ようこそ!!
ロナウラヨーガ研究所東京 活動内容
1.
国内でのワ-クショップの企画・実施2.
勉強会3.
研究発表4.
留学支援5.
Lonavla系ヨーガへのフィードバック<目標>
国内で公的なヨーガ指導・研究機関
としての機能を有すること
春の勉強会の位置づけ
ヨーガと脳科学
実体 イメージ
• 社会
• 共同体 •
性愛
• 性の相(生殖)
• 個人
• 食の相
(新陳代謝)
ヨーガと比較文化
ヨーガと生理学 ヨーガと心理学
第 3333 回 Yoga Yoga Yoga Yoga と比較文化
テーマ「文明と文化、情報と知識の再定義」 文明と文化・・・後ほど定義
情報と知識(Kaivalyadhamaの定義)
情報・・・一方向の判断しか与えないもの。 知識・・・上記の情報の交通整理。総合力。
参考文献
比較文化=異文化理解
現代における異文化理解の必要性
ヒト・モノ・情報が大移動する現代では、異質 な文化を持つ人々が集まり、生き生きとした
創造的な活動によって、社会が機能している。 しかし、異なる文化を持つ人が集まると、文化 の利己主義・異文化に対する排他性といった 問題が起こる。
そこで
1.
文化自体が世界で通用するよう表現を変え る(文明化・文化の昇華・脱固有文化"ディア スポラ")2.
異文化を異文化として理解する姿勢を養うヨーガの伝統文献でウォームアップ
1. ヨーガという文化に適した条件を知ろう
<場所>で縛ったハタ・ヨーガ
<ルール>で縛ったパタンジャリヨーガ
2. 現代日本に、ヨーガに
適した場所とルールが
あるか少し考えてみよう
G.S.5-4
G.S.5-4 G.S.5-4 G.S.5-4
ヨーガに適さない場所
①町から遠すぎると安全じゃないし
②森の中では保護するものがなく
③町中では人ごみがあって邪魔
G.S.5-5
G.S.5-5 G.S.5-5 G.S.5-5
ヨーガに適した場所
①繁栄した国(施しが得やすい) で
②邪魔者が居ない場所 に
③囲いのある小屋 を建てる
H.P.1-12
H.P.1-12 H.P.1-12 H.P.1-12
①公平な国の人里はなれた場所で②政府が慈悲深く
③施しが得やすく④すべての障害から自由で
⑤2メートル四方に石や火や水がない小さな家
P.Y.S.
P.Y.S. P.Y.S. P.Y.S. Ⅱ -30 -30 -30 -30 ( Yama Yama Yama Yama )
• ahimsa = Non-injuring, non-violence,
• satya = Truthfnlness.
• asteya = Non-stealing.
• brahmacarya = a mode of disciplined life for
spiritualattainment, usually understood as continence or abstinence in sex.
• aparigraha = Non-accepting and non-hoarding of things.
• yama(ah) = Yama, rules or injunctions of self-restraint ( are ).
P.Y.S.
P.Y.S. P.Y.S. P.Y.S. Ⅱ -32 -32 -32 -32 ( Niyama Niyama Niyama Niyama )
• sauca = cleanlines
• samtosa = Contentment
• tapas = Austerities
• svadhyaya = One's own regular study or reading
• isvara-pranidhana = Worship ( i. e. pujana ) of isvara with
surrendering attitude
• niyama ( ah) = Niyama, rule of behavior
ヨーガで異文化理解
は可能か?
ヨーガは異文化理解に
どう貢献するか?
こういうときには
原点に立ち戻って
Kaivalyadhama
Kaivalyadhama Kaivalyadhama Kaivalyadhama
ディプロマコース
のシラバスを参照
ヨーガと文化の統合・価値教育のシラバス
ヨーガ教師・ヨーガの実践者は、 ヨーガの(正しい)理解を通じ、
1.
人類の多様な精神文化全般への 理解と洞察を深める2.
自分の所属する文化・伝統への 理解と自信を深める3.
異文化への理解と寛容性を養成 することが期待されている。
ヨーガで異文化理解は可能か?
ヨーガの正しい理解が、異文化理解に必要な要素
①多様な(精神)文化の理解
②自文化の理解と自信
を与えてくれるから"可能"
結論
ヨーガは異文化理解にどう貢献するか?
ヨーガの正しい理解が、異文化への
"寛容性"を養成する
では具体的に♪
シラバスその 1: 1: 1: 1: ヨーガと文化の統合
文化の定義
異なる文化の概観、宗教と文化、文化とヨーガの関係
インド文化
ウパニシャド的思考、ヨーガとウパニシャド
ヨーガとインド哲学の6学派
ヨーガとバガヴァット・ギーター、ヨーガとシヴァ派 ヨーガとジャイナ教・仏教
ヨーガとイスラム教、ヨーガとスーフィ派、ヨーガとキリ スト教
ヨーガと様々な形態の神秘主義
文化と人道主義の基盤としてのヨーガ
ヨーガと仏教 STEP1: STEP1: STEP1: STEP1: 共通点を探す
Viveka Khyati
(識別知)
四諦
(四つの真理)
Heya 苦諦(苦)
Hetu 集諦(苦の原因) Hana 滅諦(苦の滅)
Hanopaya 道諦(苦の滅を実現
する道→八正道)
Yama 五戒
Ahimsa 不殺生戒
Satya 不妄語戒
Asteya 不偸盗戒 Brahmacarya 不邪淫戒 Aparigraha 不飲酒戒
Samadhi
SamadhiSamadhiSamadhi 涅槃
(ニルヴァーナ)
(散財しない)
STEP STEP STEP STEP2222:::: 相違点を探す
佐保田先生は、その共通点の多さ から、ヨーガは全ての宗教にとって の初等・中等教育になりうるといった
シラバスその 2: 2: 2: 2: ヨーガと価値教育
1.
価値の意味a) コンセプトの基本的な理解 b) 価値の分類 c) 人 生における価値の意味
2.
価値教育a) 価値教育の意味 b) 価値教育の目的
3.
価値教育の内容a) 精神的価値 b) 個人的価値 c) 社会的価値 d) 国民的価値 e) ヨーガ的価値
4.
価値教育の方法:特にヨーガ全般を参照しな がら議論2. 2. 2. 2. 自分の所属する文化・伝統への理
解と自信を深める
文化・文明も定義がさまざま
日本人は文化をどう考えているか 日本の作家の定義を見ていく
司馬遼太郎の
「 文化・文明 」の定義
新潮文庫「アメリカ素描」より
司馬遼太郎の「 文化・文明 」の定義( 1111 )
文明
は、誰もが参加できる普遍的・合理的・ 機能的なもの(例)信号、ジーンズ、カッコイイもの
文化
は、不合理で特定の集団においてのみ 適用する特殊なもので、他に及ぼしがたい。(例)作法。ふすまは膝をついて開けるもの
司馬遼太郎の「 文化・文明 」の定義( 2222 )
1. 文明
は多民族地帯に起こりやすい(多様な感覚群が「ろ過装置」の役割)
2. 文明
の成立条件食える
政治が安定している
(※ハタ・ヨーガの促進条件、ハタ・ヨーガが文明的 側面を持つ)
青木保の異文化理解
元文化庁長官
岩波新書「異文化理解」より
文化を構成する要素
宗教 民族 言語
生活様式
(衣食住 振舞い 人間関係 社会関係 組織 制度)
文化の特質
文化は、価値・象徴・意味を与える 文化の混成性・・・
人間も文化も孤立して生きられない 異文化との交流で文化が成立する
◆日本の文化の特質 日本人は自己完結的 異文化を消化しようする
異文化が日本文化になってしまう
→異文化に対する無関心を生む
異文化のステレオタイプ化
情報化時代はステレオタイプを持ちやすい 断片的な印象からステレオタイプ化する
ステレオタイプ化は良くも悪くも必ず原因がある。
◆異文化理解には
自文化の評判に感情的にならず原因を考える 異文化に対する自分の判断がステレオタイプ 化してないか疑う
文化に対する 2222 種類の接し方
「憧れ」と「軽蔑」
軽蔑・・・政治的・経済的・文化的優位に立っ た社会や個人が、それらの劣位にある社会を 見て、蔑む。これは、世界的傾向。
(例)日本人は明治以降、文明開化のせいで自 文化を軽蔑しはじめる。
文化に対する 2222 種類の接し方
~留学経験を例に~
日本人の僕がインド人の信仰心に「憧れ」る インド人学生が、「宗教は、ヨーガのような精神 活動には、時に邪魔になる」と言った
インド人学生は日本の近代化に「憧れ」る
日本人の僕は、「たまたま、創意工夫がヨーガ のような精神活動ではなく、経済に発揮された のだ、と答えた」
(感想)共通の目標を持って話し合うと「憧れ」 と「軽蔑」だけじゃない感情も生まれそうだ。
ケーススタディ Case1 Case1 Case1 Case1
マントラをめぐる出来事
1. 1. 1. 1. 人類の多様な精神文化全般への理解と洞察 を深める
◆マントラヨーガ
Prana_samyamaヨーガのいち学派
baikari(大声で)・・・口
upanshu(口の動きで)・・・身 manas(心の中で)・・・意
→身・口・意のレベルで マントラを唱え、
ゴール(Samadhi)を目指す
3. 3. 3. 3. 異文化への理解と寛容性を養成する(1111)
聖書「はじめに言葉ありき」「書物の宗教」 仏教「はじめに行いありき」「実践の宗教」
(特に行い重視のテラワーダ仏教に顕著)
※パタンジャリヨーガは言葉と行いの両方ありき
言葉(Viveka Khyati)
行い(Astanga Yoga)
3. 3. 3. 3. 異文化への理解と寛容性を養成する(2)(2)(2)(2)
西洋人の学生はマントラの「意味」を知りたがる
終盤になってやっと意味を知ったので「今までのマ ントラの時間が無駄だった」と軽蔑を込めて言った。
アジア人はひたすら「実践」できる
インドの学生にとってマントラは「起立・礼・着席」
→ヨーガは「意味」と「実践」の両方に価値がある
→「言葉ありき」「行いありき」
というステレオタイプ化こそ問題
ヨーガの究極は両方の価値を超越
3. 3. 3. 3. 異文化への理解と寛容性を養成する(3)(3)(3)(3) ブログ「ガーナチョコ」より
■プネーからの帰りの電車で
隣の席で、若い男性が、ずっとクリ シュナのマントラを唱えていた。 数珠を持っている右手を巾着袋 で隠してひたすら唱えている。
108回唱え終わると、巾着袋に付 いてる"KRISHNA"と一つずつアル ファベットが入ったビーズを右から 左に移動させる。
マントラ後、彼は雑誌を読み、履 歴書を書いていた。
ケーススタディ Case1 Case1 Case1 Case1
パスチモッターナをめぐる出来事
キープする位置で
美的価値
や身体的価値
(ex柔軟性) を引き合いに出す人がいるヨーガをするにあたって、
ヨーガの価値
にフォーカス出来るか?が重要 ヨーガの価値にフォーカス できなくさせる邪魔を
Klesa Antaraya
Citta Viksepa という
<結論>
まず、ヨーガを正しく理解する
ことが異文化理解に繋がる
ヨーガの異文化理解の重要ポイント( 1111 )
文献で言っていることに、たまに矛盾を感じる。 例えば、Abhyas vairagya bhyam tannirodhah でも、続けていくとどうやら
Tato dvandvanabhighatah 葛藤がなくなって
身体のそれぞれの器官(異文化?)が統合されて Samadhiに向かう。
そこまでいくと、矛盾が「腑に落ちる」らしい。 パラマールティカ(究極的・絶対的立場)
サマーディの追求=勝義諦(真諦)
・・・世俗を越えて真理に徹する
ヴィヤハーリカ(相対的・実社会的立場)
身心の健康・ストレス中和=世間諦(俗諦)
・・・世俗に合せて真理に撤する
ヨーガの異文化理解の重要ポイント( 2222 )
ヨーガのQCQCQCQCを考えるときに、僕が考えること
経営学者のマルカワ氏の特別講義
ヨーガスタジオ運営に必要なノウハウ プレゼンテーションに必要なノウハウ
モチベーション維持に必要なノウハウ の伝授
その他に科学・医学・宗教者登壇(校長曰く講師料↑) 学生として「どれが本当の価値なのか」と迷う。
どちらの価値にも行き来できる 柔軟さを維持する→異文化理解
ボガール校長
メインディッシュは
ディプロマの講義だよ