☤は巻末用語解説参照 43
1 ユニバーサル社会の実現に向けて
ユニバーサル社会の実現には、市、市民、事業者、民間団体の連携・協働
が必要不可欠で、それぞれができることを主体的、積極的に取り組んでいく
ことが大切です。
⑴ 市の役割
ユニバーサルデザインの推進に当たっては、すべての職員がユニバーサ
ルデザインの意識を持ち、市民等への対応や各施策にユニバーサルデザイ ンの考え方を取り入れていくほか、職員に対するユニバーサルデザインに 係る研修機会を増やし、ユニバーサルデザインに対する職員のさらなる意 識改革を図ります。
また、市民、事業者、民間団体への適切な助言や支援を行える体制の整 備に取り組んでいきます。
⑵ 市民に期待する役割
ユニバーサルデザインの考え方を理解し、身 近 な と こ ろ か ら 、 で き る と こ ろ か ら 、 主 体的に活動を始めることが大切であり、困っている人に積極 的に手を差し伸べたりすることや、高齢者や障がい者はもとより、他の人々 への「思いやりの心」を持って行動することを期待します。
また、ユニバーサルデザインの推進を目的とするNPO☤などの民間団 体 の活動に積極的に参加したり、ユニバーサルデザイン製品を積極的に購入 するなど、一人ひとりが自分の問題として、推進のための活動を行い、活動 の輪が広がることを期待します。
⑶ 事業者に期待する役割
利用者の視点に立った、ユニバーサルデザインの考え方に基づく施設整 備や製品開発、サービスの提供等に積極的に取り組んでいただくとともに、 誰もが就労することのできる職場環境づくりの推進を期待します。
⑷ NPOなどの民間団体に期待する役割
ユニバーサルデザインの考え方の普及啓発や活動のネットワーク化や、 市や事業者に対する具体的な提案等の活動を行なっていくことが必要と考 えます。
そのためには、当指針の趣旨や内容を御理解いただき、市や事業者の取 組みに協力していただくことや、自主的な取組みを推進していくことを期 待します。
☤は巻末用語解説参照 44
2 国・県との連携
国や県においては、既存の施設や設備などのバリアフリー化やユニバーサ ル社会の実現を目指して、法律や計画を策定しています。
本市においても、国や県の施策との連携を図りながら、ユニバーサル社会 の実現を目指します。
年次 福島県 国
平成6年
「高齢者、身体障害者等が円滑に利用でき る 特 定 建 築 物 の 建 築 の 促 進 に 関 す る 法 律 (ハートビル法)」☤施行
平成8年
「 福 島 県 人 に や さ し い ま ち づ く り 条 例」☤施行
平成12年
「高齢者、身体障害者等の公共交通機関を 利 用 し た 移 動 の 円 滑 化 の 促 進 に 関 す る 法 律(交通バリアフリー法)」☤施行
平成14年
「 ふ く し ま ユ ニ バ ー サ ル デ ザ イ ン 推 進指針」☤策定
平成15年
「 ふ く し ま ユ ニ バ ー サ ル デ ザ イ ン 推 進プラン」☤策定
平成16年
「 ふ く し ま ユ ニ バ ー サ ル デ ザ イ ン 推 進指針」改訂
平成17年
「 ふ く し ま 公 共 施 設 等 ユ ニ バ ー サ ル デザイン指針」☤策定
「ユニバーサルデザイン政策大綱」☤策定
平成18年
「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促 進に関する法律(バリアフリー新法)」☤ 施行
平成19年
「 ふ く し ま 型 ユ ニ バ ー サ ル デ ザ イ ン 実践行動計画」☤策定
「 ふ く し ま 公 共 施 設 等 ユ ニ バ ー サ ル デザイン指針」改訂
平成20年
「バリアフリー・ユニバーサルデザイン推 進要綱」☤決定
平成22年
「 ふ く し ま ユ ニ バ ー サ ル デ ザ イ ン 推 進計画」☤策定
平成25年
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【ユニバーサルデザインに係る国・県・市の枠組み】
反 映 反 映
福島県 いわき市
● ふくしまユニバーサルデザイ
ン推進計画
● いわき市ユニバーサルデザイン 推進指針
・ 国の施策へのユニバーサルデザイン理念の導入
・ ユニバーサルデザインの普及啓発
県が実施する各施策
連
携
連 携 連 携
○新・いわき市総合計画 ○いわき市復興ビジョン
市が実施する各施策
・いわき市福祉のまちづくり整備
指針
・新・いわき市障がい者福祉計画
等市が作成する各種個別計画
・市が実施する全ての事業 ・人にやさしいまちづくり条例
・ふくしま公共施設等ユニバーサ
ルデザイン指針
・県が策定する各種個別計画
・県が実施する全ての事業
国
○ユニバーサルデザイン政策大綱
○高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律
(通称:バリアフリー新法)
○バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進要綱
○ 福島県総合計画ふくしま 新生プラン☤
反
映
反
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3 次回の指針の見直し
ユニバーサルデザインは、すべての人にとっての暮らしやすさを追求する
終わりのない取組みで あり、見直し、改善に 絶えず取り組んでいく 姿勢が求 められることから、こ の指針は、時代の変化 に対応するため、必要 に応じて 5年程度を目安に見直しを行います。