域| 県下全域

(担当者名)|(藤村泰樹) | |

平成19∼20年 度 青森県農林総合研究センターりんご試験場試県南果樹研究センター試験成績概要集 発 表 文 献 等

i

O

R

(2)

供試品種:「紅秀峰」 /アオバザ、クラ

仕立て方・樹齢:

平 成19年 ; 変 則 主 幹 形 9 年 生

平 成20年 ; 主 幹 形 6 年 生

栽植距離: 5 m× 4 m

供 試 樹 数 : 平 成19年; 2樹

平 成20年; 1 樹

満 開 日 : 平 成19年; 5月6 日

平 成20年; 4 月 29 日

人 工 授 粉 : 毛 ば た き で2回 実 施

調 査 花 束 状 短 果 枝 数 ・ 調 査 果 数 :

平 成19年; 16個 203果

平 成20年; 12個 174果

結 実 果 : 収 穫 ま で 着 果 し た 果 実

落 下 果 実 : 収 穫 ま で に 落 下 し た 果 実

(注) 1

2 3 4 5 6 7 l i l − − X I 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 l l l l l l l ー ー ー

【根拠となった主要な試験結果】

×

×

×

8 ! | ×−

し <>

6 ト交・ 0畠

3

・ . <>・畠

4

に十

T , →ヂ」ー' ' T ,ふ 」

・×圃

・×

19年 落 下 果実

ート19年 結 実果 I

20年 落 下 果実 l

ー ト20年 結 実 果 |

・× 20 円

果 18

l

実 16|ト

平 I I

均 14 十1

: 12

セ@

m

m

8

9

11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 33 35 37 39 41 43 45

満開後日数(日)

図1 満開後日数と果実の大きさ

青 森 農 林 総 研 り ん ご 試 県 南 果 研 セ )

100

%

U

u

n

U

U Q O P O A

+ 1 ! ? 1 l l l ↓ 1 1 1

ヨ ー

8 mm以 上 の 結 実 果

1 花 束 状 短 相 支

当たり4. 7個

E

亡コ結点嘉

I

・ ・ 落 下 果 実 数 一合一落下果実割 合 |

(平成19∼ 20年

35

30

果 25

: 20

個 15

門圃・・

﹄ 1 1 1 1 1 1

I l l l L 0 5 0 1 E i 7 8

果 実 横 径 (mm)

満 開 後17日における結実果、落下果実の横径別分布

11 10 9 6 5 4

図 2

結 実 果 :収 穫 ま で 着 果 し た 果 実

落 下 果 実 : 収 穫 ま で に 落 下 し た 果 実

(平成20年 青 森 農 林 総 研 り ん ご 試 県 南 果 研 セ )

(平成20年 青 森 農 林 総 研 り ん ご 試 県 南 果 研 セ )

1

2

(注)

摘 果 と 果 実 品 質

摘 果 月 日 果 実 横 径 ( mm) 収 穫 時 果 実 品 質

区名 (満開後日数) 5/ 16 5/ 26 着 果 数 1 果 重 着 色

糖度

酸度

( g)

程 度

(弘) ( g/ l OOmQ, )

早 期 摘 果 区 5/ 16 ( 17 日) 8. 5 13. 5 2.0 5. 7 4 .0 23. 8 0. 38

慣 行 摘 果 区 5/ 26 ( 27 日) 7. 4 12. 3 2.0 6. 7 4.0 20. 4 0. 48

無 摘 果 区 7. 3 11. 9 9. 6 5. 1 3.0 17. 8 0. 43

表1

雨よけ施設: 6 月19 日∼収穫;ビ、ニール被覆

収穫時着果数: 1 花 束 状 短 果 枝 の 着 果 数

着色程度: 1∼5 (数字の大きいほど着色良)

収穫日: 7 月 8 日

果実調査: 7 月10 日に各区毎に 30果 を 調 査

4

5

6

7

8

(注) 1 供 試 樹 数 :各 区1 樹

2 摘 果 方 法 : 早 期 摘 果 区 ; 果 実 横 径 8 mm以上、

慣 行 摘 果 区 ; 大 き め の 果 実 を そ れ ぞ れ1 花 束 状

短果枝当たり 2果 残 し た 。

3 人工授粉: 4 月 29 日、 5 月 4 日

δ

U

参照

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