0 5 10 15 20
国営銀行 民間銀行 全体
(%) データ期間:2017年9月末∼2018年9月末(半期)
2017年9月末 2018年3月末 2018年9月末 ※2017年12月時点RBI想定
投資情報室
2018年2月20日
新興国レポート
インド 不良債権処理の加速を図る
不良債権比率が相対的に高い国営銀行の同処理を急ぐ
RBIが不良債権認定等における減免・緩和措置の廃止を発表。同発表を背景にインドの主要国営銀行 株が下落。
インドの課題の一つとされる不良債権問題の解決が進めば、インド経済やインド株式市場等の活性化に つながる可能性も。
(審査確認番号H29-TB460)
インド準備銀行(中央銀行、RBI)は2月12日、不良債権処理に関する手続き等の枠組みを修正し、不 良債権認定等における減免・緩和措置をすべて廃止して、2016年5月に制定した破産法に基づく枠組みに 一本化することを発表しました。問題とされる不良債権に関しては、当修正により180日以内に整理案を まとめる義務が生じ、まとまらない場合は裁判所に案件が委ねられることになります。これまで減免・緩 和措置が適用されていた不良債権の処理が迫られることとなれば、貸倒れ引当金の積み増し等で銀行の収 益が悪化することも考えられます。インドの銀行が抱える不良債権は認定基準の厳格化等で増加傾向をた どっており、総貸出額に占める不良債権の比率は、民間銀行に比べて国営銀行が突出して高くなっていま す。RBIの想定(2017年12月時点)では、2018年9月末で民間銀行の3.7%に対し、国営銀行は 15.3%に上昇する見込みです。貸出先のリスク評価の甘さ等が要因とされています。インドの国営銀行株 で構成されるNSE Nifty PSU Bank指数は、昨年10月に公的資金投入計画発表受け急上昇しましたが、そ の後は下落基調となり、当枠組み修正発表後は貸倒れ引当金計上等による業績悪化懸念等から下げ足を速 めています。一方、民間銀行が時価総額の約8割(2018年1月末)を占めるムンバイ銀行株指数は、イン ド株式市場全体の動きを示す指数の一つであるBSE100指数とほぼ同じ傾向で推移しています。
モディ政権は不良債権処理を加速させるべく、特に不良債権比率の高い国営銀行に改革を迫っています。 短期的には業績悪化懸念等が銀行株セクターの重荷となりそうですが、同処理が進み財務体質の改善や貸 し出しの積極化等をもたらすこととなれば、銀行株セクターだけでなく、インド株式市場全体に好影響を 与えるものと思われます。
図表3:インド株式指数推移
1/2
出所)図表1は各種情報、図表2はRBI、図表3はブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメントが作成
図表2:インドの銀行の不良債権比率(RBI予想)
時期 内容
2016年5月 ・破産法を制定
2017年5月・6月 ・銀行規制法を改正しRBIの権限を強化 ・優先処理を行うべき債務者12社を指定
2017年10月 ・国営銀行20行への公的資金投入計画(2年間で2.11兆インドルピー(約3.6兆円))を発表 2018年2月 ・不良債権処理を促すために、当処理に関する手続き等の枠組みを変更
図表1:インド不良債権処理に関する主な動き
80 90 100 110 120 130
17/3 17/6 17/9 17/12(年/月) データ期間:2017年3月31日∼2018年2月15日(日次) ムンバイ銀行株指数
NSE Nifty PSU Bank指数 BSE100指数
【当資料に関する留意点】
• 当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、
特定の有価証券等の勧誘を目的とするものではありません。また、金融商品取引法に基づく開示資料ではあり ません。実際の投資等に係る最終的な決定はご自身で判断してください。
• 当資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて作成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するも
のではありません。
• 当資料の内容は作成時点のものであり、将来予告なく変更されることがあります。 • 当資料のいかなる内容も将来の市場環境等を保証するものではありません。
• 当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行
者および許諾者に帰属します。
• 当資料に投資信託のグラフ・数値等が記載される場合、それらはあくまでも過去の実績またはシミュレーショ
ンであり、将来の投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しており ませんので、実質的な投資成果を示すものではありません。
• 投資信託は投資する有価証券の価格の変動等により損失を生じるおそれがあります。
• 投資信託の手数料や報酬等の種類ごとの金額及びその合計額については、具体的な商品を勧誘するものではな
いので、表示することができません。
ニッセイアセットマネジメント株式会社
コールセンター 0120-762-506(受付時間:営業日の午前9時∼午後5時) ホームページ https://www.nam.co.jp/
商 号 等:ニッセイアセットマネジメント株式会社 金融商品取引業者
関東財務局長(金商)第369号 加入協会:一般社団法人投資信託協会
一般社団法人日本投資顧問業協会 <設定・運用>
商品内容説明資料補完書面
投資信
201108
リスクについ
投資信 投資証券 そ 投資対象 い 株券 債券 投資信 不動産 商品
等 以 裏付け資産 ※ いい 価格や評価額 連動 基準価格 変動
損失 生 そ あ 投資元本 保証 い
く 割込 あ そ 他外 建 資産 投資 場合 為 変動リ
ク等 あ
投資信 投資証券 裏付け資産 発行者 業務や 産 状況等 変化 生 場合
投資信 投資証券 価格 変動 損失 生 そ あ
投資信 等 解約 い一定 期間 ク 期間 定
い あ 留意 い
※ 裏付け資産 投資信 投資証券 預 証券 益証券発行信 益証券等 あ 場
合 そ 終的 裏付け資産 含
手数料等諸費用につい
■ 申込時 直接 担い く費用等
・申込手数料等
限3.78% 税込
■ 換金時 直接 担い く費用等
・換金(解約)手数料
売時 手数料 売却時 手数料
該当 投資信 あ
売時 手数料 売却時 手数料
限3.00% 税込 信 産留保額
限0.5%
※外国投資信 売買時 分配時 償還時 為 外国為 市場 動向 ふ え
当社 決定い
■ 投資信 保有期間中 間接的 担い く費用等
・信 報酬
限3.30% 税込 程度 ・そ 他 費用・手数料
監査費用 有価証券等 売買 手数料等 そ 他 ファン 運営 管理 関
費用・手数料等 担い く場合 い 費用 手数料等
前 計算 出来 い そ 総額 計算方法 載
※当該手数料等 合計額 い 保有期間等 応 異 表示
投資信 に係 リスク 手数料等 詳細につい 投資信 説明書 交付目論見書 に詳しく
載 お ます 覧くだ い
当ファンド 販売会社につい
商号等: 東海東京証券株式会社 金融商品 引業者 東海 務局長 金商 第140号
加入協会: 日本証券業協会 一般社団法人金融先物 引業協会