第3回 浦安市市民活動補助金審査会会議録( 要旨)
1.開催日時:平成 21 年 11 月2日(月) 午後6時 30 分∼8時
2.開催場所:市民活動センター 2階会議室
3.出席者:12名
(委員)宮奈会長、宮澤副会長、山西副会長
工藤委員、鐘ヶ江委員、宮内委員、吉野委員
(事務局)花田課長、杉山係長、吉泉主査、湯浅、戸村
4.配布資料
(1)平成21年度市民活動補助金事業報告書(青少年育成支援「夢と未来の希 望」事業)
(2)平成22年度市民活動補助金申請の手引き
5.会議次第
(1)平成21年度事業報告書( 青少年育成支援「夢と未来の希望」事業) の確認
(2)平成22年度申請の手引きについて
(3)その他
6.議事概要:(◎ は決定事項、○ は発言の概要、→は事務局からの回答)
(1)平成 21 年度事業報告書( 青少年育成支援「夢と未来の希望」事業) の確認 事務局より配布資料のとおり説明があった。
①見学した担当委員の印象
○ 当初は単なる芸能大会になってしまうのではないか、といったことを始め、 事業の実施全般について非常に懸念を抱いていた。
確かに、集客の結果としては物足りないものもあったが、市内の中学校 と高校の全てに参加を呼び掛けて回るなど、広報活動で大変苦労されてい たことも知っている。
また、発表の内容は当初申請した内容と合致したものであった。会場付 近で礼儀正しい若者の参加者もいて、当初の計画で予定していた若者向け のメッセージを発信するという点は、概ね達成できたのではないかと思う。
○ 基本的には、前者と同様の印象を持った。しかし、会場は小ホールで良か ったと思う。集客人数からして必要十分というだけではなく、その方が会 場全体の一体感が高まったように思うからである。
また、代表者の知人と思われるが、かなりご高齢の団体の参加もあった。 以上の点からすると、事業の趣旨に沿って若者向けの内容のイベントに するという態度が徹底していないようにも思えた。
ただし、定期的にこうしたイベントを継続して開催していけば、より完 成度を高めていくことができるのではないか、との期待は持てた。
小ホールで数回開催してから、少しずつ事業の規模を拡大して、最終的 に今回のような規模のイベントとした方が、事業内容の完成度も高まり、 団体の運営手法の習得についても一層の成果を挙げることができたものと 思われる。
②流用申請について
○ 印刷の見積もりをした段階で、消費税がどのように扱われているのか、厳 密に考えておくべきであったと思う。
→団体が、内税であると理解していたため、最終的に印刷製本費の不足にな ってしまったとのことである。
③参加費について
○ イベントの参加費が無料だったのか。
→無料であった。
○ それならば、類似した内容の事業を実施している近隣都市の市民団体を無 料招待するなどの集客の手段もあったと思う。こうした活動は無かったの か。
→基本的に、同団体による広報活動は市内の学校を主な対象として行われた ため、そうした活動はしなかった。
④今後の事業展開について
○ 例えば、浦安こども劇場などの団体は、プロの演者に来て頂いて、そこで 得た感動を青少年の情操面での成長の糧にしてもらうという趣旨に沿って 活動を行っている。浦安友の会はこうした事業目的がやや明確でないよう に思う。
○ 次回以降のイベントの開催方法を考えるために、アンケートなどを取った のか。
→取っていない。
○ 今後、団体としてこうしたイベントを定期的に開催していく考えはあるの か。開催する場合、今回のように 1 年に 1 度のイベントとして行っていく のか。また、財政面での自立をどのように図っていくかについて具体的な 方針はあるのか。
補助金の趣旨に直結する、こうした点に対する団体側の展望が無ければ、 審査会としては評価しにくい。
→確かに、そうした点について団体の計画性にはまだ弱い面もある。しかし、 やる気・情熱はあるので、客観的に計画を立て、会計上の事務を行えるよ うになることが、この団体の今後の課題だと思う。
◎ 平成21年度補助金交付事業「夢と未来の希望」事業の事業報告書、及び決 算書を確認した。
(2)平成 22 年度浦安市市民活動補助金申請の手引きについて 事務局より配布資料のとおり説明があった。
①募集要項の名称変更について
◎ 従来の募集要項という名称を、「申請の手引き」に変更する。
②経費項目の変更について
○ 変更する目的は、経費項目の数を減らすことにより、各団体の予算執行面 における事業運営の柔軟性を確保するということなのか。
→その通りである。また、一部の経費項目名を理解しやすいものに変更する。
○ 細かい経費項目があれば、その分各経費項目の定義も具体的になり、大抵 の出費を直感的に分類できて安心できるということもある。しかし、相対 的に広い定義の経費項目による会計処理に慣れてしまうと、団体の自立的 な運営という長期的な目標に悪影響を及ぼす危険があるとも思う。
○ 市民活動をしたいと申請してくる団体の多くは、こうした会計面の知識を 習得していないのが実情であると思う。
→こうした市民活動の初級者の方々が、公益的活動の立案・計画・予算管理 について、実践を通じて学ぶ機会として本補助金制度を活用してもらいた いという目的から、経費項目の変更を考えている。
◎ 経費項目を事務局案のとおり変更する。
③申請書類の提出先の変更について
○ 申請団体の数が本年度以上になった場合、締切間近に市民活動センターに 来訪されても十分な対応ができないという場合も考えられる。
→こうした想定に加え、申請書類の記入内容に誤りがあることや申請書類の 保管方法などを考慮し、提出先を事務局に一元化することでスムーズな申 請の受付を行うことができると考え、本件を提案した。
◎ 申請書類の提出先を事務局のみに変更する。
④申請書の手引きの誤植について
○ 5ページの「募集要項」を「申請の手引き」に変更する必要がある。
◎ 5ページの「募集要項」を「申請の手引き」に変更する。
⑤見積書の提出基準の変更について
○ 変更の提案を行う理由を、詳しく説明して頂きたい。
→比較的小額な場合には業者が見積もりの作成に応じてくれない場合もある。 また、業種・業界によっては、業者により見積もりの金額が大きく異なる こともある。こうした点を踏まえて、1件当りの支出予定額が3万円を下 回るような場合には、見積書の提出は不要とする。
また 3 万円を基準とした理由は、自立促進事業補助金( はじめの一歩) の 場合、補助対象経費総額 10 万円の 3 割にあたるが、交付決定後に金額の変 更があっても、申請事業の内容そのものに大幅な変更が生じてしまう危険 がないと考えたものである。
○ そもそも見積書の提出を求める趣旨として、適正な市場価格で公金が利用 されていることを確認するというものがある。この点を疎かにすることは できないが、申請の段階で見積もりが求められる支出の項目が散見される 事例も多く、団体の負担を軽減することは考慮に値すると思う。
○ これまで明らかに見積もりを取る負担が過分に大きいと思われるような事 例はあったか。
→それほど極端な事例となると、具体的には把握していない。
○ 仮に変更がされた場合には、申請事業予算書の経費項目の右側にある見積 もり欄について、「× ( 不要) 」と明記していた方が、ルールのアピールに役 立つと考える。
○ 今回の提案は、見積書の提出を要する基準額を全ての経費項目について一 律に変更するということなのか。
→備品購入費については、これまで通り 1 万円以上から見積もりを求めてい く。また、謝礼金や交通費等については見積もりを求めることは困難であ ると考え、消耗品費についても見積もりを求める対象とはしない。
よって、今回の変更の提案は、謝礼金、交通費、消耗品費、通信費及び 備品購入費以外の経費項目についてのものである。
○ 原則的には見積書の提出が不要な経費項目についてもその内容に疑義があ る場合には見積もりを求めることができる、といった具合に一定の裁量を 残しておく必要はあると思う。公金の適正利用という点と、申請団体の負 担を軽減することで市民活動を活性化するという点との間で、バランスを 取るためには、見積もりを求める要件自体に一定の幅を持たせることも必 要だと考えるからである。
◎ 見積りが必要となる経費項目は、「印刷製本費」「保険料」「使用料」「委託料」 とし、1件につき 3 万円以上の経費を対象とする。また、「備品購入費」に ついては、これまでどおり 1 万円以上の経費を対象とする。
ただし、対象外の経費項目についても、内容によっては見積書の提出を 求める場合がある旨の注意書きを付す。
(3)その他
事務局より今後の市民活動補助金審査会年間スケジュール案について説明 があった。
◎ 事務局案のとおり年間スケジュールが決定した。
以 上