JジLPT 調査シリヴズ No.䋷䋶
2010 年
中小企業における県外労働者の採用ン活用
とコア人材に関する調査
‐主力人材確保の円滑化に向けて‐
独立行政法人 労働政策研究・研修機構
The Japan Institute for Labour Policy and Training
ま え
近年、地方経 の疲弊に伴い、都市部へ労働力や企業 集中していると指摘されている。労
働力の都市への集中 、地方企業の立場 らすると必要とする労働力を確保 いという状
況の発生を示唆する一方、企業の都市への集中 、地方労働者の立場 らすると 用の場 減
少することを示唆する。
これま に、労働政策研究ン研修機構 後者の問題について さま ま 用創出策を調
査ン研究すること により検討して た 、前者の問題について 未 十分 検討 行 て
い い。そこ 今回、地方に所在する中小企業を主たる対象として、Uンジ タヴン者を正社員や
コア人材として活用 いの について調査することとした。仮に、地方企業 Uンジ タヴン
者を有益 人材 あると考えているとすれ 、地方への Uンジ タヴンを 進するということ 、
移動を目指す労働者 に資するのみ ら 、地方企業の人材確保問題にも資する政策と る
可能性 指摘 る。
お、地方企業 Uンジ タヴン者を有益 人材とみ していること 確認 たとしても、
うすれ 労働者の Uンジ タヴンを 進 るの わ ら けれ 地方企業の人材確保に資する
こと しい。 そこ 、 本調査と 別に 入職時ン起業時における地域間移動についての調査
を実施することにより、Uンジ タヴンを 進ン阻害する要因等についての検討も実施した。こち
らの結果について 、調査名と同名の調査報告書を 覧いた けれ と思う。
また、本調査と上 労働者調査より得られた結果を照らし合わせ らの 細 つ包括的
議論について 、別途作成する予定の報告書 実施したいと思う。それゆえ、ここ 、本調
査 ら得られた結果の概要についてのみを簡潔にまとめることとしたい。
2010 年 9 月
独立行政法人 労働政策研究・研修機構
理事長 稲 上 毅
執筆担当者
氏名 所属
大谷
おおたに
剛
う
労働政策研究ン研修機構研究員
目 次
第 1 章 調査の概要 ··· 1
1 調査名 ··· 1
2 調査方法と実施時期 ··· 1
3 調査対象の選定ン回収状況 ··· 1
4 調査対象の基本属性 ··· 2
第 2 章 Uンジ タヴン者への期待ン評価 ··· 7
1 正社員としての Uンジ タヴン者に対する期待ン評価 ··· 7
1-1 Uンジ タヴン者の採用、属性 ··· 7
1-2 Uンジ タヴン者に対する期待 ··· 12
1-3 Uンジ タヴン者に対する評価 ··· 1①
2 コア人材としての Uンジ タヴン者に対する評価 ··· 20
2-1 コア人材の有無、属性 ··· 20
2-2 Uンジ タヴン者に対する評価 ··· 23
3 Uンジ タヴン者の今後の採用 ··· 2①
第 3 章 まとめと今後の課題 ··· 29
<付属資料>
1 調査票 ··· 33
2 集計表 ··· 47
1
第 1 章 調査の概要
1 調査名
中小企業における県外労働者の採用ン活用とコア人材に関する調査‐主力人材確保の円滑
化に向けて‐
2 調査方法と実施期間
調査方法:郵送法
実施期間:2010 年 1 月 22 日 ら 2 月 5 日
3 調査対象の選定ン回収状況
調査対象 、 従業員規模 51 人以上 500 人以下 ある企業の本社の、 人事担当者 ある。 公
務 および 分類不能の産業 に区分されている企業 除外した。 アンケヴダ配 数 18000
ある 、図表 1-3-1 のよう 割合 配 した。
図表 1-3-1 配布割合
本社所在地 地方:本社所在地 都市=8:2
従業員規模 51~200 人 :従業員規模 201~500 人 =7:3
お、ここ いう都市と 図表 1-3-2 に示された 4 関東 、 ① 東海 、 8 京阪神
に属する県を意味しており、地方と 都市以外の県を意味している。地方の企業の状況を把
握することを目的としているにも関わら 、都市の企業へもアンケヴダを配 したの 、比
較対象を確保せん ため ある。
図表 1-3-2 地域ブロックに いて
1 海道 ( 海道のみ )
2 東 ( 青森、岩手、宮城、秋 、山形、福島 )
3 関東ン 信 ( 茨城、栃木、群馬、山梨、長野 )
4 関東 ( 埼玉、千葉、東京、神奈 ) 9 山陰 ( 鳥 、島 )
5 陸 ( 新潟、富山、石 、福井 ) 10 山陽 ( 岡山、広島、山口 )
6 東海 ( 岐阜、静岡、愛知、 ) 11 四国 ( 島、香 、愛媛、高知 )
7 近畿 ( 滋賀、奈良、和歌山 ) 12 九 ( 福岡、 賀、長崎、大分 )
8 京阪神 ( 京都、大阪、兵庫 ) 13 九 ン沖縄 ( 熊本、宮崎、鹿児島、沖縄 )
有効回収数 ある 3①①2 と た。した て、同回収率 約 20%と る。
- 1 -
2
4 調査対象の基本属性
1
ここ 、本社所在地 地方にある企業と都市にある企業を区別しつつ、さま ま 基本属
性 について確認していく。 お、以下 、本社所在地 地方にある企業を地方企業、
都市にある企業を都市企業と呼ぶこととする
2
。
図表 1-4-1 に 、地方企業と都市企業の規模
3
の分 示されている。ここ ら 、地方企
業、都市企業ともに 100~299 人の割合 最も高く、その後に 50~99 人、300 人以上と続い
ていること 確認 ることにくわえ、50~299 人の範 にある企業の割合 80%程度と大
半を占めていることも理解 る
4
。また、規模の分 に 、地方企業と都市企業の間 ほと
ん 違い いこともわ る。
図表 1-4-2 に 、地方企業と都市企業の業種の分 示されている。地方企業に注目する
と、製造業の割合 最も高く、その後に卸売ン小売業と医療ン福祉 同率 続いていること
理解 る。一方、都市企業に注目すると、製造業の割合 最も高く、その後にサヴビス
図表 1-4-1 規模の分布
1
以降 、無回答を除いて分析を行 た。た し、付属資料 集計表 、無回答を含めた たち 集計
されている点に 注意されたい。 集計表 に 、以降の本文中 扱うもの以外にもさま ま 集計結果 示して
あるの 参考にされたい。
2
お、地方企業と都市企業の割合 、先に説明した配 割合と同様にほ 8 : 2 あ た。
3
ここ 、 従業員規模として直接 用者数を利用した。 つまり、 付属資料 調査票 の問 4 の 合計 、 問 7 の ド
ヴダンアルトイダ それに 契約社員 を足し合わせたものとした。
4
本調査 対象としたの 、先述のように従業員規模 51 人以上の企業 ある。にも関わら 50 人未満の企業
含まれているの 、調査対象を絞る際に利用したタヴタ 、調査時点以前において収集されていたもの あるこ
とや従業員規模の定義 本調査と 異 ていること によると考えられる。
4%
37%
42%
16%
4%
37%
44%
16%
0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 45% 50%
50人未満 50~99人 100~299人 300人以上
%
規 模
地方企業(N=2942) 都市企業(N=609)
- 2 -
3
図表 1-4-2 業種の分布
業、卸売ン小売業と続いていること わ る。地方企業と都市企業を比較すると、医療ン福
祉の割合について 地方企業 の相対的 高さ 目立つ 面、製造業とサヴビス業の割合に
ついて 都市企業 の相対的 高さ 目立つように思われる。
図表 1-4-3 に 、地方企業と都市企業の正社員比率の分 示されている
5
。ここ ら 、
ま 、地方企業、 都市企業ともに正社員比率 75%以上 あると回答した企業の割合 ①0%
以上 あること 確認 る。正社員比率の平均値を確認すると、地方企業 約 77% ある
のに対して、都市企業 約 75% あ た。
図表 1-4-4 、地方企業と都市企業の正社員に占める男性割合 示されている。ここ ら
、地方企業、都市企業ともに男性割合 75%以上 あると回答した企業 り多いこと
確認 る。また、地方企業と都市企業を比較すると、地方企業の方 男性の割合 低い
ように思われる。平均値を確認すると、地方企業 約 ①9%、都市企業 約 74% あ た。
図表 1-4-5 、地方企業と都市企業の正社員の学歴のうち、最も多いものについて質問し
た結果を示したもの ある。ここ ら 、ま 、地方企業 高校という回答 最も多く、
その後に 門学校と大学(文系)という回答 同率 続いていること わ る。一方、都市企
業 高校という回答 最も多く、2 番目 大学(文系)、そして 3 番目 大学(理系)という
回答と ていること 理解 る。地方企業の方 、相対的にみて正社員の学歴 低い傾
向にあること 窺える。
5
正社員比率として 、 ( 正社員数 )/( 正社員数+ドヴダンアルトイダ の数+契約社員数+派遣社員数+請 社
員数 ) を利用した。付属資料 調査票 の問 4 および問 7 も参照されたい。
1% 0.2%
9% 24%
0% 2%
10% 15%
2% 1%
2% 15%
2% 2%
11%
2% 0.2% 0%
7% 29%
1% 4%
7% 16%
1% 1% 1%
8%
1% 1%
17%
6%
0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35%
%
業 種
地方企業(N=2976) 都市企業(N=615)
- 3 -
4
図表 1-4-3 正社員比率の分布
図表 1-4-4 正社員の男性割合に係る分布
5%
9%
21%
66%
5%
9%
24%
61%
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70%
25%未満 25~50%未満 50~75%未満 75%以上
%
正 社 員 比 率 地方企業(N=2942) 都市企業(N=609)
10%
13%
21%
56%
6%
9%
21%
64%
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70%
25%未満 25~50%未満 50~75%未満 75%以上
%
正 社 員 の 男 性割 合 地方企業(N=2945) 都市企業(N=609)
- 4 -
5
図表 1-4-5 正社員の最多学歴に係る分布
図表 1-4-6 正社員の過不足状況に係る分布
0.2%
62%
13%
3%
13%
7%
0.1% 0%
0%
51%
10%
3%
23%
12%
0% 1%
0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0%
中学 高校 専門学校 短大高専 大学( 文系 大学( 理系 大学院( 文系 大学院( 理系
%
正 社 員 の 最 多学 歴 地方企業(N=2950) 都市企業(N=603)
17%
65%
19% 17%
63%
20%
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70%
不足 適正 過剰
%
正 社 員 の 過 不足 状況 地方企業(N=2879) 都市企業(N=598)
- 5 -
6
図表 1-4-① 、正社員の過不足状況について示したもの ある 、地方企業と都市企業の
間 過不足状況に ほとん 違い いこと 確認 る。つまり、地方企業、都市企業と
もに適正という回答 最も多く、その後に過剰、不足と続いていること わ る。
以上、ここま 、地方企業と都市企業とを区別しつつ基本的属性 について確認して
た。地方企業の特徴を簡単にまとめておくと、従業員規模として 50~299 人 多く、業
種として 製造業、卸売業それに医療ン福祉 多い。正社員比率 企業平均値 80%ほ
あり、正社員に 男性ン高卒 多い。正社員数 適正という回答 多い。
さて、本章 調査の概要について説明して た。次章 、地方企業の、正社員として
の Uンジ タヴン者に対する期待ン評価やコア人材としての Uンジ タヴン者の評価を中心に検討
していくこととしたい。
- 6 -
7
第 2 章 Uンジ タヴン者への期待ン評価
本章 、地方企業の、正社員としての Uンジ タヴン者に対する期待ン評価およびコア人材
としての彼らの評価について検討してい たい。 お、都市企業の状況についても比較の対
象として同時に確認していくこととする。以下 、ま 、正社員としての Uンジ タヴン者に
対する期待ン評価を検討し、その後、コア人材としての評価についても検討していく
①
。
1 正社員としての Uンジ タヴン者に対する期待ン評価
ここ の目的 、正社員としての Uンジ タヴン者に対して地方企業 のよう 期待ン評価
をしているの を確認することにある。た その前に、彼らの採用数、採用経路さらに 属
性について確認しておくこととしたい。
1-1 Uンジ タヴン者の採用、属性
図表 2-1-1 、 過去 3 年間に正社員として採用した Uンジ タヴン者の数について示したもの
ある
7
。ここ ら 、ま 、地方企業および都市企業の ①5%前後 Uンジ タヴン者を採用し
図表 2-1-1 正社員として採用した UンI タヴン者数に係る分布
6
本調査 、以下のように U ン I タヴン者を定義した。 ここ の U ン I タヴン者と 、御社に入る前 別の県に
在住していた 、現在 御社の本社所在県に住ん いる方と ります。。付属資料 調査票 を参照のこと。
7
U
ン I タヴン者数 、付属資料 調査票 の問 33 より導出された。
64%
21%
8%
3% 2% 3%
67%
18%
6% 4%
0.5%
3% 0%
10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80%
0人 1~5人未満 5~10人未満 10~15人未満 15~20人未満 20人以上
%
正 社 員 と し て採用 したU Iタ ン 者数 地方企業(N=2058) 都市企業(N=412)
- 7 -
8
図表 2-1-2 正社員として採用した平均 UンI タヴン者数
図表 2-1-3 正社員として採用した UンI タヴン者の採用経路に係る分布(複数回答)
てい いこと 理解 る
8
。また、地方企業と都市企業の採用数の分 に 大 違い
いようにも思われる。図表 2-1-2 に 、地方企業と都市企業の平均値 みた場合の Uンジ タヴ
ン者採用数 示されている 、地方企業 約 2.5 人、都市企業 約 3.2 人 あること
確認 る。
図表 2-1-3 に 、過去 3 年間に正社員として採用した Uンジ タヴン者の採用経路(複数回答)
に係る分 示されている
9
。ここ ら 、ま 、地方企業 ハロヴワヴク という回答
最も多く、その後に 自社ビヴムヒヴジ 、 会社説明会ン就職セプナヴ 続い
ていること わ る。また、都市企業 ハロヴワヴク という回答 最も多く、その後
に 会社説明会ン就職セプナヴ 、 自社ビヴムヒヴジ 続いていること 確認
8
過去 3 年間において、正社員としての U ン I タヴン者の採用 あ たの 否 について 、付属資料 調査票
の問 10 によ ても確認 る。そこ の結果 、地方企業 採用 たという回答の割合 62 %、都市企
業 66 % あり、ここ の議論と整合的 もの あ た。
9
分析対象企業 、付属資料 調査票 の問 10 御社 、過去 3 年間に U ン I タヴン者を正社員として採用し
たこと あります 、 1 い と回答した企業のみ ある。以降、採用した U ン I タヴン者に係る質問に
ついて 、このよう 企業のみを対象としていることに留意されたい。
サンプルサイズ 平均値 標準偏差 最小値 最大値
地方企業 . .
都市企業 . .
6% 1%
45%
15% 22%
29%
9% 6%
13% 10%
17%
7%
0.4% 0.3% 5%
1% 0%
32%
23% 29%
28%
18%
5% 24%
5% 16%
6%
0.5% 0%
7%
0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 45% 50%
%
正 社 員 と し て採用 したU Iタ ン 者の 採用経 路 地方企業(N=1112) 都市企業(N=207)
- 8 -
9
図表 2-1-4 正社員として採用した UンI タヴン者の平均男性割合
図表 2-1-5 正社員として採用した UンI タヴン者の採用時の 齢に係る分布(複数回答)
る。
地方企業と都市企業を比べると、 ハロヴワヴク を めとした公共部門を経由した採用
について 地方企業の方 相対的に多いのに対して、 民間の就職ン転職支援企業 とい
た民間部門を経由した採用について 都市企業の方 相対的に多いように思われる。
以上、Uンジ タヴン者の採用 らびに採用経路について確認して た。以下 、採用され
た Uンジ タヴン者の属性について検討することとしたい。
図表 2-1-4 に 、各企業 過去 3 年間に正社員として採用した Uンジ タヴン者に占める男性
の割合を平均値 みたもの 示されている。ここ ら 、地方企業、都市企業ともに男
性の割合 70%を超えており、女性の割合 30%未満 あること 理解 る。
図表 2-1-5 、過去 3 年間に正社員として採用した Uンジ タヴン者の採用時の年齢(複数回
答)を示したもの ある。ここ ら 、地方企業と都市企業の両方 20 歳代の割合 最も高
く、その後に 30 歳代、40 歳代 続いていること 理解 る。地方企業と都市企業を比
較すると、20 歳未満および 20 歳代の割合について 、都市企業の相対的 高さ 目立 て
いるように思われる。
サンプルサイズ 平均値 標準偏差 最小値 最大値
地方企業 9 . % . % %
都市企業 . % . % %
4%
61%
50%
19%
12%
2% 8%
71%
45%
20%
11%
1% 0%
10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80%
20歳未満 20歳代 30歳代 40歳代 50歳代 60歳以上
%
正 社 員 と し て採用 したUIタ ン 者の 採用時 齢 地方企業(N=1112) 都市企業(N=209)
- 9 -
- 9 -
10
図表 2-1-6 正社員として採用した UンI タヴン者の学歴に係る分布(複数回答)
図表 2-1-7 正社員として採用した UンI タヴン者に占める中途採用者の割合に係る分布
1%
29%
26%
16%
49%
39%
4%
9%
2%
32%
21%
14%
56%
36%
7%
13%
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%
中学 高校 専門学校 短大高専 大学( 文系 大学( 理系 大学院( 文系 大学院( 理系
%
正 社 員 と し て採用 したUIタ ン 者の 学歴 地方企業(N=1106) 都市企業(N=208)
29%
9%
14%
49%
32%
14%
12%
42%
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%
25%未満 25~50%未満 50~75%未満 75%以上
%
正 社 員 と し て 採用 したU Iタ ン 者に 占める 中途 採用者 の割 合 地方企業(N=747) 都市企業(N=135)
- 10 -
11
図表 2-1-8 正社員として採用した UンI タヴン者に占める平均中途採用割合
図表 2-1-9 正社員として採用した UンI タヴン者 の地域から来た者 多いのかに係る分
布
図表 2-1-① に 、過去 3 年間に正社員として採用した Uンジ タヴン者の学歴分 (複数回答)
示されている。ここ ら 、地方企業、都市企業ともに大学(文系)の割合 最も高く、2
番目 大学(理系)そして 3 番目 高校と ていること 理解 る。地方企業と都市企業
を比べると、 相対的に 都市企業の方 やや高学歴者に分 偏 ているようにも思われる。
図表 2-1-7 に 、過去 3 年間に正社員として採用した Uンジ タヴン者に占める中途採用者の
割合に関する分 示されている
10
。ここ ら 、ま 、地方企業、都市企業ともに 75%以
上の割合 最も高いこと、2 番目 25%未満 あること わ る。また、3 番目について
地方企業 50~75% あるのに対して、 都市企業 25~50%と ていることも理解
る。図表 2-1-8 に 、地方企業と都市企業それ れの平均中途採用割合 示されてい
る 、地方企業の中途採用割合 平均 約 ①0% あるのに対して、都市企業のそれ 平均
54% あること 確認 る。
10
付属資料 調査票 の問 33 より導出した。
サンプルサイズ 平均値 標準偏差 最小値 最大値
地方企業 9 . % . % %
都市企業 . 9 % . % %
47%
31%
18%
4% 34%
37%
22%
7%
0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 45% 50%
%
正 社 員 と し て採用 したUIタ ン 者 の 地域 から 来た者 多 いの か 地方企業(N=1106) 都市企業(N=208)
- 11 -
12
図表 2-1-9 に 、過去 3 年間に正社員として採用した Uンジ タヴン者 こ ら来た者 多
いの に係る分 示されている。ここ ら 、ま 、地方企業について 首都圏、中京
圏、関西圏 の大都市圏 の割合 最も高く、その後に 大都市圏以外の地域 、 大都市
圏と大都市圏以外 半々 と続いていること わ る。また、都市企業について 大都市
圏以外の地域 の割合 最も高く、その後に 首都圏、 中京圏、 関西圏 の大都市圏 、 大
都市圏と大都市圏以外 半々 と続いていること 確認 る。
地方企業と都市企業を比較すると、 首都圏、中京圏、関西圏 の大都市圏 の割合につ
いて 地方企業の相対的 高さ 目立つように思われる。
以上、 地方企業と都市企業 過去 3 年間に正社員として採用した Uンジ タヴン者の属性につ
いて確認して た。 地方企業 採用した Uンジ タヴン者に多くみられる特徴を簡単に整理する
ら 、男性、若年者、大卒、中途採用者そして以前 大都市圏に居た者といえよう。
それ 次項 ら 、正社員としての Uンジ タヴン者に係る期待ン評価について確認してい
く。
1-2 Uンジ タヴン者に対する期待
ここ 、過去 3 年間に正社員として採用した Uンジ タヴン者に対して、地方企業や都市企
業 のよう 期待を抱いていたの について検討することとしたい。Uンジ タヴン者の実態
に対する評価について 、ここ の分析の後に項を変えて実施する。
図表 2-1-10 正社員として採用した UンI タヴン者のうち、特有の能力等を期待されて採用
された者の有無に係る分布
42%
39%
18% 22%
58%
20%
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70%
いる いない わからない
%
正 社 員 と し て採用 したUIタ ン 者の うち 特有の 能力 等を期 待さ て採用 さ た 者の有 無 地方企業(N=1115) 都市企業(N=209)
- 12 -
13
図表 2-1-11 正社員として採用した UンI タヴン者のうち、特有の能力等を期待されて採用
された者の有無に係る二群の比率の差の検定
図表 2-1-12 正社員として採用した UンI タヴン者のうち、特有の能力等を期待されて採用
された者の有無に係る二群の比率の差の検定(地方企業のみ。中途採用率を考慮。)
図表 2-1-13 正社員として採用した UンI タヴン者のうち、特有の能力等を期待されて採用
された者の有無に係る二群の比率の差の検定(地方企業のみ。UンI タヴン者 の地域から
来た者 多いのかを考慮。)
図表 2-1-10 に 、 過去 3 年間に正社員として採用した Uンジ タヴン者のうち、 Uンジ タヴ
ン者 ら の能力ン資質や経験等を持 ている ろう と期待されて採用された方
11
の有
無に係る分 示されている。ここ ら 、ま 、地方企業 いる という回答 42%
と最も多く、 その後に い い (39%)、 わ ら い (18%)と続いていること わ る。
また、都市企業 い い という回答 58% 最も多く、その後に いる (22%)、 わ
ら い (20%)と続いていること 理解 る。
地方企業と都市企業を比較すると、 いる という割合について 地方企業の高さ 目立つ
面、 い い という割合について 都市企業の高さ 目立 ているように思われる。これ
らの差に、統計的有意性 あるの を確認すべく、二群の比率の差の検定を実施した。結果
、図表 2-1-11 に示されているように いる と回答した企業の割合 地方企業の方 有意
に高い一方、 い い と回答した企業の割合 都市企業の方 有意に高いこと わ た。
Uンジ タヴン者採用時の期待度 、地方企業の方 都市企業と比較して高いように思われる。
お、同 地方企業 あ ても、Uンジ タヴン者採用時の期待度 採用した Uンジ タヴン者
の属性によ て異 てくる可能性 ある。例え 、採用した Uンジ タヴン者 中途採用者
あるの 否 、あるい の地域 らや て来た者 あるの によ て期待度 右さ
11
付属資料 調査票 の問 13 を参照のこと。
都市企業について の分 地方企業について の分 標準誤差
いる . 9 % . % . .
いな い . 9 % 9 . % . .
わからな い 9 . % . 9 % . .
%水準 有意、 %水準 有意
%未満の企業について の
分 N=
%以上の企業について の
分 N= 9
標準誤差
いる . % . % . .
いな い . % .9 % . .
わからな い . % . % . .
%水準 有意、 %水準 有意
非大都市圏 多い 企業
について の分 N =
大都市圏 多い 企業につ
いて の分 N=
標準誤差
いる . % . % . 9 .
いな い . % . % . .
わからな い . % . % . .
%水準 有意、 %水準 有意
- 13 -
14
れ得る。 地方企業を対象とし、 つ、 これらの点を踏まえた分析の結果 図表 2-1-12 と 2-1-13
に示されている。前者 、中途採用率
12
を考慮した場合の結果 あり、後者 、 の地域 ら
来た Uンジ タヴン者 多いの
13
を考慮した場合の結果 ある。
前者 ら確認すると、同 く地方企業 あ ても、中途採用率 50%以上の企業 、50%
未満の企業と比較して、期待されて採用された方 いる という割合 有意に高いことに
くわえ、 い い という割合 有意に低いこと る。
また、後者についても確認すると、同 地方企業 あ ても、大都市圏 ら来た者 多い
という企業 、非大都市圏 ら来た者 多いという企業と比較して、期待されて採用された
方 いる という割合 有意に高く、 い い という割合 有意に低いこと 確認 る。
つまり、同 く地方企業 あ ても、中途採用者の多い企業や大都市圏 ら来た者 多い
企業 Uンジ タヴン者に対する期待度 高まる傾向 観察されたといえる。
図表 2-1-14 、 過去 3 年間に正社員として採用した Uンジ タヴン者のうち、 Uンジ タヴン
者 ら の能力ン資質や経験等を持 ている ろう と期待されて採用された方 い
る と回答した企業を対象に、具体的に彼らの のよう 能力等を期待して採用したの に
ついて示したもの ある
14
。 図表中の平均スコアと 、 点数化された各種能力等に対する個々
の企業の評価を、企業平均値として示したもの ある。つまり、 当て まる =1、 やや当
て まる =2、 やや当て まら い =3、 当て まら い =4 と数値化された各企業
の各種能力等に対する評価の企業平均値 ある
15
。 点数化の在り方 ら理解 るように、 評
価 高いほ 数値 低く る。
この図表 ら 、 ま 、 地方企業について 高い技能を持 ていること 期待され採用
のスコア 最も低く、 その後に 昇 知識 豊富 、 幅も広いこと 期待され採用 、 役
立つ資格を持 ていること 期待され採用 と続いていること わ る。一方 、都市企業
について 高い技能を持 ていること 期待され採用 のスコア 最も低く、その後に
昇 役立つ資格を持 ていること 期待され採用 、 知識 豊富 、幅も広いこと 期
待され採用 と続いていること 理解 る。地方企業と都市企業と 、細 差異 あ
るものの、期待の高 た項目 似通 ているといえる
1①
。
さて、以上の議論 、先程と同様に正社員として採用した Uンジ タヴン者の中途採用率や彼
ら の地域 ら来たの ということに影響を ける可能性 ある。 地方企業を対象として、
この点を確 めた結果 図表 2-1-15 と 2-1-1① ある。
12
具体的に 、付属資料 調査票 の問 33 を利用し、 ( 過去 3 年間に、正社員として採用された U ン I タヴン者
のうち中途採用 ある者の数 )/( 過去 3 年間に、正社員として採用された U ン I タヴン者数 ) として導出した。以
下、同様 ある。
13
過去 3 年間に正社員として採用した U ン I タヴン者 、 こ ら来た者 多いの を意味している。より具体
的に 、付属資料 調査票 の問 11 選択肢 1 を選ん 企業を大都市圏 ら来た者 多い企業とみ し、選択
肢 2 を選ん 企業を非大都市圏 ら来た者 多い企業とみ した。以下、同様。
14
付属資料 調査票 の付問 13-2 を参照のこと。
15お、 わ ら い = 5 と回答した企業 分析 ら 除いた。
16
た し、地方企業と都市企業を比較すると、 大企業に対して営業活動や 引を行 た経験 期待され採用 、
地元県の人材と 異 たセンスを持 ていること 期待され採用 それに 地元県の人材 持 てい い経
験 あること 期待され採用 のスコアについて 、地方企業の方 有意に低いこと 確認された。それゆえ、
相対的 意味 、これら能力等に対する地方企業の期待 都市企業と比較して高 たといえる。
- 14 -
15
図表 2-1-14 正社員として採用した UンI タヴン者に期待した能力等に係る平均の差の検定
図表 2-1-15 正社員として採用した UンI タヴン者に期待した能力等に係る平均の差の検定
(地方企業のみ。中途採用率を考慮。)
図表 2-1-16 正社員として採用した UンI タヴン者に期待した能力等に係る平均の差の検定
(地方企業のみ。UンI タヴン者 の地域から来た者 多いのかを考慮。)
前者の図表 ら 、ま 、中途採用率 50%未満の企業 知識 豊富 、幅も広いこ
と 期待され採用 のスコア 最も低く、この後に昇 高い技能を持 ていること 期
待され採用 と 地元県の人材と 異 たセンスを持 ていること 期待され採用 続
いていること わ る。また、中途採用率 50%以上の企業について 高い技能を持 て
いること 期待され採用 のスコア 最も低く、この後に昇 知識 豊富 、幅も広い
こと 期待され採用 と 役立つ資格を持 ていること 期待され採用 続いていること
確認 る。細 差こそあれ、期待の高 た項目 似通 ているように思われる
17
。
17
お、中途採用率 50 %未満の企業と 50 %以上の企業を比較すると、 50 %以上の企業の方 役立つ資格を
持 ていること 期待され採用 と 高い技能を持 ていること 期待され採用 のスコア 有意に低 た。
それゆえ、相対的 意味 、中途採用率 50 %以上の企業の方 これら能力等に対する期待 高 たとい
える。一方、 地元県の人材 持 てい い経験 あること 期待され採用 のスコアについて 、 50 %未満企
業の方 有意に低 た。このこと 、相対的 意味において 、この項目に対する期待 中途採用率 50 %
未満の企業の方 高 たことを意味する。
都市企業の平均ス コア N= ~
地方企業の平均スコア
N= ~
標準誤差
大企業に対して 営業活動や取引を行 た経験 期待さ 採用 . . . .
大企業 の経験 期待さ 採用 . .9 . .9
県外の企業団体に テやネ トワ クを持 て いること 期待さ 採用 . . . .
役立つ資格を持 て いること 期待さ 採用 . . . .9
地元県の人材と 異な たセンス を持 て いること 期待さ 採用 . . . .
高い技能を持 ていること 期待さ 採用 . . . .
知識 豊富 、幅も広いこと 期待さ 採用 . . . .
地元県の人材 持 て いない経験 あることを期待さ 採用 . . . .
地元のし ら に縛ら な い行動をすること 期待さ 採用 .9 . . .
%水準 有意、 %水準 有意
ス コア いほ 期待度 高か たことを意味して いる た、影付 部分 期待度の高か た上 項目を示して いる
( (
%未満企業の平均ス コア N= ~
%以上企業の平均ス コア N=9 ~
標準誤差
大企業に対して 営業活動や取引を行 た経験 期待さ 採用 . . . .
大企業 の経験 期待さ 採用 . .9 . .
県外の企業団体に テやネ トワ クを持 て いること 期待さ 採用 . . .9 .
役立つ資格を持 て いること 期待さ 採用 . .9 . .
地元県の人材と 異な たセンス を持 て いること 期待さ 採用 . . . .
高い技能を持 ていること 期待さ 採用 . .9 . .
知識 豊富 、幅も広いこと 期待さ 採用 . . . .
地元県の人材 持 て いない経験 あることを期待さ 採用 . .9 .9 .
地元のし ら に縛ら な い行動をすること 期待さ 採用 . . . .
%水準 有意、 %水準 有意
ス コア いほ 期待度 高か たことを意味して いる た、影付 部分 期待度の高か た上 項目を示して いる
( (
非大都市圏 多い企業の平
均ス コアN= 9~
大都市圏 多い企業の平
均ス コアN= ~
標準誤差
大企業に対して 営業活動や取引を行 た経験 期待さ 採用 . .9 . .
大企業 の経験 期待さ 採用 . . . .
県外の企業団体に テやネ トワ クを持 て いること 期待さ 採用 . . . .
役立つ資格を持 て いること 期待さ 採用 . . . .
地元県の人材と 異な たセンス を持 て いること 期待さ 採用 .9 . . .
高い技能を持 ていること 期待さ 採用 . .9 . .
知識 豊富 、幅も広いこと 期待さ 採用 . . . .
地元県の人材 持 て いない経験 あることを期待さ 採用 .9 . . .
地元のし ら に縛ら な い行動をすること 期待さ 採用 . . . .
%水準 有意、 %水準 有意
ス コア いほ 期待度 高か たことを意味して いる た、影付 部分 期待度の高か た上 項目を示して いる
( (
- 15 -
16
続いて後者の図表についてみると、 ま 、 非大都市圏 ら来た者 多いという企業 役
立つ資格を持 ていること 期待され採用 のスコア 最も低く、その後に昇 高い技
能を持 ていること 期待され採用 と 知識 豊富 、幅も広いこと 期待され採用
続いていること わ る。一方 、大都市圏 ら来た者 多いという企業 高い技能を
持 ていること 期待され採用 のスコア 最も低く、その後に昇 知識 豊富 、幅
も広いこと 期待され採用 と 役立つ資格を持 ていること 期待され採用 続いてい
ること 理解 る。細 違い あるものの、や り、期待の高 た項目 類似した傾
向にあるといえる
18
。
以上、ここま 、過去 3 年間に正社員として採用した Uンジ タヴン者に対して、地方企業
と都市企業 彼らを採用する際に抱いていた期待について確認して た。
主たる結果をまとめると、以下のように る。第 1 に、地方企業のうち、特有の能力等を
期待して採用した Uンジ タヴン者 いる と回答した企業 42% あるのに対して、 い
い と回答した企業 39%と ている。残りの 18%の地方企業 、 わ ら い と回答
している。第 2 に、地方企業の方 、都市企業と比較して Uンジ タヴン者に対する採用時の期
待度 高い。第 3 に、地方企業の中 も、中途採用割合 高い企業や大都市圏 らや て来
た者 多い企業 、Uンジ タヴン者に対する採用時の期待度 より高い。第 4 に、企業所在
地、中途採用割合それに Uンジ タヴン者 の地域 ら来たの に関わら 、期待の高 た
能力等 似通 たもの あ た
19
。つまり、役立つ資格、高い技能それに知識の豊富さ に
対する期待 共通して高い評価を けていた。
それ 次項 ら 、期待 く、Uンジ タヴン者の実態に対して地方企業と都市企業
のよう 評価をしているの について確認していく。
1-3 Uンジ タヴン者に対する評価
ここ 、過去 3 年間に正社員として採用した Uンジ タヴン者の実態に対して、地方企業と
都市企業 のよう 評価をしているの について確認してい たい。
図表 2-1-17 に 、 過去 3 年間に正社員として採用した Uンジ タヴン者のうち、 実際に、 Uン
ジ タヴン者 ら の能力ン資質や経験等 役立 ている方 います との問
20
に対する回
答結果 示されている。 ここ ら 、 ま 、 地方企業について 現時点 断 い
という回答 37% 最も多いものの、2 番目に多い回答 2①%の いる あること わ
る。 3 番目と 4 番目 、 わ ら い と い い ありそれ れ 21%、 17%と ている。
18
お、非大都市圏 ら来た者 多いという企業と、大都市圏 ら来た者 多いという企業を比較すると、後者
の方 大企業に対して営業活動や 引を行 た経験 期待され採用 、 大企業 の経験 期待され採用 、 地
元県の人材と 異 たセンスを持 ていること 期待され採用 それに 地元県の人材 持 てい い経験
あること 期待され採用 のスコア 有意に低 た。した て、相対的 意味 、大都市圏 ら来た者
多いという企業の方 、これら能力等に対する期待 高 たといえる。一方、 役立つ資格を持 ていること
期待され採用 のスコアについて 非大都市圏 ら来た者 多いとする企業の方 有意に低 た 、 このこ
と 、相対的 意味 、非大都市圏 らの U ン I タヴン者 多い企業の方 この項目に対する期待 高 た
ことを意味する。
19
中途採用割合および U ン I タヴン者 の地域 ら来たの についての違い 、 U ン I タヴン者への期待に対し
て のよう 影響を えるの について 、 地方企業のみを対象とした分析より得られた結果 あ たことに
留意されたい。
20
付属資料 調査票 の問 17 を参照されたし。
- 16 -
17
図表 2-1-17 正社員として採用した UンI タヴン者のうち、特有の能力等 実際に役立 て
いる者の有無に係る分布
一方、 都市企業について い い と 現時点 断 い という回答 同率の 31%
最も多く、その後に わ ら い (23%)と いる (15%) 続いている。
これら地方企業と都市企業の回答の違いに 、統計的 有意性 あるの を確認すべく、
二群の比率の差の検定を実施した。結果 、図表 2-1-18 に示されている。ここ ら 、地方
企業の方 いる という割合 有意に高い 面、 い い という割合 有意に低いこと
確認された。つまり、Uンジ タヴン者に対する評価 地方企業の方 高いよう ある。
お、以上の議論 、採用した Uンジ タヴン者の中途採用率や彼ら の地域 ら来たの
ということに影響を ける可能性 ある。そこ 、ここ も、地方企業を対象としてこれら
要因を考慮した分析を実施した。 図表 2-1-19 、 中途採用率を考慮しつつ得られた結果を示
している 、 ここ ら 、 同 地方企業 あ ても中途採用率 50%以上の企業 50%未
満の企業と比較して、 実際に、Uンジ タヴン者 ら の能力ン資質や経験等 役立 てい
る方 いる という回答の割合 有意に高いこと 確認された。
図表 2-1-20 、採用された Uンジ タヴン者の多く の地域 ら来たの ということを考
慮しつつ得られた結果 ある 、ここ ら 、同 く地方企業 あ ても大都市圏 ら来た
者 多いと回答した企業 非大都市圏 ら来た者 多いと回答した企業と比べて、 実際に、
Uンジ タヴン者 ら の能力ン資質や経験等 役立 ている方 いる という回答の割
合 有意に高いこと 確認された。
26%
17%
37%
21%
15%
31% 31%
23%
0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40%
いる いない 現時点 判断 ない わからない
%
正 社 員 と し て採用 したUIタ ン 者の うち 特有の 能力 等 実 際に 役立 てい る 者の有 無 地方企業(N=1115) 都市企業(N=209)
- 17 -
18
図表 2-1-18 正社員として採用した UンI タヴン者のうち、特有の能力等 実際に役立 て
いる者の有無に係る二群の比率の差の検定
図表 2-1-19 正社員として採用した UンI タヴン者のうち、特有の能力等 実際に役立 て
いる者の有無に係る二群の比率の差の検定(地方企業のみ。中途採用率を考慮。)
図表 2-1-20 正社員として採用した UンI タヴン者のうち、特有の能力等 実際に役立 て
いる者の有無に係る二群の比率の差の検定(地方企業のみ。UンI タヴン者 の地域から来
た者 多いのかを考慮。)
つまり、同 く地方企業 あ ても、中途採用者の多い企業や大都市圏 ら来た者 多い
企業 U ン ジ タヴン者の実際の能力等に対する評価 高まる傾向にあること 観察されたと
いえる。
図表 2-1-21 、 過去 3 年間に正社員として採用した Uンジ タヴン者のうち、実際に、Uンジ
タヴン者 ら の能力ン資質や経験等 役立 ている方 います という問に対して い
る と回答した企業を対象に、彼らの のよう 能力等 実際に役立 ているの について
質問した結果をまとめたもの ある
21
。 お、図表中の平均スコアと 、先と同様の方法によ
て導出したもの ある。それゆえ、各種能力等に対する企業の評価 高いほ 数値 低く
る
22
。
ここ ら 、 ま 、 地方企業について 高い技能 役立 ている のスコア 最も低く、
その後に 昇 豊富 、幅の広い知識 役立 ている 、 持 ている資格 役立 てい
る と続いていること わ る。一方、都市企業について 豊富 、幅の広い知識 役立
ている のスコア 最も低く、その後に 昇 高い技能 役立 ている 、 持 てい
る資格 役立 ている と続いていること 確認 る。細 違い あ ても、評価の高
21
付属資料 調査票 の付問 17-2 を参照のこと。
22先と同様に、ここ も わ ら い = 5 と回答した企業 分析 ら除いた。
都市企業について の分 地方企業について の分 標準誤差
いる . % . % . .
いな い . % . % . .
現時点 判断 な い . % . % . .
わからな い . % . % . .
%水準 有意、 %水準 有意
%未満の企業について の分
N =
%以上の企業について の
分 N = 9
標準誤差
いる . % . % . .
いな い . % . 9 % . .
現時点 判断 な い . % . % . 9 .
わからな い . % . % . .
%水準 有意、 %水準 有意
非大都市圏 多い 企業につい
て の分 N=
大都市圏 多い 企業に
ついて の分 N=
標準誤差
いる 9 . 9 % . % . .
いな い 9 . % . % . .
現時点 判断 な い 9 . % . % . .
わからな い . % .9 % . .
%水準 有意、 %水準 有意
- 18 -
19
図表 2-1-21 正社員として採用した UンI タヴン者の実際に役立 ている能力等に係る平均
の差の検定
図表 2-1-22 正社員として採用した UンI タヴン者の実際に役立 ている能力等に係る平均
の差の検定(地方企業のみ。中途採用率を考慮。)
図表 2-1-23 正社員として採用した UンI タヴン者の実際に役立 ている能力等に係る平均
の差の検定(地方企業のみ。UンI タヴン者 の地域から来た者 多いのかを考慮。)
い項目に 、地方企業と都市企業と 大 差 いように思われる
23
。
図表 2-1-22 および 2-1-23 に 、地方企業のみを対象として、採用した Uンジ タヴン者に占
める中途採用者の割合と の地域 ら来た U ン ジ タヴン者 多いの をコンダロヴルした場合
の結果 それ れ示されている。両図表 ら 、中途採用率や の地域 ら来た Uンジ タヴン
者 多いの に関わら 、 評価の高い能力等として 持 ている資格 役立 ている 、 高
い技能 役立 ている それに 豊富 、幅の広い知識 役立 ている 挙 られる
こと わ る。言い換えると、評価の高い項目 概 共通しているといえる
24
。
23
お、地方企業と都市企業を比較すると、各種能力等に対する評価に 有意 差 確認され た。
24
お、各種能力等に対する評価 、中途採用率や の地域 ら来た U ン I タヴン者 多いの とい たことに
ほとん 影響され いこと 理解 よう。た し、図表 2-1-23 に示されたように 大企業 の経験 役立
ている という項目について 、大都市圏 らの U ン I タヴン者 多いと回答した企業の平均スコアの方 、
非大都市圏 らの U ン I タヴン者 多いと回答した企業と比較して有意に低 た。 よ て、 相対的 意味 、
この項目に関する評価 大都市圏 らの U ン I タヴン者 多いと回答した企業の方 高いといえる。
都市企業の平均ス コア N = ~
地方企業の平均スコア N = ~
標準誤差
大企業に対して 営業活動や取引を行 た経験 役立 て いる . . . .
大企業 の経験 役立 ている . . . .
県外の企業団体との テやネ トワ ク 役立 て いる . . . .
持 ている資格 役立 て いる . . . .
地元県の人材と 異な たセンス 役立 ている . . . .
高い技能 役立 ている . . . .9
豊富 、幅の広い知識 役立 ている . . . .
地元県の人材 持 ていない経験 役立 て いる . .9 . .
地元のし ら に縛ら な い行動 役立 ている . . . .
%水準 有意、 %水準 有意
ス コア いほ 評価 高か たことを意味している た、影付 部分 評価の高か た上 項目を示して いる
( (
%未満企業の平均ス コア N= ~
%以上企業の平均ス コ アN= ~
大企業に対して 営業活動や取引を行 た経験 役立 て いる .9 . .
大企業 の経験 役立 て いる . . .
県外の企業団体との テやネ トワ ク 役立 て いる . . .
持 て いる資格 役立 て いる . . .9
地元県の人材と 異な たセンス 役立 て いる .9 . .9
高い技能 役立 て いる .9 .9 .
豊富 、幅の広い知識 役立 て いる . . .
地元県の人材 持 て いな い経験 役立 て いる .9 . .
地元のし ら に縛ら な い行動 役立 て いる . . .
%水準 有意、 %水準 有意
ス コア いほ 評価 高か たことを意味して いる た、影付 部分 評価の高か た上 項目を示して いる
( (
非大都市圏 多い企業の平
均スコアN= ~
大都市圏 多い企業の
平均ス コアN = ~
標準誤差
大企業に対して 営業活動や取引を行 た経験 役立 て いる . . . .
大企業 の経験 役立 ている . . . .
県外の企業団体との テやネ トワ ク 役立 て いる . . . .
持 ている資格 役立 て いる . . . .
地元県の人材と 異な たセンス 役立 ている . .9 . .
高い技能 役立 ている . .9 . .
豊富 、幅の広い知識 役立 ている . . . .
地元県の人材 持 ていない経験 役立 て いる . .9 . .
地元のし ら に縛ら な い行動 役立 ている . . . .
%水準 有意、 %水準 有意
ス コア いほ 評価 高か たことを意味している た、影付 部分 評価の高か た上 項目を示して いる
( (
- 19 -
20
以上、ここま 、過去 3 年間に正社員として採用した Uンジ タヴン者の実際の能力等に対
する企業の評価についてみて た。主要 結果をまとめると、以下のように る。
第 1 に、地方企業のうち、 実際に、Uンジ タヴン者 ら の能力ン資質や経験等 役立
ている方 いる と回答した企業 2①% あ たのに対して、 い い と回答した
企業 17%と ている。37% 現時点 断 い 、21% わ ら い とし
ている。第 2 に、地方企業の方 都市企業と比較して、実際に役立 ている Uンジ タヴン者
いると回答する傾向にある。第 3 に、地方企業の中 も、中途採用割合 高い企業や大都市
圏 ら来た者 多いという企業の方 、 実際に役立 ている Uンジ タヴン者 いると答える傾
向にある。第 4 に、企業所在地、中途採用割合それに の地域 ら来た Uンジ タヴン者 多い
の に関わら 、評価の高い項目として 、役立つ資格、高い技能、それに知識の豊富さ
を挙 ること る
25
。
さて、ここま 、過去 3 年間に正社員として採用した Uンジ タヴン者に対する期待ン評価
について検討して た。以下 、コア人材としての Uンジ タヴン者に対する地方企業の
評価を中心に確認してく。
2 コア人材としての Uンジ タヴン者に対する評価
ここ の目的 、コア人材としての Uンジ タヴン者に対する地方企業の評価を検討すること
にある。た その前に、コア人材に関する基本的情報を確認してお たい。
2-1 コア人材の有無、属性
図表 2-2-1 に 、コア人材の有無に関する分 示されている
2①
。地方企業、都市企業とも
に いる という回答
27
80%以上 あること 理解 る 、両者を比較すると、地方企
業 (都市企業)の方 い い ( いる )という回答 相対的にやや多いように思われる。
図表 2-2-2 に 、 企業平均 みた場合のコア人材の人数 示されている
28
。 ここ ら 、
地方企業 13 人程度、都市企業 12 人程度のコア人材 いること 理解 る。
続いて、コア人材の属性について概観してい たい。図表 2-2-3 に 、平均値 みたコア
人材に占める男性の割合 示されている
29
。ここ ら 、地方企業、都市企業ともにその割合
80%程度 あること 理解 る。地方企業 都市企業 を問わ 、コア人材のほとん
男性のよう ある。
図表 2-2-4 に 、コア人材の年齢(複数回答)に係る分 示されている。ここ ら 、地
方企業と都市企業 分 似通 ており、最も多いの 40 代、その後に 50 代、30 代と続
いていること わ る。
25
中途採用割合および の地域 ら来た U ン I タヴン者 多いの についての違い 、 U ン I タヴン者への評価に
対してい る影響を及 すの について 、 地方企業のみを対象とした分析より得られた結果 あ たことに
留意されたい。
26
お、コア人材の定義について 中小企業 書 (2007) ( 中小企業庁 ) を参考としつつ以下のようにした。 正
社員のうち、役職 に関わら 、御社のコアと る業務を担当し、他の社員 代暶 い人物。た し、
代表者 除く 。付属資料 調査票 も参照されたい。
27
付属資料 調査票 の問 19 の選択肢 1 あるい 2 を選ん 企業を、 いる と回答した企業とみ した。
28
ここ の分析対象 、付属資料 調査票 の問 19 選択肢 1 を選ん 企業 ある。
29本項の以降の分析 、付属資料 調査票 の問 19 選択肢 1 2 を選ん 企業のみを対象としている。
- 20 -
21
図表 2-2-1 コア人材の有無に係る分布
図表 2-2-2 コア人材の平均数
図表 2-2-3 コア人材に占める平均男性割合
図表 2-2-5 に 、コア人材の学歴(複数回答)に関する分 示されている。ここ ら 、
ま 、地方企業について 高校の割合 最も高く、その後に大学(文系)、大学(理系)と続い
ていること わ る。他方、都市企業について 大学(文系)の割合 最も高く、その後に高
校、大学(理系) 続いていること 確認 る。地方企業と都市企業とを比較すると、都市
企業の方 相対的に コア人材の学歴 高いように思われる。
図表 2-2-① に 、平均値 みたコア人材に占める Uンジ タヴン者の割合 示されている。こ
こ ら 、地方企業、都市企業ともにその割合 8%程度 あること 理解 る。コア人
材の多く 、Uンジ タヴン者以外によ て占められているよう ある。
80%
20% 84%
16%
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90%
いる いない
%
コ ア 人 材 の 有無 地方企業(N=2961) 都市企業(N=612)
サンプルサイズ 平均値 標準偏差 最小値 最大値
地方企業 9 . 9 .9 9
都市企業 . .
サンプルサイズ 平均値 標準偏差 最小値 最大値
地方企業 9 . % . % %
都市企業 9 . % . % %
- 21 -
22
図表 2-2-4 コア人材の 齢に係る分布(複数回答)
図表 2-2-5 コア人材の学歴に係る分布(複数回答)
1%
9%
54%
75%
60%
16%
1%
10%
54%
73%
56%
14%
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80%
20歳未満 20歳代 30歳代 40歳代 50歳代 60歳以上
%
コ ア 人 材 の 齢 地方企業(N=2318) 都市企業(N=508)
3%
62%
30%
23%
59%
43%
3%
8% 4%
52%
28%
20%
67%
45%
4%
8%
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80%
中学 高校 専門学校 短大高専 大学( 文系 大学( 理系 大学院( 文系 大学院( 理系
%
コ ア 人 材 の 学歴 地方企業(N=2323) 都市企業(N=505)
- 22 -
23
図表 2-2-6 コア人材に占める平均 UンI タヴン者割合
図表 2-2-7 コア人材の不足状況に係る分布
以上、コア人材の属性について確認して た。ここ 、地方企業のコア人材に多くみられ
る属性について簡単に整理しておくと、男性、中年、高卒ン大卒それに Uンジ タヴン者以外と
いえる ろう。
ところ 、コア人材の不足状況 のように ているの あろう 。図表 2-2-7 に 、
この点に関する状況 示されている。ここ ら 、ま 、地方企業、都市企業のい れ あ
ても 不足 の割合 適正 の割合を上回 ていること 理解 る。また、地方企業
と都市企業を比較すると、分 に 大 違い みられ いように思われる。
以上、ここま コア人材についての基本的 情報について確認して た。次項 、コ
ア人材としての Uンジ タヴン者に対する企業の評価について確認したい。
2-2 Uンジ タヴン者に対する評価
図表 2-2-8 に 、コア人材としてふさわしいの Uンジ タヴン者 あるの 否 という質問
に対する回答の分 示されている
30
。ここ ら 、ま 、地方企業の ①3% 両者に差
30
ここ 、 U ン I タヴンの正社員 い い と回答した企業を除いて分析を行 た。付属資料 調査票 の問
29 も参照されたし。
サンプルサイズ 平均値 標準偏差 最小値 最大値
地方企業 . % . % %
都市企業 . % . % %
47%
53%
44%
56%
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%
適正 不足
%
コ ア 人 材 の 不足 状況 地方企業(N=2875) 都市企業(N=602)
- 23 -
24
図表 2-2-8 コア人材としてふさわしいの UンI タヴン者 あるのか否かに係る分布
い と回答しており、 Uンジ タヴン者 + ちら というと Uンジ タヴン者 の割合 7%
ある一方、 Uンジ タヴン者以外 + ちら というと Uンジ タヴン者以外 の割合 11%
と ていること わ る。多くの地方企業 、コア人材としての適性 、Uンジ タヴン者
あるの 否 に 右されるもの いと考えているよう ある。
次に、都市企業の回答についても確認しておくと ①8% 両者に差 い と回答してお
り、 Uンジ タヴン者 + ちら というと Uンジ タヴン者 の割合 1%、 Uンジ タヴン者
以外 + ちら というと Uンジ タヴン者以外 の割合 5%と ていること わ る。
地方企業と都市企業を比較すると、 Uンジ タヴン者 、 ちら というと Uンジ タヴン者 、
Uンジ タヴン者以外 それに ちら というと Uンジ タヴン者以外 という回答 地方企
業の方 多い一方 、 両者に差 い と わ ら い という回答について 都市企業の
方 多いように思われる。
図表 2-2-9 、この点に関連し二群の比率の差の検定の結果を示したもの ある 、ここ
ら 、地方企業の方 都市企業と比較して Uンジ タヴン者 と ちら というと Uンジ
タヴン者 という回答 有意に多いのと同時に、 ちら というと Uンジ タヴン者以外 と
Uンジ タヴン者以外 という回答についても有意に多いこと 確認された。一方 、 両者
に差 い および わ ら い という回答について 、都市企業の方 有意に多いこと
わ た。 先に得られた結果も併せて考えると、 地方企業の中 U ンジ タヴン者あるい Uン
2%
5%
63%
6% 5%
20%
0% 1% 0%
68%
3% 2%
24%
1% 0%
10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80%
%
コ ア 人 材 に さ わしい の U Iタ ン者 か否 か 地方企業(N=1837) 都市企業(N=389)
- 24 -
25
図表 2-2-9 コア人材としてふさわしいの UンI タヴン者 あるのか否かに係る二群の比率
の差の検定
図表 2-2-10 業種の分布(地方企業のみ。コア人材としての UンI タヴン者に対する評価を考
慮。)
ジ タヴン者以外のコア人材としての適性を積極的に評価する企業
31
少数 ある 、都市企
業と比較した場合に 、これらの割合 それ れ有意に高いということ る ろう。
ところ 、Uンジ タヴン者のコア人材としての適性 、業種によ て異 てくる可能性
ある。よ て、ここ 地方企業を対象として、Uンジ タヴン者の適正を積極的に評価する企
業と Uンジ タヴン者以外の適性を積極的に評価する企業の業種分 を比較してみた。図表
2-2-10 それ ある。これによると、建設業、製造業、情報通信業、卸売ン小売業それに教
育ン学習支援業の割合について 前者の企業の方 相対的に多いのに対して、運輸業、飲食
31
コア人材としてふさわしいの 、 U ン I タヴン者 もしく ちら というと U ン I タヴン者 と回答した
企業を U ン I タヴン者のコア人材としての適性を積極的に評価する企業とみ し、 U ン I タヴン者以外 あるい
ちら というと U ン I タヴン者以外 と回答した企業を U ン I タヴン者以外のコア人材としての適性を積
極的に評価する企業とみ している。以下 も同様。
都市企業について の分 地方企業について の分 標準誤差
U Iタ ン者 . % . % . .
ちらかという とU Iタ ン者 . % . % . .
両者に差 な い . % . % . .
ちらかという とU Iタ ン者以外 . % .9 % . .
U Iタ ン者以外 . % .9 % . .
わからな い . % 9 . 9 % . .
その他 . % . % . .
%水準 有意、 %水準 有意
0% 0%
16% 27%
0% 8%
6% 20%
1% 1% 1%
7%
3% 3%
7%
1% 0% 1% 6%
23%
0% 2%
10% 16%
2% 1%
4% 15%
1% 2%
13%
1% 0%
5% 10% 15% 20% 25% 30%
%
業 種
コア人材としてUンIタ ン者を積極的 に評価 してい る企業(N=119) コア人材としてUンIタ ン者以外 を積 極的に 評価して いる 企業( N=204)