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水稲乾田直播栽培のは種期拡大のための早期は種法 普及する技術・指導参考資料(水稲) 青森県庁ホームページ

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Academic year: 2018

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全文

(1)

事 項| 水 稲 乾 田 直 播 栽 培 の は 種 期 拡 大 の た め の 早 期 は 種 法

従 来 定 め た 水 稲 乾 田 直 播 栽 培 の は 種 適 期 は 5 月 5∼12日 頃 で 、 は 種 作 業 期 間 が 狭 い た め ね ら し 、 | 面 積 の 拡 大 が 困 難 で あ っ た 。 は 種 作 業 期 間 拡 大 の た め に 、 従 来 の は 種 早 限 よ り 2週 間 程 度 早 期 に は 種 す る 乾 田 直 播 栽 培 技 術 に つ い て 検 討 し た 結 果 、 成 果 が 得 ら れ た の で 参 考 に 供 す る。

1 早 期 は 種 (1) は 種 期

4月 第5半旬から5月 第1半旬とする。 ( 2) 種 子 予 措

中 苗 育 百 と 同 様 に ハ ト 胸 程 度 に 催 芽 し た 種 籾 を 使 用 し 、 酸 素 供 給 剤 ( カ ル パ ー 粉 粒 剤 16)は使用しない。

( 3) は 種 法

鎮 圧 ロ ー ラ 付 き の ロ ー タ リ ー ハ ロ ー シ ー ダ 等 を 使 用 し て 、 砕 土ーした土中 1c mに は 種 し、鎮圧する。

( 4) 施肥

肥 効 調 節 型 肥 料 を 用 い た 全 量 基 肥 体 系 と し 、 は 種 直 前 又 は は 種 と 同 時 に 行 う 。 ( 5) 水 管 理

は種直後は入水しないで、 5月 第 2半 句 頃 ( 用 水 確 保 時 ) に 一 旦 入 水 後 落 水 管 理 を 行 い 、 除 草 剤 の 散 布 時 期 に 合 わ せ て 湛 水 を 開 始 す る 。

( 6) そ の 他 は 慣 行 乾 田 直 播 栽 培 に 準 ず る 。

2 利点

( 1) 慣 行 の 乾 田 直 播 栽 培 に 比 べ て は 種 作 業 期 聞 が 広 い た め 、 労 力 分 散 が 容 易 で あ る 。 ( 2) 早 期 は 種 と 適 期 は 種 を 組 み 合 わ せ る こ と で 、 は 種 機 の 負 担 面 積 が 増 加 し 、 機 械 利 用

コ ス ト が 低 減 で き る 。 ま た 、 ロ ー タリー ハ ロ ー シ ー ダ は 小 麦 等 の 転 作 作 物 に も 汎 用 利 用 で き る

( 3) 用 水 路 や 隣 接 田 に 水 が な い 時 期 に は 種 を 行 う こ と で 、 乾 田 状 態 の 良 好 な 土 壌 条 件 で 作 業 が 行 え る た め 、 機 械 の 走 行 性 が 安 定 し は 種 精 度 が 高 ま る 。

( 4) 酸 素 供 給 剤 ( カ ル パ ー 粉 粒 剤 16) を 使 用 し な い た め 、 コ ー テ ィ ン グ に 係 る 経 費 が 削 減できる。

期待される効果 | 水 田 農 業 の コ ス ト 低 減 と 労 力 軽 減 に 寄 与 す る 。

1 地 域 の 気 象 ・ 土 壌 ・ 水 利 条 件 を 勘 案 し て 導 入 す る 。

利用上の注意事項

1

2

慣 行 乾 田 直 播 よ り 乾 田 期 聞 が 長 い た め 、 雑 草 の 発 生 が 早 ま る 。

担 当| 青 森 県 農 業 試 験 場 栽 培 部

1

対 象 地 域 | 乾 田 直 播 栽 培 対 象 地 域

発表文献等| 平 成 10∼14年 度 青 森 県 農 業 試 験 場 試 験 成 績 概 要 集

(2)

-【根拠となった主要な試験結果】

慣行

L

iは種直後i II I 1・ I

↓ b..o.JI fl... 1 l………・・

一旦入水l出剰|入 水1 1除 草 剤 散 布1 '

! F唱 曲 唱 lf・・・・・I 卜………ー

!落水管理!|| | | |

は種期 (5月5∼12日頃)

早 期 は 種

i用 水 確 保i II I I I

. ト一一一一一一ーーー

一旦 入水日顎|入 水1

1

除 草 剤 散 布 ・1

! F高司 卜一一| ト………−

l落水管理1 II I I I

は種矧(4月第5半旬∼5月第1半旬)

20

1

コh卜jl1

5

万円

ha 5

信行よりもは種淑存前進・主主文

10 15 20 25 30

利用面積( ha)

1

乾 田 直 播 栽 培 に お け る は 種 前 後 の 作 業 工 程 と 水 管 理 図 2 機 械 利 用 コ ス ト ( 平 成1 4年

1 5か 年 の 苗 立 ち 、 出 穂 期 及 び 収 量 ( 平 成1 0

1 4年 青奈農試)

出 牙 は 権 後10日

苗 立 率 収量

年次 は 種 期 は 種 目 出 芽 揃 い 所 要 日 数 聞 の 平 均 気 出 穂 期

(日) 温(℃)

(出) ( kg/ a)

平成 早期

4月 24日 5月 14日 20 11. 8 59. 2 8月 14日 52

10年 度

5月 1日 5月 19日 18 13. 2 42. 6 8月 15日 52

適期 5月7日 5月 22日 15 13. 7 56. 9 8月 16日 66

平成 早期

4月 23日 5月 23日 30 11. 5 42. 4 8月 14日 50

11年 度

4月 30日 5月 23日 23 12. 3 34.0 8月 10日 51

適期 5月 6日 5月27日 21 12. 2 39. 8 8月9日 56

平成 早期

4月 21日 5月 16日 25 9. 6 64. 0 8月6日 43

5月 1日 5月 19日 18 12. 3 66. 0 8月 8日 41

12年 度

適期 5月8日 5月 26日 18 13. 0 51. 0 8月9日 44

平成 早期

4月 23日 5月 19日 26 10. 1 63 .5 8月 17日 38

13年 度

5月 1日 5月 20日 19 10. 4 65. 0 8月 14日 38

適期 5月 15日 5月 29日 14 15. 8 63. 3 8月 24日 34

平14年 成度

早期 4月 19日 5月 10日 21 12. 7 70. 9 8月8日 46

適期 5月 7日 5月 21日 14 12. 5 59. 8 8月 11日 49

5か 年 早期

24. 4 11. 1 60. 0 8月 11日 45. 8

平均

19. 5 12. 1 51. 9 8月 11日 45. 5

適期 16. 4 13. 4 54. 2 8月 13日 49 .8

(注) 1 平 成13∼14年 の 早 期 は 種 は 被 覆 尿 素 肥 料 に よ る 全 量 基 肥 体 系 、 他 は 速 効 性 肥 料 に よ る 基 肥 + 追 肥 体 系 2 品 種 は 平 成10年 む つ か お り 、 平 成11年 む つ ほ ま れ 、 平 成12∼14年 ゆ め あ か り

3 乾 籾 の1倍量で、カルパーコーティングした種子を使用

2 現 地 及 び 試 験 場 で の 生 育 、 収 量 等 ( 平 成1 4年 青森農試)

は種期 早期

試(験黒場石所市) 農十家三ほ森場

は種目 4月19日

は種量(kg/ l Oa) 8. 0

出芽揃い期 5月10日

所要日数(日) 21

首立数(本/rrD 152

苗立率(%) 67.1

幼穂、形成期

67.3

頃の草丈(cm)

向上茎数(本/ni ) 728

稗長(cm) 81. 4

穂、長(cm) 16. 9

穂、数(本/ni ) 433

出穂期 8月12日

成熟期 10月11日 収量(kg/ a) 64. 4

登熟歩合(%) 82. 4

検 査 等 級 1中

倒伏程度(0∼5) 1

農境試松ほ場

4月19日

8. 8 5月10日

21 222 70. 9

54. 8

597 68. 6 16. 9 383

8月8日

9月30日

46. 4 90. 2 1中

適 期

農境試松ほ場

5月7日

8. 9 5月21日

14 190 59. 8

62. 9

623 71. 7 17. 9 473 8月11 日

10月4日

48. 5 87. 5 1下 1

セセ@

L

二一二

二日

1

苗60 . .−−ーI I

率40

号令30 b・・

20 争 ・ー

10 島田『

平 成10年 平成11年 平成12年

青森農試)

(注)力jレバーの 有、無区とも 催芽籾を使用。 有区のカルパー コーティングは

乾籾の 1倍量で

行った

施 肥 窒 素 量 14 8 6+2+2

( kg/ l Oa) (全量基肥、 (全量基肥、 (基肥+穂首分 図 3 力 ル パ ー コ ー テ ィ ン グ の 有 無 と 苗 立 率

LP40日で7、 LP40日で4、 化 期 と 幼 穂 形

LP70日で7) LP70日で4) 成期の追肥、 硫安使用)

(注)1 前耕起は農家ほ場では4/ 19、農試ほ場では4/ 18に実施

2 品種ゆめあかりの乾籾1倍量カlレバ ーコーティ ング 種子を使用

(平成10∼1 2年 青 森 農 試 )

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