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tokugikon
2014.11.14. no.275
技懇ムダ撲
平成26年度 特許庁技術懇話会 代表幹事
篠原 将之
皆さん、こんにちは。特技懇の本年度の代表幹事の篠原です。 さて、代表幹事の役割は「会務を総括」することですが(会則第 17条第8項)、これだけでは具体的に何をするのか分かりませ
ん。ですので、今回は、この場をお借りして、人とお金の観点か ら見た特技懇の概要と、代表幹事の仕事、その中でも私が特に力 を入れております、「特技懇におけるムダ撲滅運動(技懇ムダ撲)」 について紹介したいと思います。
特技懇は本年9月時点で、会員数2,702人(うち正会員1,987 人、特別会員715人)であり、本年度末の特実及び意匠の審査・ 審判官の定員(2,138人)に対する正会員の加入率は、93.0%で す。また、本年度の会計は、会費を主とする収入が 2,130万円、
これに対して支出は 2,435万円です。主な支出は、技懇誌発行 を含む広報活動費(1,500万円)及び懇親会の開催費(700万円) であり、この二つで9割を占めます。さて、単純に収支を計算す ると、▲315万円の赤字であり、特技懇の運営が成立しないよう
にも思えますが、前年度からの繰越金(いわゆる貯金)が 868万 円ありますので、赤字分はこれで補填しています。ただし、この まま赤字が続くようであれば、繰越金も2年を待たずに底を突き、 運営規模の縮小や会費の値上げも検討せざるを得ません。
しかし、特技懇の正会員の会費については、今から30年以上 前の昭和57年総会において、 専行5級相当以上の者は月額 1,000円、同4 級相当以下の者は同500円と議決されて以降、 諸先輩方の「経営」努力のお陰で、一切変更されること無く、現
在に至っています。特技懇の運営に携わる者として、安直な会費 値上げに走ることは、諸先輩方に顔向けできないと考えておりま す。そこで、私はまずは特技懇のあらゆるムダを徹底的に撲滅し、
特技懇の収支を少しでも改善しなければならないという強い思い から、技懇ムダ撲を開始しました。
最初はムダなど果たして存在するかどうかと訝しんでおりまし たが、お金の出入りを一件ずつ細かく見て行くと、案外沢山見付
かりました。①第一号は、特技懇が会議室として使っている部屋 に設置され、回線使用料を払っていた電話です。しかし、何年も
使っていない状態だった上、仮に電話がかかってきても業務中は 出られない訳ですから、無意味です。直ちに解約しました(節約 額年間6万円)。②続いて、正会員の会費徴収は特技懇が直接行っ
ておらず、外部団体に委託していますが、毎月の会費徴収の度に 手数料を払っていました。正会員のご理解・ご協力により、これ を年一回へと変更し、年間手数料を1/12に減額できました(同 50万円)。③収入にも目を向けると、正会員の中には、出向等か
ら復帰された際に、会費の徴収が再開されず、心ならずも会費未 納状態となっていた方が 50人いらっしゃったので、事前にお知 らせした上で、会費徴収を再開しました(同43万円)。④同じく、 専行5級相当以上に昇格された後は、正会員費が上がるのですが、
手違いにより、以前のままの会費で徴収を行っていた方が 33人 いらっしゃったので、ご理解頂いた上で、会費を適正額に改めま した(同20万円)。⑤支出の6割以上を占める広報活動費につい ても、技懇誌の印刷・発行の度に余部がかなり出ていましたとこ
ろ、部代表幹事及び各課室幹事に技懇誌の適正配布を徹底するこ とにより、これを毎号120部減らしました(同16万円)。 以上合計しますと、年間135万円の節約となりましたが、赤字 を埋めるまでには至っておらず、他にもムダは無いかと日々思案
しております。皆さんも、「これはムダではないか?」とお気付きの ものがありましたら、どうぞご遠慮なくお知らせ下さい。 他の仕事にも簡単に触れますと、A毎週又は隔週開催の常任委員 会の対応、B役員交代時の挨拶回り(毎年3,4月)及びC非定型の
雑務、があります。この内、C非定型の雑務とは、何をどうすれば いいか、決まり切った仕事では無く、一件毎に頭を使う対処が求め られる、という意味で「非定型」であり、技懇誌や退職記念品の未達、
外部団体との連絡調整、冷蔵庫やPCの廃棄に至るまであらゆる雑 多な業務が含まれる、という意味で「雑務」です。AからCの内、B は時期が春先に集中していますので、現在も含めたその他の時期 は、専らA及びC並びに上述の技懇ムダ撲に忙殺される日々です。