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Immunocompromised hostの患者に対する補中益気湯の免疫・栄養状態の改善作用の有無を評価

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Academic year: 2018

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漢方治療エビデンスレポート

日本東洋医学会EBM委員会エビデンスレポート/診療ガイドライン タスクフォース

1.

感染症

(

ウイルス性肝炎を含む

)

文献

鈴木淳一, 荒田慎寿, 杉山貢. Immuno-compromised hostに対する補中益気湯の免疫栄養

改善効果-MRSA対策をめざして-. Progress in Medicine 2002; 22: 1362-3. 医中誌 Web

ID: 2002261757 MOL, MOL-Lib 1. 目的

Immuno-compromised hostの患者に対する補中益気湯の免疫・栄養状態の改善作用の有

無を評価

2. 研究デザイン

ランダム化比較試験 (RCT)

3. セッティング

横浜市立大学附属市民総合医療センター救命救急センター

4. 参加者

上記施設に入院したImmuno-compromised host患者26名。そのうち、補中益気湯もし

くはプラセボを3週間以上投与できた13名を比較した。

5. 介入

Arm 1: 補中益気湯7.5g 分3を経口もしくは経腸投与。7名 (男性7名、女性0名、平均

年齢53.3歳±5.6歳)

Arm 2: プラセボとして乳糖を同量投与。6名 (男性4名、女性2名、平均年齢53.0歳±7.7

歳)

6. 主なアウトカム評価項目

血清アルブミン値、末梢血リンパ球数 (投与前、投与後1週、2週、3週、4週)

免疫栄養指数 (prognostic nutrition index: PNI=アルブミン値×10+末梢リンパ球数×0.005)

の変化

7. 主な結果

血清アルブミン値、末梢血リンパ球数については両群間に有意差を認めなかった。PNI

については、プラセボ群では投与後1週間で上昇したが2週で低下し、その後再び上

昇したのに対し、投与群ではプラセボ群を有意に上回った (P<0.05) 。

8. 結論

補中益気湯投与によりPNI値の有意な上昇が認められる。

9. 漢方的考察

なし

10. 論文中の安全性評価

記載なし

11. Abstractorのコメント

救急医療の現場でRCTが試みられたことは賞賛に値する。PNI値は代替アウトカムと

なるので将来の試験では、結果の最後に付記されているように感染症発症の有無や栄

養量などに焦点をあてることが期待される。症例数が少ないことは否めないが、今後

の発展に期待する。なお、結果中に、MRSA に感染していない症例において、乳糖群

で9 名中4 名がMRSAに感染したが、補中益気湯投与群では8 名中1 名のみの感染で

あったことが付記されている。

12. Abstractor and date

鶴岡浩樹 2007.6.15, 2008.4.1, 2009.5.1, 2010.6.1, 2013.12.31

参照

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