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平成28年度第2回自立支援協議会議事録(平成28年7月28日)

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平成28年度第2回浦安市自立支援協議会 議事録

○「障がい」の表記について

法律名、団体名等固有の名称を除き「障害」は「障がい」と、「害」を「がい」とひらがな表記します。

(例)障がい者福祉センター、身体障がい者福祉センター など

○委員名の表記について

障がい当事者あるいはそのご家族である委員のプライバシーの保護の観点から、また、委員は団体等を代 表としてご参加いただいていることから、発言者の名称には、団体名等を掲載します。

1.開催日時 平成28年7月28日(木) 13:30∼15: 30

2.開催場所 市役所 会議室S2・3

3.出席団体名

明海大学(会長)、浦安市視覚障害者の会「トパーズクラブ」、浦安市聴覚障害者協会、

浦安手をつなぐ親の会、株式会社オリエンタルランド、NPO法人発達わんぱく会、NPO法人フレンズ、 社会福祉法人敬心福祉会、社会福祉法人サンワーク、社会福祉法人パーソナル・アシスタンスとも、 介護給付費等の支給に関する審査会、浦安市社会福祉協議会、千葉県立市川特別支援学校、

健康福祉部(次長)、こども発達センター、教育研究センター

4.議題

(1)部会活動報告

(2)平成27年度基幹相談支援センター実績報告と評価

(3)「障がい福祉に関するアンケート」の実施について

(4)第1回合同部会について

(5)市の事業報告

5.資料

議題1資料 部会活動報告

議題2資料 平成27年度基幹相談支援センター事業報告 議題3資料(1) 障がい福祉に関するアンケート(案)

議題3資料(2) 自立支援協議会及び部会でのアンケートに対する意見 議題4資料 第1回合同部会講演会について

議題5資料 市の事業報告

議題5資料(2) 障がい者(児)版「おまもりシール」の導入について

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6.議事

事務局:それでは、定刻を過ぎましたので始めさせていただきます。ただいまより平成28年度第2回浦安市自 立支援協議会を開催します。

本日はお忙しい中お集まりいただきまして、ありがとうございます。会議を開催する前に会議の進め 方について確認させていただきたい事項がございます。自立支援協議会及び部会は会議を公開し、議事 録もホームページで公開いたします。特に個人情報に係る発言等につきましては十分なご配慮をお願い いたします。

なお、議事録には発言者が所属する団体名を記載いたしますので、ご了承のほどよろしくお願いしま す。

また、ご発言の際にお願いしたいことがございます。議事の記録及び会議を円滑に進めるためにも、 ご発言の際は挙手いただき、リーダーの「○ ○ 委員お願いします」の発言の後に団体名と氏名を述べて いただき、その後、発言をお願いいたします。

当協議会におきましては、聴覚障害のある方、視覚障害のある方が委員として参加されております。 ご発言の際は、ゆっくりお話しくださるようお願いいたします。進行が早いようでしたら、恐れ入りま すが、手話通訳の方より挙手をお願いいたします。

今後の進行につきましては下田会長にお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 会長:それでは、改めまして、こんにちは。

今日は大変暑い中、新庁舎での第1回目といいますか、初めての新庁舎での会議ということになりま すが、どうぞ今日はよろしくお願いいたします。

それでは、この後今日は議事が非常に多くですね、また、この後、庁舎の見学というのもちょっと予 定されておりますので、議題のほうをまず進めさせていただきたいと思います。

それでは、本日の議題は5つでございます。初めに、議題1「部会活動報告」ということで、今年度 はここまでで権利擁護部会とこども部会が第2回まで、それから、相談支援部会、地域生活支援部会、 本人部会がそれぞれ第1回の会議を開催しております。そこで、部会ごとに質問や意見を承りたいと思 います。

では、最初に権利擁護部会の活動報告をリーダーよりお願いいたします。

浦安市社会福祉協議会:私、今年度から権利擁護部会のリーダーになりました。どうぞよろしくお願いいたし ます。

それでは、お手元に資料ございますけれども、権利擁護部会の第1回目、第2回目の、簡単に内容の ほうをご報告させていただきます。

まず、第1回目ですね。5月16日に行われました1回目でございますけれども、議題が4つございま して、まず、権利擁護部会についてということで、この権利擁護部会の主な目的といたしまして、障が い者の権利擁護、ネットワークづくり、啓発・広報活動ということで、主に今年度につきましては、広 報、啓発、理解促進というところを部会で考えていこうというようなところということになりました。 その後、平成27年度の虐待防止センター・成年後見制度実績報告ということでございまして、成年後

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見については5人ということになっております。資料のほうに数字が出ていたんですけれども、数字だ けではわかりづらいので、具体的な話があるといいというような意見がございました。

続きまして、権利擁護センターについてということでございますけれども、条例設置のご説明、また、 相談の受け付けの状況、その後、差別解消のイベントのお知らせということでございました。こういっ た、これからこの権利擁護センターのほうにもさまざまなご相談が入ってくると思いますけれども、こ ちらについては後でお話ししようと思ったんですが、また今後、事例等について検討を進めていこうと いうことになっております。

イベントについても、各団体、さまざまなところで周知をしていこうというところでなっております。 あと、アンケートにつきましては、前回こちらの協議会でもあったとおりでございます。

あと、第2回目、7月11日に行われまして、こちらにつきましては、議題が大きく2つございました。 まず、浦安市障がい者差別解消推進計画ということで、こちらは条例に基づきまして策定する計画と いうことで内容のご説明がありまして、内容といたしましては大きく2つございます。障がいのある人 に対する理解を広げる取り組み、また、相談及び紛争防止等のための体制整備ということでございます。 こういった中に障がい者の、先ほど申し上げました権利擁護センターのほうを充実していくところも入 ってございます。

こういった啓発を行うということでございますけれども、あと、いろんな窓口ですね、市役所も含め てなんですけれども、こういったところのしっかりした対応を求めたいというご意見、また、こういっ た啓発につきましては、障がいのある方々の所属されている団体の意見を聞いたほうがいいというよう な意見が多くございました。

また、こちら、記載してありますけれども、教育現場での状況というところのご意見がございました。 議題2につきましては、啓発・広報ということで、「こころのバリアフリーハンドブック」の改訂と

「こころのバリアフリーハンドブック」の配布に係る福祉教育ですね。これまでの状況等について説明 がありまして、委員のほうから現状、実際の福祉教育を行っている団体のほうからの現状が話がありま した。

その中で大きく出てきた内容ですけれども、さまざまな障がいの体験、障がい体験といっても車椅子 であったり視覚障害者の体験であったりというのが、あと、高齢者の体験というのが多いんですけれど も、聞こえないという体験であったり、さまざまな、知的障がい、発達障がいのご理解ということで、 いろんな特性を含めた体験ができるようなものができないかというようなご意見が大きくございました。 そういったものは小学生のうちに体験できる環境をつくるほうがいいんじゃないかというようなご意見 でございます。

そのほか、また、イベントにつきましての現状の話がございました。

先ほど申し上げましたけれども、3回目以降につきましては、啓発・広報活動をさらに進めていくと いうところと、事例の検討なんかも進めていこうというところが大きく出ております。

権利擁護部会からは以上です。 会長:ありがとうございました。

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ただいまのご報告につきまして、何かご質問や、あるいは、ご意見等ございますでしょうか。 今回、部会ごとにご意見あるいはご質問を承りたいと思っております。ございますでしょうか。 それでは、また途中で立ち戻っていただいて、もし、あれを聞いておくべきだったというようなこと がございましたら随時発言いただくとしまして、続きまして、こども部会報告ですね。リーダーからお 願いいたします。

教育研究センター:それでは、こども部会の活動報告をさせていただきます。

まず、第1回こども部会ですが、5月24日に開催しました。議題は4つです。 議題1は、平成28年度こども部会について事務局より説明がありました。

議題の2つ目は、まなびサポート事業についてで、教育研究センターより特別支援教育を推進するま なびサポート事業の体制や研修などの実施計画について説明がありました。

議題3は、平成28年度の講演会などについて、事務局より今年度に予定している市民の方や教育関係 者、行政職員などを対象とした障がいや障がいのある方への理解を促進する講演会研修について説明が ありました。

議題1から3につきましては、委員の方からのご意見等はございませんでした。

議題4は、「障がい福祉に関するアンケート」の実施についてで、事務局より説明がございました。 委員の方からは記述欄の大きさについてや、回収率を上げる工夫などについてのご意見をいただきまし た。詳しくは議題3の資料にまとめてございます。

続きまして、第2回こども部会です。7月4日に開催いたしました。議題は4つです。

議題1は、インクルーシブ教育システム構築モデルスクール事業報告が教育研究センターよりありま した。この事業は、平成25年度より千葉県の委託を受けた事業で、東小学校、明海小学校、南小学校を モデル校として実践研究を行ったものです。

この事業を進める中で、どの子もわかる授業についての研究が推進されたことや、ユニバーサルデザ インの視点を生かした教室・学校環境づくり、インクルーシブ教育システムなどへの理解が深まったこ とが成果として説明されました。

委員の方からは、中学校でも合理的配慮が実践されるようお願いしたい、市内の高校にも差別解消法 などの啓発をお願いしたいなどのご意見がありました。

議題2は、サポートファイルの配布状況と活用について、事務局より平成27年度の市役所各相談支援 事業所でのサポートファイルの配布状況と、4月より開始した「共通シート」の活用状況に関する事業 所アンケート結果についての報告がありました。委員の方からのご意見などは特にございませんでした。

議題3は、こども発達センター事業報告についてで、こども発達センターより説明がございました。 こども発達センターでは、「心身の発達におくれや心配のある子どもたちの自立のための基盤づくり」 を療育目標に、子どもへの発達支援、家族への支援、地域支援という3つの支援体制の整備・充実を進 めています。相談支援、児童発達支援、地域支援の具体的な説明がございました。

委員の方からは、未就学の子どもを取り巻く関係機関との連携が少ないように感じるので、児童発達 支援センターとしての中核的役割に力を入れてほしい、5時以降の開所についても検討してもらいたい

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などのご意見がありました。

議題4は、浦安市ワークステーション事業と特別支援学校の就労支援体制についてです。事務局より ワークステーション事業について、なかなか就労に結びつかない障がい者を非常勤として雇用し、就労 する機会を設けるとともに、市職員に障がい者への理解を深めてもらうために行っており、特別支援学 校実習生なども受け入れているとの説明がありました。勤務条件や業務内容につきましては、資料記載 のとおりとなっております。

また、市川特別支援学校の実習体制について、校内実習、現場実習、実習終了後について、企業の開 拓についての説明がありました。

委員の方からは、肢体不自由の受け入れについても検討してほしい、市川特別支援学校以外にも実習 の案内をしてはどうかなどのご意見をいただきました。

最後に、第3回以降のこども部会の議題としまして、サポートファイルの活用について、青少年サポ ート事業について、発達障がい児超早期療育事業についてなどが確認されました。

以上でこども部会の報告を終わります。 会長:ありがとうございました。

先ほど3ページに3番で第3回開催日、7月4日となっておりました、これは2回目でございますの でちょっと資料の訂正お願いいたします。

では、何かただいまの説明につきまして、質問あるいはご意見等ございますでしょうか。 社会福祉法人パーソナル・アシスタンスとも、お願いいたします。

社会福祉法人パーソナル・アシスタンスとも:社会福祉法人パーソナル・アシスタンスともです。

4ページの議題3のこども発達センター事業の報告についての中の主な意見の丸の1つ目ですけれど も、「未就学の子どもを取り巻く関係機関の連携が少ないように感じるので」というところで、具体的 にここで出てきた意見で、未就学の子どもの関係機関の連携というのはどのようなことを指しているの かが、もし教えていただければ教えていただきたいのと、児童発達支援センターの中核的役割というの は、上の3つは療育目標であって、中核的な役割としてどのようなことを実際に今、取り組んでいるの かを教えていただけると助かります。

こども発達センター:中核的役割ということで、児童発達センターの指定を受けた後、そのあたりで進めてい るところですけれども、直接的な支援のところから後方支援的な役割、地域の縁であったりとか、まだ センターを利用していないお子さん、基幹支援というところでは中核的な役割として今そこのところの 整備を進めているところが、今、取り組んでいる1つになっております。

あと、それから、関係機関の連携というところでは、なかなかまだうちのほうも、相談支援を通しな がらも他の事業者さんと連携、ケースのことでは連携をとることがありますけれども、事業所間との連 携というところがまだうちのほう、そのあたりがなかなか取り組みが進んでいないところがありますの で、事業所間との交流であったりとか、直接的な支援内容についての連携というところを今後やってい かなければいけないなというところで、まだそのあたりがなかなか具体的にこういうことをするという ところができておりませんので、今後そのあたりを計画の中には取り入れていこうと思っております。

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会長:ありがとうございました。いかがでしょうか。

社会福祉法人パーソナル・アシスタンスとも:ありがとうございます。

ここに出た意見というのは、事業所さんのほうから関係機関の連携が少ないからもっとつくってくだ さいということなのか、保護者の方も参加されていますよね、委員さんとして、保護者から見てもっと 連携してほしいということだったのか、それはどちらの。

こども発達センター:事業所さんです。

社会福祉法人パーソナル・アシスタンスとも:そうですか。はい、わかりました。ありがとうございます。 会長:ありがとうございました。

そのほか、ございますでしょうか。

介護給付費等の支給に関する審査会:4ページの一番上の議題2のサポートファイルの配布状況と活用につい てなんですけれども、昨年度もこのサポートファイルに関しては自立支援協議会の中でも相談支援部会 の中でも議題としていろいろと検討してきたことなんですけれども、この共通シートの活用状況に対す る事業所アンケート結果について報告したというのがあるんですけれども、その中身についてどのよう な報告があったのか、ちょっと聞かせていただければと思います。

会長:では、事務局のほうからお願いいたします。

事務局:サポートファイルの配布状況と活用についてということで、毎年ご報告させていただいています配布 状況と、あと、共通シートの活用状況アンケート結果についてご報告させていただいていました。

配布状況につきましては、簡単にまず数字を申し上げますと、27年度については120部の配布をして おります。こども発達センター、障がい事業課、あとは市内の相談支援事業所にお願いしておりまして、 全体で120部の配布ができたという報告をいたしました。

また、共通シート活用状況アンケート結果についてなんですけれども、4月に共通シートの利用を開 始しまして2カ月を経過したということで、市内の事業所さんにアンケートを実施しました。こちらの 結果について簡単にご報告させていただきます。

まず、「利用していますか」という質問については、「利用している」が20%、「今後利用予定」が 53. 3%、「利用していない」が26. 7%という結果になりました。ちょっと時期的に4月になってしまっ たというのもありまして、なかなかちょうど更新時期に合わなくてまだ利用できていないという事業所 さんもありました。「今後利用予定」という方がいらっしゃいましたので、おおむね75%ぐらいの事業 所さんで使っていただけるというふうにこちらのほうでは考えています。

続きまして、「利用している」と答えた事業所について「どのように利用していますか」という質問 に対しましては、「サービス利用開始時に保護者が作成するシート」が33%、「サービス利用開始時に 事業所が聞き取り作成するシート」がやはり33%、「定期的に保護者が作成するシート」がやはり33% というふうになりました。

「利用している」と答えた方は「利用により利便性が向上しましたか」という質問については、「利 用者が記入する負担が減少した」というのが33%、「事業所が記入する負担が減少した」が33%、「面 談の時間が削減された」が66%という結果になっております。

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改善に対する意見も多数いただいておりまして、記入項目については少し増やしてほしいという、服 薬欄が少ないとか、保育園・幼稚園名、相談支援専門員の名前を書いてほしいとか、そういったご意見 をいただきました。

あとは、やはり、周知が必要ではないかというご意見をいただいていまして、障がい事業課としまし ては、事業所さんで使っていただくものなので、事業所に周知ということをメインにやっていたんです けれども、やはり利用者への周知が必要ではないかというご意見をいただきましたので、今後は利用者 への周知というのも考えていきたいというふうに考えております。

アンケートの結果については以上になります。概要ではありますが、回答になります。 会長:ありがとうございました。今の回答でよろしいでしょうか。

介護給付費等の支給に関する審査会:ありがとうございます。 会長:ほか、ございますでしょうか。

社会福祉法人サンワーク:今、権利擁護部会とこども部会の報告をいただいて、それぞれに共通するようなと ころに、その合理的配慮とか差別解消法などをなるべく小さいうちにというのも変ですけれども、小学 校でも体験できるようにしてほしいとか、25年度からインクルーシブ教育のモデル校に小学校でもやら れているということを伺わせていただいたんですけれども、浦安市では小学生のうちに体験できる環境 をつくるといいと思うというようなご意見も出ていて、私が前に体験したものでは、市独自で頑張るだ けでもなくて、例えば、市川のほうでやっていたことがあるんですけれども、市川市のほうで国府台病 院とかはよく国のお金をもらって研究をしていることがあって、実際にやりたい場所を探している先生 方がよくいらっしゃるんですね。

精神科のほうで、障がいの烙印というか、スティグマの研究をされていた方たちからどこか中学校で やりたいということを言われて、その当時うちの子が通っている中学校の先生にお話をしてということ もできたので、何かそういうところを巻き込んでするのも早いのかなと思いました。

それと、内容によって本当に参加できるかどうかわからないんですが、そのときに、やはり精神障が い者のほうの当事者の方たちも手伝いたいとか、自分たちの苦しさとか知ってもらいたいということで、 人によっては思春期以降の発病もあるんですけれども、やはり、中学生ぐらいから少し様子がおかしか ったけれどもやっぱり病気になってしまったという体験を持っている方たちは、そういう研究とか活動 に積極的な方もいらっしゃるので、もしかしたら、どうなるかわからないんですけれども、そういう方 もいらっしゃれば、そういう巻き込み方もいいのかなと、ちょっと思いました。

会長:では、ご意見ということで承りまして、今後、部会で議論する際にその視点というのを取り入れていき たいと思っています。ありがとうございます。

ほか、よろしいでしょうか。

では、次に、相談支援部会の報告に移らせていただきます。この相談支援部会の報告はリーダーから お願いいたします。

社会福祉法人パーソナル・アシスタンスとも:では、第1回目の相談支援部会の活動報告をさせていただきま す。お手元の資料は5ページと6ページにわたっています。

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開催日ですが、6月16日に行いました。議題は、ここにございますように、5つあります。

まず、1つ目の議題ですが、平成28年度相談支援部会をどのように進めていこうかということを話し 合いました。

主な意見は、こちらに書いてあるとおりですけれども、相談支援部会と連動して行っている相談支援 実務者会議というものがありまして、この実務者会議は相談支援専門員さんたち、いわゆる現場の方た ちが集まる会議なんですけれども、ここで出された地域課題というものについて、解決に向けてそれを 掘り下げていくということもいいのではないかということが1点。

それから、障がい者と高齢者の施策の連携について、なかなか話せる場もないですし、また今、障が い者の高齢化ということの問題もあるので、そこについて話せる場となったらいいのではないか。それ から、相談支援事業所の運営課題を取り上げていくのはどうかというような意見が出ました。

次に、議題2ですけれども、2番目は「障がい者福祉に関するアンケート」、これはほかの部会さん でもやられていることと同じご説明をいただきました。詳細については議題3の資料のほうをごらんい ただければと思います。

次、議題3、平成28年度基幹相談支援センターの事業計画についてということで、ここは相談支援部 会ですので、それこそ中核を担っている基幹相談支援センターの事業について概要を基幹相談支援セン ターの所長よりお話しいただきました。

ここに書いてあるとおりなんですけれども、まず、地域の相談体制強化の具体的な取り組みの計画 について、詳細いろいろとお話しいただいたんですけれども、取り組みとしては、グループスーパービ ジョンを年に10回、公開事例検討会を年に1回、講演会を年に2回、相談支援実務者会議を年に4回、 地域の関係機関との連携会議を年に2回、そして、その他、計画相談支援を移行していくという計画に なっておりますので、それに向けての準備をしていく。それから、いろいろな困難ケースとか後方支援 とかということは今までどおり行っていくというような報告をいただきました。それについては特に重 立ったご意見はありませんでした。

続きまして、第4の議題ですけれども、計画相談支援の現状を報告いただきました。平成28年5月末 日現在の障がい児・障がい者のサービス等利用計画作成の達成状況、それから、相談支援事業所の数に ついて、福祉課さん、事業課さんからか、浦安市のほうからご報告をいただきました。

6ページに移ります。議題5です。議題5は相談支援実務者会議の報告です。

平成28年度の第1回の相談支援実務者会議の報告を行いました。ここはちょっと報告を行った後の意 見しか出ていないんですけれども、実務者会議では、まず、相談支援部会の昨年の流れを受けて、昨年 計画相談の評価の仕組みなどを相談支援部会のほうで話し合っていったらどうかという意見がありまし たので、実務者会議の中でも相談支援の評価の仕組みについてどう思いますかということをまず個別で お話しいただき、その後グループワークをしていただいて、評価の仕組みがまずそもそも必要なのか、 必要ではないのかというようなことをご意見をいただきました。

それから、もう一つは、地域を見つめてみようということで、個別のケースワークを通じて感じてい く地域課題というのが浮き彫りになっていくんですけれども、そういう地域課題についての議論をさせ

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ていただいて、今、浦安市では相談員さんから見たどんな地域課題があるのかなというのを出していた だきました。

それを報告した結果、このような丸4つの意見が主に出たんですけれども、市内にどれだけの専門相 談員がいて、一人当たり何ケースぐらい担当しているのか把握したほうが方向性が見えてくるのではな いですかとか、実務者会議内のグループワークというのはとても意義がありますねと、今後もやってく ださい、それから、障がい福祉サービスや計画相談につながらないケースをどういうふうにするのかが 課題ですねと、それから、手帳を持てるような障害をお持ちでも手帳申請までたどり着かない、相談も しにくいという方がたくさんいますよというような意見をいただきました。これはまた相談支援実務者 会議のほうに戻して、連動させていきたいというふうに考えております。

議題は以上です。2回目以降の議題については、ここに書いてありますとおり、サービス等利用計画 の評価について、それから、サポートファイルの活用について、それから、基幹相談支援センターの計 画相談の移行と後方支援について、基幹相談支援センターの事業報告についてを予定しております。

ご報告は以上でございます。 会長:どうもありがとうございました。

では、ただいまの報告につきまして、あるいは、説明につきまして何かご質問、ご意見ございますで しょうか。よろしいでしょうか。

それでは、また後ほど立ち戻っていただいて構いませんので、次のほうに進ませていただきます。 次は、地域生活支援部会の報告ということで、サブリーダーのほうからお願いしたいと思います。 社会福祉法人敬心福祉会:第1回地域生活支援部会活動報告をいたします。

開催日が5月19日。内容の議題についてはそこに出ている4つなんですけれども、まず1が、平成28 年度地域生活支援部会について、主な意見としては特にありませんでした。

議題2、平成27年度就労支援センター実績報告。平成27年度における就労支援センターの業務実績と 就労支援ネットワーク会議における協議内容について報告がありました。これについても特に意見はご ざいませんでした。

議題3が、浦安福祉事業体の活動報告。平成27年4月から開始した市内の障がい福祉サービス事業者 が共同で受注販売を行う浦安福祉事業体の活動報告を行いました。平成28年4月現在、11事業者が参加 しており、新庁舎食堂・売店部、それから、小型家電リサイクル部、新浦安駅前部の3つの部が活動し ていると報告がありました。これについても特に意見はございませんでした。

最後の議題4が、「障がい福祉に関するアンケート」の実施について。平成30年度から平成32年度の 浦安市障がい者福祉計画策定のための基礎資料とする障がい者・児当事者向けのアンケート(案)につ いての説明がありました。これについては恐らく意見はなかったと思うんですけれども、ここに参照と 書いてあります。

それから、第2回目以降の議題について話がありまして、1つが人材不足(ヘルパー)と処遇の改善 について、それから、今年度、市が行うだろう地域生活支援拠点について、それから、障がい者就労施 設等からの物品等調達実績の報告がありました。

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以上です。

会長:ありがとうございました。

それでは、ただいまの部会の報告につきまして、ご質問、ご意見を受け付けたいと思います。何かご ざいますでしょうか。

浦安手をつなぐ会:昨年度も多分、質問したと思うんですが、福祉事業体の活動報告の小型リサイクル家電、 これの周知が非常に市民に対して出されていないということで、清掃工場のほうが主導しているらしい んですが、もう少し自治会ですとか、民生委員さんですとか、いろんな方にやっぱり浸透していかない と、なかなか集まりにくいと思うんですね、製品も。それによって資源が埋もれてしまう、ごみで出さ れてしまうということもありますし、この間、私、日の出公民館に行きまして、小型リサイクルのあれ はどこに入れるんですかと言ったら、入ってすぐのそこのあれですと言うけれども、場所が余り、わか りづらいんですね。小さいものはそこに入れて、ビデオとかちょっと大きいファクスとか、そういうも のは窓口で預かりますというお答えだったんですね。

ですから、そういうことも、やっぱりもっと周知して「広報うらやす」を使うなり、やっぱり、もっ と周知して、このリサイクル事業、家電のものをもっと伸ばしていただければなと思います。

会長:ありがとうございます。意見としていただきまして、私もちょっとごみゼロ課の会議にかかわっており ますので、そちらのほうでも周知するように、ちょっと意見が出たということをお伝えしたいと思いま す。

ほか、ございますでしょうか。よろしいでしょうか。

次に、本人部会のほうのご報告をお願いしたいと思います。お願いします。

事務局:事務局の障がい事業課です。私のほうから本人部会の活動報告をさせていただきます。 開催日が6月30日木曜日でした。

まず、本人部会につきましては、これまで事務局のほうが進行を行ってきましたが、2年目に当た りまして、委員の中からリーダーを選出し、議事進行や合同部会での部会活動報告をお願いすること になりました。1名の立候補がありまして、リーダーをお引き受けいただくことになりました。

次、2の内容になります。議題1、平成28年度本人部会についてということで話し合いを行いまし た。主な意見としましては、本人部会も公開にしてもらいたいというご意見がありました。これにつ きましては、ほかの委員さんはやはり非公開でお願いしたいというご意見もありましたし、また、27 年度、28年度の2カ年につきましては、委員の皆様に事前に非公開ということでお引き受けいただい ておりますので、本年度までは非公開にする旨をご説明しました。

議題2としまして、「障がい福祉に関するアンケート」の実施について。こちらにつきましても、 他の部会と同じように平成30年度から32年度の「浦安市障がい者福祉計画」策定のためのアンケート について説明を行いました。ご意見については議題3のほうで説明いたします。

議題は2つだけだったんですけれども、そのほかにご意見をいただきました。

まず、これまでの要望で回答が出ていない件について回答が欲しい。当事者の意見をもっと聞いて ほしい。こういったご意見につきましては、リーダーが新たに就任されましたこともありまして、毎

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回リーダーとも打ち合わせを行いまして、いただいた意見やご要望は部会と連携を図りながら、本人 部会においても報告を行っていきたいと考えております。

また、サービスにたどり着かない方が大勢いるので、啓発を進めてほしいというご意見をいただき ました。また、知的に障がいがあり、本人部会の議題に対する理解が難しいので、もう少しかみ砕い て説明してほしいというご意見をいただきました。こちらにつきましては、事務局のほうで議題の資 料について事前に説明を行うということでお話をさせていただきました。

3番としまして、第2回以降の議題。自立支援協議会及び各部会の活動への提案、自立支援協議会 及び各部会の活動報告ということで、今後も議題として進めてまいりたいと思います。

報告は以上になります。 会長:どうもありがとうございました。

それでは、今の本人部会の報告につきまして、何かご質問あるいはご意見、ございますでしょうか。 あるいは、全体を通してのご質問あるいはご意見でも結構でございます。

社会福祉法人パーソナル・アシスタンスとも:本人部会のこれまでの要望で回答が出ていない件について回答 が欲しいとか、当事者の意見をもっと聞いてほしいとか、その次もそうなんですけれども、この自立支 援協議会自体で何か、やはり本人部会の中からいろんな困っていることですとか、当事者の方たちの生 きづらさを解決していくための課題も出てきているはずですし、はずとしか言えないんですけれども、 各部会から、例えば私の所属させていただいている相談支援部会でも、先ほどご報告したように、地域 課題というのが出てきているわけなんですね。その地域課題をもうちょっと相談支援部会として掘り下 げて、その結果、例えば地域生活支援部会にお願いしようとか、これは権利擁護部会にお願いしようと かという振り分けもあるのかもしれませんし、最終的にはこの自立支援協議会でこれだけ多様な皆さん がご出席いただいているので、こういう課題をどういうふうにしていきましょうかというような話がき ちんとできるようなことが本来の自立支援協議会に求められている役割の一つなのではないかなという ふうに思いましたので、本人部会の最後に書いてある2回目以降の議題の各部会の活動への提案とかと いうのは、それを待っているのでいいのかどうかちょっとわからないんですけれども、きちんと吸い上 げていただいて役割を果たしていきたいなというふうに思いました。

会長:その点については意見をいただいて部会に、あるいは、協議会に対するフィードバックという形でいた だくということでお願いしたいと思います。

今申しましたように、いろんな要望等がそれぞれの部会で深めていけるという可能性がありますので、 これにつきましては各部会のリーダーあるいはサブリーダーを通して各部会にいろんな要望あるいは意 見等を還元するといいますか、伝えていくという形で対応を今後、十分にお願いしたいと思います。よ ろしくお願いいたします。

浦安手をつなぐ親の会:本人部会、たしか去年は権利擁護部会に1回本人部会の方が出席したと思うんですね。 ですから、そういう感じで年に1回ずつぐらい各部会に出席するというのも提案の一つとしてありかな と思うんですが、権利擁護部会のときに出た意見では、余り、申しわけないんですが、そんなに深い意 見はなかったと思うんですね。バス券のこととかが出て、結局、障がい者が今度はスイカに、カードに

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なったということでそういうことが出たぐらいで、高齢者は回数券なのになぜかということだけだった ような感じがしますので、各部会に年に1回でも参加するという形で窓口を広げていくということもい いのではないかなと思います。

会長:ありがとうございました。

これにつきましては、確かにおっしゃるとおり、権利擁護部会に1度出ていただいたのは非常によか ったなと私も思っておりますので、そういう方向でちょっと進めるということでよろしいでしょうか。 浦安手をつなぐ親の会:本人部会を公開してほしいということが出ていましたけれども、今年までは非公開

ということで募集したのでしないということでしたが、来年度の募集、来年度新たにまた募集します よね、2年間のスタートということで。そのときは非公開ということを掲げるのかどうか、事務局と しては考えているんでしょうか。

事務局:事務局障がい事業課です。

この2年間につきましては、やはり委員さんを募集した際にも名前ですとか経験などを必ずしも出し たくないというご意見もありましたので非公開という形でやらせていただいております。そういった公 開でやりたいというご意見もありましたので、そこも含めて検討していきたいというふうには思ってお ります。委員さんのほうとしては、その名前とかそういったことよりもとにかく意見、どういった意見 が出たということを表に出したいというご意見だとは思いますし、その辺も含めまして今後検討してい きたいと考えています。

以上です。

会長:よろしいでしょうか。

社会福祉法人サンワーク:今、お話伺っていて半分疑問が解けたような気はするんですが、自立支援協議会に 本人部会の方はいらっしゃらないのかなとちょっと思ったら、その名前とかを明かしたくないというこ となのでいらっしゃらないのかということがわかって、今日ご報告が障がい事業課だったので、部会の 方がいらっしゃればもうちょっとここでやりとりができるのになと、ちょっと思ったことがあります。

それと、ということなので、多分本人部会からほかの部会の傍聴という希望もないのでしょうか。 会長:それは、これまでもあります。

社会福祉法人サンワーク:あるんですね。では、ほかの部会の動きもご存じだということですね。 会長:はい、出ているとか、実際に聞かれている部会のことは知っているんではないかと思います。

社会福祉法人サンワーク:わかりました。ここにあるその他のところの、先ほど社会福祉法人パーソナル・ア シスタンスとももおっしゃったいろんな要望のところのサービスにたどり着かない方が大勢いるという、 この方ってどういう方なのかなと思ったんですね。もともとその啓発を進めてほしいと書いてあるので、 なかなかサービスがわからないというか、そういう情報が届いていない方とするのか、それとも、サー ビスがたどり着かないというけれども、なかなかその方が要望されているサービスが市内にないという ことなのか、どうなのかなとちょっと疑問に思ったので。

会長:この点について事務局のほうからお願いできますか。 事務局:事務局障がい事業課です。

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このご意見をおっしゃられた方が視覚に障がいをお持ちの方でしたので、視覚に障がいをお持ちの方 でも、その手帳をとらずにいる方も大勢いるということをおっしゃっていまして、こういう、なかなか 私よりもっと重いんだけれども、そういったサービスが受けられないとか、そういった方も大勢いるの で啓発を進めてほしい、手帳をとるということも含めて啓発を進めてほしいというご意見でした。

以上です。

会長:社会福祉法人サンワーク、よろしいでしょうか。 社会福祉法人サンワーク:はい。

会長:それでは、ほか、ございますでしょうか。よろしいでしょうか。

それでは、ただいまのご意見や、あるいはご提案等、たくさん出たかと思います。これにつきまして は、各部会に持ち帰っていただきまして検討材料としていただければ幸いです。

また、幾つか出ました本人部会の方の部会への参加とか、それから、先ほど新たな視点ということで いろんな病院との連携とかという話もございましたが、この点につきましても各部会に持ち帰っていた だきまして検討していただければ幸甚に存じます。どうぞよろしくお願いいたします。

では、続きまして、議題2の「平成27年度基幹相談支援センター実績報告と評価」ということで、ま ず、基幹相談支援センターからご報告をお願いいたします。

基幹相談支援センター:よろしくお願いいたします。

お手元の議題2の資料をごらんください。基本的には読み上げながらご報告させていただきます。 1、まず、業務時間と職員体制です。職員は常勤5名以上、非常勤1名以上の配置となっておりました 窓口開設時間は、平日月曜日から金曜日9時から19時まで、土曜日は窓口開設時間10時から15時まで、 相談対応時間としましては24時間365日ということで、窓口開設時間外は緊急携帯電話にて対応してお ります。土曜日に関しましては、窓口開設時間は10時から15時となっておりましたけれども、職員は9 時から17時40分まで稼働していたということで、もちろん、そのアポイントメントがあり次第、あれば、 そのアポに応じて19時、19時半というふうにアポベースでも柔軟に対応しておりました。

2番、相談支援事業、総合的・専門的相談支援及び計画相談支援の実績の報告です。まず、相談対応 の実人数なんですが、総計266名、前年同月比99. 6ということで、昨年度が267名だったので、ほぼ同じ 数字となっております。そのうちの計画相談の対象者の方が、266名のうち100名の方が計画相談支援ユ ーザーということになっております。

この計画相談の給付実績のほうもあわせてご報告させていただきます。障がい者の方の新規、または、 ケアプラン変更に伴いますサービス等利用計画の作成の給付なんですけれども、111回、つまり111回支 援計画を立てているということになります。そして、その計画相談の方の100名のうち大人の方のモニ タリング回数なんですけれども、総計264回、これは、資料はお手元にございません、口頭で報告させ ていただいております。よって、障がいのある方、大人の方への計画相談の給付総件数は375件となっ ております。

障がい児の方の計画相談の給付実績なんですけれども、障がい児利用支援計画、または、ケアプラン の変更に伴う計画の作成回数が32回、モニタリング回数が53回、総計85回ということで、計画相談にお

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ける全体の稼働が460件、460回モニタリングであったり、計画を作成したということになります。 お手元の議題2の資料の延べ人数を読み上げさせていただきます。2万4, 355名、前年同月比107%、 相談件数といたしましては3万3, 198件、前年度比116%となっております。相談対応実人数の種別の割 合なんですが、多い障がい種別のほうから読み上げていきます。知的障がいの方が30%、精神障がいの 方が11%、発達障がいの方が9%、身体障がいの方が9%、身体と知的の重複障がいの方が4%、高次 脳機能障がいの方が3%、難病の患者さんが3%、精神・知的の重複障がいの方が3%、重度心身障が いの方が3%、身体と精神の重複障がいの方が2%で、その他、手帳のない方、障がいのある疑いの段 階の方、高齢者の方、また、手帳は持っていないんですけれども、精神科通院などをされているご家族 の方を含めましたその他のカテゴリーが23%となっております。

障がい種別ごとの延べ人数、相談員さんが先ほど5名と、昨年度、稼働した総延べ人数が2万4, 355 名だったんですが、その内訳です。知的障がいの方が28%、身体・知的の重複障がいの方が13%、精 神・知的の重複障がいの方が11%、身体障がいの方が10%、精神障がいの方が10%、身体・精神の重複 障がいの方が7%、重度心身障がいの方が6%、発達障がいの方が5%、高次脳機能障がいの方が5%、 難病の方が4%、その他のカテゴリーに入る方が1%ということになっております。

相談員さんの相談形態なんですが、訪問が756回、来所面談が371回、前年度比117%です。同行支援 が190回、前年度比156%、電話の対応件数が4, 501件、メールでのご相談対応が920件、前年度比155%、 関係機関との連携が1万4, 592件、前年度比155%、関係者会議の開催、これはサービス担当者会議も含 まれますけれども、前年度比119%、その他軽微なやりとりが2, 736件となっております。

対応時間の内訳なんですけれども、窓口開設時間内が2万1, 008件、窓口開設時間外の対応が3, 347件、 全体の14%となっておりまして、この窓口開設時間外の対応が前年度比151%の伸びとなっております。

個別の相談事例の特徴的な事例で、児童の方、どのような事例があったかといいますと、難病などに よりまして医療的なケアが必要なお子さんたちの就学支援、NICU、GCUに入院している医療的な ケアの必要な赤ちゃんへの支援、不登校になっている発達障がいの子どもたちへの支援、また、傷つき 体験なんかによりまして学校生活がうまくいっていない思春期の子どもたちへの支援、具体的に言いま すと、登校困難、外出恐怖のような状態に至った子どもたちへの支援となっております。

成人の方は長年、長年といっても10年ぐらいの単位数の長年なんですけれども、なかなか支援につな がらなかった統合失調症の方への支援、親御さんのほうが心配されて年金申請や親亡き後へのご相談が 入っている。それから、ひとり暮らしをしている精神障がいの方への自宅の地盤測量対応、行政のほう から地盤測量の必要性があるお手紙をいただいた方なんですけれども、どう対応していいかわからない ということで、我々のほうでサポートさせていただきました。あと、連休中の服薬中断による病状悪化 に伴う緊急対応、医療機関との連携、サービス提供事業者への支援。

次のページにまいります。ひとり暮らしをしていた難病、重度障がいのある高齢障がい者の方の看取 りの支援、訪問診療、訪問介護、介護支援専門員との連携を行っております。住まいを見つける支援、 続きまして、入所中の知的障がいの方の問題行動へのアプローチ支援、これは入所施設支援ということ にもなります。終末期における医療的なケアが必要な障がいのある方の在宅支援、一般就労している知

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的障がいの方、身体・発達・精神障がいなどさまざまな方への定期面談、心理的なサポートであったり、 体験スキル取得、SSTのような取り組みも行いました。

あと、軽度知的障がいのある方たちへの結婚支援、あとは、精神科病院に長期入院していた方の地域 移行支援、触法行為がある障がいの方への地域生活支援、あと、親亡き後の支援ということで、保護者 の急死に伴う生活基盤の再構築というような取り組みをしております。

後方支援といたしましては、他事業所支援として、サービス提供事業者さんのほうから多職種がかか わるケースで極めて連携がとりづらく、どのように情報共有をしていっていいのかがわからないという ご相談を受けましたり、相談支援事業所の皆さんからは高度障がいのある方への対応のご相談であった り、相談員として医療機関と連携をとりたいんだけれども、どのような具体的な連携の方法があるかと いうご相談でありましたり、もちろん、制度の活用のご相談というようなものが入っておりまして、必 要に応じて面談の同行などもさせていただきました。

続きまして、地域の相談体制強化の取り組みということになります。

実施内容としましては、講演会、「発達障がいの子どもを育てる親の支援について∼思春期を乗り切 り自立につなげるために∼」ということで10月開催、46名の方が参加です。

続きまして、意思決定支援についての勉強会、講演会を行いまして、参加人数が58名、それから、事 例検討となりますグループスーパービジョン、相談支援専門員の皆さんと一緒に事例の検討を行いまし た。10回開催しまして、延べ140名の相談支援専門員の方がご参加いただいております。

続きまして、3ページ目、連携会議、仕様書のとおり2回開催させていただきまして、合計72名の方 がご参加で、相談支援実務者会議が、当初予定3回の予定だったんですが、その計画を上回って4回開 催させていただきました。地域の相談支援事業所の相談員さん、皆さん複数ご参加いただきまして、ま た、事業課の職員の方、福祉課の職員の方もご参加いただきました。

続きまして、専門的技術を有する弁護士さんだったり、お医者様を確保して地域に貢献するというこ とで、公開事例検討会を開催させていただいております。基幹相談のほうでお願いをしております精神 科の先生、それから、弁護士の先生も1名ずつ配置しておりますけれども、精神科の先生に講師になっ ていただきまして、32名の方、地域の皆さんからお寄せいただいた事例を検討させていただいておりま す。

続きまして、権利擁護・虐待の防止ということで、成年後見制度の利用支援のご相談、また、虐待に 関するご相談、また、虐待案件、疑い案件の発見に伴って虐待防止センターとの連携などを行わせてい ただいた方が38名という実績です。

続きまして、4番、住宅入居等支援事業、居住サポート事業なんですけれども、24時間支援というこ とで、9名の方を対応しております。また、関係機関とのサポート体制の調整ということで、利用者さ んの生活課題に応じて必要な支援が受けられるような調整をしました方が12名ということになっており ます。

最後のページになります。これは昨年度で終了いたしました自立支援協議会の事務局の業務です。 会議の開催回数は自立支援協議会が6回、全てに参加させていただきまして、各部会、権利擁護、こど

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も、相談支援、地域生活、おのおの4回の会議に参加させていただいております。本人部会は3回開催 しておりまして、この本人部会の議事進行を担当させていただきました。合同部会、2回開催しており ます際には、基幹相談支援センターの活動報告をさせていただいております。

事務局としては、事務局打ち合わせ、リーダーとの打ち合わせ含めて年間11回の打ち合わせ、それか ら、部会の調整、議題の集約、資料の作成、会場設営、本人部会の進行・運営、議事録のための録音、 テープ起こし作業などという業務となっております。

以上です。

会長:ありがとうございました。

ただいま基幹相談支援センターの実績ということでご報告がありました。

では、これにつきまして、障がい事業課から総合評価をお願いしたいと思います。 事務局:事務局の障がい事業課です。

私のほうから基幹相談支援センター委託事業の3年間の総合評価について、報告させていただきます。 25年4月から平成28年3月までの3年間の総合評価としましては、全般的には仕様を満たす事業運営を 実施できたと考えています。

特に、個別の事業では、市の懸案事項であった平成28年3月までの計画相談作成の100%達成に向け 大いに貢献できたものと評価しています。

また、実務者会議、各研修を行い、地域の相談支援事業所と連携を強化することができました。 一方、課題としましては、3年間で相談員の異動が多かったことが挙げられます。継続した支援、技 術的な専門性を高めるためにも職員の定着、人材確保、研修等による専門的な知識の向上に努め、職員 の異動に際しては各種引き継ぎマニュアルを整備して中核的な支援を行う職員の育成をしていただきた いと考えています。

また、計画相談作成に比重を置いていたため、地域の相談体制の強化や相談員の質の向上などに改善 の余地が見られました。

また、これを受けまして、市としても各業務内容の検討を行いまして、仕様書からは自立支援協議会 業務の削減、計画相談支援作成業務の段階的削減等を今回行いました。

今後につきましては、基幹相談支援センター委託事業につきましては、困難事例の対応、各事業所の 訪問支援等を充実し、より地域の中核的な相談支援事業所としての設置目的を達成していただきたいと いうふうに考えています。

総合評価については以上です。 会長:ありがとうございました。

それでは、ただいまの実績報告とそれに対する障がい事業課の総合評価というのが披露されましたが、 これにつきまして何かご意見、ご質問ございますでしょうか。

この評価についてご承認というか、いただけるということでよろしいでしょうか。

およそ仕様書を満たした活動を展開してきたという、非常に高い評価となりますが、よろしいでしょ うか。

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それでは、今いただいた実績報告と、それから評価についてご承認というか、異議なしということで 自立支援協議会としましては承認というか、この点についてお認めいただいたということで扱わせてい ただきたいと思います。

ありがとうございました。

それでは、続きまして、議題3の「障がい福祉に関するアンケート」の実施についてということで、 事務局、お願いします。

事務局:よろしくお願いします。

私からは議題3の「障がい福祉に関するアンケート」調査の実施についてご説明をさせていただきま す。

第1回の自立支援協議会とその他の部会で前回アンケート調査に関してご意見をいただきましたので、 そのご意見をまとめたものが議題3の資料(2)というものになります。それをご参考にさせていただ きまして、今回議題3の資料(1)にあるように変更させていただいております。朱書きの部分が意見 をいただいた後に変更させていただきました部分になります。

まず、3ページ目を開いていただきまして、問8でございますが、ご意見で福祉サービスを利用して いるか、利用していないかという問いが以前もあったんですけれども、利用していない方の理由という ものを伺ったほうがいいというご意見をいただきましたので、問8に「福祉サービスを利用していない 理由は何ですか」という設問を追加しました。

その次の問9なんですけれども、福祉サービスを利用していると書かれた方にどのような福祉サービ スを利用しているか聞く問いでは、福祉サービスと一言で言われても一体どういったものかよくわから ないというご意見をいただきましたので、選択肢の2番、介護保険のサービスというところに、「65歳 以上で、要介護認定されている方が受けられるサービスのこと」ということで説明をつけさせていただ いております。

次に、大きく変わりましたのが、次の4ページからの問10でございます。以前のものですと、どのよ うなサービスを利用しているか、サービス項目に丸をつけていただくものではあったんですけれども、 サービスの内容に関しては、一番後ろのページに一覧としてご説明を以前は載せていたんですけれども、 今回はそのまま問10の中にサービス項目の隣にサービスの内容もつけさせていただきまして、そのまま それを利用しているのか、それとも将来利用したいと思っているか、それとも利用しないのかというと ころを1つの表で答えられるように変更しました。

5ページ、6ページに進んでいただきまして、この問10の表の中で利用しているの欄に一つも丸がな いという方には、次の6ページからの問11の問いは飛ばしていただきまして、そのまま12ページのほう に進んでいただくように直しました。

前後してしまって申しわけありません。7ページ目から11ページ目なんですけれども、こちらは大き く変更はしていないのですが、問14を見ていただきますと、サービス項目のところ、朱書きで「計画相 談支援」と10ページの16番の「障害児相談支援」というものを追加させていただいています。こちらは、 利用しているサービスの満足度を聞くところになっているんですが、不満の理由を答えていただくとこ

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ろのその他の自由記入欄というものが少し小さいというご意見もいただきましたので、今回広げさせて いただいております。

続きまして、12ページでございますが、こちらも先ほどの問10と同じような形で、以前は後ろのほう に一覧としてサービスの内容を載せていたんですけれども、今回はサービスの項目の隣に同じようにサ ービスの内容の説明書きをつけさせていただきまして、そのまま利用状況を伺うような表に直しました。

次の13ページの問16ですが、成年後見制度を知っているか、知らないかという問いなんですけれども、 成年後見制度についてもう少し周知を図ったほうがいいのではないかというご意見をいただきましたの で、問16の中に成年後見制度についての説明書きを入れさせていただきました。

また、問17なんですけれども、今後、成年後見制度をどのように考えているかということで、ニーズ の調査をしたいと思いまして問17を追加しております。

次の14ページですが、生活の場ということで、問19です。今一緒に住んでいる方はいるかどうかとい う問いなんですけれども、以前は問20の表にそのまま一緒に住んでいる人がいるか、いないかというの も組み込んだ設問になっていたんですけれども、こちらを分けさせていただきました。「いる」と答え た方に、どのような方と一緒に住んでいるかというものを答えていただくような形に変更しています。 隣の15ページですが、問21です。今後の暮らしの希望なんですけれども、やはり、ご意見の中でちょ っと希望と現実は違うですとか、なかなか一つには絞れないというようなご意見をいただいていました ので、第1希望から第3希望までどのような暮らしをしたいかというものを回答していただく形に変更 しました。

問22も追加なんですけれども、いつごろグループホームで暮らしたいと思っているかというところで、 既に暮らしているのか、すぐにでも暮らしたいのか、それとも何年後かに暮らしたいと思っているのか というところを詳しく聞けるように設問を変えています。

16ページの問23ですが、こちらはそのまま、以前の案でもあったんですけれども、今後の将来の暮ら しについて必要だと思うことや課題、または不安だと思うことを聞く設問ですが、選択肢の14番です、 自立生活援助サービスというものを総合支援法の平成30年度の改正に合わせまして、こちらのニーズ調 査ということで追加させていただいております。

次の19ページと20ページなんですけれども、趣味やスポーツをしているかという問いなんですけれど も、こちら、趣味やスポーツをしていないと答えた方にどのようにしたら参加できるようになるかとい うことを伺うということで、問30に必要だと思うことを載せさせていただいております。

22ページ目です。悩みや相談事に関する質問ですが、問36、「あなたが主に相談にのってもらってい る人や機関をお答えください」というところで、選択肢の8番の民生委員・児童委員、そして、9番の 身体障害者相談員・知的障害者相談員に関して、こちらも周知を図ったほうがいいというご意見をいた だきましたので、どのような制度なのかというところと問い合わせ先をそのまま選択肢の中に説明書き として入れさせていただいております。

次、23ページの問38です。これもそのまま追加をしているんですが、現在のあなたが困ったときの相 談体制について、どのように感じているか選択をしていただくようになっています。

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最後、28ページの問50ですが、以前はそのほかお気づきの点がありましたらご自由にお書きください という文だったんですけれども、一体どのようなことを書いたらいいか迷ってしまうというご意見をい ただきましたので、「その他、ご意見やご要望、生活の中で困っていることなど、市に伝えたいことが ありましたら、ご自由にお書きください」という文に変更させていただきました。

変更点の説明、以上になります。 会長:どうもありがとうございました。

ただいまの説明につきまして、何かご質問等ございますでしょうか。

介護給付費等の支給に関する審査会:3ページの問8なんですけれども、「福祉サービスを利用していない理由 は何ですか」というので、これは前に私のほうから要望を出してここに加えていただいた文なんですけ れども、先ほどの部会の報告の中にもありましたけれども、なかなかサービスにつながらないという課 題があるということで、サービスにつながらない方がちょっと、基幹相談の報告の中にもありましたけ れども、10年ぐらい全くつながらないでという形でやっとというようなこともありますし、そこが何か 大きな問題になるんじゃないのかな、課題になるんじゃないのかなと思いまして要望したんですけれど も、ここの中でもう少し何か膨らませてほしいんですよ、このしていない理由ですね。

必要でないという方がいらっしゃることはいらっしゃると思うんですよ。だけれども、利用していな い理由の中で、例えば、利用していたけれどもやめた方もいらっしゃるかもしれない。あるいは、全く 今まで使っていない方もいらっしゃるかもしれないけれども、その理由として、例えば、利用している 人のところでは、不満であるという中で、その不満の理由というのに幾つか挙げていますよね。事業所 のサービスの質だとか、希望したサービスの内容がないだとか、それから、支給決定が云々とか、サー ビスの事業所が少ないだとか、希望する時間にサービスが受けられなかったからとかという、いろいろ な細かい項目があるじゃないですか。

これはすごく大きなくくりになっているんですけれども、その他の中でそこが細かくいろいろ出てく ればいいんですけれども、なかなか自分のほうからそういうのが具体的になければ、ある程度、もうち ょっとここを問題を細かく少し分けていただいて、過去に、例えば、利用したけれども今使っていない 方に対する質問だとか、全く使っていない方に対する質問、今までも使っていなかった方に対してのご 意見を聞くだとか、その意見の聞き方も少し細かく項目を入れていただいて、また、それでその他とか という形で、もう少し具体的なものが出てくるような、そういうのを考えていただければいいかなと思 いました。

会長:それでは、事務局のほうから何かお答えございますか。

事務局:ご意見いただきましたので、再度こちらでも検討させていただきたいと思います。 会長:ありがとうございます。ほか、ございますでしょうか。

社会福祉法人パーソナル・アシスタンスとも: 13ページの問16の「成年後見制度をご存じですか」というと ころがあって、具体的に書いていただいたのはよいかと思いますけれども、「浦安市社会福祉協議会 で相談することができます」、ここだけ何かサービスの窓口が書いてあって、それ以外のところは全 部内容だけを書かれているんですよ。成年後見って、別に浦安市の社協以外にも社会福祉士会ですと

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会  議  名 開催年月日 審  議  内  容. 第2回廃棄物審議会

○片谷審議会会長 ありがとうございました。.