株式会社 大阪ソーダ
管理本部 〒550-0011 大阪市西区阿波座1丁目12 番18号 TEL:06-6110-1560 FAX:06-6110-1603http://www.osaka-soda.co.jp
【売上高】
【1株当たり当期純利益(EPS)/1株当たり配当金(年間)】
【自己資本当期純利益率(ROE)
】
【製品生産量
/CO
2排出量
】
【営業利益
/経常利益
/当期純利益
】
【総資産
/純資産
/自己資本比率 】
【エネルギー使用量(原油換算)】
【再資源化率
】
120,000100,000
80,000
60,000
40,000
20,000
0
(年度) 83,149 91,621
101,365
2012 2013 2014
102,125
2015
93,509
2016
(百万円)
50
40
30
20
10
0 7.00 7.00
8.00 27.41 28.76
32.75
2012 2013 2014 1株当たり当期純利益(EPS) 1 株当たり配当金(年間)
10.00 34.23
2015
11.00 41.01
2016(年度)
(円)
9
8
7
6
0
7.9
7.6 7.7 7.5
(%)
(年度) 2012 2013 2014 2015
8.6
2016
800
600
400
200
0
40
30
20
10
0
25.4 27.2 27.4 596 570 579
27.5 601
製品生産量 CO2排出量
(千t) (万t)
(年度) 2012 2013 2014 2015
28.7 642
2016
8,000
6,000
4,000
2,000
0
2,888 3,029 3,450 3,606
※
5,025 5,241
5,747 6,443
4,538 4,751 5,172
6,439
2012 2013 2014 2015 営業利益 経常利益 当期純利益
(年度)
(百万円)
4,320※
6,586 6,536
2016
120,000
90,000
60,000
30,000
0
55
50
45
40
0
38,246 41,615 47,704 76,804
84,326
100,893
総資産 純資産 自己資本比率
49.7
49.3 47.3
48,296 97,027
49.8
(百万円) (%)
(年度) 2012 2013 2014 2015
52,725 51.9
2016 101,503
150
100
50
0
117
109 109 111
(千kL )
(年度) 2012 2013 2014 2015
120
2016
100
90
80
0
84
89 91
93
(%)
(年度) 2012 2013 2014 2015
93
2016
※親会社株主に帰属する当期純利益
これまでの100 年も、これからの100 年も。
社会と未来に、化学でもっといいこと。
大阪ソーダグループは1915年に独自の電解技術の確立により創立して以来、今日まで ソーダ工業のパイオニアとして日本の化学工業の発展に貢献してまいりました。 当社グループは100 年を超える歴史のなかで変化し続ける時代のニーズに応え、基礎 化学品、機能化学品、電極、ファインケミカル、ヘルスケア、バイオ、環境分野へと業 容を拡大してまいりました。
現在、経営ビジョンとして「スペシャリティケミカルで存在感のある会社」を掲げ、 企業成長を目指しています。当社グループは事業活動を通じて新たな価値の創造し、 より豊かな社会の実現に貢献してまいります。
編集方針
大阪ソーダレポートは、当社の環境安全への取り組みと事業活動の全体像をステークホルダーの皆さまへ わかりやすくご報告することを目的に、当社グループの事業の強み、成長戦略、業績、環境保全、品質保 証などの情報を総合的にまとめております。本レポートを通じて当社グループの事業活動へ一層のご理解 を賜り、持続可能な社会の実現に向けた今後の取り組みへとつなげてまいります。
対象期間 2016 年度(2016 年4月1日~ 2017 年3月 31 日) ただし、労働災害に関するデータは暦年で集計しています。
対象組織 (株)大阪ソーダおよび大阪ソーダグループ各社
ただし、財務データは連結、環境データは(株)大阪ソーダの全事業所および岡山化成(株)水島 工場、サンヨーファイン(株)松山工場を対象としています。
財務(連結)/非財務ハイライト
目次
●財務(連結)/非財務ハイライト ●ステークホルダーの皆さまへ ●事業の変遷
●事業の特長 ●中期経営計画
CSRへの取り組み
●コーポレート・ガバナンス ●コンプライアンス体制 ●レスポンシブル・ケア ●環境保全活動 ●品質保証
●労働安全衛生・保安防災 ●物流安全
●社会とのコミュニケーション
データ編
●主要財務データ(連結) ●環境・安全データ ●会社情報/株式情報
P02 P03 P05 P07 P08
P09 P10 P10 P12 P15 P16 P17 P17
P18 P19 P22
グループ
企業理念
高い志をもち 独創的なものづくりで 豊かな社会の実現に貢献します
企業
スローガン
化学でもっといいこと。経営ビジョン
スペシャリティケミカルで存在感のある会社
1.収益力(高付加価値のスペシャリティケミカルを強化)
2.成長力(成長性が高い市場で戦える事業を展開)
3.技術力(創業時の開拓者としての精神を深化させ独創的な技術を開発)
4.戦略投資の推進(安定した財務基盤の下で戦略投資を推進)
5.挑戦する企業風土(勇気・熱意・創造力・行動力を具えた人財を育成)
国内子会社
・ダイソーケミカル(株) ・ダイソーエンジニアリング(株) ・サンヨーファイン(株) ・(株)ジェイ・エム・アール ・DSロジスティクス(株) ・岡山化成(株) ・DS ウェルフーズ(株)※
※非連結
海外子会社
・大曹化工貿易(上海)有限公司 ・台灣大曹化工股份有限公司 ・DAISO Fine Chem USA, Inc. ・DAISO Fine Chem GmbH
化学の可能性を追求し、産業や社会の
課題に応え得る新たな価値を創造します。
ステークホルダーの皆さまへ
創業当時から受け継がれた「情熱と高い志」で
産業の発展に貢献
当社は、1915 年、国内で初めて電気分解によるかせいソー ダの工業化に成功し、関西財界人の手によって創立されました。 その背景には、わが国の産業発展の一翼を担うべく、技術確立 に挑み、成し遂げた情熱と高い志が存在していました。以来、 当社は電解技術のパイオニアとしてかせいソーダの国産化を軌 道に乗せ、当時わが国の基幹産業へと成長を遂げつつあった製 紙、繊維産業へ原料の安定供給を行うなど、クロール・アルカ リ事業を通して多くの産業を支えてきました。その後、アリル クロライド・エピクロルヒドリンを基幹原料とした特殊な合成 樹脂、合成ゴムをはじめとする機能化学品事業へと展開したの を機に、独創的なものづくりの基盤を構築し、ニッチな領域で 世界トップシェアのポジションを確立してまいりました。 また、医薬品精製材料や医薬品原薬・中間体を中心とする医 薬品関連事業においても、当社の強みを活かし、付加価値の高 い製品を提供しています。
当社グループは、こうした「ものづくりへの情熱」を継承し、 独創性を重んじた技術開発によって業容を拡大するとともに、 さまざまな産業の発展に貢献してまいりました。
新たな価値の創造によって産業や社会の
課題解決に挑戦
当社グループは「スペシャリティケミカルで存在感のある会 社」を経営ビジョンに掲げ、機能化学品およびヘルスケア関連 事業の拡大、バイオやエネルギー・環境をはじめとする新たな 事業領域への展開によって、高付加価値製品を中心とした事 業構造への変革を進めています。現在進行中の中期経営計画 「NEXT FRONTIER-100」では、「新製品・新規事業の創出」、「海 外事業の拡大」、「ヘルスケア関連事業の育成」の3つを計画推 進のエンジンと位置づけ、重点的に拡大強化を図っています。 2017 年4月には、耐熱性能に優れたアクリルゴム「ラクレ スター」を上市いたしましたが、今後も当社グループが創業以 来培ってきた独創的なものづくりの技術を駆使し開発した新製 品を世に送り出していく予定です。
当社グループは、これからも化学の可能性を追求し、常に新 たな領域へ挑戦することで産業や社会の発展に役立つものづく りを推進してまいります。
企業価値の向上を支える取り組み
当社グループは、「環境と人にやさしい企業」として、レス ポンシブル・ケア活動をはじめ、コーポレートガバナンスおよ びコンプライアンス体制の継続的改善、人材育成などを通じて、 地球環境や地域社会との調和と信頼に向けた取り組みを積極的 に推進しています。
当社では特に、ソーダ電解で発生する水素エネルギーを有効 利用することで CO2の排出を削減するほか、省エネルギーの
推進や産業廃棄物の削減やリサイクルなど、生産活動によって 生じる環境負荷の低減に取り組んでいます。
また、化学物質を製造し取り扱う企業として、省エネタイヤ 用改質剤「カブラス」の製造や資源リサイクルシステムの開発 をはじめ、環境配慮型製品や技術を提供することにより環境保 全に貢献しています。
さらに、製品の安全性と品質の保証やお客様対応、化学物質 管理、労働安全衛生・保安防災、物流安全などのレスポンシブル・ ケア活動はもとより、地域との相互交流を深めて持続可能な社 会へ貢献できるよう取り組んでまいります。
当社グループは、本レポートでご紹介する取り組みの継続と 改善によって、独創的なものづくりで豊かな社会の実現に貢献 する企業グループでありたいと考えております。この実現のた めに真に活力と革新力のある企業を目指し挑戦し続けること で、株主、地域社会をはじめ、さまざまなステークホルダーの皆 さまの期待に応え、企業価値の向上を図ってまいります。 今後とも皆さまからのご支援、ご鞭撻を賜りますよう、よろ しくお願い申しあげます。
2017 年 10 月 代表取締役会長
佐 藤 存
代表取締役 社長執行役員寺 田 健 志
環境配慮型
製品
人材育成
環境負荷の
低減
化学の可能性を追求し、産業や社会の
課題に応え得る新たな価値を創造します。
ステークホルダーの皆さまへ
代表取締役会長
佐 藤 存
代表取締役 社長執行役員寺 田 健 志
環境配慮型
製品
人材育成
環境負荷の
低減
社会との
対話
創業当時から受け継がれた「情熱と高い志」で
産業の発展に貢献
当社は、1915 年、国内で初めて電気分解によるかせいソー ダの工業化に成功し、関西財界人の手によって創立されました。 その背景には、わが国の産業発展の一翼を担うべく、技術確立 に挑み、成し遂げた情熱と高い志が存在していました。以来、 当社は電解技術のパイオニアとしてかせいソーダの国産化を軌 道に乗せ、当時わが国の基幹産業へと成長を遂げつつあった製 紙、繊維産業へ原料の安定供給を行うなど、クロール・アルカ リ事業を通して多くの産業を支えてきました。その後、アリル クロライド・エピクロルヒドリンを基幹原料とした特殊な合成 樹脂、合成ゴムをはじめとする機能化学品事業へと展開したの を機に、独創的なものづくりの基盤を構築し、ニッチな領域で 世界トップシェアのポジションを確立してまいりました。 また、医薬品精製材料や医薬品原薬・中間体を中心とする医 薬品関連事業においても、当社の強みを活かし、付加価値の高 い製品を提供しています。
当社グループは、こうした「ものづくりへの情熱」を継承し、 独創性を重んじた技術開発によって業容を拡大するとともに、 さまざまな産業の発展に貢献してまいりました。
新たな価値の創造によって産業や社会の
課題解決に挑戦
当社グループは「スペシャリティケミカルで存在感のある会 社」を経営ビジョンに掲げ、機能化学品およびヘルスケア関連 事業の拡大、バイオやエネルギー・環境をはじめとする新たな 事業領域への展開によって、高付加価値製品を中心とした事 業構造への変革を進めています。現在進行中の中期経営計画 「NEXT FRONTIER-100」では、「新製品・新規事業の創出」、「海 外事業の拡大」、「ヘルスケア関連事業の育成」の3つを計画推 進のエンジンと位置づけ、重点的に拡大強化を図っています。 2017 年4月には、耐熱性能に優れたアクリルゴム「ラクレ スター」を上市いたしましたが、今後も当社グループが創業以 来培ってきた独創的なものづくりの技術を駆使し開発した新製 品を世に送り出していく予定です。
当社グループは、これからも化学の可能性を追求し、常に新 たな領域へ挑戦することで産業や社会の発展に役立つものづく りを推進してまいります。
企業価値の向上を支える取り組み
当社グループは、「環境と人にやさしい企業」として、レス ポンシブル・ケア活動をはじめ、コーポレートガバナンスおよ びコンプライアンス体制の継続的改善、人材育成などを通じて、 地球環境や地域社会との調和と信頼に向けた取り組みを積極的 に推進しています。
当社では特に、ソーダ電解で発生する水素エネルギーを有効 利用することで CO2の排出を削減するほか、省エネルギーの
推進や産業廃棄物の削減やリサイクルなど、生産活動によって 生じる環境負荷の低減に取り組んでいます。
また、化学物質を製造し取り扱う企業として、省エネタイヤ 用改質剤「カブラス」の製造や資源リサイクルシステムの開発 をはじめ、環境配慮型製品や技術を提供することにより環境保 全に貢献しています。
さらに、製品の安全性と品質の保証やお客様対応、化学物質 管理、労働安全衛生・保安防災、物流安全などのレスポンシブル・ ケア活動はもとより、地域との相互交流を深めて持続可能な社 会へ貢献できるよう取り組んでまいります。
当社グループは、本レポートでご紹介する取り組みの継続と 改善によって、独創的なものづくりで豊かな社会の実現に貢献 する企業グループでありたいと考えております。この実現のた めに真に活力と革新力のある企業を目指し挑戦し続けること で、株主、地域社会をはじめ、さまざまなステークホルダーの皆 さまの期待に応え、企業価値の向上を図ってまいります。 今後とも皆さまからのご支援、ご鞭撻を賜りますよう、よろ しくお願い申しあげます。
「独創的なものづくり」の技術で社会や産業の発展によって変化し続ける
時代のニーズに応え、新たな価値を生み出してきました。
事業の変遷
1913 年 国内初の電気分解によるかせいソーダの製造法を確立
1978 年
アリルエーテルの製造を開始
1979 年
エピクロルヒドリンゴムの製造を 開始
1961 年
研究所を開設
1962 年
ダップ樹脂の製造を開始
1971 年
水島工場を建設
AC・EP の一貫生産を開始
1916 年
小倉工場を建設
1931 年
尼崎工場を建設
1952 年
松山工場を建設
1992 年
液体クロマトグラフィー用シリカ ゲルの製造を開始
2007 年
修飾型シリカゲルの製造を開始
1999 年
医薬品原薬・中間体の製造を開始
1913 年~
1960 年代~
1990 年代~
電解技術のパイオニアとして産業発展に貢献
有機化学分野に進出し、独自の化学技術で 新たな付加価値を創造
医薬品関連事業への参入
当社は 1913 年、独自技術により国内で初めて電気分解 法によるかせいソーダの工業的連続生産法を確立し、1915 年に創立されました。この製法は、国内をはじめ東アジア 圏に技術供与されるなど、黎明期の日本の化学工業を支え る存在でした。電解法で製造されたかせいソーダは、他の 製法の比べて高品質で、当時、日本の基幹産業へと成長し つつあった繊維工業で好評を博しました。
さらに、当社は社会インフラの整備にともない、上水道 の滅菌や紙・パルプ、染料、化学調味料、医薬品などをは じめ、多くの産業に欠かせないクロール・アルカリ製品を 中心に市場を開拓していきました。こうした産業の発展に ともなう需要増加へ対応するため、小倉に続き、尼崎、松 山に工場を建設し、安定供給を図っていきました。
当社は有機化学分野への進出を目指し、1961年に 研究所を開設しました。プロピレンの塩素化により 合成されるアリルクロライド(AC)エピクロルヒド リン(EP)を基幹原料とした「独創的なものづくり」 を志向し、研究開発を推進。1971 年には、水島コン ビナートに進出し、AC・EP の一貫生産体制を構築し ました。
また、AC・EPを原料にして製造される誘導品の開 発において、当社はアリル基重合技術を用いたダップ 樹脂の画期的製法の確立、高活性重合触媒の開発によ るエピクロルヒドリンゴムの工業化、エーテル化反応
当
社
の
あ
ゆ
み
製
品
と
用
途
クロール ・ アルカリ
● 紙・パルプ、繊維の漂白
● 上水道の滅菌
● 中和・排水処理剤 など
アリルクロライド
(AC)エピクロルヒドリン
(EP)●半導体 ●積層板
●船舶、自動車等の塗料
●農薬 など
医薬品精製材料
(液体クロマトグラフィー用シリカゲル)
医薬品原薬・中間体
電極
● クロール・アルカリの製造
● 家電製品の鋼板めっき など
アリルエーテル類
● シランカップリング剤
● 高級金属用塗料 など
合成樹脂
(ダップ樹脂)
● UV 硬化インキ
● ホットスタンピング
● 電子部品 など
合成ゴム
( エピクロルヒドリンゴム )
● 自動車用耐熱・耐油ホース
● OA機器用ゴムロール など
プロセスの開拓によるアリルエーテル類の量産化など、高効 率の独自製法の開発に成功しました。これにより、当社は、 競争力のある誘導品展開が可能となり、世界トップクラスの シェアを誇るニッチな製品群を構築しました。
また一方では、当社がクロール・アルカリの製造において、 創業以来培ってきた技術とノウハウを応用して、電極事業へ と展開しました。独自の貴金属酸化物の精密焼成技術によっ て生み出された高耐久性電極は現在、産業用亜鉛めっき鋼板 製造ラインやリチウムイオンバッテリー向け銅箔製造設備か ら民生用アルカリイオン整水器まで幅広い分野で活躍してい ます。
AC・EP 誘導品を主体に事業を拡大させた当社は、コア 技術とバイオ、ナノなどの新技術の融合によって新たな事 業領域へ展開していきました。当社は創業からのコア技術 である無機合成を応用し、細孔径がナノメートルオーダー でコントロールされた、液体クロマトグラフィー用シリカ ゲルを開発しました。
また、医薬品・中間体の製造を手掛けるサンヨーファイ ン(株)などの子会社化により、新たに獲得した遺伝子組み 換えや微生物培養などのバイオ技術と当社独自の有機合成 技術の融合により、抗生物質や抗ウイルス薬に使用される 光学活性な医薬品中間体の合成プロセスを確立し、医薬品 関連事業を拡大していきました。現在では近年の医薬業界 の開発ニーズに対応し、バイオ医薬やジェネリック医薬の 分野にも力を入れています。
1980 年代
新規アリル樹脂 「ラドパーTM」 アクリルゴム 「ラクレスターTM」
事業の特長
中期経営計画:NEXT FRONTIER-100
(2014 ~ 2018 年度)
当社は、「スペシャリティケミカルで存在感のある会社」を経営ビジョンとして掲げ、2014 年4 月から、2018 年度を最終年度とする 5 カ年の中期経営計画に取り組んでいます。
当社は、基礎化学品から機能化学品までの製品を電解事業から一貫生産することで、品質・コストの最適化を可能としています。特 にアリルクロライド(AC)、エピクロルヒドリン(EP)を原料とする独自性の高い製品は世界トップシェアを獲得しています。
基礎化学品は電解事業の競争力を追求することで、機能化学品の原料としてコスト、品質の両面で競争力を付与しています。一方で、 機能化学品は、成長性の高い分野への積極的な用途展開で需要を拡大し、基礎化学品の事業規模拡大に寄与する事業構造となっていま
す。このように当社は基礎化学品、機能化学品の両事業の相乗効果によって成長を目指すビジネスモデルを構築しています。
中期経営計画「NEXT FRONTIER-100」の概要
ステージ 1
(2014 ~2015年度)
ステージ 2
(2016~2018年度)
経営
ビジョン
「スペシャリティケミカルで存在感のある会社」
売上高 1,300億円 経常利益 100億円 ROE 10% 以上
経営ビジョン
2018 年度目標
基本方針
1
新製品・新規事業の創出2
海外事業の拡大3
ヘルスケア関連事業の育成4
既存事業の再構築・再強化5
戦略投資の推進と諸制度の改革2018 年度目標
1
2
3
新製品・新規事業の創出
海外事業の拡大
ヘルスケア関連事業の育成
独自技術の応用テーマを中心に新製品開発を推進
グローバルニッチトップ製品を中心に拡大
ヘルスケア関連事業を第3の柱に
新製品売上高比率20
%
海外売上高比率
25
%
売上高
100
億円
エネルギー・環境 新製品の上市
合成樹脂・合成ゴム
液体クロマトグラフィー用シリカゲル
液体クロマトグラフィー用シリカゲル
電子材料
アリルエーテル類
医薬品原薬・中間体
医薬品原薬・中間体
● リチウム電池用高分子固体電解質 ● 水系バインダー
● レアメタル回収技術
● 合成樹脂:高感度 UV インキ用途拡販のための
技術支援 ● 合成ゴム:コンパウンド事業の拡大、
アクリルゴムの海外営業強化
● アジア現地パートナーへの技術強化 ● 欧米・インド市場での新規案件の獲得
● 新グレードの展開 ● 新規医薬品精製分野の開拓 ● カラム・装置事業の拡大
● 次世代基盤回路形成技術 ● 超微粒子導電材
● アジア市場でのシェア拡大 ● 新グレードの投入
● ジェネリック輸入原薬の販売 拡大
● 特殊反応設備の活用による新規案件の獲得 ● 高薬理活性設備の導入による開発案件獲得 当社の独創的なものづくりの基盤とも言える AC・EP チェーン。そこから生み出される製品は、電気絶縁性、半導電特性、耐熱性、耐油性、反
応性などの物性で際立った性能を持つものが多く、他の素材への代替が容易ではありません。また、製造においても特殊な技術やノウハウを必要 とするため、そのことが他社の参入を難しくする要因となっています。
これにより当社製品は、ニッチな製品でありながら国内外でトップシェアの地位を築くことに成功しており、安定的な需要の確保と高い付加価 値の維持を実現しています。
「AC・EP チェーン」の概要
グローバルニッチトップ製品
国内ニッチトップ製品
世界有数の競争力を追求
世界有数の競争力を追求
グローバルニッチトップ戦略を推進
ダップ樹脂
エピクロルヒドリンゴム アリルエーテル類
機能化学品
高成長分野へ積極的に展開
高成長分野へ積極的に展開
収益力向上のための構造改革に注力電解事業(かせいソーダ・塩素など) アリルクロライド(AC)
エピクロルヒドリン(EP)
基礎化学品
AC・EP チェーン
事業規模の拡大 競争力の強化
ダップ樹脂
省エネタイヤ用改質剤 (カブラス)
エピクロルヒドリンゴム
長寿命めっき用電極
アリルエーテル類
エピクロルヒドリン
液体クロマトグラフィー用 シリカゲル
塩素酸ソーダ 亜塩素酸ソーダ UV 硬化インキ
ホットスタンピング 電子部品
低燃費タイヤ
自動車用 耐熱・耐油ホース OA 機器用ゴムロール
家電製品のボディなどの薄型鋼板めっき
シランカップリング剤 高級金属用塗料 炭素繊維の補強
半導体、積層板、防錆塗料
精密分析機器 医薬品精製
紙・パルプ、繊維の漂白 世界
1
位国内
1
位世界
1
位国内
1
位世界
1
位国内
1
位世界
1
位国内
1
位NEXT FRONTIER-100
ヘルスケア ● 新規医薬品原薬・中間体 ● 化粧品用バイオ素材 ● 生体高分子用精製材料
レスポンシブル・ケアとは
レスポンシブル・ケア(RC)とは、化学物質を製造し、または取り扱う事業者が、自己決定・自己責任の原則に基づき、化学物質の開発から製造、 流通、使用、最終消費を経て廃棄に至る全ライフサイクルにわたって「環境・安全」を確保することを経営方針において公約し、安全・健康・環 境面の対策を実行し改善を図っていく自主的管理活動です。当社は 2003 年 4 月に経営トップである社長がレスポンシブル・ケア基本方針の宣言 を行いました。
レスポンシブル・ケアの基本姿勢
● 製品の開発から廃棄に至るまでの全ライフサイクルにわたり環境・健康・安全のパフォーマンスや、施設・プロセス・ 技術に関わるセキュリティの継続的改善に努め、その成果を社会に公表します。
● 経営層自ら強いリーダーシップを発揮し、国内外での環境・健康・安全の確保に努めます。 ● 各国の法規制、国際ルール等を遵守するとともに、自主的取り組みのレベルアップに努めます。
● RC 活動を通じて、人々の生活の質の向上と持続可能な社会の実現に貢献し、社会からの信頼の向上に努めます。
レスポンシブル・ケアの基本方針
1.環境保全
(1)地球環境保護への調和を配慮し、環境保全を推進します。 (2)大気、水域など周辺環境への環境負荷低減を図ります。
(3)省エネルギー・省資源を推進するとともに、廃棄物の削減およびその有効 活用を推進します。
2.保安防災
(1)『安全は全ての大前提』を基本とし、重大な事故・災害の防止を図ります。 (2)緊急時の危機管理体制を堅持します。
(3)高圧ガス、危険物、毒物・劇物等の管理を徹底します。 (4)設備機器類の保安管理を推進します。
3.労働安全衛生
(1)潜在的危険性を低減するとともに、労働災害の撲滅を図ります。 (2)作業環境を含め快適な職場環境の形成に努めます。
(3)健康の保持増進に努めます。 4.物流安全
(1)法的およびその他の要求事項を遵守して、製品輸送の安全を確保します。 (2)製品の輸送、流通におけるリスクを低減し、総合的な物流安全確保を推進します。 5.化学品・製品安全と品質保証
(1)品質トラブルを撲滅し、お客様の満足する製品を提供します。 (2)各国の化学品規制に対応し、適正な化学品管理に努めます。
(3)ビジネスパートナーに対して化学品の取扱いが安全に管理できるよう働きかけます。 6.社会との対話
(1)行政当局や地域住民等の関心に留意し、必要な情報を開示して対話に努めます。 (2)地域社会との対話や交流、社会貢献活動を継続して行います。
RC 活動を実施するにあたり、本基本方針を社内外に公表します。
【レスポンシブル・ケアの推進体制】
社 長
RC委員会
委員長 : RC 担当役員 委 員 : 事業部長 労働組合委員長 事務局 : RC・品質保証部
事業所RC委員会
(安全衛生・保安防災委員会) 委員長:事業所長 ● RC内部監査
● ISO内部監査 ● 重大事故防止対策 フォローアップ
RC推進会議
報告報告・提案
指導
指導・推進 報告
チェック
当社の安全衛生・保安防災を含むRC活動は、PDCAサイクルを 回して継続的な改善を図っております。
RC委員会 事業所RC委員会
RC 年度基本目標・ 施策とRC 実施 計画の決定 事業所のRC実施 計画の決定
各事業所
RC実施計画・ 重大事故防止作 戦に基づく活動
RC内部監査 ISO内部監査 RC実施状況を 監査・報告
RC委員会 RC推進会議 RC実施報告・法 的要求などに基 づいて、計画の 見直しや次年度 計画への反映
各事業所
PLAN
DO
CHECK ACTION
当社は、コンプライアンス体制の整備と維持を図るために社長直 轄のコンプライアンス委員会を設置し、さらに、専門委員会として 情報管理委員会、公正取引管理委員会、貿易委員会を設置し、専門 的な法律問題に対応する体制を確立しています。また、コンプライ
アンス体制の一層の充実を図るため、コンプライアンス委員会およ び専門委員会には弁護士を社外委員として招聘し、法的意見を適宜 求める体制となっています。
コーポレート・ガバナンス
コンプライアンス体制
株主総会
取締役会
会計監査人
代表取締役 社長執行役員
各事業部・本部 関係会社
監査役会
内部監査室
経営会議
コンプライアンス委員会 (内部通報窓口)
RC 委員会
品質保証委員会 コーポレート・ガバナンス体制(2017 年 6 月 29 日現在)
レスポンシブル・ケア(Responsible Care:RC)
コーポレート・ガバナンス/コンプライアンス体制/レスポンシブル・ケア
基本的な考え方
当社は、経営環境に機敏に対応できる組織体制と、株主重視の公 正な経営システムの構築と維持を重要視しています。
また、監査役会設置会社として、取締役による的確な意思決定と 執行役員による業務執行を行う一方、適正な監督・監視が可能な経 営体制を導入し、コーポレート・ガバナンスの充実を図り、実効性 を高めることに努めています。
取締役会
取締役会は、取締役 7 名(うち社外取締役2 名)で構成し、原則と して毎月 1 回開催し、取締役会規則に従い重要事項を付議するとと もに、業績の進捗について議論し対策等を検討しています。
なお、取締役の任期を 1 年とするとともに、執行役員制度を導入し、 取締役会を経営の意思決定機能および執行監督機能に、執行役員を 業務執行に分離し、効率的な企業経営と責任の明確化を図っていま す。
経営会議
取締役の職務執行上重要な事項については、代表取締役の諮問機 関として取締役を中心に構成される経営会議に付議され、代表取締 役の意思決定が的確に理解、実行される体制となっています。
監査役会
監査役は 3 名(うち社外監査役 2 名)であり、取締役会に出席す るとともに社内の重要な会議にも積極的に参加し、取締役の職務機 能を十分に監視できる体制となっています。
社外取締役および社外監査役
当社は、独立した立場で外部的な視点から当社経営への助言・監 督機能を担うことを目的として、社外取締役 2 名および社外監査役 2 名を選任しています。
社外取締役 2 名はいずれも経営者としての豊富な経験と実業界へ の幅広い見識を有し、うち 1 名は当社社外監査役としての経験を有 しており、それらを当社の経営に反映していただくため、社外取締 役に選任しています。いずれも独立役員と指定しています。 社外監査役2名のうち、1名は金融機関における長年の経験と財務 等に関する豊富な知見を有し、それらを当社の監査に反映していただ くため、社外監査役に選任しています。また 1 名は弁護士として企業 法務に精通し、財務および会計に関して相当程度の法的知見を有し、 それらを当社の監査に反映していただくため、社外監査役に選任し、 さらに独立役員として指定しています。
事業所名 取得年月 認証機関 登録証番号
2016 年度目標
2016 年度報告
長期目標環境保全
環境保全
保安防災
化学品・製品安全と品質保証 保安防災
労働安全衛生
物流安全
化学品・製品安全 と品質保証
社会との対話
環境負荷低減設備を適切に稼動させ、 環境負荷低減および再資源化率向上 を図る。
エネルギー原単位を年1%改善し、 CO2排出量を低減する。また、産業
廃棄物の外部埋立率を7%以下にす る。
化学業界の「低炭素社会実行計画」 に従い、 CO2排出量の削減努力をす
る。
環境負荷低減設備を適切に稼動させ、環境負荷低減および再資源化率向上を図る。
エネルギー原単位を年1%改善し、 CO2排出量を低減する。また、産業廃棄物の外部埋立率を7%以下にする。
化学業界の「低炭素社会実行計画」に従い、 CO2排出量の削減努力をする。
『安全は全ての大前提』を基本とし、重大な事故・災害の防止を図る。 重大事故防止対策を継続的に推進し、また、緊急時対応の強化を行う。
潜在的危険性を低減するとともに、労働災害の撲滅を図る。(ノンテクニカルの教育訓練を導入し休業災害ゼロ を目指す。)
安全輸送の継続とローリー荷役作業事故の撲滅を図る。
品質トラブルを撲滅し、お客様の満足する製品を提供する。 化学製品のコンプライアンスを徹底する。
重大事故防止対策を継続的に推進し、 事故・災害を防止する。また、緊急 時対応の強化を行う。
労働災害の撲滅を図る。(ノンテクニ カルの教育訓練を導入し休業災害ゼ ロを目指す。)
安全輸送の継続とローリー荷役作業 事故の撲滅を図る。
化学製品のコンプライアンスを徹底 する。
RC 実施報告および官公庁への報告な どを行い、社会とのコミュニケーショ ンを図る。
エネルギー原単位は、製品構成の変化 および新規設備の立ち上げによる非製 造外使用電力の増加によって 1% 程度 増加した。
産業廃棄物の外部埋立率については、 6.8% で目標を達成した。
重大事故防止対策達成率は、概ね 100%であった。
2016 年度の休業災害は、0 件で、目 標を達成した。
事故撲滅のための施策を実施している が物流事故は、11 件(前年度 10 件) で、施策の効果が認められなかった。
欧州 REACH、その他各国の化学品規 制に対応した。
官公庁・日本化学工業協会などへの報 告を実施した。
製品およびプロセスの開発において、環 境負荷低減を考慮するとともに、省エネ ルギー・省資源を推進する。
地域社会との融和を図り、生活環境の保 全、改善に努める。
事故、災害の防止を図る。 危機管理体制を堅持する。
高圧ガス、危険物などの管理を徹底する。 設備機器類の保安管理を推進する。
労働災害の撲滅を図る。 作業環境の整備、改善に努める。 健康の保持増進に努める。
法的およびその他の要求事項を遵守して、 製品輸送の安全を確保する。
製品の輸送、流通段階における安全上のリ スクの低減に努める。
企業理念のもとに、お客様の満足する製 品を提供する。
適正な RC・ 品質 ・ 環境マネジメントシス テムのもとで、化学品と製品の安全性を 最優先する。
常に品質を第一に、コスト低減に努める。
当社の事業活動に係る調査依頼および報 告に、適切な対応をする。
レスポンシブル・ケア活動の目標と実績
生産活動のマテリアルバランス
化学業界では 2008 ~ 2012年度の平均として、エネルギー原単位を 1990 年の80%にするように努力する「環境自主行動計画」に取り組んで きました。2013年度からは新たに「低炭素社会実行計画」(2013 ~ 2020 年度 ) への取り組みを開始しています。
当社は RC 活動の一つとして、事業活動において省エネルギー・廃棄物削減・地球温暖化防止などの環境負荷低減、法的およびその他の要求事 項の遵守、緊急事態への対応に取り組んでいます。
また、主力3事業所および関係会社において、環境マネジメントシステムの国際規格である ISO14001 の認証を取得し、継続的な改善を図って います。
尼崎工場
松山工場(サンヨーファイン(株)松山工場を含む) 水島工場(岡山化成(株)水島工場を含む)
ダイソーエンジニアリング(株)((株)ジェイ・エム・アールを含む)
2001 年 5 月 2001 年 6 月 2000 年10月 2005 年 5 月
( 一般財団法人 ) 日本品質保証機構 ( 一般財団法人 ) 日本品質保証機構 ( 一般財団法人 ) 日本品質保証機構 ( 一般財団法人 ) 日本品質保証機構
JQA - EM1558 JQA - EM1631 JQA - EM1051 JQA - EM4787 前年度と比較し、2016 年度の生産量は 7%増でしたが、水資源使用量は 2%増加しました。これは主に製品構成が変化したことによります。 大気汚染物質の排出量については、水素や都市ガスの代替エネルギーを使用するボイラーの適正な稼動をもって、前年度と同等となっています。 2016 年度の生産活動のマテリアルバランスは以下のとおりです(岡山化成(株)水島工場を除く集計です)。
RECYCLE
OUTPUT
INPUT
水
18
,
954
千t
エネルギー使用量
(原油換算)120
千k
L
原材料
274
千t
製品生産量
642
千t
出荷包装量
※209
t
自主回収包装量
93
t
OUTPUT
CO
229
万t
SO
X0.1
t
NO
X19
t
ばいじん
0.8
t
COD
236
t
全窒素
77
t
全りん
7.9
t
排水量
28,701
千t
廃棄物
PRTR
発生量27,308t
外部埋立量1,847t
排出量 64.2t
移動量105.0t
※出荷包装量:製品の容器包装材として使用している紙袋、 プラスチック袋、ポリ容器の重量。
2017 年度の目標
事業所別 ISO14001 取得状況
環境保全活動
社会との対話 RC 実施報告および官公庁への報告などを行う。地域社会との対話や交流、社会貢献活動を継続して行います。 労働安全衛生
省エネルギーへの取り組み
大気汚染・水質汚染の防止への取り組み
産業廃棄物削減への取り組み
環境に配慮した製品および技術の開発
2016 年度の生産量およびエネルギー使用量は、前年度と比べ生産量は 7%増、エネルギー使用量は8%増加しました。エネルギー原単位に関しては、設備の適切な稼動に努めたこともあり前年度と同等でした。
当社の主力4工場(小倉、尼崎、松山、水島)および岡山化成(株)水島工場、サンヨーファイン(株)松山工場は瀬戸内海 およびその臨海で生産活動を行っており、瀬戸内海の美しい環境保全のために排水管理を重要テーマとしています。また、 地域と公害防止協定や環境保全協定を締結し、環境関連法の遵守はもとより大気汚染や水質汚濁の防止と削減に努めています。 当社からの排水による環境負荷は、有機製品等(有機製品、プラスチック、医薬中間体など)の工程からの排出が主たる要 因であり、その負荷低減に努めています。
設備更新、システム改善、省力化などによりエネルギー使用量の削減に取り組みを続けていますが、生産量の増加、 高付加価値の製品比率の増加にともなうエネルギー原単位の増加、および新規設備の立ち上げ等による非製造外使用 電力の増加によってエネルギーの使用量は前年度に比べ8%増加しました。
生産量の増加、中でも高付加価値製品の生産量増加にともない、対象物質の排出・移動量が前年度比で 25% 増 加しました。
大気汚染物質の排出量が前年度比で 23% 減少しました。大気汚染物質の 9 割 以上を占める窒素酸化物 (NOx) の減少に よるものです。
水質汚濁物質の大半を占める化学的酸 素要求量 (COD) が生産量の増加にとも ない増加したため、総排出量は10%増加 しました。
ソーダ電解で発生する水素は CO2を排出しないクリーンエネルギー であり、水素の利用を当社の代替エネルギー施策の一つとし、現在水 素ボイラー2 基から発生する熱エネルギーの回収により、CO2排出削 減に努めています。また、2006年度にCO2排出量の少ない都市ガス ボイラーを尼崎工場に設置し、合計3基のボイラーにより、2007年度 以来、重油使用量を原油換算で年間約4,000kL 削減し、CO2の排出量 を年間約15,000t 削減しました。
2016 年度も、環境への配慮と業務効率の向上を目指し、 クールビズ活動に取り組みました。
対象事業所:当社全事業所、関係会社
活 動 期 間 : 2016 年5月1日(日)~ 10月 31日(月) 活 動 内 容 : ノーネクタイ、ノー上着
室内温度管理(設定:28℃)
当社では以下のエコ通勤活動を推進しています。 (1)1台の車に乗り合わせて通勤
(2)時間帯をずらして渋滞を回避 (3)交通手段の変更
(4)エコドライブの推進
尼崎工場の水素ボイラー 松山工場の水素ボイラー 尼崎工場の都市ガスボイラー
2000 年に「循環型社会形成推進基本法」が制定され、各種のリサイクル法が施行されました。当社は、製造工程から副生した有機塩素系化合 物を原料とした塩酸製造設備、廃液燃焼設備で塩酸と蒸気を回収し、資源とエネルギーに再利用するシステムで廃棄物の削減を行っています。また、 排水処理で発生した有機スラッジの肥料化、ごみの分別回収とリサイクルなどにも取り組んでいます。
当社が製造・販売している省エネタイヤ用改質剤「CABRUSTM」※ 1 は、低燃費タイヤの添加剤として 使用されるポリスルフィド系シランカップリング剤です。
カブラスは、馴染みの良くないゴムとシリカの結合を補助し、タイヤの転がり抵抗※ 2 を減少させるこ とにより燃費を改善する効果があります。
カブラスを使用したシリカ配合タイヤは、低燃費を実現することによりCO2の排出量を削減でき、欧州 を中心に普及し、地球環境保全に貢献しています。
※ 1「CABRUSTM」:Coupling Agent for Bonding RUbber and Silica の頭文字。
※ 2 転がり抵抗:走行時のタイヤの振動や摩擦による発熱。
水銀除去をはじめとする当社の独自技術を生かして、さまざまなリサイクルシステムを開発、提供しています。また、製品の開発段階からリサ イクルに配慮した製品づくりを進めています。
● 排ガス・排水中の水銀除去設備 ● 廃プラスチック減溶化リサイクル技術 ● 使用済蛍光管のガラス回収リサイクル技術 ● エッチング廃液の再生リサイクル技術
当社グループの(株)ジェイ・エム・アールは、当社の水銀処理技術をベースとした使用済蛍光管や水 銀ランプの処理事業を通じて循環型社会への貢献を目指しています。
使用済蛍光管を切断・破砕・水洗処理後、ガラス・蛍光剤・金属・水銀を各々回収リサイクルします。 近畿、中部圏を中心に約 3,000 社と契約し、年間約 400万本(40W直管型蛍光管換算)を処理して います。
当社とダイソーエンジニアリング(株)は、上水道をはじめプール、 温浴施設などの水をオンサイトで殺菌できる二酸化塩素水生成装置 「レジオクリーン」と次亜塩素酸ソーダ生成装
置「次亜 de クリーン」を開発しました。 循環風呂などで最も問題となるレジオネラ 菌などを殺菌できることが特長で、温浴施設 やプール、冷水塔、医療や食品関連施設など での殺菌装置として提案しています。
当社の基盤技術を活用し、ダイソーケミカル(株)と(株)大林組との 共同開発で、吹付けアスベスト粉じん飛散防止処理剤「ニューダイロッ ク」を提供しています。
「ニューダイロック」は珪酸塩を主 成分とする水性無機系処理剤で、有 機溶剤などの VOC を含まず、アス ベストへの浸透性に優れていること が特長です。
エネルギー使用量
8
%
増加
排水熱分解による有価物回収設備(松山工場)
エネルギー使用量削減の取り組み
詳細データP19
クリーンエネルギーの使用
クールビズ活動
エコ通勤推進活動
PRTR 法対象物質管理
PRTR法対象物質 排出・移動量
25
%
増加
大気汚染物質の 排出量
23
%
減少
大気汚染防止の取り組み
詳細データ
P19
詳細データ
P20
水質汚濁防止の取り組み
詳細データP20
水質汚濁物質の 排出量
10
%
増加
詳細データ
P21
自動車のCO
2排出量削減に貢献する省エネタイヤ用改質剤「C
カ ブ ラ ス
ABRUS
TM」
保有技術を資源リサイクルへ応用
水銀吸着剤「ダイソー MR」を利用した環境保全設備および蛍光管リサイクル事業
安全で清潔な水づくりのために
アスベストを完全に除去するために
環境保全活動
▲ガラス ▲蛍光剤 ▲金属 ▲水銀
「CABRUSTM」を使用したシリカ配合タイヤ
(株)ジェイ・エム・アール尼崎工場
当社は、RC 活動の一環として労働安全衛生・保安防災を重視し、以下の委員会や会議を通じて継続的 な改善を図っています。
松山工場 RC 推進会議風景
RC 委員会
RC 推進会議(安全衛生会議を含む)
事業所 RC 委員会(安全衛生・保安防災委員会を含む) 職場会
年 2 回 開 催 年 2 回 開 催 毎 月 開 催 毎 月 開 催
労働安全衛生・保安防災活動の推進
品質保証の取り組み
製品安全・化学物質管理への取り組み
労働安全衛生・保安防災活動
当社は RC 活動の一つとして、事業活動において化学品や製品の安全と品質保証、および、お客様からの要求事項への迅速な対応、品質トラブ ルの防止活動に取り組んでいます。
そのために、主力3工場および関係会社において品質マネジメントシステムの国際規格である ISO9001 の認証を取得し、各事業所の ISO 活動 において半年に1回営業部門を通じて評価した顧客満足度をマネジメントレビューで確認し、継続的改善により顧客満足度の向上を図り、お客様 の満足する製品の提供に努めています。
製品の安全データシート(SDS)を整 備し、多くの製品についてはホームペー ジで公開しています。
クレームなどの品質トラブルに迅速に対応し、早期に是正するためのデータベースを運用しています。データベースで情報を共有することによっ て全社に水平展開し、類似の品質トラブルの予防を図っています。
当社では平素より製品の物質管理および情報収集に努めており、化審 法※ 2の国内法以外にも、RoHS※ 3、SVHC※ 4などの化学物質の詳細な含 有情報に対するお客様からのご要望に対応するため、SDS を補完する 目的で当社様式の「特定の化学物質含有情報シート」や、アーティクル マネジメント推進協議会の「MSDSplus※ 5」を作成し、定期的なリスト の見直しに迅速に対応、お客様に提供しています。
※ 1 JAMP:アーティクルマネジメント推進協議会(Joint Article Management Promotion- consortium)の略。
※ 2 化審法:「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律」の略。
※ 3 RoHS:電気・電子機器における特定有害物資の使用制限(Directive on the Restriction of the use of certain Hazardous Substances in electrical and electronic equipment)の略。
※ 4 SVHC:発がん性、変異原性、生殖・発生毒性その他、人の健康や環境に重大な影響を及ぼ す高懸念物質(Substances of Very High Concern)の略。
※ 5 MSDSplus:製品含有化学物質情報を伝達するための基本的な情報伝達シートで、製品中に 含有される成分を管理対象とする「法規等の名称」、管理対象物質の「含有有無」 を記載したもの。
当社では近い将来に発生が予想される巨大地震に対して、各事業所の生産設備への被害想定とともに、関連する各種の原材料や水道や電気な どのユーティリティ、物流関係の復旧予測をもとにした事業継続計画(BCP)をそれぞれの製造拠点ごとに策定しています。また、各事業所にお いて緊急時対応要領を策定し、緊急時の連絡系統や安否の確認方法について周知徹底を図っています。
また、インフルエンザ感染症の大規模な流行に備えた BCP も策定し、従業員間の感染防止による生産人員の確保や各事業所間の相互応援体制 についても検討しています。
事業所ごとに地域の防災訓練に参加し、また事業所内でも総合防災訓練と通報連絡訓練を実施しました。
各工場と研究センターで外部講習による危険予知(KY)トレーナーを育成し、職場の KY 活動に反映させています。
当社全事業所および岡山化成(株)水島工場、サンヨーファイン(株)松山工場で、メンタルヘルス・ケアについて外部講師による教育、ビデオ による教育を実施して、メンタルヘルスの維持・改善に努めています。
事業所ごとに資格取得の目標を掲げ奨励することによって、主要資格取得者は前年度比で75名増加しました。
定期的な RC 委員会(安全衛生・保安防災委員会を含む)の開催、重大事故防止、KY 活動などの継続実施を行い災害防止に努めておりますが、 2016 年度は休業災害が 1 件発生しました。
事業所名 取得年月 認証機関 登録証番号
尼崎工場 松山工場 水島工場
ダイソーエンジニアリング(株)
1996 年 3月 1995 年10月 1994 年 6月 2015 年 3月
( 一般財団法人 ) 日本品質保証機構 ( 一般財団法人 ) 日本品質保証機構 ( 一般財団法人 ) 日本品質保証機構 ( 一般財団法人 ) 日本品質保証機構
JQA- 1181 JQA- 0998 JQA- 0539 JQA- QMA15188
安全データシート(SDS) MSDSplus
本社 小倉工場 尼崎工場 松山工場 水島工場 サンヨーファイン(株) 福井工場
尼崎工場 松山工場 水島工場 ダイソーエンジニアリング(株)
事業所別 ISO9001 取得状況
品質トラブルの防止
安全データシート(SDS)
JAMP
※ 1MSDSplus
事業継続計画(BCP)
2016年度の重大事故防止対策の推進のため「ZA2016」として「慣れた作業に危険が潜む 指さし声だし 安全確認」をスローガンに定め、 労働災害や事故の撲滅に努めました。4工場と研究センターおよび岡山化成(株)水島工場、サンヨーファイン(株)松山工場は、重大事故防止対策 に13年間継続して取り組んでおり、PDCA サイクルを回して成果の向上を目指しています。
この活動のフォローアップは毎年10月に実施して進捗状況の確認を行っています。
ZA(ゼロ・アクシデント)と重大事故防止対策の推進
危険予知(KY)トレーナーの育成
メンタルヘルス・ケア活動
資格取得の取り組み
詳細データP21
主な資格の保有状況 総資格者数(延べ)
1,566
名
(前年度比75名増)
防災訓練
休業災害防止活動
詳細データP21
インターンシップ
地域社会との交流
イエローカードとGHSラベル
運輸部会の開催と緊急対応訓練
93,509 6,586 6,536 4,320*
41.01 500.50 11.00
101,503 52,725 51.9 21,839 0.4
8.6 6.6 12.1 4,302 2,932 1,684
8,490 △ 3,145 △ 3,506 20,523
497 111,773,837 55,551
2016
(年度) 2012 2013 2014 2015
物流安全への取り組み
社会とのコミュニケーション
● 工場ごとに「運輸部会」を定期的に開催し、輸送業者やドライバーに安全輸送の徹底を図っています。 ● 工場関係者と輸送業者が合同で緊急対応訓練や通報連絡訓練を実施しています。
● 当社は、毎年定期的に「レスポンシブル・ケア実施報告書」を一般社団法人 日本化学工業協会「レスポンシブル・ケア委員会」に提出しています。 ● また、官公庁や団体からの調査依頼を受けて報告しています。
● 事業所は法令や環境保全協定などに基づいて県や市に定期的に報告しています。
● 企業にとって地域社会との関係はますます重要になっています。当社はレスポンシブル・ケア地域説明会に参加しています。 ● 環境保全活動の一環として、清掃活動など地域のさまざまな活動に積極的に参加し、交流を深めています。
社会貢献活動の一環として、全ての事業所で「地域清掃活動」、「地域社会との交流」、「インターンシップ」の受入等を行いました。
当社は 5S(整理・整頓・清潔・清掃・躾)活動に基づ いて事業所内はもとより定期的に各事業所の周辺の清 掃活動を実施しています。
2016 年度は小倉工場で 7 件、尼崎工場で 32 件、松山工場で 13 件、水島工場で 21 件、 岡山化成(株)水島工場で 5 件の工場見学が ありました。その内、工場近隣の高校生、大 学生に対しては生産活動の概略や生産設備に ついて紹介しました。
2016 年度は教育機関からの要請 に対し、学生への技術指導や体験労 働の実習を行いました。
小倉工場 7 月 5日間 3 名 尼崎工場 8・9月 5日間 5 名 松山工場 10 月 5日間 5 名 ● 毒物・劇物および危険物に該当する製品の「イエローカード」を整備し、運転手への教育
と通報連絡訓練を実施して、輸送時の安全確保と緊急時への適切な対応を図っています。 ● ドラム缶や石油缶入り製品の混載輸送や保管時における安全性確保のために応急措置、 指針番号や国連番号を記載した「GHS ラベル」(容器イエローカード対応)を製品容器に 貼りつけています。
輸送業者表彰制度により、物流事故低減に大きく寄与した優良ドライバーなどに対して表彰を行っています。2016 年度は13 名を表彰しました。
運輸部会漏洩訓練
イエローカード GHSラベル
小倉工場
本社 尼崎工場
松山工場 水島工場 サンヨーファイン(株)
福井工場 工場見学 インターンシップ
業績
売上高(百万円)
営業利益(百万円)
経常利益(百万円)
当期純利益(百万円)
1 株当たりデータ
1 株当たり当期純利益(EPS)(円)
1 株当たり純資産(BPS)(円)
1 株当たり配当金(年間)(円)
資産・負債
総資産(百万円)
純資産(百万円)
自己資本比率(%)
有利子負債(百万円)
有利子負債比率(D/E レシオ)(倍)
財務指標
自己資本当期純利益率(ROE)(%)
総資産経常利益率(ROA)(%)
株価収益率(PER)(倍)
設備投資額(百万円)
減価償却費(百万円)
研究開発費(百万円)
キャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フロー(百万円)
投資活動によるキャッシュ・フロー(百万円)
財務活動によるキャッシュ・フロー(百万円)
現金及び現金同等物の期末残高(百万円)
株式データ(期末)
終値(円)
発行済株式数(株)
時価総額(百万円)
83,149 4,538 5,025 2,888
27.41 362.74 7.00
76,804 38,246 49.7 14,015
0.4
7.9 7.0 10.4 7,030 2,363 1,367
4,711 △ 5,182 430 5,934
285 111,771,671 31,854
91,621 4,751 5,241 3,029
28.76 394.99 7.00
84,326 41,615 49.3 19,990
0.5
7.6 6.5 12.7 5,832 2,510 1,411
5,177 △ 8,336 5,233 8,197
365 111,771,671 40,796
101,365 5,172 5,747 3,450
102,125 6,443 6,439 3,606*
32.75 452.78 8.00
34.23 458.43 10.00
100,893 47,704 47.3 26,760
0.6
97,027 48,296 49.8 24,280
0.5
7.7 6.2 12.8 2,015 2,811 1,469
7.5 6.5 12.0 2,861 2,892 1,485
7,460 △ 1,853 5,954 20,095
5,031 △ 2,535 △ 3,433 19,036
420 111,771,671 46,944
411 111,771,671 45,938
物流安全表彰
社会との対話
社会貢献活動
地域清掃
物流安全 / 社会とのコミュニケーション
主要財務データ(連結)
*親会社株主に帰属する当期純利益
【エネルギー原単位】※
環境
150 120 90 60 30 0 117 109 109
2012 2013 2014 (年度) 111
2015
120
2016
(千kL)
30.0 25.0 20.0 15.0 10.0 5.0 0
25.4 27.2 27.4
2012 2013 2014
27.5
2015
28.7
2016
(万)
(年度)
2.00
1.50
1.00
0.50
0
2012 2013 2014 2015 1.12
1.31 1.35 1.39
2016 1.57
(千)
(年度)
1.000
0.800
0.600
0
エネルギー原単位(原油換算 kL/ 生産量 t) エネルギー原単位指数(対 1990 年度比)
2012 2013 2014 2015 0.614 0.600 0.600 0.591 0.906 0.885 0.886
0.872
2016 0.599 0.884
(年度)
2.000
1.500
1.000
0
CO2排出量原単位( 2/
CO2排出量指数(対 1990 年度比)
2012 2013 2014 2015 0.926 0.996 1.001 1.008 1.335 1.502 1.507 1.467 2016 1.051 1.436
(年度)
20.00
15.00
10.00
5.00
0
2012 2013 2014 2015 13.60 15.14
16.54 16.91
2016 16.12
(千)
(年度)
【エネルギー使用量(原油換算)】※
【エネルギー使用にともなうCO2排出量】※
【オフィス、研究部門からの CO2排出量】
【CO2排出量原単位】※
【輸送にともない発生するCO2排出量】
排出量 38.0%
移動量 62.0%
大気排出量 63.3 年
水域排出量 1.0 年
土壌排出量 0.0 年
埋 立 量 0.0 年
800 600 400 200 0 120 110 100 90 0
無機製品 有機製品等
2012 2013 2014 2015
有機製品等の伸び率 (対2010年度比)
455 141 429 141 427 152 95 95 102 447 158 106 2016 473 169 113
(千) ( %)
(年度)
4
3
2
1
0
2012 2013 2014 1.26 0.73 0.71 2015 0.35 2016 0.09
(年度) (t) 50 40 30 20 10 0
2012 2013 2014 19 15 20 2015 24 2016 19
(年度)
(t) 5 4 3 2 1 0
2012 2013 2014 1.77 2.68 2.70 2015 1.37 2016 0.80
(年度) (t) 800 600 400 200 0
2012 2013 2014 596 570 579
2015 601
2016 642
(千t)
(年度)
【無機製品生産量/有機製品等生産量/有機製品等の伸び率】
【SOx 排出量】 【NOx 排出量】 【ばいじん排出量】
【製品生産量】
40, 000
30,000 20,000 10,000 0 280 210 140 70 0 排水量
2012 2013 2014
COD 負荷量
24,684 25,298 24,859 240 222 219 2015 26,396 215 2016 28,701 236
(千t) (t)
(年度)
80 70 60 50 0 20 15 10 5 0
全窒素排出量
2012 2013 2014
全りん排出量
70
64 63
6 6 6
2015 69 7 2016 77 8 (t) (t)
(年度)
【排水量/COD負荷量】 【全窒素/全りん排出量】
2012 2013 2014 2015 2016
排出・移動の合計 排出量
大気 水域 土壌 移動量
96.4 28.3 27.3 1.0 0.0 68.1 115.4 32.0 31.0 1.0 0.0 83.5 133.6 40.3 39.2 1.1 0.0 93.3 135.7 41.2 40.1 1.0 0.0 94.5 169.2 64.2 63.3 1.0 0.0 105.0
物質名[ ]内は CAS No. 大気排出量 水域排出量 土壌排出量 排出量合計 移動量 排出・移動量合計 n-ヘキサン [110-54-3]
トルエン [108-88-3]
3-クロロプロペン(塩化アリル) [107-05-1] トリクロロエチレン [79-01-6]
エピクロロヒドリン [106-89-8] 1,2- ジクロロプロパン [78-87-5]
1,3- ジクロロプロペン(別名 D-D) [542-75-6] フタル酸ジアリル [131-11-3]
ジメチルアミン [124-40-3] アリルアルコール [107-18-6]
1- アリルオキシ-2,3-エポキシプロパン [106-92-3] エチレンオキシド [75-21-8]
1, 2, 3-トリクロロプロパン [96-18-4] 1, 2-エポキシプロパン [75-56-9]
クロロジフルオロメタン(HCFC-22) [75-45-6] 塩化第二鉄 [7705-08-0]
有機スズ化合物
りん酸トリ - ノルマル - ブタン [126-73-8] 塩化メチレン [75-09-2]
合計
ダイオキシン類 [ * ](注 )
55.61 0.56 2.91 0.81 1.56 0.06 0.00 0.00 0.11 0.37 0.31 0.12 0.00 0.03 0.81 0.00 0.00 0.00 0.02 63.28 0.54 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.66 0.32 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.98 6.24 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 55.61 0.56 2.91 0.81 1.56 0.06 0.00 0.66 0.41 0.37 0.31 0.12 0.00 0.03 0.81 0.00 0.00 0.00 0.02 64.24 6.78 24.10 66.82 0.00 13.15 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.92 104.99 0.00 79.71 67.38 2.91 13.96 1.56 0.06 0.00 0.66 0.41 0.37 0.31 0.12 0.00 0.03 0.81 0.00 0.00 0.00 0.94 169.23 6.78
単位:t/ 年 ■ 2016年度のPRTR法対象物質の排出・移動量169.2t/年の内訳
単位:t/ 年
省エネルギーへの取り組み
PRTR法対象物質排出・移動量
2016年度のPRTR 法対象物質の移動状況
製品生産量と有機製品等の伸び率
大気汚染物質の排出量
水質汚濁物質の排出量
環境・安全データ
(年度)