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-第3章
計画の基本的な考え方
第1節 基本目標
前期計画では、団塊の世代が全て後期高齢者になる平成37(2025)年に向けて、医 療、介護、介護予防、生活支援、住まいが一体的に提供される「地域包括ケアシス テムの構築」を推進してきましたが、今回の計画では、地域包括ケアシステムの深 化 ・推進をめざし、次のとおりとします。
高齢者がいつまでも住み慣れた地域で、
安心して自分らしく暮らし続けられる社会づくりをめざして
~地域包括ケアシステムの深化・推進~
この基本目標を実現するため、次の5つの施策の柱に基づき、具体的な施策を展 開していきます。
第2節 施策の体系
1.高齢者が活躍する社会の推進
高齢者が、目標や生きがいを持ち、活力に満ちた長寿社会づくりを進めていく ためには、高齢者が持てる能力を十分に発揮し、地域を支える一員として生き生 きと活躍することが重要です。
県では、高齢者が活躍する場づくりや、社会参加のきっかけづくりを提供し、 高齢者自身が地域社会の活力を維持・増進する担い手としてシニアパワーを十分 発揮し、生き生きと活躍する社会づくりに取り組みます。
2.自立支援に向けた取組の推進
高齢 化が進 展する 中で 、地域包括 ケアシステムを 推進するとともに、介 護保 険制度の持続可能性を確保するためには、保険者である市町村が地域の課題を分 析して、高齢者が自立した生活を送れるための取組を進めていくことが必要です。
- 2 5 -3.認知症高齢者支援策の充実
認知症高齢 者の数は、全国で 平成24(2012)年に462万人と推計されており、平 成37(2025)年には約700万人、65歳以上の高齢者の約5人に1人に達することが 見込まれています。国では、平成27(2015)年1月、関係府省庁と共同で「認知症 施策 推進 総合戦略 ~認知症高齢者等 にやさしい地域づ くりに向けて~」( 新オレ ンジプラン)を策定しました。
県においても、新オレンジプランに則り、認知症の人の意思が尊重され、でき る限り住み慣れた地域のよい環境で自分らしく暮らし続けることができる社会の 実現を目指して、市町村のみならず、医療・介護・地域といった各分野が連携し た施策に取り組みます。
4.介護サービス基盤の充実
高齢者が介護を要する状態になっても、できる限り住み慣れた地域や家庭で、 自らが選択したサービスを利用し、自立した生活を送ることができるようにする ため、居宅サービスや地域密着型サービスの充実等により地域包括ケアシステム を推進するとともに、介護する家族等の負担軽減を図ります。
また、居宅では介護の困難な重度の要介護者の増加やニーズの多様化への対応 として、各市町村計画を基に、施設・居住系サービス基盤の計画的な整備を促進 するよう努めます。
5.人材の育成及び確保
介護サービスの質の向上や多様化するニーズへの対応のため、サービスの担い 手である介護職や地域包括ケアシステムを推進する上で不可欠な看護師や保健師、 歯科衛生士、栄養士などの専門職等の人材の確保及び養成に関する効果的な対策 を講じていく必要があるため、具体的かつ実効性のある取組について検討を進め、 人材の確保に努めます。
- 2 6 -◆計画の概念図
宮崎県高齢者保健福祉計画
宮崎県医療計画
地域医療構想
市町村高齢者保健福祉計画・ 介護保険事業計画
医療介護総合確保促進法に 基づく県計画
宮崎県地域福祉支援計画
宮崎県高齢者居住 安定確保計画 宮崎県住生活基本計画
宮崎県障がい者計画 宮崎県医療費適正化計画
健康みやざき行動計画21
整
合
性
宮崎県総合計画「未来みやざき創造プラン」
生き生きと暮らせる健康・福祉の社会
安全・安心で心ゆたかに暮らせる社会
未来を築く新しい「ゆたかさ」への挑戦
基本目標平成42年 (2030年) 目指す 将来像 分野別施策 施策の基本的
方向性
調
和
2. 自立支援に向けた
取組の推進
5. 人材の育成
及び確保
1. 高齢者が活躍する
社会の推進
3. 認知症高齢者
支援策の充実
4. 介護サービス
基盤の充実
高齢者がいつまでも住み慣れた地域で、
安心して自分らしく暮らし続けられる社会づくりをめざして
~地域包括ケアシステムの深化・推進~
- 2 7 -◆体系図
施策の柱 施策の方向
高齢者がいつまでも住み慣れた地域で、
安心して自分らしく暮らし続けられる社会づくりをめざして
~地域包括ケアシステムの深化・推進~
計画の目標
1 シニアパワーの活用と多様な社会参加の促進 2 生きがいづくりの支援
3 生涯学習、生涯スポーツの支援 4 就業の促進
1. 高齢者が活躍する社会の推進
1 自立支援、介護予防・重度化防止の推進 2 在宅医療と介護の連携
3 地域ケア会議の推進
4 介護予防・健康づくりの推進 5 生活支援の体制整備
6 快適に暮らせる住まいとまちづくり 2. 自立支援に向けた取組の推進
1 予防対策の推進 2 相談体制の整備
3 専門医療の提供体制の充実 4 介護人材の育成
5 地域の支援体制の整備 6 若年性認知症施策の推進 3. 認知症高齢者支援策の充実
1 介護サービス基盤の整備
2 介護サービスに係る相談・情報提供体制の充実 3 介護給付適正化の推進
4. 介護サービス基盤の充実
1 人材の育成及び確保の必要性
2 福祉人材センター等での人材育成及び確保 3 専門職の人材育成及び確保
4「介護の日」の取組 5. 人材の育成及び確保
1 県の推進体制
2 関係機関・団体等との連携 3 進行管理と評価