• 検索結果がありません。

第 2 章 Uンジ タヴン者への期待ン評価

3 Uンジ タヴン者の今後の採用 ··········································· 2①

図表 2-3-1 に 、 今後、正社員を採用する際、Uンジ タヴン者を採用したいと思います 、 それとも Uンジ タヴン者以外を採用したいと思います という問

32

に対する回答結果 示さ れている。

同図表 ら 、 ま 、 地方企業 ちら もよい という回答 84%と最も多く、 Uン ジ タヴン者を採用したい + ちら というと Uンジ タヴン者を採用したい の割合 9%

ある一方、 Uンジ タヴン者以外を採用したい + ちら というと Uンジ タヴン者以外を 採用したい の割合 8% あること わ る。地方企業の多く ちら もよい 考え ている一方 、Uンジ タヴン者を積極的に採用したい企業や Uンジ タヴン者以外を積極的に採 用したい企業 少 いよう ある。

次に、都市企業についても確認しておくと ちら もよい という回答 87% 最も多

図表 2-3-1 正社員として UンI タヴン者を採用したいか否かに係る分布

32

付属資料 調査票 の問 18 を参照のこと。

4% 5%

84%

5% 3%

2% 3%

87%

6%

3%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

今 後 正 社 員 を採 用す る 際、U Iタ ン 者を採 用した いか 否か 地方企業(N=2930) 都市企業(N=606)

26

-27

図表 2-3-2 正社員として UンI タヴン者を採用したいか否かに係る平均の差の検定

図表 2-3-3 正社員として UンI タヴン者を採用したいか否かに係る分布(地方企業のみ。Uン I タヴン者に対する期待ン評価を考慮。)

く、 Uンジ タヴン者を採用したい + ちら というと Uンジ タヴン者を採用したい の割 合 5%、 Uンジ タヴン者以外を採用したい + ちら というと Uンジ タヴン者以外を採 用したい の割合 9% あること わ る。

地方企業と都市企業とを比較すると、 Uンジ タヴン者を採用したい と ちら という と Uンジ タヴン者を採用したい という回答 、地方企業 やや多いように思われる。このよ う 差異に 、統計的 有意性 あるの を確認すべく、二群の比率の差の検定を行 た。

結果 、図表 2-3-2 に示されている 、 Uンジ タヴン者を採用したい および ちら と いうと Uンジ タヴン者を採用したい の割合について 地方企業の方 有意に高いこと わ

た。先に得られた結果も併せて考えると、地方企業のうち Uンジ タヴン者の採用に積極的 企業 少数 ある 、都市企業と比較した場合に その割合 大 いといえよう。

都市企業について の分 地方企業について の分 標準誤差

U Iタ ン者 . % . 9 % . .

ちらかというとU Iタ ン者 .9 % . % . .

両者に差 ない . % . % . .

ちらかというとU Iタ ン者以外 .9 % .9 % . .

U Iタ ン者以外 . % . % . .

10% 13%

72%

3% 2%

13% 12%

71%

3% 1%

20% 23%

55%

3% 0%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

今 後 正 社 員 を採 用す る 際、U Iタ ン 者を採 用した いか 否か

期待して採用したUI いる企業(N=470 実際に役立 ているUI ン者 いる 企業(N=280 UンIタ ン 者をコ ア人材として評価している企業(N=117)

27

-28

ところ 、Uンジ タヴン者の今後の採用方針 、Uンジ タヴン者に対する期待や評価に影響を けると考えられる。そこ 、地方企業のうち も、以下の 3 つのエルヴプに属する企業を 対象として今後の Uンジ タヴン者採用方針を確認してみた。

1 つ目のエルヴプ 、 過去 3 年間に正社員として採用した Uンジ タヴン者のうち、 Uンジ タ ヴン者 ら の能力ン資質や経験等を持 ている ろう と期待されて採用された方

いる と回答した企業。2 つ目のエルヴプ 、 過去 3 年間に正社員として採用した Uンジ タヴン者のうち、実際に、Uンジ タヴン者 ら の能力ン資質や経験等 役立 ている方

いる と回答した企業。 そして 3 つ目のエルヴプ 、 コア人材としてふさわしいの Uン ジ タヴン者 あるい ちら というと Uンジ タヴン者 と回答した企業 ある。

結果 、図表 2-3-3 に示されている。ここ ら 、3 つのエルヴプい れにおいても、前 掲図表 2-3-1 における地方企業全体の様相と比べて、 Uンジ タヴン者を採用したい および ちら というと Uンジ タヴン者を採用したい の割合 増加している一方、 ちら も よい 、 ちら というと Uンジ タヴン者以外を採用したい それに Uンジ タヴン者以外を 採用したい の割合について 低下していること 確認された。

つまり、同 く地方企業 あ ても、Uンジ タヴン者に対する期待や評価 高い企業 今 後の Uンジ タヴン者の採用により積極的 あると考えること よう。

以上、ここ 今後の Uンジ タヴン者の採用方針について検討して た。

28

-29

第 3 章 まとめと今後の課題

本調査報告書 、地方企業 、正社員としての Uンジ タヴン者を のように期待ン評価し ているの 、およびコア人材としての彼らをい ように評価しているの を中心に簡潔に考 察して た。この背景に 、もし地方企業 Uンジ タヴン者を有益 人材 あるとみ してい るとすれ 、地方への Uンジ タヴンを 進すること 、移動を目指す労働者 に資するのみ ら 、地方企業の人材確保にも資する可能性 あるの い という考え あ た。

本調査報告書 ら得られた主たる結果 、以下のように整理すること る。

<正社員としての Uンジ タヴン者に対する期待について>

地方企業のうち、特有の能力等を期待して採用した Uンジ タヴン者 いる と回答した企 業 42% あるのに対して、 い い と回答した企業 39%と ている。

地方企業 、都市企業と比較して、Uンジ タヴン者採用時の期待度 高い。

地方企業の中 、中途採用割合 高い企業と大都市圏 ら来た者 多い企業 、Uンジ タ ヴン者採用時の期待度 より高い。

<正社員としての Uンジ タヴン者に対する評価について>

地方企業のうち、 採用した U ン ジ タヴン者の中に特有の能力等 実際に役立 ている者 い る と回答した企業 2①% あるのに対して、 い い と回答した企業 17%と て いる。 お、37% 現時点 断 い 、21% わ ら い と回答している。

地方企業 、都市企業と比較して、Uンジ タヴン者の実態に対する評価 高い。

地方企業の中 、中途採用割合 高い企業と大都市圏 ら来た者 多い企業 、Uンジ タ ヴン者の実態に対する評価 より高い。

<コア人材としての Uンジ タヴン者に対する評価について>

地方企業のうち、 U ン ジ タヴン者のコア人材としての適性を積極的に評価する割合および Uン ジ タヴン者以外のコア人材としての適性を積極的に評価する割合 それ れ 7%、 11%と小 さい。①0%ほ の地方企業 、両者のコア人材としての適性に差 いと考えている。

た し、都市企業と比較した場合に 、地方企業の方 Uンジ タヴン者のコア人材としての 適性を積極的に評価する割合および U ン ジ タヴン者以外のコア人材としての適性を積極的に 評価する割合 高い。

同 地方企業の中 も、 業種によ てコア人材としての Uンジ タヴン者に対する評価 異 る可能性 ある。

<Uンジ タヴン者の今後の採用について>

地方企業のうち、今後、正社員を採用する際に Uンジ タヴン者を積極的に採用したいと回答 した企業および U ン ジ タヴン者以外を積極的に採用したいと回答した企業 、 それ れ 9%、

8%と少数 ある。80%以上の地方企業 、 ちら もよい と回答している。

29

-30

た し、都市企業と比較した場合に 、地方企業 Uンジ タヴン者の採用に積極的 あると いえる。

地方企業の中 、Uンジ タヴン者に対する期待や評価の高 た企業 彼らの採用により 積極的 ある。

以上、主要 結果について整理した。これら結果 ら 、正社員としての Uンジ タヴン者に 対する地方企業の期待ン評価、とりわけ中途採用の者や大都市圏 ら来た者に対するそれら

良好 あるように思われる。それ 過言 あるとしても、否定的 あると いえまい。

ら、地方企業全体のうちの 40%以上 正社員としての Uンジ タヴン者に対して特有 の能力等を期待し、4 社に 1 社以上 特有の能力等 実際に役立 ていると評価している

33

こ とにくわえ、 採用した Uンジ タヴン者 中途採用 ある場合や彼ら 大都市圏 らや て来て いる場合に 期待と評価 さらに高ま ているため ある。

これらの結果を踏まえると、地方への Uンジ タヴンを 進すること 、地方企業の人材確保 に対しても一定の 献を果たす可能性 示唆される。 も、都市 働いている者を地方 へと移動せしめることに 、より大 意義 あるといえるの もしれ い。

た し、 コア人材として Uンジ タヴン者を活用せしめようという場合に 注意を要するとい えそう ある。地方企業のほとん 、Uンジ タヴン者と彼ら以外のコア人材としての適性に 変わり いと考えており、 積極的に Uンジ タヴン者のコア人材としての適性を評価する企 業について 少数 あ たため ある。換言すると、Uンジ タヴン者 コア人材としての適性 を いているとみ されているわけ い 、さりとて、積極的にその適性を評価されて いるわけ も いといえるため ある。

さて、本調査 、地方企業を主たる対象として Uンジ タヴン者に対する期待や評価につい て検討して た。ここ ら得られた結果のうちのいくつ 、興味深いもの あると思われ る。し し ら一方 、地方企業の人材確保に資するという目的のために 未 十分 あ るとま いえ い。 ら、第 1 に、他の事情を十分にコンダロヴルした上 得られた 結果 い。第 2 に、因果性についての 細 検討 されてい い。第 3 に、Uンジ タヴ ンを 進するための方策について 検討してい い。

した て、今後 、これらの点をクリアすべくさら る研究を実施していく予定と ている。こうすることにより、地方企業の人材確保のために い る政策 実施されるべ

を、より高い精度を伴 て議論すること 可能と る ろう。

33

実態に対する評価と 、調査時点におけるもの ある。それゆえ、 現時点 断 い と回答した地方 企業も前述のように多く (37 % ) 存在した。 とすれ 、今後、時間の経過とともに U ン I タヴン者に対する評価

定まり、彼らの実態を高く評価する地方企業の割合 今以上に増加する可能性も残る。

30

関連したドキュメント