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平成24年度決算審査意見書 決算審査|浦安市公式サイト

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Academic year: 2018

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全文

(1)

平 成 24 年 度

浦安市一般会計・特別会計歳入歳出決算審査意見書

浦 安 市 監 査 委 員

(2)

浦 監 第 1 0 9 号 平 成 25 年8 月 22 日

浦安市長 松 崎 秀 樹 様

浦安市監査委員 黒 田 レイ子

同 佐久間 秀 雄

同 辻 田 明

決算審査意見書の提出について

地方自治法第 233 条第2項及び第 241 条第5項の規定により、審査に付され た平成 24 年度浦安市一般会計・特別会計歳入歳出決算及び附属書類並びに基 金の運用状況を審査したので、次のとおり意見書を提出します。

(3)

平成 24 年度浦安市一般会計・特別会計決算審査意見書

1.審 査 の 対 象

(1)一般会計及び特別会計

平成 24 年度 浦安市一般会計歳入歳出決算

平成 24 年度 浦安市国民健康保険特別会計歳入歳出決算 平成 24 年度 浦安市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算 平成 24 年度 浦安市墓地公園事業特別会計歳入歳出決算 平成 24 年度 浦安市介護保険特別会計歳入歳出決算

平成 24 年度 浦安市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算

(2)歳入歳出決算事項別明細書

(3)実質収支に関する調書

(4)財産に関する調書

(5)定額の基金の運用に関する調書 浦安市土地開発基金

2.審 査 の 期 間

平成 25 年7月 19 日から8月 21 日まで

3.審 査 の 方 法

平成 24 年度浦安市各会計歳入歳出決算等の審査は、市長から提出され た各会計歳入歳出決算、同事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に 関する調書及び定額の基金の運用に関する調書について、これらに関する 証拠書類、関係諸帳簿を精査するとともに関係職員の説明を求め、さらに 例月出納検査等の実施結果を勘案して計数の確認、効率的な予算の執行状 況等について慎重に審査を実施した。

(4)

4.審 査 の 結 果

審査に付された一般会計・各特別会計決算、定額の基金の運用に関する 調書及びその他政令で定める書類等は、いずれも法令に準拠して作成され ており、計数についても関係書類と符合し正確であると認めた。

また、予算執行及び事務処理は、おおむね適正であると認めた。

5.審 査 意 見

総 括

平成 24 年度における一般会計決算額は、歳入 75,519,929,515 円、歳出 70,740,266,290 円で平成 23 年度と比較して歳入 12.6%増、歳出 18.1% 増の決算規模となり、予算現額 80,039,633,775 円に対し歳入 94.4%、歳 出 88.4%の執行となっている。

歳入増の主な要因としては、復旧・復興関連事業により国庫支出金や繰 越金をはじめ、東日本大震災復興交付金基金繰入金などが増加したことに よるもので、歳出増の主な要因としては、東日本大震災復興交付金基金積 立金や災害復旧事業費が増加したことによるものである。

ま た 、 特 別 会 計 決 算 額 の 合 計 は 、 歳 入 26,349,977,540 円 、 歳 出 24,318,436,810 円で平成 23 年度と比較して歳入 13.0%増、歳出 10.7% 増の決算規模となり、予算現額 29,567,459,000 円に対し歳入 89.1%、歳 出 82.2%の執行となっている。

歳入増の主な要因としては、国民健康保険特別会計の国庫支出金や繰入 金をはじめ、公共下水道事業特別会計の国庫支出金が増加したことによる ものである。歳出増の主な要因としては、国民健康保険特別会計の保険給 付費や後期高齢者支援金をはじめ、公共下水道事業特別会計の下水道事業 費や災害復旧事業費が増加したことによるものである。

な お 、 翌 年 度 繰 越 額 は 、 復 旧 ・ 復 興 関 連 事 業 の 影 響 も あ り 一 般 会 計 が 6,801,709,495 円 で 平 成 23 年 度 と 比 較 し て 4.6 % 増 、 特 別 会 計 が 4,275,303,250 円で平成 23 年度と比較して 681.0%増となっている。

地 方 公 共 団 体 の 財 政 状 況 の 把 握 、 分 析 ・ 比 較 な ど に 用 い ら れ る 財 政 統

(5)

計 上 の 会 計 で あ る 普 通 会 計 ( 一 般 会 計 ・ 墓 地 公 園 事 業 特 別 会 計 ) か ら み る と 、 実 質 収 支 は 2,070,962 千 円 と な っ て い る が 、 単 年 度 収 支 は 1,588,815 千円、実質単年度収支は 752,603 千円のそれぞれ赤字となって いる。

また、歳入において自主財源 52,434,612 千円と依存財源 22,988,020 千 円を平成 23 年度と比較すると、自主財源では、市税、分担金及び負担金、 使用料及び手数料、財産収入、寄附金、繰入金、繰越金は増額、諸収入が 減 額と な り 、 構成 比 は 69.5% と な って い る。 一 方 の 依存 財 源 では 、 株 式 等譲渡所得割交付金、地方消費税交付金、国庫支出金、県支出金は増額、 地方譲与税、利子割交付金、配当割交付金、自動車取得税交付金、地方特 例交付金、地方交付税、交通安全対策特別交付金、市債が減額となり、構 成比は 30.5%となっている。

歳出においては、経常的経費 49,099,405 千円、投資的経費 13,201,522 千円、その他の経費 8,335,233 千円で、構成比を平成 23 年度と比較する と 経常 的 経 費 は、 投 資 的経 費 、 そ の他 の 経 費が 増 加 し たこ と に より 13.0 ポ イ ン ト 減 と な っ て い る 。 投 資 的 経 費 は 、 災 害 復 旧 事 業 等 の 増 加 に よ り 6.4 ポイント増、その他の経費は東日本大震災復興交付金基金積立金の増 加により 6.6 ポイント増となっている。

また、平成 24 年度の財政力指数は 1.492(平成 22~24 年度の平均、平 成 23 年度 1.559)で、その他、財政構造の弾力性を示す経常収支比率が 83.8%(平成 23 年度 82.5%)となっている。

財政力指数は引き続き高い数値を示しているが、平成 23 年度と比較す ると 0.067 ポイント減少している。その要因としては、平成 24 年度単年 度での財政力指数が 1.456 となったことによるものである。

また、平成 23 年度と比較すると経常収支比率は、扶助費や維持補修費 が 増加 し た こ とに よ り 1.3 ポ イ ン ト増 加 して い る 。 実質 公 債 費比 率 は 、 7.2%(平成 22~24 年度の平均、平成 23 年度 8.0%)で、平成 23 年度と 比較すると 0.8 ポイント減少している。

以上の決算状況から、平成 24 年度の財政運営は、健全であると認めた。

(6)

なお、平成 24 年度当初予算編成においては、歳入では市税収入が、固 定資産税の評価替や震災に伴う個人市民税の雑損控除の適用などもあり、 平成 23 年度当初予算に比べ、20 億円程度の減収が見込まれていた一方で、 歳出では、復旧・復興関連経費などの増加が想定されていた。

し か し な が ら 、 平 成 24 年 度 で は 、 歳 入 に お い て は 、 市 税 の 災 害 減 免

(約 26 億円)を平成 23 年度に引き続き行ったものの、法人市民税の増

(約 13 億円)により前年度と比較し増額となった一方、歳出においては、 復旧・復興経費について、震災復興特別交付税(約 49 億円)や復興交付 金(約 51 億円)の確保など、国費等の導入に積極的に努めたことにより、 当初予算編成時に見込んでいた財政調整基金からの繰入も行うことなく予 算執行がされた。

災害復旧復興費の平成 24 年度の決算額としては、一般会計、公共下水 道事業特別会計、墓地公園事業特別会計を合わせて約 85 億 6,702 万円と なっており、今後においても、災害復旧復興費は、平成 25 年度から平成 32 年度までの事業費として、約 425 億 9,058 万円が見込まれており、厳 しい財政状況が予想される。

このようなことから、引続き、震災復興特別交付税等の国費等の導入や 市税等の収納率の向上を図り、歳入を確保するとともに、一層の歳出経費 の削減に取り組み、中・長期の財政収支見通しをたて、健全な財政運営に 努められたい。

全般的指摘事項

(1) 歳入面では、一般会計で収入未済額は 3,192,837,307 円で平成 23 年度と比較して 6.2%減、不納欠損額は 199,869,281 円で平成 23 年 度 と 比 較 し て 80.1 % 増 と な っ て お り 、 特 別 会 計 で は 収 入 未 済 額 は 1,380,461,840 円で平成 23 年度と比較して 7.3%減、不納欠損額は 199,277,109 円で平成 23 年度と比較して 29.5%減となっている。

徴収対策について、平成 24 年度では、引き続き、債権回収対策室 及 び 市 税 収 納 員 に よ る 徴 収 の 強 化 を 図 る と と も に 、 コ ン ビ ニ エ ン ス

(7)

ス ト ア で の 納 付 の 推 進 等 に 取 り 組 ん で い る 。 ま た 、 未 収 金 に 対 す る 弁 護 士 に よ る 債 権 整 理 ・ 回 収 つ い て は 、 奨 学 資 金 貸 付 金 や 給 食 費 徴 収金に加え、平成 24 年度では新たに浦安市川市民病院事業未収金に 対し行うなど、徴収体制の充実が図られている。

し か し な が ら 、 一 般 会 計 と 特 別 会 計 を 併 せ た 収 入 未 済 額 は 4,573,299,147 円、不納欠損額は 399,146,390 円と依然として多額で あ る 。 税 等 の 歳 入 の 確 保 の た め 、 長 期 的 な 滞 納 の 抑 制 及 び よ り 一 層 効 果 的 な 徴 収 対 策 を 行 い 、 市 税 や 国 民 健 康 保 険 税 及 び 介 護 保 険 料 等 の 収 納 率 の 向 上 に 努 め る と と も に 、 市 民 の 納 税 等 の 意 識 向 上 に も 引 き続き、積極的に取り組まれるよう要望する。

同 時 に 、 負 担 の 公 平 性 と 歳 入 の 確 保 の た め 、 保 育 所 運 営 費 保 護 者 等 負 担 金 、 境 川 公 共 桟 橋 使 用 料 、 市 営 住 宅 使 用 料 、 幼 稚 園 授 業 料 、 奨 学 資 金 貸 付 元 金 収 入 、 生 活 保 護 費 返 還 金 、 児 童 扶 養 手 当 返 還 金 、 浦 安 市 川 市 民 病 院 事 業 未 収 金 、 給 食 費 徴 収 金 等 は 、 受 益 者 負 担 の 考 え の 下 で 、 利 用 者 の 受 益 と 負 担 の 意 識 啓 発 を 十 分 に 図 り 、 積 極 的 に 徴収に努めるよう要望する。

(2) 歳出面では、一般会計の不用額は 2,497,657,990 円で平成 23 年度 と比較して 15.5%増、特別会計の不用額は 973,718,940 円で平成 23 年度と比較して 31.6%増となっている。

不用額の主なものとしては、一般会計では、総務費が 841,826,815 円(執行率 92.1%)、民生費が 355,408,384 円(執行率 98.4%)、 衛 生 費 が 338,626,271 円 ( 執 行 率 94.4 % ) 、 災 害 復 旧 費 が 425,303,397 円 ( 執 行 率 63.6% ) と な っ て い る 。 ま た 、 特 別 会 計 で は、国民健康保険特別会計が 530,001,031 円(執行率 95.8%)、介 護保険特別会計が 233,436,122 円(執行率 96.4%)となっている。

一般会計及び特別会計を合わせた過去5年間(平成 20 年度~24 年 度)の不用額の推移を見ると、平成 20 年度は 2,242,428,516 円、平 成 21 年度は 2,034,868,341 円、平成 22 年度は 2,353,364,039 円、 平成 23 年度は 2,902,537,847 円、平成 24 年度は 3,471,376,930 円

(8)

となり、平成 23 年度と比較すると 19.6%増となっている。

不 用 額 の 対 応 に つ い て は 、 当 初 予 算 計 上 時 に 必 要 性 や 実 効 性 を 十 分 検 討 す る と と も に 、 積 算 根 拠 を 精 査 し 、 入 札 等 の 契 約 差 金 が 生 じ た 場 合 や 年 度 末 の 決 算 見 込 み で 不 用 額 が 生 じ る 場 合 に は 、 「 契 約 差 金等の取り扱いについて」(平成 21 年4月 27 日付け浦財第 39 号 財 務 部 長 通 知 ) を 踏 ま え 、 安 易 に 留 保 す る こ と な く 財 政 運 営 の 効 率 化の観点から減額補正を行うよう努められたい。

また、平成 24 年度において不用額が増加した要因として、平成 23 年 度 と 同 様 に 復 旧 ・ 復 興 関 連 経 費 の 執 行 残 の 発 生 等 も あ る が 、 事 業 の 未 執 行 及 び 計 画 の 変 更 等 、 不 用 額 と な っ た 原 因 に つ い て 内 容 を 分 析 し、 次 年 度予 算 編 成 に的 確 に 反映 さ せ 、より 財 政 効率 の 向 上 を図 る よう要望する。

(3) 各補助金については、「補助金の見直しに関する提言書」(浦安市 補助金検討委員会)を踏まえ、平成 24 年度においては、ふるさとふ れあい教育活動推進事業補助金について、補助対象事業経費の適正化 を図るため基準を見直したほか、(社)地域医療振興協会運営費補助 金や自転車ヘルメット購入助成金について、目的達成のため廃止して いる。

また、平成 24 年度の当初予算編成にあたっては、補助金チェック シートをもとに、全庁的に補助金の精査・検証に取り組んでいる。

今 後 も 引 き 続 き 、 補 助 金 交 付 の 公 益 性 、 必 要 性 及 び 公 平 性 等 提 言 書 の 交 付 基 準 に 基 づ き 、 全 庁 的 に 補 助 金 の 見 直 し ・ 改 善 に 取 り 組 む よう要望する。

(4) 事務処理について、当初予算の計上時や事務の執行にあたり、確認 不足等により、流用等で対応した事例や不用額が生じた事例が見受け られた。また、支払手続において、添付書類等の日付の誤りや請求書 の日付から支払いまでに相当の期間を有しているものなども見受けら れた。

事務の精査や確認の徹底を十分に行い、関係規則等に基づき適正な

(9)

事務の執行に努められたい。

(5) 契約について、保守管理業務など、毎年継続的に一社随意契約を行 っているケースでは、契約額が前年度と同額となっている事例が全庁 的に見受けられた。財務部では、一社随意契約については、業者と直 接価格交渉ができる契約であることから、引き続き一社随意契約で行 う場合も価格交渉を行うよう指導している。また、仕様の見直しを含 め、入札への切り替えを検討するよう要請している。さらに、毎年業 者が変わることによって支障が生じる案件については、長期継続契約 と同様の3年を目安に入札等の競争を実施するよう指導しているとの ことであるが、契約の際には、毎年仕様内容を精査するとともに、一 社随意契約を行う場合は、より一層の価格交渉を行うなど、経費削減 に努められたい。

個別指摘事項

(1)一般会計

① 生活保護費返還金について、収入未済額は 98,277,823 円、不納欠損 額は、1,979,665 円となっている。特に収入未済額は、生活保護受給世 帯 の 増 加 と と も に 増 え て い る 。 保 護 開 始 時 の 資 産 や 預 貯 金 、 収 入 状 況 調 査 や 開 始 後 の ケ ー ス ワ ー カ ー に よ る 家 庭 訪 問 等 で 生 活 実 態 の 把 握 に 努 め て い る と の こ と だ が 、 今 後 も 定 期 的 な 収 入 状 況 調 査 を 行 う な ど 、 返還金が生じないよう努められたい。

② 児童扶養手当返還金について、過去5年間の状況をみると、収入未済 額は、平成 20 年度では 2,157,330 円であったものが、平成 21 年度に 4,892,900 円と増加し、平成 24 年度では 5,445,170 円となっている。

徴収率についても、平成 20 年度では 17.83%であったものが、年々 減少し平成 24 年度では 2.12%となっている。

このような状況を踏まえ、回収に向けて催告や臨戸徴収を行うなどそ の強化を図ってきており、特に現年度分の徴収に努めた結果、収入未済 額は平成 23 年度と比較し減少しているが、過年度分については引き続

(10)

き増加している状況にある。

対象者の収入状況から徴収は難しいとのことだが、今後も、対象者の 実態把握を行うなど、返還金が生じないよう努められたい。

(2)特別会計

①国民健康保険特別会計

国民健康保険税について、収入未済額は 1,215,948,133 円で平成 23 年度と比較して 8.2%減、不納欠損額は 164,441,169 円で平成 23 年度 と比較して 34.2%減となっている。

収納率は、現年度分が 89.1%で平成 23 年度と比較して 0.4 ポイント 増、過年度分が 17.8%で平成 23 年度と比較して 1.6 ポイント増となっ ている。

高額滞納者への徴収については、平成 19 年度より徴収担当職員を配 置し、100 万円以上を対象に実施してきたが、平成 20 年度から 50 万円 以上に、平成 24 年度から 40 万円以上に対象者の範囲を拡大し取り組ん でいる。また引き続き、事前に不動産の所有の有無や所得状況等を調査 し、差し押さえ等強制執行を視野に入れながら納税交渉を行ったとのこ とであった。今後も、さらに徴収対策に取り組み、財源確保に努められ たい。

ま た 、 一 般 被 保 険 者 療 養 給 付 費 返 納 金 に つ い て 、 収 入 未 済 額 は 1,347,374 円で、平成 23 年度と比較して 54.8%増となっている。主に、 社会保険加入者や転出者が誤って本市の国民健康保険を使用したことに より生じるもので、該当者には通知及び電話等にて催促等しているとの ことであった。今後もさらなる徴収と併せ、返納金が生じないよう被保 険者への周知に努められたい。

②公共下水道事業特別会計

下 水 道 事 業 受 益 者 負 担 金 に つ い て 、 収 入 未 済 額 は 429,829 円 で 平 成 23 年度と比較して 51.4%減、不納欠損額は 449,200 円で平成 23 年度と 比較して 18.1%減となっている。

ま た 、 下 水 道 使 用 料 に つ い て 、 収 入 未 済 額 は 120,268,055 円 で 平 成

(11)

23 年度と比較して 2.2%減、不納欠損額は 19,010,408 円で平成 23 年度 と比較して 1.2%増となっている。

下水道使用料の収納率は、現年度分が 98.4%、平成 23 年度と比較し て 0.2 ポイント増、過年度分が 12.7%で平成 23 年度と比較して 2.1 ポ イント減となっている。

平成 24 年度は、収納率の向上を図るため、引き続き、未納通知の発 送、電話催促や戸別訪問(休日徴収)を行ったとのことであった。今後 もさらなる徴収に努められたい。

③墓地公園事業特別会計

墓地使用料について、収入未済額は 1,653,160 円で平成 23 年度と比 較 し て 22.9% 増 と な っ てい る 。 墓 所 管 理 料 及び 納 骨 堂 使 用 料 の 収入 未 済額は、平成 23 年度と比較し減少しているが、平成 24 年度では、新た に墓所使用料の収入未済額(450,000 円)が発生している。

収納率は、平成 23 年度と同様の 99.0%となっている。

平成 24 年度は、引き続き、収入未済額の減少に向け、督促状の発送 や使用者の住所調査の強化等の対策に取り組んできたとのことであるが、 さらなる徴収に努められたい。

④介護保険特別会計

介護保険料について、収入未済額は 33,701,850 円で平成 23 年度と 比較して 1.5%増、不納欠損額は 14,192,040 円で平成 23 年度と比較し て 13.5%増となっている。

収納 率 は 、現 年 度分 が平 成 23 年 度 と 同 様の 98.4%で 、 過 年度 分 が 14.2%で平成 23 年度と比較して 0.5 ポイント増となっている。

平成 24 年度は、引き続き、督促状や催告書の発送、口座振替の促進、 コ ン ビ ニ 収 納 の 実 施 、 戸 別 訪 問 に よ る 滞 納 整 理 や 個 別 の 納 付 相 談 等 を 行ってきたとのことであるが、さらなる徴収に努められたい。

⑤後期高齢者医療特別会計

後 期 高 齢 者 医 療 保 険 料 に つ い て 、 収 入 未 済 額 は 6,545,200 円 で 平 成 23 年度と比較して 25.7%増、不納欠損額は 881,200 円で平成 23 年度と

(12)

比較して 6.3%増となっている。

収納率は、現年度分が 99.4%で平成 23 年度と比較して 0.1 ポイント 減、過年度分が 51.2%で平成 23 年度と比較して 0.1 ポイント減となっ ている。

平成 24 年度は、引き続き、電話催告や戸別訪問を行ったとのことで あるが、さらなる徴収に努められたい。

参照

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東光電気株式会社,TeaM Energy Corporation,TEPDIA Generating B.V.,ITM Investment

育児・介護休業等による正社

連結会計 △ 6,345 △  2,963 △ 1,310 7,930 724 普 通会計 △ 6,700 △  2,131 △ 3,526 6,334 △ 970. 基礎的財政収支

[r]

※短期:平成 30 年度~平成 32 年度 中期:平成 33 年度~平成 37 年度 長期:平成 38 年度以降. ②

[r]

の 45.3%(156 件)から平成 27 年(2015 年)には 58.0%(205 件)に増加した。マタニティハウ ス利用が開始された 9 月以前と以後とで施設での出産数を比較すると、平成