中小企業の動向及び中小企業振興施策の実施状況【概要版】
(案)
―平成 28 年度福岡県中小企業振興基本計画年次報告―
1 25年度 26年度 25年度 26年度
178,500 181,122 1.6 1.5 186,588 186,273 1.7 -0.2
区分 実額(億円) 対前年度増加率(%)
福岡県 県内総生産(名目) 県内総生産(実質)(※)
60 80 100 120 140
22 23 24 25 26 27 28
鉄鋼 金属製品 はん用・生産用機械
電子部品・デバイス 輸送機械 窯業・土石製品 化学 食料品・たばこ
平成 (年)
輸送機械
はん用・生産用機械
鉄鋼 食料品・たばこ
化学 電子部品・デバイス
窯業・土石製品 金属製品
1,196 1,197 1,186
1,177 1,172 1,178 1,198
1,228 1,270
1,309
1,100 1,150 1,200 1,250 1,300 1,350
19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
(兆円)
(年) (平成)
-4.1 -3.2 4.0
-30.9 -8.9
5.4
1.3 10.6
-21.7 30.8
-7.2 -17.4
-2.4 -1.1 3.2
3.0 6.9
4.5 2.2
11.0
-40 -30 -20 -10 0 10 20 30 40
20 21 22 23 24 25 26 27 28 29
福岡県
全国
(%)
(平成) (年度)
550 600 650 700
18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
(10億円)
(平成) (年)
15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000
7
月
8
月
9
月
1
0
月
1
1
月
1
2
月
1
月
2
月
3
月
4
月
5
月
6
月
7
月
8
月
9
月
1
0
月
1
1
月
1
2
月
1
月
2
月
3
月
4
月
5
月
6
月
7
月
8
月
H27年 H28年 H29年 (百万円)
コンビニ エンスストア
スーパー
ドラッグストア 百貨店
96.0 98.0 100.0 102.0 104.0 106.0
8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8
H26 H27 H28 H29
全国 福岡県
平成27年=100
全国 100.1 福岡県
102.7 504
545
480 375 390 381 351 329 354 321
1,319 1,862
1,576
757 971 830
412 490 381 332
0 500 1,000 1,500 2,000
0 250 500 750 1,000
19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
(件) (億円)
(年) (平成)
負債総額 負債総額負債総額 負債総額((((右軸右軸右軸右軸))))
件数(左軸)
(件) (億円)
第1章
第1章
第1章
第1章
福岡
福岡
福岡県経済の動向
福岡
県経済の動向
県経済の動向
県経済の動向
1
1
1
1.
.
.
.県内総生産
県内総生産
県内総生産
県内総生産
平成 26 年度の県内総生産は、個人消費に一部弱さも見られたが、生産が緩やかに持ち直して雇用環境
等が改善するなか、名目で前年度比 1.5%増の 18 兆 1,122 億円、実質で同 0.2%減の 18 兆 6,273 億円と
なった。
図表 図表 図表
図表 県内総生産(名目・実質)県内総生産(名目・実質)県内総生産(名目・実質)県内総生産(名目・実質)
図表 図表 図表
図表 設備投資の対前年度比の推移(全産業)設備投資の対前年度比の推移(全産業)設備投資の対前年度比の推移(全産業)設備投資の対前年度比の推移(全産業)
(※)平成 17 暦年連鎖価格
出所:福岡県「県民経済・
市町村民経済計算報告書」
出所: (株)日本政策投資銀行「九州地域設備投資計画調査」 (平成 29 年 8 月)より作成
図表 図表 図表
図表 主要業種の鉱工業生産指数の推移(福岡県)主要業種の鉱工業生産指数の推移(福岡県)主要業種の鉱工業生産指数の推移(福岡県)主要業種の鉱工業生産指数の推移(福岡県)
平成 28 年の県内の企業倒産は、前年に比べ件数、負債総額ともに減少した。金融機関の中小企業向け融 資が積極的に行われていることも影響していると考えられる。
図表 図表図表
図表 企業倒産の推移(福岡県)企業倒産の推移(福岡県)企業倒産の推移(福岡県)企業倒産の推移(福岡県)
図表 図表図表
図表 百貨店・スーパー販売額の推移(福岡県)百貨店・スーパー販売額の推移(福岡県)百貨店・スーパー販売額の推移(福岡県)百貨店・スーパー販売額の推移(福岡県) 図表 図表 図表図表 百貨店、スーパー、百貨店、スーパー、百貨店、スーパー、百貨店、スーパー、コンビニエンスストア、コンビニエンスストア、コンビニエンスストア、 コンビニエンスストア、 ドラッグストア
ドラッグストアドラッグストア
ドラッグストア販売額の販売額の販売額の販売額の傾向傾向傾向(福岡県)傾向(福岡県)(福岡県)(福岡県)
6
6
6
6.
.
.賃金
.
賃金
賃金
賃金
県内の百貨店・スーパー販売額は、リーマンショック以降は回復基調が続いたが、平成 28 年はマイナスとな った。百貨店・スーパーの販売額が落ち込む中、コンビニエンスストア・ドラッグストアの販売額は上昇している。
図表 図表 図表
図表 賃金の推移賃金の推移賃金の推移賃金の推移(きまって支給する現金給与額)(きまって支給する現金給与額)(きまって支給する現金給与額) (きまって支給する現金給与額)
3
3
3
3.
.
.
.
設備投資
設備投資
設備投資
設備投資
4
4
4
4.
.
.
.企業倒産
企業倒産
企業倒産
企業倒産
注 : 平成 22 年を 100 とする。
出所: 福岡県調査統計課「福岡県鉱工業指数」より作成
出所:(株)東京商工リサーチ「全国企業倒産状況」より作成
注 :平成27 年の平均を 100 とした場合の常用労働者5 人以上の企業の推移。 出所:福岡県調査統計課「毎月勤労統計調査」
平成 28 年における主要8業種の動向を見 ると、輸送機械、電子部品・デバイス、はん用・ 生産用機械、化学の業種において前年を上 回った。中でも、電子部品・デバイスは平成 25 年から大幅な改善傾向にある。
2
2
2
2.
.
.
.
業種別鉱工業生産指数
業種別鉱工業生産指数
業種別鉱工業生産指数
業種別鉱工業生産指数
平成 28 年度は熊本地震の発生に伴い、大型投資の延期や復旧工事に伴う人手不足から計画遅延が発
生し、前年度比で 21.7%の減少となった。29 年度は、電子部品向け設備の更新投資や、オフィス・ホテル・
商業施設の建設投資などが計画されており、大幅に増加する見込みとなっている。
※平成29年度は計画
5
5
5
5.
.
.
.家計消費
家計消費
家計消費
家計消費
出所:経済産業省「商業動態統計」より作成
雇用情勢が改善する中、本年8月の名目賃金指 数は前年同月比-0.1%となったものの、前月まで は 25 ヶ月連続で前年同月比を上回っている。
図表 図表図表
図表 金融金融金融金融機関の中小企業への貸出額の推移機関の中小企業への貸出額の推移機関の中小企業への貸出額の推移(機関の中小企業への貸出額の推移(((全国)全国)全国)全国)
出所:日本銀行「貸出先別貸出金」より作成
第1部
第1部
第1部
2
74 68 65 65 70 72 70
339 323
291 276
254 241 243
87
112
145
149
155 152 140
502 507 501 490 478 465 454 68% 64% 58% 56% 53% 52% 54% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 0 100 200 300 400 500 600
2000年 2010年 2020年 2030年 2040年 2050年 2060年
[万人]
65歳以上 15~64歳
0~14歳 生産年齢人口比率
10,846 14,167 20,278 34,771 37,476 836 1,036 1,341 1,974 2,404 0 1,000 2,000 3,000 4,000 0 10,000 20,000 30,000 40,000
平成24年
(2012年) 平成25年(2013年) (2014年)平成26年 (2015年)平成27年 (2016年)平成28年 万人 億円
旅行消費額 訪日外国人旅行者数 17.7 20.4 7.2 14.2 6.1 6.6 5.2 5.4 14.8 12.5 2.0 1.2 20.2 15.1 26.8 24.6
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
2016年(全国)
2016年(福岡県)
53.0%
60.3% アジア アジアアジア アジア
アジア アジアアジア アジア
中国 韓国 台湾 香港 ASEAN
その他のアジア 米国 米国 米国
米国 その他その他その他その他
中国 韓国 台湾 香港ASEAN その他のアジア
米国 米国 米国
米国 その他その他その他その他
25.8 33.0 4.1 8.7 10.0 15.2 22.3 5.2 1.5 11.1 5.4 5.0 33.6 19.1 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
2016年(全国)
2016年(福岡県)
アジア アジア アジア アジア アジア アジア アジア アジア50.3%
75.5%
中国
中国 韓国
韓国
台湾 ASEAN ASEAN
その他のアジア その他のアジア
米国 米国米国 米国 米国
米国 米国
米国 オーストラリアオーストラリアオーストラリアオーストラリア
その他 その他 その他 その他 その他 その他その他 その他
0 20 40 60 80 100 120 140 160
2010 2016 2020
IoT市場
自動車産業
4年間
10年間
同規模まで成長 同規模まで成長 同規模まで成長 同規模まで成長 (兆円)
(年)
0 5 10 15 20 25 30 0 500,000 1,000,000 1,500,000 2,000,000 2,500,000 3,000,000
2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年
BtoC-EC市場規模[億円] BtoB-EC市場規模[億円] BtoC-EC化率[%] BtoB-EC化率[%]
市場規模[億円] EC化率[%] -8,120円円円円
-15,000 -10,000 -5,000 0 5,000
家計支出(高齢者世帯 家計支出(高齢者世帯家計支出(高齢者世帯
家計支出(高齢者世帯----勤労者世帯勤労者世帯勤労者世帯勤労者世帯)世帯人数補正)世帯人数補正)世帯人数補正)世帯人数補正
高齢者世帯の 支出が多い
(円)
高齢者世帯の支出少ない
0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 0.00 0.20 0.40 0.60 0.80 1.00 1.20 1.40
1997 2002 2007 2012
有効求人倍率 完全失業率
(%)
(年)
上昇基調
上昇基調
0 100 200 300 400 500 600 700 800 900 1,000
(千人)
消費支出
食料
保健医療
その他の消費支出
光熱・水道
家具・家事用品
教養娯楽
住居
被服及び履物
交通・通信
教育
第2章
第2章
第2章
第2章
中小企業を取り巻く環境
中小企業を取り巻く環境
中小企業を取り巻く環境
中小企業を取り巻く環境
1
1
1
1.
.
.
.
消費市場の縮小
消費市場の縮小
消費市場の縮小
消費市場の縮小
福岡県の人口は 1970 年の国勢調査以来、増加を続けているが、早晩減少局面に転化することが予測さ れており、生産年齢人口(15~64 歳)は、2000 年をピークに既に減少に転じている。また、高齢者世帯(65 歳以上)は、勤労者世帯に比べ、月平均消費支出が少なく、消費市場は縮小していくことが見込まれる。
図表 図表図表
図表 有効求人倍率及び完全失業率の推移有効求人倍率及び完全失業率の推移有効求人倍率及び完全失業率の推移有効求人倍率及び完全失業率の推移
(福岡県) (福岡県) (福岡県) (福岡県)
図表 図表 図表
図表 輸出輸出輸出輸出
5
5
5
5.
.
.
.電子商取引(
電子商取引(
電子商取引(EC
電子商取引(
EC
EC
EC)市場の拡大
)市場の拡大
)市場の拡大
)市場の拡大
電子商取引(EC)市場は拡大を続けており、特に 2016 年の BtoC 市場は、約 10%の伸びとなっている。
図表 図表 図表
図表 電子商取引(EC)の市場規模及びEC化率の推移電子商取引(EC)の市場規模及びEC化率の推移電子商取引(EC)の市場規模及びEC化率の推移 電子商取引(EC)の市場規模及びEC化率の推移 図表 図表 図表
図表 IoTIoTIoTIoT 市場の成長予測市場の成長予測市場の成長予測市場の成長予測
出所:米国調査会社(IDC)調べ Global Wind Energy Council 「Global Wind Energy Outlook2010」 経済産業省「2012 年版ものづくり白書」 2016 年における福岡県の有効求人倍率は、1.3 倍を超え、完全失業率も 3.5%まで低下している。
有効求人倍率は、リーマンショック時による落ち込みを除き、2003 年以降、上昇基調となっている。さら に 2015 年以降は、人口規模の大きい団塊世代(65~69 歳)、ポスト団塊世代(60~64 歳)と、代わりに労 働市場に参入してくる世代(20~24 歳及び 15~19 歳)との間に人口ギャップがあるため、労働力不足に拍 車がかかっている。
図表 図表図表
図表 総人口及び生産年齢人口、労働力人口総人口及び生産年齢人口、労働力人口総人口及び生産年齢人口、労働力人口総人口及び生産年齢人口、労働力人口
・上段赤部:非労働力人口 下段青部:労働力人口 注 :生産年齢人口とは、15歳以上64歳以下の総人口数 出所:「国勢調査」より作成
3
3
3
3.
.
.
.貿易
貿易
貿易
貿易
出所:経済産業省「我が国経済社会の情報化・サービス化に係る 基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」より作成 出所:財務省「貿易相手先国上位10カ国の推移」
門司税関「九州経済圏各県別の貿易」より作成 図表
図表 図表
図表 年齢区分別人口の推移年齢区分別人口の推移年齢区分別人口の推移年齢区分別人口の推移
2
2
2
2.
.
.
.
労働市場の
労働市場の
労働市場の
労働市場の需給
需給
需給
需給逼迫
逼迫
逼迫
逼迫
注 :完全失業率は、モデル推計によるもので、全国結果に比 べ結果精度が十分に確保できないとみられることから、結 果の利用に当っては留意する必要がある。
出所:福岡労働局提供資料、総務省「労働力調査」より作成
出所:福岡県総合政策課「福岡県人口ビジョン・地方創生総合戦略」 福岡県調査統計課「福岡県統計年鑑」より作成
IoT の市場規模は 2016 年の約 85 兆円が 2020 年に は約 149 兆円に成長し、自動車産業と同程度の市場に なることが予測されている。
6
6
6
6.
.
.IoT
.
IoT
IoT
IoT がもたらす有望な成長市場
がもたらす有望な成長市場
がもたらす有望な成長市場
がもたらす有望な成長市場
2016 年の福岡県の最大の輸出相手国は中国で、全体に占めるアジアの割合は 60.3%(全国 53.0%)となってい る。また、輸入における割合も、75.5%(全国 50.3%)と、 アジアの割合がかなり高くなっている。
図表 図表図表
図表 輸入輸入輸入輸入
総人口 5,101,556人
生産年齢人口 3,057,855人(2000年からの減少率9.9%) 労働力人口 2,379,910人(2000年からの減少率3.6%) 20
20 20
2015151515 年年年 年 図表 図表 図表
図表 高齢者世帯と勤労者世帯の月平均消費支出額の比較高齢者世帯と勤労者世帯の月平均消費支出額の比較高齢者世帯と勤労者世帯の月平均消費支出額の比較高齢者世帯と勤労者世帯の月平均消費支出額の比較
出所:総務省「家計調査年報」(平成 28 年速報値)より作成
4
4
4
4.
.
.
.訪日外国人の旅行消費
訪日外国人の旅行消費
訪日外国人の旅行消費
訪日外国人の旅行消費
平成 28 年の訪日外国人旅行者数は 2400 万人を超え、 旅行消費額は前年比 7.8%増の 37,476 億円となった。
出所:観光庁「訪日外国人消費動向調査」 図表
図表 図表
3
4.85
4.30
3.80 3.98 4.06
4.35 4.42 4.60
5.26 5.16
4.13 3.63
3.24 3.34 3.42 3.51
3.61 3.79
4.17 4.32
0 1 2 3 4 5 6
18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 福岡県
全国 (%)
平成 年
0 100 200 300 400 500
不足
やや不足
適切
やや過剰
過剰
(単位:社)
413社(46.2%)
58.2
51.2 54.2
36.0 41.3 40.4 22.9
18.8 15.8
25.9 18.4 17.1
0 10 20 30 40 50 60 70 80 90
増加(n=153) 横ばい(n=293) 減少(n=253) 増加(n=139) 横ばい(n=283) 減少(n=245)
女性 高齢者
活用中 活用を検討中
(%)
回 答 企業数 (割合)
後継者決定済みで本人了解済み 222 (50.7%)
後継者が決まっていない 216 (49.3%)
後継者候補いるが、本人に伝えていない 50
後継者候補がいない 69
事業承継について考えていない 97
合 計 438
0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0
1995年 2000年 2005年 2010年 2015年 (%)
7.94 4.55 10.65 12.13 4.14 9.51
0 10 20 30 40 50
平 成 2 4 年
(万人)
求職者(男性15~59歳) 非求職者(男性15~59歳) 求職者(女性15~59歳) 非求職者(女性15~59歳) 求職者(男女60歳以上) 非求職者(男女60歳以上)
第3章
第3章
第3章
第3章
中小企業の動向
中小企業の動向
中小企業の動向
中小企業の動向
1
1
1
1.
.
.中小企業の企業数
.
中小企業の企業数
中小企業の企業数
中小企業の企業数
福岡県の中小企業数は 14 万 3 千で、県内企業数
の 99.8%を占め、そのうち、83.4%は小規模企業であ
る。中小企業数は、長期的に減少傾向にある。
図表
図表図表
図表 開業率の推移開業率の推移開業率の推移開業率の推移(福岡県)(福岡県)(福岡県) (福岡県)
4
4
4
4.
.
.
.県内中小企業の人手不足への対応
県内中小企業の人手不足への対応
県内中小企業の人手不足への対応
県内中小企業の人手不足への対応
図表 図表 図表
図表 企業数の推移企業数の推移企業数の推移企業数の推移(福岡県)(福岡県)(福岡県)(福岡県)
出所:中小企業庁「中小企業白書」より作成
注 :2009 年以降、調査集計方法が変更されたため、2006 年以前と 単純に比較することは適切ではない。
出所:福岡県商工政策課アンケート調査により作成 注 :平成 20 年の開業率は前年会社数として用いている平成 19 年の国税庁
統計年報の申告法人数の集計期間が変更されたため、累年比較は できない。
出所:福岡県調査統計課「福岡県の創業率と廃業率」より作成
平成 27 年の福岡県の開業率は、前年から 0.1pt 下が
り、5.16%となったが、依然として全国の平均値を大きく
上回っている。
3
3
3
3.
.
.
.
経営者の高齢化と事業承継
経営者の高齢化と事業承継
経営者の高齢化と事業承継
経営者の高齢化と事業承継
人手不足の状況について、アンケート調査では、ほぼ半数の企業が人手不足と回答している。
労働力不足が進む中、女性や高齢者の活用状況と業績の関係を見ると、女性や高齢者を活用してい る、若しくは活用を検討している企業ほど売上高は増加傾向となっている。
一方、県内には就業希望を持ちながら求職活動を行っていない無業者は、15~59 歳の女性で 12.13 万 人、60 歳以上の男女で 9.51 万人にも上っている。
図表 図表 図表
図表 本県中小企業の人材不足の状況本県中小企業の人材不足の状況本県中小企業の人材不足の状況本県中小企業の人材不足の状況
2
2
2
2.
.
.
.
開業率
開業率
開業率
開業率
図表 図表 図表
図表 直近の売上高傾向別に見た女性・高齢者の活用状況直近の売上高傾向別に見た女性・高齢者の活用状況直近の売上高傾向別に見た女性・高齢者の活用状況直近の売上高傾向別に見た女性・高齢者の活用状況(全国)(全国)(全国)(全国)
(正社員)
図表 図表 図表
図表 中小企業経営者の年齢分布の推移中小企業経営者の年齢分布の推移中小企業経営者の年齢分布の推移(全国)中小企業経営者の年齢分布の推移(全国)(全国)(全国) 図表図表 図表図表 後継者の決定状況後継者の決定状況後継者の決定状況後継者の決定状況(福岡県)(福岡県)(福岡県) (福岡県)
出所:中小企業庁「中小企業白書 2016 年版」
注 :60 歳以上の経営者の回答結果を集計している。 出所:福岡県商工政策課アンケート調査より作成
図表 図表 図表
図表 就業希望がある無業者数就業希望がある無業者数就業希望がある無業者数就業希望がある無業者数(福岡県)(福岡県)(福岡県)(福岡県)
出所:中小企業庁「小規模企業白書 2017 年版」
注 :「求職者」とは、「無業者のうち、収入になる仕事をしたいと思っ ており、仕事を探したり開業の準備をしている者」とし、「非求職 者」とは、「無業者のうち、収入になる仕事をしたいと思っており、 仕事を探したり開業の準備をしていない者」としている。 出所:総務省「平成24年就業構造基本調査」より作成
中小企業経営者の年齢分布は、1995 年は 50~54 歳の経営者の割合が最も多かったが、2015 年では 65~69
歳と頂点が移行している。
後継者について、県のアンケート調査では、約5割の企業が「後継者が決まっていない」と回答しており、事業承
4 1 中小企業の創業の促進を図るための施策
基本計画の施策 平成 28 年度の主な取組内容
(1)創業希望者 の 確 保 及 び 育成
①創業に関する意 識の醸成
・ 創業希望者や創業して間もない方を対象とした創業セミナーや創業塾 を開催し、年間 3,509 人が参加
・ 女性起業家のネットワークの形成とステップアップを図るための女性起 業家経営発展塾や県内4地域ごとの女性向け創業相談会の開催 など
② 地 域 に お け る 創 業支援の促進
・ 市町村や商工会議所、商工会の職員を対象にした創業支援スキルの 向上支援、「福岡よかとこビジネスプランコンテスト」の開催など、4地域 の地域中小企業支援協議会が地域ぐるみで創業を支援 など
③首都圏等からの県 内創業者の発掘
・ 首都圏在住者に福岡県への移住創業の魅力を PR するイベントの開催 や、地域資源をテーマとしたアイデアソンを実施し、首都圏の移住創業 希望者 34 人が参加 など
(2) 創 業 者 に よ る 事 業 計 画 策定の促進
①事業計画の策定 支援
・ 商工会議所、商工会と連携した創業セミナーやワークショップ等の開 催を通じ、創業計画策定を支援 など
(3)創業に必要 な 資 金 の 円 滑な供給
①資金調達の支援
・ 県内創業者の資金繰りを支援するため、制度融資「新規創業資金」に より、35 件、約 1.5 億円の低利の資金調達を支援 など
(4)その他創業の促進を図るために必 要な施策
・ 第2回九州・山口ベンチャーマーケットを開催し 53 社が出展
・ 「福岡県新商品生産による新事業分野開拓者認定制度」により、創業 間もない企業の優れた新商品を 9 件認定し、PR 等の支援を実施 など
【目標指標の進捗】
指標 目標値(H30 年度) 当初値 H28 年度実績 進捗状況
創業セミナー、創業塾の参加人数 2,200 人
(単年度実績)
1,564 人
(H26 年度) 3,509 人
3,509 人 と 目 標 値 2,200 人を上回る
開業数 7,500 件
(単年度実績)
4,793 件
(H25 年度) 5,831 件
当初値に比べ 1,038 件の増加
2 中小企業者の経営基盤の強化の促進を図るための施策
基本計画の施策 平成 28 年度の主な取組内容
(1)経営基盤強化 に 係 る 計 画 策 定の促進
①事業計画の策 定支援
・ ふくおかサポート会議、商工会議所、商工会において、専門家を活用 し、159 社の計画策定を支援
・ 地域中小企業支援協議会、商工会議所、商工会を通じ、事業計画作 成の重要性を理解し、習得できるセミナー等を開催 など
(2)事業活動を担 う 人 材 の 確 保 及び育成
①県内中小企業 の魅力の発信
・ 福岡県ものづくり中小企業推進会議と「福岡県ものづくりモノ語り 100」 を制作し、大学、高専、高校などに県内企業の魅力を発信 など
② 企 業 と 人 材 の マッチング支援
・ 若者しごとサポートセンター、30 代チャレンジ応援センター、中高年就
職支援センターの支援で 10,087 人が就職
・ 県内4か所の子育て女性就職支援センターの支援で 721 人が就職 ・ ウーマンワークカフェ北九州において国や北九州市と連携しながら女
性の再就職やキャリアアップなどを支援
・ 仕事と子育ての両立を応援する企業と求職者のマッチングを支援 ・ 障害者就業・生活支援センター等の支援で 792 人が就職
・ 70歳現役応援センターの支援で 1,492 人の就職等が実現 など
③UIJターン就職 の促進
・ 九州・山口の企業へのインターンシップと東京での合同会社説明会・
面談会を開催し、各県の魅力を PR など
④従業員の技能
向上支援
・ 従業員、求職者の中小企業の即戦力となる技能習得を支援
・ 商工会議所、商工会における若手従業員を育成するセミナーの開催 など、変化する社会のニーズに対応できる従業員の育成を支援 など
⑤安心して働ける
労働環境整備
の促進
・ 正規雇用促進企業支援センターの支援で 880 人の正規雇用が実現
・ 「中小企業のためのよくわかる女性活躍支援の手引き」の作成、「女性 トップリーダー育成研修」の開催等により女性の登用、男性の育児参加 を促進
・ 企業の健康づくりの取り組みを促進 など (3)事業活動に必
要 な 資 金 の 円 滑な供給
①資金調達の支援
・ 県内中小企業者の事業運営や設備投資における資金繰りを支援する ため、制度融資「長期経営安定資金」により 3,215 件、約 319 億円の低 利の資金調達を支援 など
(4)情 報通 信技 術、 商 談 会 等 を 活 用 し た販 路開拓の促進
① イ ンター ネ ッ ト 活 用 に よ る販 路開拓支援
・ (公財)福岡県中小企業振興センターを通じ、受発注企業の情報を掲載し た「フクオカビジネスマッチングサイト」で企業とのマッチングを支援 ・ 県内IT企業と連携したワークショップの開催や個別訪問指導による中小企
業者のニーズに応じたネット通販の導入支援 など ②商談会等の活
用 に よ る販 路
開拓支援
・ 4地域の地域中小企業支援協議会が合同で物産展・商談会を開催 し、50 件の商談が成約 など
③ビジネスマッチ ングの促進
・ (公財)福岡県中小企業振興センターを通じ、取引条件の合う発注企 業と受注企業相互を紹介し、174 件、13 億 9千万円の取引成立 など
(5)事業承継の円 滑化の促進
① 事業承継に 関 する意識の醸成
・ 商工会議所、商工会を通じ、事業承継の重要性などの理解を促す事 業承継セミナー等を開催し、109 人が参加 など
②円滑な事業承継
等の実行支援
・ 商工会議所、商工会の経営指導員による巡回指導や専門家の派遣に より、事業承継の課題解決に向けた指導を実施 など
(6)その他経営基盤の強化の促進を図 るために必要な施策
・ 商工会議所、商工会を通じ、経営指導員による巡回指導や専門家の
派遣により経営全般にわたり支援
・ 福岡県中小企業団体中央会を通じ、中小企業の組織化及びその組 織の相談指導等を支援
・ 工場や店舗等の集団化、共同化事業などを行う組合等を支援 など
【目標指標の進捗】
指標 目標値
(H30 年度)
当初値 (H26 年度)
H28 年度
実績 進捗状況
経営改善・金融サポート会議の支援によ り経営改善計画を策定した企業数
700 社
(累計値) 274 社 438 社
当初値から 164 社の増 加
県の支援により域外への販路開拓のた めの展示会や商談会に出展する企業数
1,000 社
(単年度実績) 742 社 1,073 社
1,073 社と目標値 1,000 社を上回る
若者しごとサポートセンター、 30代チャ
レンジ応援センターによる就職者数のう
ち、正規雇用者の割合
80%
(単年度実績) 74% 84.5%
84.5%と目標値 80%を上 回る
公共職業訓練受講者の就職率
(施設内訓練) (※ 修了 3 ヵ月後)
90%
(単年度実績) 87% 86.2% 目標値 90%に対し 86.2%
第2部
第2部
第2部
5 3 中小企業者の新たな事業展開の促進を図るための施策
基本計画の施策 平成 28 年度の主な取組内容
(1)新たな事業展 開 に 係 る 計 画 策定の促進
①事業計 画 の 策定支援
・ 地域中小企業支援協議会に「経営革新計画策定指導員」を配置し、経 営革新計画の作成をきめ細かく支援
・ 経営革新計画の立案から計画承認後のフォローアップまで一貫支援し、 計画策定企業の 57%の売上が向上 など
(2)新たな事業活動 を担う人材の確 保及び育成
①人材確 保 の 支援
・ 福岡県プロフェッショナル人材戦略拠点によりプロフェッショナル人材の 確保を支援
・ 九州の企業と外国人留学生を結びつける人材マッチングサイト「Work in
Kyushu」を構築 など
②人材の育 成 支援
・ 成長産業分野への参入を支える人材や、企業の事業拡大を担う専門人 材等の育成を支援 など
(3)技術の高度化 の促進
①研究機関等 に よ る技 術
支援
・ 工業技術センターにおいて、県内企業の競争力向上と自立的な発展を 目指して、58 件の受託・共同研究、11,037 件の技術相談、13,870 件の試 験分析を実施 など
②成長分野へ の参入促進
・ 水素・燃料電池、環境対応車分野の研究会を開催し、121 社の参入を促進
・ 医工連携による機器開発、法規制への対応等の支援により、医療福祉 機器分野への参入を促進
・ 新規有機 EL 材料の実用化を支援するとともに有機光エレクトロニクス分 野への県内企業の参入を促進
・ フォーラムや技術勉強会、コミュニティ活動の支援等により Ruby・コンテン
ツ産業への参入を促進
・ 航空機産業認証をテーマにした研究会などを開催し、航空機産業への 参入を促進 など
③ 産学官連携 等による研究
開発の支援
・ 福岡県バイオ産業拠点推進会議を通じ、バイオテクノロジー関連分野の
製品開発等 13 件を支援するとともに、機能性表示食品など5件の製品化 を実現
・ (公財)福岡県産業・科学技術振興財団において、ロボットやシステム開 発の研究テーマの選定から事業化に至るまできめ細かな支援を実施 ・ 工業技術センターが共同研究開発体制を構築し、シールリングの製品化
に向けた支援を実施
・ 付加価値の高い酒造りを支援
・ 産学官民でリサイクル技術等の基本的課題解決や実用化に向けた共同 研究プロジェクトを推進 など
④知的財産 の
取得 ・ 活 用 支援
・ 知的所有権センターにおいて、特許流通コーディネーターを配置し、開
放特許を活用した新製品開発を促進 など
(4)新たな商品及 び役務の開発 の促進
① デザイ ン 活 用の促進
・ 福岡県産業デザイン協議会において、技術やアイデアを持つ企業とデ
ザイナーとのマッチング型の開発相談を 14 件実施 など ②異業種連携
や6 次産 業 化の支援
・ 商談会を開催し、農商工連携や6次産業化により開発された商品につい て 25 件の商談が成約 など
③地域資源活 用の促進
・ 県内の工芸品や食品関係事業者を対象とした首都圏におけるテスト販 売等を実施し、新たな商品取引が開始
・ 地域資源を活用した特産品の開発、域外からの需要の獲得を支援 など
④新 サ ー ビ ス や技 術の 事 業化支援
・ 「新生活産業くらぶ FUKUOKA」との連携、「福岡県ものづくり中小企業 新製品開発支援補助金」により、新サービスや新製品の開発を支援 など
(5)アジアをはじめ と す る海 外展 開の促進
①海外展 開 に 関 す る 意 識 の醸成
・ 福岡アジアビジネスセンターにおいて、海外展開を考える企業を対象 に、海外展開に必要な情報提供や人脈づくりのためセミナーを開催 ・ (公財)福岡県中小企業振興センター、商工会議所、商工会において、
セミナー等を開催し、海外展開の重要性についての理解を促進 など
②海外展開に 係る情報の提
供及び助言
・ 海外事務所において、現地販路の紹介など計 566 件の支援を実施 ・ 福岡アジアビジネスセンターの国別・分野別の登録アドバイザー等の支
援により、7件の海外展開を実現 など
③海 外企 業 と の交流や 商 談の促進
・ 現地政府機関と連携し、現地で県内企業と現地企業との商談会や交流
会などを実施
・ タイから食品関連企業の受け入れ、インドネシアから自動車関連企業を
受け入れ、県内中小企業との商談会等を実施 など (6)その他新たな事業展開の促進を
図るために必要な施策
・ 国内外からの観光客の誘致、県内各地への周遊を促進
・ 観光マーケティングやマネジメントのできる観光人材の育成 など
【目標指標の進捗】
指標 目標値
(H30 年度)
当初値 (H26 年度)
H28 年度
実績 進捗状況
経営革新計画策定企業のうち売
上が向上した企業数
739 社
(累計値) 139 社 425 社
当初値から 286 社増と 順調に進捗
県の支援により製品の実用化を実
現した企業
765 社
(累計値) 413 社 593 社
当初値から 180 社増と 順調に進捗
次世代産業分野への参画企業数 88 社
(累計値) 43 社 57 社
当初値から 14社の増 加
福岡アジアビジネスセンターの支 援による海外展開成約件数
159 件
(H30 年) (累計値)
59 件
(H26 年)
98 件
(H28 年)
当初値から 39 件の増 加
4 小規模企業者の事業の持続的な発展を図るための施策
基本計画の施策 平成 28 年度の主な取組内容
(1)事業の持続的な 発展に係る計画 策定の促進
①事業計画の策 定支援
・ 地域中小企業支援協議会、商工会議所、商工会、ふくおかサポート 会議を通じ、小規模企業の事業計画の重要性について理解促進を 図り、計画策定を支援 など
(2)生産性の向上の 促進
①生産性向上に 係るノウハウ等 の習得支援
・ 商工会議所、商工会等を通じ、生産性向上のためのセミナー等を開 催し、年間 598 人が受講 など
②IC Tの活 用に よ る売上拡大 の支援
・ (公財)福岡県中小企業振興センターにおいて、販路拡大、新規顧 客の獲得ができるようネット通販の活用を支援 など
(3)その他小規模企業者の事業の持続
的な発展を図るために必要な施策
・ 経営指導員による巡回指導や専門家の派遣により経営全般にわたり 支援
・ 県内小規模企業者の資金繰りを支援するため、制度融資「小規模事業者
振興資金」により、887 件、約 42 億円の低利の資金調達を支援 など
【目標指標の進捗】
指標 目標値
(H30 年度)
当初値 (H26 年度)
H28 年度
実績 進捗状況
商工会議所、商工会の経営指導員 による経営改善等指導企業数
46,500 社
(単年度実績) 41,451 社 43,003 社
当初値に比べ 1,552 社の増加
売上又は経常利益が向上した重点
支援企業のうち小規模企業者
62 社
(累計値) ― 106 社