■ 坂 口 謹 一 郎 博 士 と は
上越市出身の坂口謹一郎博士は「応用微生物学」の世界的権威として知られています。目では観察することのできない菌類や酵母、カビなどの「微生物」の働きに着目し、発酵・醸造学のみならず、日本のバイオテクノロジーの礎を築きました。その功績や影響は国内だけでなく、世界にも及んでいます。 また、博士は「日本ワインぶどうの父」と称される岩の原葡萄園創業者の川上善兵衛と親戚関係にあり、両者が協力しながら日本の風土に適したぶどう品種を作りあげ、今日の国産ワインの基礎を築いたことでも有名です。 このほか、博士の功績の詳細については市ホームページや坂口記念館でも紹介しています。■ 博 士 の 略 歴
1897年 現上越市東本町5丁目に生まれる1910年 高田中学校(現高田高等学校)入学1919年東京帝国大学農学部入学
1932年農学博士受位
1939年東京帝国大学農学部教授
1950年日本学士院賞受賞
1953年 東京大学応用微生物研究所初代所長1958年東京大学名誉教授
1964年恩賜発明賞受賞
1966年第7回藤原賞受賞
1967年文化勲章受章
1974年勲一等瑞宝章受章
1994年逝去(享年
97歳)
Sakaguchi
Kin-ichiro
坂口謹一郎 博士
生誕 120 年
上越市出身の応用微生物学者
坂口謹一郎博士生誕120年記念事業実行委員会
今 年 は 坂 口 謹 一 郎 博 士 の 生 誕 1 2 0 年 に あ た り ま す 。 市 で は 、 博 士 が ど の よ う な 人 物 で 、 ど の よ う な 功 績 を 残 し た の か を 世 代 を 超 え て 伝 え て い く た め 、 さ ま ざ ま な イ ベ ン ト や 事 業 を 実 施 し ま す 。 ▼ 問 合 せ … 坂 口 謹 一 郎 博 士 生 誕 1 2 0 年 記 念 事 業 実 行 委 員 会 事 務 局 ( 文 化 振 興 課 内 、 ☎ 0 2 5 ・ 5 2 6 ・ 6 9 0 3 )
2017 6・15 広報 2