２０１７ ＪＯＢＡＮ
(１)環境方針
勿 来 発 電 所 は 、 1 9 5 5 年 に 常 磐 地 区 の
低品位炭を有効活用し、安定した電力の
供給を行なうという目的で設立され、常
に地域の皆様のご理解とご協力をいただ
きながら発展してまいりました。
こうした歴史を踏まえて、今後も当社
の経営理念である「お客様に信頼される
電力をおくりましょう」そして「環境を
守り地域社会と共にいきましょう」を念
頭に、地球環境保全のため次のとおり環
境方針を定めます。
１．電力の安定供給を図りながら、地球
温暖化防止に向け環境価値の高いエネ
ルギーを供給し、環境保全に努めます。
２．環境負荷低減のため設備の効率的な
運用を図り、省エネルギー・省資源の
推進による環境汚染防止、ならびに廃
棄物の有効利用と適正処理に努めます。
３．事業活動に関わる環境法令および関
連自治体との協定を遵守します。
４．環境目標を定め、環境マネジメント
システムの継続的改善に努めます。
５．従業員一人ひとりの環境に対する意
識啓発を図り、環境活動を積極的に推
進します。
平成27年7月1日
常磐共同火力株式会社
勿 来 発 電 所
環境管理統括責任者
細 田 誠 一
品質管理担当 品 質 管 理 担 当 課 長 環 境 管 理 統 括 責 任者
内 部 環 境 監 査 員 （ 所 長 ）
環境管理責任者 事 務 局
（副 所 長） （ 環 境 Ｇ Ｌ ･ 環 境 Ｇ ）
環 境 担 当
安 全 担 当 安全担当課長
発 電 当 直 グ ル ー プ 発 電 総 括 当 直 Ｇ Ｌ 技 能 セ ン タ ー 担 当 技能センター長
地 域 交 流 グ ル ー プ 地域交流ＧＬ
総務グループ 総 務 Ｇ Ｌ
電 気 ・ 制 御 グ ル ープ 電気･制御ＧＬ 次 長
（発 電 当 直 担 当）
石 炭 ガ ス 化 発 電 事 業 本 部
副 本 部 長
次 長 （発電担当）
発 電 総 括 グ ル ー プ 発電総括ＧＬ 電 気 ・ 制 御 グ ル ープ 電気･制御ＧＬ
土 木 建 築 グ ル ー プ 土木建築ＧＬ
石 炭 ガ ス 化 発 電 事 業 本 部
本 部 長
次 長 （ 発 電 業 務 ・ 環 境 担 当 ）
発 電 業 務 グ ル ー プ 次 長
（事務担当）
安全・環境担当 安 全 ・ 環 境 担 当 課長
次 長 （保守担当）
機械グループ 機 械 Ｇ Ｌ 発電業務ＧＬ
環境グループ 環 境 Ｇ Ｌ
次 長 （保守担当）
機械グループ 機 械 Ｇ Ｌ 経理グループ 経 理 Ｇ Ｌ
資材グループ 資 材 Ｇ Ｌ
(２)環境管理体制
地球を取り巻く様々な環境問題に対し
て、事業者は自主的かつ、積極的に環境
保全に関する取り組みを行っていく必要
があります。
勿来発電所では、エコアクション21に
準じた手法のもとに環境管理を行ってお
ります。
勿来発電所における環境管理の体制は、
以下のとおりです。
２０１７ ＪＯＢＡＮ
(３)オフィスの省エネ・省資源活動
平 成 2 8 年 度 項 目
目 標
備 考 実 績
平 成 2 4 年 度 以 降 の 推 移
コ ピ ー 用 紙 使 用 量 の 削 減
Ｈ 2 7 年 度 よ り
１ ％ 削 減
9 . 1 ％ 増 加
増 加 要 因
・ 会 議 等 の 説 明 資 料 の 増 加
対 応
・ 両 面 印 刷 の 実 施 ・ 試 し 刷 り ， チ ェ ッ ク 用 印 刷 時 不 要 用 紙 の 活 用 車 両 燃 料
使 用 量 の 削 減
Ｈ 2 7 年 度 よ り
３ ％ 削 減
8 . 3 ％ 増 加
増 加 要 因
・ 報 告 書 及 び 届 出 書 等 の 打 合 せ 及 び 提 出 の 増 加
対 応
・ ア イ ド リ ン グ ス ト ッ プ 急 発 進 急 停 車 の 防 止 ・ 近 隣 移 動 は 自 転 車 を 利 用
電 気
使 用 量 の 削 減
Ｈ 2 7 年 度 よ り
３ ％ 削 減
4 . 7 ％ 増 加
増 加 要 因
・ 空 調 の 蓄 冷 時 間 の 延 長 ・ 照 明 の 使 用 量 増 加 ・ 電 源 設 備 の 使 用 量 増 加 （ 分 析 室 測 定 機 器 等 ） ・ 東 門 守 衛 所 の 電 源 追 加
対 応
・ 日 中 ， 昼 休 み 等 こ ま め な 消 灯
・ ク ー ル ビ ズ ， ウ ォ ー ム ビ ズ の 実 施
・ 空 調 運 転 時 間 の 短 縮 ・ 緑 の カ ー テ ン の 実 施
生 活 用 水 使 用 量 の 削 減
Ｈ 2 7 年 度 よ り
１ ％ 削 減
0 . 2 ％ 削 減
対 応
・ サ ー ビ ス ビ ル 内 水 道 設 置 箇 所 に 節 水 要 請 掲 示
0 2000 4000 6000 8000
H24 H25 H26 H27 H28
（ 年度） (kℓ）
0 50 100 150 200
H24 H25 H26 H27 H28
（ 年度） （ 万枚）
0 200 400 600 800 1000
H24 H25 H26 H27 H28
(MW h)
（ 年度）
0 2000 4000 6000 8000 10000
H24 H25 H26 H27 H28
（㎥）
２０１７ ＪＯＢＡＮ
環境保全に関する主な法律および資格取得状況は、以下のとおりです。
(４)関係法令等
（平成29年3月31日現在）
産 業 廃 棄 物 最 終 処 分 場 技 術 管 理 者 ―
― ―
水 質 汚 濁 防 止 法
― 騒 音 ・ 振 動
規 制 法
関 係 法 令 等 資 格 取 得 状 況
第 ３ 種 電 気 主 任 技 術 者
エ ネ ル ギ ー 管 理 士
９
４
２
８
２ ８ 協 定
廃 棄 物 の 処 理 及
び 清 掃 に 関 す る
法 律
条 例 等 法 律
電 気 事 業 法
省 エ ネ 法
大 気 汚 染 防 止 法
― ―
資 格 種 別 取 得 者 数
第 １ 種 ボ イ ラ ・ タ ー ビ ン 主 任 技 術 者
第 １ 種 電 気 主 任 技 術 者
第 ２ 種 電 気 主 任 技 術 者
２
い わ き 市
廃 棄 物 の 減 量 及
び 適 正 処 理 に 関
す る 条 例
ー ６ ３
い わ き 市
公 害 防 止 協 定
３
水 質 関 係 第 ２ 種 公 害 防 止 管 理 者 ５
い わ き 市
産 業 廃 棄 物 処 理
指 導 要 綱 福 島 県
生 活 環 境 の 保 全
等 に 関 す る 条 例
い わ き 市
公 害 防 止 協 定
５
５ 騒 音 ・ 振 動 関 係 公 害 防 止 管 理 者
騒 音 関 係 公 害 防 止 管 理 者
振 動 関 係 公 害 防 止 管 理 者
水 質 関 係 第 １ 種 公 害 防 止 管 理 者 １
福 島 県 大 気 汚 染
の 防 止 に 関 す る
協 定
大 気 関 係 第 １ 種 公 害 防 止 管 理 者
大 気 関 係 第 ３ 種 公 害 防 止 管 理 者
平成28年度の公害防止協定等に基づく福島県・いわき市の立入調査では、いずれも指摘事
項はありませんでした。
(５)立入調査状況
大 気 汚 染 防 止 法 及 び 県 条
例 に 基 づ く 発 電 所 立 入
い わ き 市
環 境 監 視 セ ン タ ー
2 0 1 7 / 1 / 2 0
2 0 1 7 / 1 / 2 6
2 0 1 7 / 2 / 2 2
・ ７ ～ ９ 号 機 ば い 煙 測 定
( 7 号 : 2 / 2 2 ， 8 号 : 1 / 2 0 ， 9 号 : 1 / 2 6 )
な し 福 島 県
い わ き 振 興 局
い わ き 市
環 境 監 視 セ ン タ ー 調 査 件 名
水 質 汚 濁 防 止 法 に 基 づ く
発 電 所 立 入
廃 棄 物 の 処 理 及 び 清 掃 に
関 す る 法 に 基 づ く 添 野 石
炭 灰 処 分 場 立 入
産 業 廃 棄 物 税 に 関 す る 調
査
大 気 汚 染 防 止 法 及 び 県 条
例 に 基 づ く 発 電 所 立 入
調 査 機 関
い わ き 市
環 境 監 視 セ ン タ ー
い わ き 市 生 活 環 境 部
廃 棄 物 対 策 課
な し
2 0 1 7 / 1 / 1 6 な し
2 0 1 6 / 1 2 / 2 2 0 1 6 / 1 0 / 1 9
・ 産 業 廃 棄 物 税 に 関 す る 調 査
・ ７ ～ ９ 号 機 ば い じ ん 測 定 結 果 関 係
書 類 確 認
・ 添 野 石 炭 灰 処 分 場 現 地 確 認 、 書 類
確 認 お よ び 放 流 水 ， 地 下 水 採 取
な し 指 摘 事 項 実 施 内 容
・ 発 電 所 放 流 水 採 取 な し
調 査 日
2 0 1 6 / 5 / 1 1
