平 成2 5年度
商 標出 願動向 調査 報告書 (概 要)
- 不 使 用 商 標 対 策 後 の 効 果 ・ 分 析 の た め の
出 願 ・ 登 録 状 況 調 査 -
平 成 2 6 年 2 月
特 許 庁
問 い 合 わ せ 先
特 許 庁 総 務 部 企 画 調 査 課 技 術 動 向 班
第 1 章 調 査 の 概 要 第 1 節 調 査 の 目 的
ブ ラ ン ド 構 築 に お い て 商 標 は 重 要 な 役 割 を 果 た し て い る が 、 一 方 で 不 使 用 の 状 態 が 継 続 し て い る 商 標 、 い わ ゆ る 不 使 用 商 標 が 累 積 し 、 そ れ に よ り 商 標 登 録 を 受 け よ う と す る 者 の 商 標 選 択 の 幅 を 狭 め て い る 状 況 に な っ て い る 。 そ こ で 、 平 成 9年 度 に は 、 請 求 人 適 格 の 緩 和 に よ る 不 使 用 取 消 審 判 制 度 の 改 善 等 、商 標 登 録 後 に お い て 不 使 用 商 標 対 策 が 講 じ ら れ た 。平 成 18 年2月 に 公 表 さ れ た 産 業 構 造 審 議 会 知 的 財 産 政 策 部 会 商 標 制 度 小 委 員 会 報 告 書 の 指 摘 を 踏 ま え 、 平 成 19 年 度 に は 、 更 に 一 層 の 不 使 用 商 標 対 策 の 促 進 を 図 る べ く 商 標 出 願 時 に お い て 、 一 つ の 区 分 の 中 で 、そ の 指 定 商 品・ 指 定 役 務 ご と に 付 与 し た 類 似 群 コ ー ド が 8類 似 群 以 上 は 拒 絶 理 由 の 対 象 と す る 審 査 運 用( 以 下 、こ の 審 査 運 用 を「 当 該 対 策 」と い う 。)が 開 始 さ れ て い る 。 そ し て 、 当 該 対 策 に つ い て は 「 平 成 20 年 度 商 標 出 願 動 向 調 査 報 告 書 」 に よ れ ば 、 類 似 群 付 与 数 が 激 減 し て お り 、不 使 用 商 標 に 対 す る 効 果 が 顕 著 に 表 れ て い る と 報 告 さ れ て い る 。
し か し な が ら 、当 該 対 策 の 開 始 か ら5年 を 経 過 し た と こ ろ 、不 使 用 商 標 の 対 策 が 不 十 分 と い っ た 意 見 や 、 ハ ウ ス マ ー ク 等 は 、 当 該 対 策 の 例 外 と す る よ う な 要 望 も 寄 せ ら れ て い る 。 し た が っ て 、 出 願 人 の 商 標 選 択 の 幅 を 広 げ 、 ブ ラ ン ド 構 築 す る 上 で 当 該 対 策 が 有 用 で あ る か は 検 討 が 必 要 な 状 況 で あ る 。 ま た 、 当 該 対 策 を 検 討 す る に 際 し 、 多 様 な 出 願 人 が い る と 思 わ れ る 。 例 え ば 、 大 企 業 、 中 小 企 業 、 個 人 で は 、 そ れ ぞ れ 当 該 制 度 利 用 実 態 が 異 な る と 考 え ら れ る と こ ろ 、 こ れ ま で 出 願 人 属 性 別 の 観 点 で の 商 標 出 願 動 向 は 十 分 に 把 握 で き て い な か っ た 。 そ こ で 、 本 調 査 で は 、 ① 平 成 18 年 度 以 降 の 出 願 ・ 登 録 さ れ て い る 案 件 の 類 似 群 付 与 数 等 の 経 年 変 化 を 調 べ る 。 ま た 、 ② 商 標 法 第 3 条 第 1 項 柱 書 の 拒 絶 理 由 に 対 す る 大 企 業 、 中 小 企 業 、 個 人 等 の 様 々 な 出 願 人 属 性 別 の 動 向 を 調 べ 、 当 該 対 策 が 出 願 人 に 対 し て 、 出 願 時 又 は 登 録 後 に ど の よ う な 影 響 を 与 え て い る の か を 調 査 ・ 分 析 す る 。 さ ら に 、 ③ 出 願 人 や 代 理 人 等 の 関 係 団 体 に ヒ ア リ ン グ を 実 施 し 、 当 該 対 策 に よ る 商 標 出 願 ・ 登 録 へ の 対 応 状 況 等 に つ い て 調 査 ・ 分 析 す る 。 こ れ ら の 調 査 ・ 分 析 に よ り 現 時 点 で の 当 該 対 策 の 有 用 性 に つ い て 検 討 す る も の で あ る 。
第 2 節 調 査 の 分 析 方 法
1. 出 願 ・ 登 録 状 況 等 の 経 年 変 化 等 に 関 す る 調 査
不 使 用 商 標 対 策 の 開 始 後 の 出 願 ・ 登 録 状 況 等 の 経 年 変 化 を 調 査 し 、 当 該 対 策 の 効 果 を 数 値 的 に 把 握 す る 。具 体 的 に は 、「 登 録 商 標 件 数 の 経 年 変 化 及 び 分 析 」、「 登 録 商 標 に お け る 類 似 群 付 与 数 の 分 布 」、「 登 録 商 標 に お け る 平 均 類 似 群 付 与 数 の 経 年 変 化 及 び 分 析 」、「 商 標 法 第 4 条 第 1 項 第 1 1 号 に 関 す る 区 分 の 経 年 変 化 及 び 分 析 」、「 分 割 出 願 の 件 数 及 び 区 分 数 の 経 年 変 化 及 び 分 析 」、「 防 護 標 章 登 録 出 願 の 件 数 及 び 区 分 数 の 経 年 変 化 及 び 分 析 」、「 取 消 審 判 請 求 の 経 年 変 化 及 び 分 析 」、「 類 毎 に み た 平 均 類 似 群 付 与 数 推 移 」 の 経 年 変 化 を 調 査 し 、 あ わ せ て 平 成 20 年 度 商 標 出 願 動 向 調 査 の 結 果 と 比 較 を す る こ と に よ り 不 使 用 商 標 対 策 に 対 す る 出 願 人 の 対 応 を 明 ら か に す る 。
2. 商 標 法 第 3 条 第 1 項 柱 書 に 関 す る 出 願 人 属 性 別 等 に 関 す る 調 査
商 標 法 第 3 条 第 1 項 柱 書 に 関 す る 出 願 人 属 性 別 等 に 関 す る 調 査 と し て 、「 拒 絶 理 由 通 知 」、
「 手 続 補 正 書 」、「 手 続 補 足 書 」 に つ い て 、 経 年 変 化 を 調 査 し 、 出 願 人 の 属 性 別 に 当 該 対 策 に 対 す る 対 応 状 況 を 明 ら か に す る 。
3. ヒ ア リ ン グ 調 査
当 該 対 策 の 開 始 後 の 出 願 人 の 出 願 時 又 は 商 標 登 録 の 影 響 等 を 具 体 的 に 把 握 す る た め 、 出 願 人 に お け る 商 標 出 願 時 の 不 使 用 商 標 対 策 へ の 対 応 状 況 及 び 商 標 登 録 後 の 登 録 商 標 の 使 用 状 況 等 の 実 態 に つ い て ヒ ア リ ン グ を 実 施 す る 。企 業 に 対 し て は 、「 商 標 登 録 出 願 に 関 す る 基 本 的 な 考 え 方 」、「 不 使 用 商 標 対 策 に つ い て 」、「 商 標 の 活 用 状 況 に つ い て 」、「 不 使 用 商 標 対 策 に 関 す る 要 望 に つ い て 」伺 い 、弁 護 士・弁 理 士 事 務 所 に 対 し て は 、「 事 務 所 概 要 」、「 商 標 に 関 す る 問 合 せ に つ い て 」、「 不 使 用 商 標 に つ い て 」、「 商 標 全 般 に つ い て の ご 要 望 」 に つ い て ヒ ア リ ン グ を 行 う 。
第 2 章 デ ー タ 分 析 に よ る 不 使 用 商 標 対 策 の 影 響
第 1 節 登 録 商 標 件 数 の 経 年 変 化 及 び 分 析
2006 年 度 と2011年 度 の 合 計 を 比 較 す る と 、 登 録 商 標 件 数 は 23.2% 減 少 し て い る こ と が わ か る 。ま た 、2007年4月 か ら6月 の 登 録 商 標 件 数 が 増 加 し て い る が 、2007年4月 に 小 売 等 役 務 商 標 制 度 導 入 に よ る 特 例 期 間 の 影 響 で 、 小 売 等 役 務 商 標 の 登 録 件 数 の 増 加 が 影 響 し て い る 。
表2-1-1-2 2006年4月 か ら2013年3月 ま で の 登 録 商 標 件 数
年度 4月 5 月 6 月 7 月 8月 9 月 1 0 月 1 1 月 1 2 月 1 月 2 月 3 月 合計
2 0 0 6年度 7 , 9 15 7 , 3 3 4 8 , 4 9 6 7 ,6 1 7 7 , 4 38 7 , 8 8 5 7, 7 2 7 7 ,5 7 2 7 , 6 92 6 , 4 4 6 7, 5 6 2 9 ,1 2 0 9 2 , 8 04 2 0 0 7年度 1 1 , 37 9 8 , 9 5 8 15 , 2 8 0 8 ,2 3 7 6 , 7 40 6 , 4 1 3 7, 3 4 8 6 ,8 9 4 6 , 7 92 5 , 7 6 7 6, 7 4 7 7 ,2 9 1 9 7 , 8 46 2 0 0 8年度 7 , 1 38 5 , 2 7 1 9 , 1 7 7 8 ,3 7 7 6 , 3 48 6 , 5 7 9 7, 2 4 5 5 ,8 1 2 6 , 9 55 5 , 5 2 0 6, 4 1 1 7 ,3 8 4 8 2 , 2 17 2 0 0 9年度 7 , 0 41 5 , 6 0 0 7 , 2 0 8 6 ,9 5 8 6 , 2 52 6 , 2 6 4 6, 5 1 4 6 ,1 4 4 6 , 6 23 5 , 5 7 0 6, 7 8 2 8 ,4 7 4 7 9 , 4 30 2 0 1 0年度 7 , 5 11 6 , 2 0 5 7 , 2 6 2 6 ,9 4 0 6 , 7 84 6 , 5 0 8 6, 6 5 9 6 ,7 8 0 6 , 9 89 5 , 4 3 7 6, 7 2 0 7 ,1 4 7 8 0 , 9 42 2 0 1 1年度 6 , 0 80 5 , 4 9 0 7 , 2 9 3 6 ,6 5 8 6 , 9 24 6 , 3 3 9 6, 6 1 8 6 ,6 6 2 7 , 0 86 5 , 5 3 1 7, 4 6 8 8 ,4 4 6 8 0 , 5 95 2 0 1 2年度 7 , 6 17 7 , 3 7 9 7 , 2 8 4 7 ,1 1 4 6 , 8 69 6 , 2 7 7 6, 8 9 9 6 ,5 8 0 5 , 5 66 4 , 0 9 4 3, 7 3 8 1 ,5 8 6 7 1 , 0 03
第 2 節 登 録 商 標 に お け る 類 似 群 付 与 数 の 分 布
全 体 と し て 、対 策 前 は 類 似 群 付 与 数 8個 以 上 の 割 合 が48.9% で あ っ た が 、対 策 後 は17.4% と 大 幅 に 減 少 し て い る 。ま た 、7個 以 内 と し た た め 、7個 の 分 布 が 対 策 前 に は 1.8% で あ っ た が 、 対 策 後 は 13.1% と 増 加 し て い る 。
表2-2-1-3 登 録 商 標 に お け る 類 似 群 付 与 数 の 分 布 ( 割 合 )
期間 1個 2個 3個 4個 5個 6個 7個 8個 9個以上 合計
2006年4月~2007年3月 18.7% 11.0% 5.8% 6.9% 3.9% 3.1% 1.8% 1.8% 47.1% 100.0% 2007年4月~2013年3月 25.0% 14.1% 8.7% 8.4% 6.4% 7.0% 13.1% 6.2% 11.2% 100.0%
第 3 節 登 録 商 標 に お け る 平 均 類 似 群 付 与 数 の 経 年 変 化 及 び 分 析
対 策 前 は 平 均 類 似 群 付 与 数 が 最 大13.0を 示 す 月 も あ っ た が 、対 策 後 の 2007年4月 に は 平 均 類 似 群 付 与 数 4.8と 大 幅 に 減 少 し て い る 。 ま た 、 そ の 後 も 4.5か ら 5.0の 間 を 推 移 し て お り 、 本 対 策 に よ る 効 果 が 維 持 で き て い る も の と 考 え ら れ る 。
図2-3-1-1 平 均 類 似 群 付 与 数 の 推 移 ( 全 体 )
13.0
4.8
0.0 2.0 4.0 6.0 8.0 10.0 12.0 14.0
4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1
2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度
平 均 類 似 群 付 与 数
出願月 審査運用開始
13.0
4.8
0.0 2.0 4.0 6.0 8.0 10.0 12.0 14.0
4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1
2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度
平 均 類 似 群 付 与 数
出願月 審査運用開始
第 4 節 商 標 法 第 3 条 第 1 項 柱 書 に 関 す る 出 願 人 属 性 別 等 に 関 す る 調 査
2007年12月 か ら2008年9月 に か け て 、 拒 絶 理 由 通 知 件 数 が3,000件 を 超 え て い る が 、 こ れ は 、2007 年 4月 か ら 6 月 に 小 売 等 役 務 商 標 制 度 導 入 に よ る 特 例 期 間 の 影 響 に よ り 、 出 願 件 数 が 大 幅 に 増 加 し た こ と に 加 え 、2007 年 4 月 か ら 開 始 さ れ た 不 使 用 商 標 対 策 に 関 す る 審 査 運 用 の 影 響 が あ る と 考 え ら れ る 。
表2-4-1-1-2 拒 絶 理 由 通 知 件 数
年度 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計
2006年度 326 764 811 488 625 803 367 497 374 366 369 326 6,116
2007年度 248 412 667 632 629 801 1,001 2,405 3,220 4,739 4,824 5,096 24,674
2008年度 3,511 5,460 5,259 3,663 4,561 3,659 2,485 2,305 2,316 2,736 2,268 2,437 40,660 2009年度 2,467 2,428 1,635 2,026 1,702 1,588 2,275 2,107 1,936 2,046 1,914 1,526 23,650 2010年度 1,563 1,734 1,672 1,794 1,908 1,201 1,828 1,528 1,609 1,533 1,478 1,479 19,327 2011年度 1,122 1,282 1,168 1,220 1,716 1,539 1,221 1,337 1,595 2,130 1,739 1,690 17,759 2012年度 1,529 1,700 2,248 1,975 2,311 1,308 1,984 1,975 1,400 2,096 2,007 2,238 22,771
第 5 節 商 標 法 第 4 条 第 1 項 第 1 1 号 に 関 す る 区 分 の 経 年 変 化 及 び 分 析
不 使 用 対 策 の 審 査 運 用 の 影 響 も あ り 、2006年 度 と2012年 度 の 合 計 数 を 比 較 す る と 、39.4% 減 少 し て い る こ と が わ か る 。
表2-5-1-2 商 標 法 第4条 第1項 第11号 の 件 数
年度 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計
2006年度 3,139 4,172 4,604 4,025 3,866 4,135 3,520 3,358 3,299 2,648 3,629 3,704 44,099 2007年度 2,476 3,204 3,857 3,242 3,481 2,363 2,423 2,977 2,510 3,306 3,404 3,368 36,611 2008年度 2,530 3,289 3,769 2,896 3,385 2,839 2,952 2,738 2,856 3,236 3,140 2,861 36,491 2009年度 2,617 2,781 2,661 2,690 2,767 2,131 2,707 2,445 2,292 3,094 2,671 2,312 31,168 2010年度 2,086 2,480 2,890 2,677 2,818 2,163 2,984 2,418 2,120 2,144 2,369 2,087 29,236 2011年度 1,525 1,760 1,939 1,934 2,061 1,973 1,937 1,934 2,070 2,506 2,438 2,488 24,565 2012年度 1,973 2,022 2,497 2,021 2,165 1,736 2,332 2,589 1,966 2,600 2,459 2,355 26,715
第 6 節 分 割 出 願 の 件 数 及 び 区 分 数 の 経 年 変 化 及 び 分 析
2008年10月 に 出 願 件 数 、出 願 区 分 と も に ピ ー ク を 迎 え て い る こ と が わ か る 。こ れ は 登 録 出 願 の ピ ー ク 、 拒 絶 理 由 通 知 発 送 の ピ ー ク の 流 れ と 整 合 的 で あ り 、 拒 絶 理 由 通 知 へ の 対 応 と し て 、一 部 、分 割 出 願 が 行 わ れ る と 考 え ら れ る 。2008年 度 を 除 い て は 、大 き な 件 数 や 区 分 の 変 化 は な い こ と が わ か る 。
図2-6-1 分 割 出 願 の 件 数 及 び 区 分 の 推 移
0 50 100 150 200 250
4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年
出願月 分
割 出 願 件 数
・ 区 分 数
分割出願全体の出願件数 分割出願全体の出願区分数 審査運用開始
0 50 100 150 200 250
4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年
出願月 分
割 出 願 件 数
・ 区 分 数
分割出願全体の出願件数 分割出願全体の出願区分数 審査運用開始
第 7 節 防 護 標 章 登 録 出 願 の 件 数 及 び 区 分 数 の 経 年 変 化 及 び 分 析
防 護 標 章 の 登 録 出 願 数 は 、2007年4月 に68件 、6月 に 32件 と 一 時 的 な 増 加 は 見 ら れ る 。 こ れ は 、2007 年4月 か ら 小 売 等 役 務 商 標 制 度 が 開 始 さ れ た こ と に よ り 、35類 の 小 売 を 防 護 標 章 と し て 登 録 出 願 し て い る も の と 考 え ら れ る 。
表2-7-2 防 護 標 章 登 録 出 願 の 件 数 及 び 区 分 数
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計
2006年 1 2 2 8 3 8 1 4 7 18 54
2007年 68 5 32 3 4 3 1 3 2 1 4 6 132
2008年 1 3 19 15 6 4 10 3 7 3 71
2009年 4 3 3 2 5 6 2 3 4 6 20 58
2010年 3 4 2 3 4 3 1 3 6 7 7 5 48
2011年 5 1 8 4 3 3 6 5 1 5 2 43
第 8 節 取 消 審 判 請 求 の 経 年 変 化 及 び 分 析
2006年 度 と2012年 度 を 比 較 す る と 、34.1% 程 度 減 少 し て い る こ と が わ か る 。様 々 な 要 因 が 考 え ら れ る が 、 不 使 用 商 標 対 策 が 一 部 影 響 し て い る も の と 考 え ら れ る 。
表2-8-2 取 消 審 判 請 求 件 数
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計
2006年度 116 118 159 118 169 140 127 123 132 107 107 180 1,596
2007年度 152 158 119 162 128 129 154 170 191 136 123 133 1,755
2008年度 148 145 122 165 131 155 131 106 117 154 108 110 1,592
2009年度 135 123 99 130 110 115 111 107 111 113 107 138 1,399
2010年度 111 128 108 130 98 106 106 113 122 87 128 106 1,343
2011年度 88 85 107 123 82 104 87 74 98 71 78 109 1,106
2012年度 91 117 76 74 94 73 84 87 97 81 87 91 1,052
第 9 節 類 毎 に み た 平 均 類 似 群 付 与 数 推 移 ( 抜 粋 )
第 1 類 「 工 業 用 、 科 学 用 又 は 農 業 用 の 化 学 品 」 に お い て 、 登 録 商 標 に お け る 平 均 類 似 群 付 与 数 の 推 移 と し て は 、2006年7月( 四 半 期 で の ピ ー ク 月 )に6.1個 で あ っ た が 、審 査 運 用 開 始 後 の2007年4月 に は2.6個 ま で 減 少 し て お り 、そ の 後2013年3月 ま で 平 均 類 似 群 付 与 数 は 概 ね2個 か ら3個 の 間 を 推 移 し て い る
図2-9-1-1-1 登 録 商 標 に お け る 平 均 類 似 群 付 与 数 推 移 ( 第 1 類 )
( 第 1 類 : 審 査 基 準 上 の 類 似 群 コ ー ド /15個 )
6.1
2.6
0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0
4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1
2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度
平 均 類 似 群 付 与 数
出願月
第 3 章 ヒ ア リ ン グ 調 査 に よ る 不 使 用 商 標 対 策 の 実 態 第 1 節 商 標 登 録 出 願 に 関 す る 基 本 的 な 考 え 方
1 . 商 標 法 第 3 条 第 1 項 柱 書 に 関 す る 運 用 の 定 着 度 に つ い て
商 標 法 第 3 条 第 1 項 柱 書 の 運 用 は 大 半 の 企 業 で 定 着 し て い る 。 当 該 運 用 の 開 始 前 ま で は 幅 広 く 出 願 し て い た 企 業 も 、 運 用 開 始 後 は 本 当 に 必 要 な も の は 何 か を 検 討 し 、 優 先 順 位 を つ け た り 、 指 定 す る 類 似 群 を 設 定 す る な ど し て 、 基 本 的 に は 7 類 似 群 以 内 と な る よ う に し て い る 企 業 が 多 い 。 し か し な が ら 、 費 用 が 変 わ ら な い た め 、 7 類 似 群 ま で は 不 必 要 で あ っ て も 出 願 す る 企 業 も あ る 。
2 . 商 標 法 第 3 条 第 1 項 柱 書 の メ リ ッ ト に つ い て
商 標 法 第 3 条 第 1 項 柱 書 の メ リ ッ ト と し て 、 不 必 要 な 類 似 群 の 申 請 に 対 し て の 抑 制 力 を 感 じ る 、 他 者 の 不 必 要 な 出 願 が 減 り 取 得 し や す く な っ た 、 不 必 要 な 商 標 の 取 得 が 減 っ た な ど の 声 が あ る 。
3 . 商 標 法 第 3 条 第 1 項 柱 書 の デ メ リ ッ ト に つ い て
商 標 法 第 3 条 第 1 項 柱 書 の デ メ リ ッ ト と し て 、7 類 似 群 以 内 に 選 定 す る 手 間 や 、8 類 似 群 以 上 と す る 場 合 は 複 数 の 出 願 や 拒 絶 理 由 通 知 へ の 対 応 、 そ の 後 の 管 理 の 煩 雑 さ や 費 用 が か さ む 点 な ど に デ メ リ ッ ト を 感 じ る 企 業 が あ る 。 特 に ハ ウ ス マ ー ク や 著 名 商 標 は 、 使 用 す る 範 囲 が 未 定 で 広 範 囲 で 指 定 し て お き た い と い う 意 向 が あ る 企 業 が 多 い 。 ま た 、 類 似 群 が 多 い 小 売 等 役 務 を 指 定 す る 場 合 は 、 類 似 群 の 定 義 が 明 確 で な い た め 、 広 め に 指 定 せ ざ る を 得 な い と い う 声 も あ る 。
第 2 節 不 使 用 商 標 対 策 に つ い て
1 . 使 用 予 定 の な い 指 定 商 品 ・ 指 定 役 務 の 指 定 に つ い て
使 用 予 定 の な い 指 定 商 品 ・ 指 定 役 務 の 指 定 の 有 無 に つ い て は 、24社 中16社 の 企 業 が 指 定 し た こ と が あ っ た 。 そ の 理 由 と し て 将 来 的 な 使 用 の 可 能 性 、 防 衛 的 な 措 置 の 他 、 実 際 に 事 業 展 開 し た 際 に 、 他 者 の 権 利 を 侵 害 し た く な い な ど の 理 由 を あ げ る 企 業 が 多 い 。
2 . 8 個 以 上 の 類 似 群 の 指 定 経 験 の 有 無 に つ い て
ハ ウ ス マ ー ク 等 の 重 要 な も の に つ い て は 、 指 定 す る 類 似 群 が 多 く な る と 回 答 し た 企 業 が 多 か っ た 。 ま た 、 持 ち 株 会 社 や グ ル ー プ の 親 企 業 は 関 連 会 社 の 事 業 範 囲 ま で 権 利 化 し て お く 必 要 が あ り 、 指 定 す る 範 囲 は 必 然 的 に 広 く な る 。
3 . 拒 絶 理 由 通 知 を 受 け た 際 の 対 応
拒 絶 理 由 通 知 を 受 け た 際 の 対 応 と し て 、 商 標 の 使 用 意 思 を 確 認 す る た め の 書 類 及 び 事 業 計 画 書 の 提 出 、 商 標 の 使 用 に 関 す る 証 明 書 類 の 提 出 、 分 割 出 願 等 、 企 業 の 対 応 は 様 々 で あ る 。 そ の 際 に 弁 理 士 な ど の 専 門 家 に 相 談 す る こ と も あ る 。
事 業 計 画 書 の 提 出 に 慣 れ て い る 企 業 に と っ て は あ ま り 手 間 が か か ら な い と の 回 答 も あ っ た が 、「 ど の 程 度 の レ ベ ル の も の を 用 意 す れ ば よ い の か が わ か ら な い 」、「 企 業 秘 密 を 記 載 す る た め 閲 覧 の 対 象 と な る こ と は 避 け た い 」 と い う 理 由 で 事 業 計 画 書 の 提 出 を し な い 企 業 も あ る 。
4 . 不 使 用 取 消 審 判 の 経 験 に つ い て
不 使 用 取 消 審 判 を 請 求 す る 際 は 、 調 査 会 社 に 依 頼 す る ケ ー ス を 含 め て 入 念 に 調 査 を 行 っ て い る 。 同 一 業 界 内 で 、 あ る 程 度 横 の つ な が り が 強 く 、 直 接 交 渉 と な る ケ ー ス が あ る 。 そ の 場 合 は 、 譲 渡 と 許 諾 両 方 の ケ ー ス が あ り 、 そ の 時 々 の お 互 い の 状 況 に よ り 、 交 渉 し て い る 。
不 使 用 取 消 審 判 請 求 を さ れ た 企 業 の 相 手 は 、 海 外 企 業 が 比 較 的 多 か っ た 。 不 使 用 取 消 審 判 を 請 求 す る 際 、 さ れ る 際 と も に 同 一 業 界 内 で あ れ ば 、 請 求 を せ ず に 直 接 交 渉 で 対 応 し た と い う 例 も 聞 か れ た 。
第 3 節 商 標 の 活 用 状 況 に つ い て
1 . 登 録 、 更 新 、 存 続 期 間 満 了 を 迎 え た 商 標 の 取 り 扱 い に つ い て
登 録 、 更 新 を は じ め と す る 存 続 期 間 の 満 了 を 迎 え た 商 標 の 取 扱 い に つ い て 、 商 標 に よ り 権 利 期 間 が 異 な る と 管 理 が 煩 雑 に な る た め 、10年 を 選 択 し て い る 企 業 が 多 か っ た 。一 方 、指 定 商 品 ・ 指 定 役 務 の ラ イ フ サ イ ク ル が 短 い 企 業 は 分 割 納 付 制 度 を 活 用 し て お り 、 な か に は ラ イ フ サ イ ク ル が 1年 未 満 の 商 品 を 扱 う 企 業 か ら は 、権 利 期 間 を5年 よ り 短 い3年 程 度 を 希 望 し て い る 企 業 も あ っ た 。
2 . 現 在 使 用 し て い な い 商 標 に つ い て
現 在 使 用 し て い な い 商 標 に つ い て 、 更 新 期 限 が 到 来 し た 際 に 見 直 し を 行 っ て い る 企 業 が 大 半 で あ る 。 将 来 使 用 の 可 能 性 が あ る も の に つ い て は 残 し て お き た い と 考 え る 声 と 、 使 用 し て い な い も の は 更 新 し な い と い う 声 に 分 か れ た 。 ま た 、 不 使 用 対 策 で 再 出 願 す る 企 業 も あ る 。
第 4 節 不 使 用 商 標 対 策 に 関 す る 具 体 的 な 要 望 に つ い て
ハ ウ ス マ ー ク 等 に つ い て は 広 範 囲 を 指 定 す る こ と が 多 い た め 、 例 外 と し て 欲 し い と い う 企 業 が 多 か っ た 。 そ の 他 の 具 体 的 な 要 望 と し て は 意 見 も 含 め る と 以 下 の よ う な 声 が あ っ た 。
・ 拒 絶 理 由 対 応 に お い て 、 一 度 認 め ら れ た 使 用 証 明 は 他 の 出 願 に お い て も 有 効 と し て ほ し い
・ 社 名 の 変 更 や 、 ハ ウ ス マ ー ク 等 の 変 更 に よ り 不 使 用 と な っ た 商 標 で あ っ て も 、 グ ッ ド ウ ィ ル が 残 っ て い る も の は 、 模 倣 防 止 の た め の 有 効 な 権 利 と し て 存 続 で き る よ う に し て ほ し い
・ 不 使 用 審 判 取 消 対 象 期 間 を3年 で は な く5年 程 度 と し て ほ し い
・ 破 産 し て 清 算 を 終 了 し た 法 人 の 商 標 に つ い て 、 取 消 を 認 め る 制 度 を 作 っ て ほ し い
・ 一 律7類 似 群 以 内 で は な く 、 業 種 や 業 界 に 沿 っ た 類 似 群 コ ー ド 数 の 設 定 が 必 要
・1類 似 群 ご と に 出 願 費 用 を 追 加 す る 仕 組 み の 検 討
第 4 章 ま と め
第 1 節 不 使 用 商 標 対 策 に 関 す る 審 査 運 用 の 効 果
2007 年 4 月 か ら 、 商 標 出 願 時 に お い て 、 一 つ の 区 分 の 中 で 、 そ の 指 定 商 品 ・ 指 定 役 務 ご と に 付 与 し た 類 似 群 コ ー ド が8個 以 上 は 拒 絶 理 由 の 対 象 と す る 審 査 運 用 を は じ め 、不 使 用 商 標 対 策 に お い て 、 以 下 の 通 り 効 果 が 確 認 で き た 。
1. 定 量 的 な 効 果
( 1 ) 類 似 群 付 与 数 の 分 布 か ら み た 不 使 用 商 標 対 策 の 効 果
不 使 用 商 標 対 策 前 と 対 策 後 で は 、 類 似 群 付 与 数 の 分 布 を み る と 、8個 以 上 が48.9% と 半 数 近 く を 占 め て い た も の が 、対 策 後 に お い て は31.5% 減 の17.4% ま で 減 少 し て お り 、明 ら か に 不 使 用 商 標 対 策 に よ る 類 似 群 付 与 数 の 減 少 が 行 わ れ て い る こ と が わ か る 。
ま た 、 属 性 別 に 見 て も 、 い ず れ の 属 性 も 不 使 用 商 標 対 策 前 後 で 、 類 似 群 付 与 数8個 以 上 の 割 合 が 大 幅 に 減 少 し て い る こ と が わ か る 。
( 2 ) 平 均 類 似 群 付 与 数 の 経 年 変 化 か ら み た 不 使 用 商 標 対 策 の 効 果
不 使 用 商 標 対 策 前 の2006年 度 に お い て は 、9月 時 点 で 、 平 均 類 似 群 付 与 数 が13.1を 示 し て い た が 、 不 使 用 商 標 対 策 に 関 す る 審 査 運 用 開 始 直 後 の 2007 年4月 時 点 で は 、 平 均 類 似 群 付 与 数 が 4.8 を 示 し て お り 、 大 幅 に 減 少 し て い る こ と が 明 ら か で あ る 。 ま た 、 そ の 後 2012 年 度 ま で の 間 、4.5 か ら 5.0 の 間 を 推 移 し て お り 、 本 対 策 に よ る 効 果 が 維 持 で き て い る も の と 考 え ら れ る 。
( 3 ) そ の 他 の 効 果
不 使 用 商 標 対 策 に よ る 効 果 と し て 断 定 で き な い も の の 、 一 定 程 度 の 影 響 を 与 え て い る と 考 え ら れ る も の と し て 、「 商 標 法 第 4 条 第 1 項 第 1 1 号 」、「 取 消 審 判 請 求 」 が あ げ ら れ る 。 商 標 法 第 4 条 第 1 項 第 1 1 号 に つ い て は 、2006年 度 の 合 計 数 と2012年 度 の 合 計 数 を 比 較 す る と 、39.4% 減 少 し て い る 。取 消 審 判 請 求 に つ い て は 、2006年 度 の 合 計 数 と2012年 度 の 合 計 数 を 比 較 す る と 、34.1% 減 少 し て い る 。
2. 定 性 的 な 効 果
( 1 ) 商 標 法 第 3 条 第 1 項 柱 書 に 関 す る 運 用 の 定 着 度 に つ い て
商 標 法 第 3 条 第 1 項 柱 書 の 運 用 は 大 半 の 企 業 で 定 着 し て い る 。 当 該 運 用 の 開 始 前 ま で は 幅 広 く 出 願 し て い た 企 業 も 、 運 用 開 始 後 は 本 当 に 必 要 な も の は 何 か を 検 討 し 、 優 先 順 位 を つ け た り 、指 定 す る 類 似 群 を 設 定 す る な ど し て 、基 本 的 に は7類 似 群 以 内 と な る よ う に し て い る 企 業 が 多 い 。
( 2 ) 商 標 法 第 3 条 第 1 項 柱 書 の メ リ ッ ト に つ い て
商 標 法 第 3 条 第 1 項 柱 書 の 運 用 は 大 半 の 企 業 で 定 着 し て お り 、「 不 必 要 な 類 似 群 の 申 請 に 対 し 、 抑 制 力 を 感 じ る 。」、「 他 者 の 不 必 要 な 出 願 が 減 り 取 得 し や す く な っ た 。」、「 不 必 要 な 商 標 の 取 得 が 減 っ た 。」 な ど の よ う に 、 そ の 運 用 に つ い て メ リ ッ ト と 感 じ て い る 声 が あ っ た 。
第 2 節 今 後 の 課 題
不 使 用 商 標 対 策 を 今 後 も 進 め る に あ た り 、 以 下 の 点 に つ い て 今 後 の 課 題 と し て 挙 げ ら れ て い る 。
1. ハ ウ ス マ ー ク 等 に つ い て の 対 応
ハ ウ ス マ ー ク 等 は 、 出 願 時 に は 使 用 す る 範 囲 が 未 定 で あ る の で 、 広 範 囲 で 指 定 し て お き た
い と い う 意 向 が あ り 、 不 使 用 商 標 対 策 の 運 用 か ら 例 外 に し て 欲 し い 等 の 希 望 を 寄 せ る 大 企 業 か ら の 意 見 が あ っ た 。 ま た 、 類 似 群 が 多 い 小 売 等 役 務 を 指 定 す る 場 合 は 、 類 似 群 の 定 義 が 明 確 で な い た め 、 広 め に 指 定 せ ざ る を 得 な い と い う 声 も あ る 。 さ ら に 、 持 ち 株 会 社 や グ ル ー プ の 親 企 業 は 関 連 会 社 の 事 業 範 囲 ま で 権 利 化 し て お く 必 要 が あ り 、 指 定 す る 範 囲 は 必 然 的 に 広 く な る 傾 向 に あ る 。
今 後 、 こ の よ う な 意 見 を 踏 ま え て 、 現 行 の 審 査 運 用 が ユ ー ザ ー の ブ ラ ン ド 戦 略 に 影 響 を 及 ぼ す こ と が な い よ う 注 視 し て い く 必 要 性 が あ る 。
2. 使 用 予 定 の な い 指 定 商 品 ・ 指 定 役 務 の 指 定 に つ い て
使 用 予 定 の な い 指 定 商 品 ・ 指 定 役 務 の 指 定 の 有 無 に つ い て は 、 複 数 の 企 業 が 指 定 し た こ と が あ っ た 。 そ の 理 由 と し て 将 来 的 な 使 用 の 可 能 性 、 防 衛 的 な 措 置 の 他 、 実 際 に 事 業 展 開 し た 際 に 、 他 者 の 権 利 を 侵 害 し た く な い な ど の 理 由 を あ げ る 企 業 が 多 い 。
こ の よ う な 理 由 を 鑑 み る と 、 ユ ー ザ ー は 不 使 用 商 標 対 策 に 一 定 の 理 解 を 示 し 、7 類 似 群 以 内 に 厳 選 し た 指 定 商 品 ・ 指 定 役 務 で 出 願 を し て い る こ と が う か が え る 。 つ い て は 、 不 使 用 商 標 対 策 を 見 直 す 際 に は 、 こ れ ら の ニ ー ズ を 考 慮 す る 必 要 性 が あ る 。