屋外広告物特別地区の指定について(案)
1 特別地区指定の目的
屋外広告物は、景観を構成する重要な要素であることから、歴史的な景観を有する 地区、自然環境の豊かな地区、閑静な住宅地など地域の特性に応じたきめ細やかな規 制、誘導により良好な広告景観の形成をはかり、長野市の優れた景観を将来に向けて 保全・育成するとともに商業・業務地区の活力ある街並みの形成をはかるため、屋外広 告物特別地区の指定を進めます。
また、本年の3月に景観審議会より、合併地域の屋外広告物の規制見直しについて、 特別地区の指定を検討するよう答申をいただいており、長野地域を含め長野市全域で 指定の検討を行います。
2 特別地区とは
屋外広告物特別規制地区、屋外広告物モデル地区、屋外広告物活用地区
3 特別地区指定の検討地区
(1) 歴史的・文化的景観地区(善光寺、松代、戸隠、白髯神社・松巌寺など)
(2) 自然環境が豊かな地区(奥裾花渓谷、棚田、樋知大神社、つつじ山など)
(3) 良好な眺望景観地区(アルプス展望公園、大望峠)
(4) 閑静な住宅地区(地区協定・建築協定の指定地区)
(5) 商業・業務地区(長野駅前、中央通、長野大通りなど)
4 特別地区指定の方針等
(1)地区の特性に応じた広告物等に関する基本方針
(2)特別地区の指定の範囲
(3)広告物等の位置、形状、面積、色彩、素材、意匠その他表示又は設置の方法に関 する基準
5 特別地区指定の手順等
※ 合併地域
(1)指定予定地区の関係者との協議 平成18年6月上旬∼下旬
(2)景観審議会、専門部会で素案の検討 6月下旬∼9月下旬
(3)素案に対する指定予定地区の関係者から意見収集 10月上旬∼11月上旬
(4)景観審議会、専門部会で原案の検討 11月下旬・1月下旬
(5)指定予定地区の関係者への報告 2月上旬
(6)規則の改正 3月上旬
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