第24回長野市介護サービス向上検討委員会会議報告
※ 会議資料は、介護保険課( 第二庁舎1階) または行政資料コーナー( 第一庁舎
1階) にて閲覧できます。
日 時 平成21年12月25日(金) 午後1時30分∼3時30分
場 所 ふれあい福祉センター4階 会議室3
出席者 委員8名(欠席1名)、事務局6名
会議資料 別添のとおり
報告事項
(1)介護給付費等適正化事業について、事務局から報告。 資料1 委員:
介護サービス向上検討委員会としては、どのように適正化に関わっていけばよいのか。 事務局:
サービスの質の向上につながるものとして情報提供させていただいた。もし何かご意 見があれば反映できるかもしれないということで特に結論をだしていただくものでは ない。
委員:
福祉用具レンタルを利用している人で、認定の結果、介護度が軽くなり福祉用具が借 りられなくなるケースがあると聞いている。在宅で生活する利用者はとても神経質にな っていて、家族も不安になっているが。
事務局:
平成 18 年4月の法改正によって、軽度者への福祉用具貸与が制限されたが、必要な 人に給付されないということで、再度平成 19 年4月に法改正がなされ、その人の状態 をみて判断できるよう、医師の所見による確認やケアマネジメントで必要とされている かどうかの確認をするなど、法令に沿って運用している。
委員:
医療情報との突合について、福祉用具や入院との関係をみているということだが、請 求の中でどのあたりに留意したらよいか。
事務局:
福祉用具については、実際は半月単位や 1 ヶ月単位での運用となるので重なってしま
う部分もあると思う。メインでみているのは、特養やグループホーム等の施設と入院の 関係で、施設入所者の方が途中で入院され、再び戻ってくることもあろうと思うが、そ ういった場合、本来は入院期間を抜いて算定すべきところ、事業者の側で 1 ヶ月全部請 求しても介護報酬の審査のみではわからないようになっている。そこを確認してもらう のが目的なので、施設と入院の関係に留意していただきたい。
(2)介護あんしん相談員の活動について、事務局から報告。 資料2 委員:
施設からは、どの程度あんしん相談員の派遣が申し込まれているか。 事務局:
特養についてはすべて、老健は9割、グループホームは8割の施設に派遣している。 委員:
観察したこと、気づいたことを施設にはどのように伝えているのか。以前との変更点 は。
事務局:
今までと伝え方は変わっていない。訪問時に生活相談員や施設長に直接伝えている。 ノートで伝えているところもある。
委員:
宅老所は派遣対象施設になっているのか。 事務局:
介護保険の指定を受けた通所介護事業所であれば対象となる。 委員長:
平成 21 年度からあんしん相談員の様式が変更になったことで、活動報告の資料が 20 年度のものと比較してわかりづらいように思う。活動の経過がわかるようにご検討いた だきたい。
協議事項
(1)介護あんしん相談員の選考について、事務局説明。 資料3 委員:
あんしん相談員の要件資格に、介護保険業務に従事していない等あるが、あんしん相 談員に登録した後に、途中で介護保険事業者に就職した場合の取扱いについて明文化し た方が良いのではないか。
事務局:
相談員である間は介護保険業務につかない形にしたい。皆様がよろしければ付け加え たい。
(2)介護サービス利用実態調査について、事務局説明。 資料4 委員長:
調査の継続性から考えて、同じ質問項目があると比較できて良いと思う。平成12年 度の調査からどのように変わってきたのかその経緯は検証するのか。今までと違う調査 項目となるとまた初めからになる。
委員:
事務局案の中で、特に事務局でやりたい案というものはあるのか。 事務局:
今回は初回ということで、特にどれがということでなく、自由にご意見を頂戴し、次 回以降に具体案を提示できたらと思っている。県の高齢者実態調査など似たような調査 があると思うが、それとの関連もあるとは思うが。
委員:
事業所としては3%の報酬改定があっても収入につながってきている実感はない。施 設の待機者について調べてみるのはどうか。対象者の抽出がむずかしいか。
委員長:
認定を受けているがサービスを使っていない人の抽出はできるのか。 事務局:
可能である。 委員:
施設待機者もなんらかの在宅サービス等を使っているはずだと思う。どのように施設 待機者を把握するか検討が必要である。
委員:
介護サービスを受けている人が、郵送で送られた調査票を読んで、理解して、回答し て、ポストに入れるところまでできるのか。調査をすることにどういうメリットがある のか。協力をするとどういうプラスがあるかわからないと難しいのでは。アンケート1 枚でどこまで伝えられるか。
委員:
老老介護の世帯では書けない人が多い。ケアマネと一緒に書いた人もいる。実際の利 用者より、介護者のつどいなどに参加するとどこへ相談すれば良いかわからない等の不 満がある。介護保険のサービスがどの程度周知されているかということを聞いてもよい のではないか。利用者対象だとすれば、出てきた数字をどう利用していくのか難しいの ではないか。
委員:
書けない部分があってケアマネが書いたりしているのでは実態が反映されないので はないか。家族の中にもどういうサービスがあるのか知らない人もいる。
事務局:
調査の趣旨としてはサービスの質の向上につなげるためのものなので、基本的には実 際利用してどうかというアンケートにしたい。周知ということとは少し違う。
委員:
今まで利用者が書けないので家族が書いていたりしたが、それは表示されていたのか。 事務局:
確かに前回の調査では回答者が明らかになっておらず、例えばサービスに満足してい るという回答であっても、家族の満足なのか本人の満足なのかわからない部分があった。 あいまいな部分ははっきりさせた方がよい。
委員:
健常者ではないので、なかなかむずかしい。家族と利用者本人では、アンケートに対 する回答が異なるということもある。
委員:
昨年度実施した中で、後ろの方の箇条書きのような部分(自由記載)を大事にして、 分析できないか。
委員:
質問を利用者、家族のそれぞれの視点ではなく、サービスを受けて日常生活が良くな ったか、どういう不満があるか等、サービスに重点をおいて聞くようにしたらどうか。 こちらはリハビリがすべてだと思っていても家族がよくないと思っていることもある。 制度開始して10年がたつので、特定のサービスに限って今年はこれを良くしようとい うポイントを決めて、こう直しましたということをきちんとやっていくことも必要では ないか。
委員:
実際のサービス内容を知っていて家族が書くならよいが。焦点をあわせて調査した方 がよい。
委員長:
今年はどこに重点をおくか限定し、利用者なのか家族なのか回答者をはっきり分けて 調査することはできるか。結果をサービス向上にどう生かすか、生かせるデータを集め ることが重要。ただし統計調査には限界がある。統計調査と質的な調査を組み合わせる ことも考えた方がよいかもしれない。たとえば、施設サービス利用者1,000人を対象と するのならあんしん相談員さんに協力していただくのもひとつの方法かと思う。郵送と いう方法には限界がある。鉛筆が持てて、文字を書ける人でないとできない。答えを直 接聞くという方法もある。
委員:
個人情報重視としてはどうなのか。 事務局:
個人情報については当然配慮する。結果は統計的処理をするので個人情報は出ない。
その目的以外には使わない。 委員:
実際には誰が書いているのか。やはり家族が書く場合が多いのか。 事務局:
昨年の介護予防については本人が書いていた。他の地域密着型については家族が書い たものが多い。調査の対象によって誰が記入するか違ってくる。
委員長:
本当は本人が書けるものが良い。設問数もあまり多くしないで。限界はある。 委員:
どのへんまでのサービス向上をめざしているのか。やはり特定のサービスにしぼるこ とを考えるべきではないか。100人が100人満足することはありえない。どこをめざし ていくか。
委員長:
最低限か、高いところをめざすか。利用者がどう考えているか。今までは自由記載が たくさんあったが、それがどのように事業者へ伝わっていったのか、どう活かされたか わからない部分があった。毎年アンケートを書いても活かされているのか、何もわから ないのでは回収率が下がることも考えられる。回答しやすい環境を作ったらどうか。あ んしん相談員の立場からはどうか。
委員:
実際、施設が利用者に直接聞くことができず、本人が書けない場合に、私達がアンケ ート用紙をもらって、施設から聞ける人を指定してもらい聞き取りして施設に提出した ことがある。事業主が聞くにはこんな方法もある。それをこちらの立場で行うというこ と。やり方としては有効なのかなと思う。
委員長:
郵送が適しているものと、訪問して聞いていただくのが良いものとあるであろう。細 かいご意見はアンケートに記入いただいて事務局へ提出してください。
閉会