第6回浦安市新庁舎建設市民懇話会議事録
1 開催日時 平成18年2月22日(水) 午後6時30分∼午後8時30分
2 開催場所 浦安市文化会館3階中会議室
3 出席者
(委員)
小泉允圀委員(会長)、岡本孝夫委員(副会長)、林亜夫委員、木邨定男委員、上野菊良委員、 菊間紀委員、梅原祥子委員、戸倉恵美子委員、芦田由江委員、安藝孝彦委員、石井麻美委員、 上原章委員、小林裕委員、 以上13人
(欠席2人 村木美貴委員、爾寛明委員)
(事務局など)
経営企画部次長:中山高樹、企画政策課長:石川豪三、企画政策課庁舎建設準備室長:海老沢 伸夫、企画政策課副主査:町山貴秀
コンサルタント 株式会社アール・アイ・エー(砂金宏和、篠崎次男、石井俊明)
4 資料
○ 第6回市民懇話会資料
5 議題
○ 浦安市新庁舎建設に係る提言書・骨子案について
6 議事の概要
( 1) 浦安市新庁舎建設に係る提言書・骨子案について
これまで、懇話会で議論してきた内容について、事務局で「懇話会の意見の整理」を行い、 これに基づき骨子案の構成を協議した。
提言書の基本的な構成について、懇話会で合意した。次回の懇話会で、提言書案について 協議することとし、その原案作成については会長と事務局で行うことに合意した。
( 2) その他
次回の第7回浦安市新庁舎建設市民懇話会は、平成18年3月10日( 金) の午後6時30分から 開会することに決定した。
7 会議経過
○ 開会・確認事項・予定
事務局 ・これより第6回の懇話会を開会します。
・本日の懇話会に、村木委員と爾委員は所要で欠席との連絡を受けています。 会長 ・懇話会としては、今回と次回で提言書をまとめていくことになる。そのために、事
務局に、これまで懇話会で議論してきたことを、項目を立てて整理してもらった。提 言書のまとめに入っていくために、収束に向う議論をしていきたい。
・まず、事務局から、これまでの懇話会の意見を整理した資料を説明してもらい、こ れに基づいて提言書の骨子案をどのように考えるか、議論したい。
○ 議題「新庁舎建設に係る骨子案について」 事務局 ・資料説明(略)
会長 ・懇話会では、1回から5回まで、活発な議論がなされてきた。その概要を大項目、 中項目、小項目という項目を立てて整理した。
・今日の懇話会では、まず、このような項目立てでの整理でよいのかどうか、次に整 理した意見の内容が適切か、このような記述で十分かどうか、このような視点から議 論をしていきたい。
委員 ・建設後の維持管理の問題は、長期的な財政負担となることから重要な問題である。 経済的な建物にすること、管理運営の面からも経済的であることは、重要であり提言 書では強調しておきたい内容である。
会長 ・コストの点については、小項目で記述されているが、重要な問題であり中項目とし て強調したほうがよいだろう。コストという表現ではなく、維持管理とはっきり記述 したほうがよい。
委員 ・コストとの関連では、「シンボル」という表現が気になる。一般的にシンボル性を追 求すると不経済な建築になりがちである。新庁舎の目指すものは、デザインの奇抜な シンボル性ではないだろう。
会長 ・確かに、これまでの事例では、シンボル性を強めると不経済な建築になることが多 い。建設後の維持管理でもコスト高になりがちである。
委員 ・シンボルの持つ意味が問題だろう。新庁舎はキンキラ金のイメージではないはずで あり、広い意味で浦安市民のシンボルとして親しまれる庁舎を目指すということが分 かるような表現にするとよいだろう。
会長 ・新庁舎は、維持管理がしやすく、市民が使いやすいことが重要であり、このような 庁舎を追求することでシンボルと考えることもできる。いずれにせよ、キンキラ金の イメージを持つような庁舎はありえない。
委員 ・都庁舎の問題が報道されていた。15年で雨漏りがひどく、補修に多額の費用が必要 とのことであった。シンボル性を考える場合には、形やデザインでなく、市民の心に 響く役割や機能を求めていくべきだろう。今の市のシンボルマークは、浦安をシンボ ライズするマークとして親しまれている。このようなシンボル性をめざすべきだろう。 委員 ・提言書の位置付けの中で、個人としての立場で参加したことが記述されているが、
その必要があるのか。団体の代表として懇話会に参加している委員も多く、個人の立 場での参加とは異なるのではないか。
委員 ・団体の代表での、懇話会での意見は団体の意見として確認されたものではない。団 体で活動していて、団体の代表で懇話会に参加しているが、懇話会での発言はあくま で個人の立場でよいのではないか。
会長 ・1回目の懇話会で、どのような立場で発言すべきなのかという議論があった。団体 の代表で参加している委員の方も、懇話会の場での発言は団体の意見を集約したもの ではなく、懇話会では個人として発言することを確認した経緯があり、このような記 述をしている。これについて、他の委員の方のご意見を伺いたい。
委員 ・団体での活動をとおして、自分の参加している団体の意見を述べているつもりであ るが、発言内容を事前に確認しているわけではない。懇話会での意見は、個人として の発言としておいたほうが、気が楽だと思う。討議の中で立場にこだわる方がいるの であれば、個人としての立場ということを記述しておいてよいのではないか。 委員 ・提言書は公表されるものなので、個人としての立場での参加であることを記述して
おくのがよいだろう。
委員 ・これまでの、市の委員会に参加しているが、それは団体の代表として意見を求めら れているのだと理解している。会議での発言が個人の発言であるのは自明のことであ り、その背景として、団体で活動をしていて団体の意見をある程度、代表しているこ とが期待されているのではないか。個人ということをあえて強調する必要があるのか、 疑問である。
会長 ・団体の中で活動している人が、その活動の中で得ている考えは貴重なものであり、 それを会議で発信してもらうことを行政でも期待しているのだと思う。この懇話会で も、それぞれの団体の代表の委員が参加しており、その意見は団体での活動をとおし て考えている内容であり、いわば団体の意見を代表していると理解できる。しかし、 懇話会の中では、「団体の確認を取っていない発言である」ということを気にかける意 見があったことから、このような記述をしている。
委員 ・将来人口が16万人を超えるという記述があるが、実際にはこれ以上になるのではな いか。16万人という数字を出すことが適切なのか。
事務局 ・現在、5年先の人口を推計しているが、それでは17万人を超える推計となっている。 委員 ・提言書では具体的な数字は出さなくても、人口増加という表現でよいのではないか。
人口の問題は、人数だけでなく、少子高齢化など年齢構成の問題が大きい。
委員 ・提言書では、新庁舎を早急に建設する必要があることを強く打ち出す必要があるの ではないか。新庁舎建設が必要なことを前提にして、その後の様々な議論がなされて きている。
委員 ・最初の提言書の位置付けの中で、新庁舎建設が必要なことを記述してはどうか。 委員 ・新庁舎の必要性を大上段に表現するのがよいかどうか疑問である。提言書なので柔
軟な表現でもよいのではないか。
委員 ・提言書としては、最初に結論を出さなくてもよいのではないか。サブタイトル的に して、最初に必要性を打ち出すなど、表現の工夫はできるのではないか。
会長 ・そもそも、この懇話会は「浦安市新庁舎建設市民懇話会」であり、懇話会の中では 新庁舎が必要なことは共通認識として確認されたと思う。提言書の前文の中で、会長 の言葉として、懇話会の意見を踏まえて、新庁舎の必要性について記述したい。 委員 ・この懇話会は市民の声を聴くために設置されている。新庁舎が本当に必要なのかど
うかについては、市だけで考えたのではなく、この懇話会で議論し、その結果として、 必要性については確認された。この結果を踏まえて、今後、新庁舎建設に向けた取り 組みを進めていくわけであり、提言書の中には新庁舎の必要性については強く表現し ておきたい。
委員 ・景観的なシンボルとしての庁舎、という記述があるが、市民としてのシンボルやま ちづくりのシンボルとしたほうがよい。
会長 ・景観的な配慮、ということだろう。その他について、ご意見を伺いたい。
委員 ・小さな行政、という記述があるが、「小さな政府」という使い方には政治的な意味合 いも感じられることから、効率的な行政やスリムな行政というような表現のほうがよ い。
委員 ・市民参加のスペースという表現についてだが、このままでは面積的に多くとると誤 解されるおそれがある。市民参加、市民協働は重要であるが、単に場所を多くとるこ とではないので、フレキシブルな利用などと関連させて、表現を変えたほうがよい。 委員 ・市民協働は重要なことだが、スペースの問題だけではない。スペースという表現を
修正したほうがよい。
委員 ・行政機能のあり方についてという項目があるが、ここでの内容は庁舎そのもののあ り方ではないか。
・人にやさしいバリアフリーの環境の項目の中で、ユニバーサルというキーワードを 入れたい。誰にでも使えるということでユニバーサルという概念がほしい。
委員 ・情報弱者の問題では、外国人だけでなく高齢者への配慮を記述したほうがよい。 会長 ・バリアフリー、ユニバーサルデザインの使い方については、検討する。情報弱者の
問題は高齢者についても考えるのがよいので、検討する。
委員 ・市民だけでなく、浦安市は観光客が多く、外来者という視点も大事ではないか。デ ィズニーランドもあり、ホテルも多い。
委員 ・今回の資料のまとめ方は、大きな流れとしてはよいと思う。
委員 ・防災の問題では、テロ・防犯への対応も重要だが、今回の提言書では取り扱えない かもしれない。
委員 ・防災拠点機能を庁舎に入れるという考えになっているが、個人的には庁舎ではなく 別な場所にするのがよいと考える。災害時に対処するためには、1箇所に集中するの には不安がある。
会長 ・防災対策については、庁内の別の検討会で詳細に検討していくと聞いている。防災 拠点については、災害時のバックアップ体制が重要だが、浦安市ではどのようになっ ているのか。
事務局 ・万が一、庁舎が被害を受けても大丈夫なように、バックアップは別の場所にある。 委員 ・防災やテロの問題では、ディズニーワールドは独自の確立した体制を持っていると
聞いたことがある。情報交換により、市が学ぶべき点も多いのではないか。
委員 ・まちづくり情報、まちづくり広報、という表現があるが、漠然とまちづくりという のではなく、もっと絞り込んで表現したほうがよいのではないか。市の情報など、具 体的に記述したほうがわかりやすいのではないか。
会長 ・まちづくりというと広い分野を示している。市のやることは、すべてまちづくりと いえる。この点について、どなたか意見はないか。
委員 ・市の持っている情報だけでなく、市民活動の情報、NPOの情報など、様々なものがあ り、「まちづくり」という表現でよいのではないか。
事務局 ・市の持っている情報や、市が市民団体と一緒に活動していることでの情報について は、これまでも公開し、情報提供をしている。これを一歩進めて、市民の独自活動の 情報まで提供していくのかどうか、今後の検討課題だと思う。
委員 ・施政方針演説では、すべての事業がまちづくりという考えであり、市民活動をする 上でも「まちづくり」と大きく表現しておくのが活動しやすい。
委員 ・市民協働を強調するのであれば、漠然と「まちづくり」という表現をするのはふさ わしくないように感じる。
委員 ・市民活動をしている立場からは、この表現は違和感がなく、すんなりと入ってくる が、一般市民の目で見たときには違うのかもしれない。
委員 ・まちづくりという概念は大きな概念であり、この項目で記述するのであれば、もう 少し工夫したほうがわかりやすい。
会長 ・少し、文章表現を工夫すると、ここで言いたいことがわかりやすくなるので、検討 するようにしたい。
委員 ・まちづくりは、場所にかかわることから、人や情報など、いろいろなものが含まれ るため、曖昧になりがちである。もう少し限定して使うほうがよいのではないか。 委員 ・今は、大きな開発などのまちづくりではなく、地域のサークル活動、地域の問題を
考える活動が増えてきている。このような地域のことを考えるまちづくりが重要だと 思う。
委員 ・今は、福祉、教育、子育てなど、全てがまちづくりと考えられている。このような 幅広いまちづくりを進めていくためには、市民協働が必要だという認識になっている。 副会長 ・防災の項目に、安全・安心のまちづくり、という表現があるが、千葉県では防犯対
策で安全・安心という言葉を使っている。防災の項目にあると誤解を受けるのではな いか。
委員 ・行政的にも、安全・安心の条例というと、防犯の条例になっている。確かに誤解さ れやすいかもしれない。
委員 ・新庁舎の規模によっては、本庁舎の扱いが変わるのかどうか。規模によっては、本 庁舎があると建てられないようなことがあるのかどうか。
事務局 ・モデル的な検討では、文化会館と議会棟の間の広場で、必要な規模の新庁舎を建設 することは可能である。建設中も本庁舎と議会棟を使いながら整備するという、仮設 の施設を必要としないという条件で検討している。しかし、基準階が狭いと庁舎とし ては使いにくい施設になることから、Uセンターを移転してその用地を活用すること や、場合によっては議会棟の部分を活用することなど、いくつかの方法を検討してい る。
・したがって、新庁舎の規模と本庁舎の扱いは切り離して考えている。規模の問題で はなく、市民利用、安全性、経済性などの面から考えて、本庁舎の扱いを決めていく ことになる。
会長 ・今日の意見をふまえて、提言書の案を会長と事務局で作成していく。今日の議論の ほかに提言書に盛り込みたい意見があれば、今月中に事務局に提出していただきたい。
・提言書では、今日の資料の中にある「主要な意見」は記載しないで、懇話会として 提言する内容だけの構成とする。
・次回の懇話会は3月10日(金)、午後6時30分からとする。
事務局 ・本日は、貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。以上で、第6回市民 懇話会を閉会とします。