成 28 度
薬剤散 伴う環境影響調査等業務委
報 告 書
成 29 1
株式会社 Ｏ－Ｇ
－ 目 次 －
1 業 務 概 要 ... 1
(1) 目的 ... 1
(2) 行期間 ... 1
(3) 業務内容 ... 1
(4) 成 品 ... 1
2 調 査 地 及 調 査 方 法 ... 3
2.1 調査地 ... 3
2.2 調査方法 ... 4
(1) 環境調査 ... 4
(2) 倒燻蒸処理 ... 5
(3) 調査実施日 ... 6
3 調 査 結 ... 7
3.1 陸 虫類調査 ... 7
(1) 岩 公園 ... 7
(2) 大 沢 ... 11
3.2 鳥類 水生生物調査 ... 16
(1) 岩 公園 ... 16
(2) 大 沢 ... 19
3.3 急性毒性調査 ... 23
(1) 岩 公園 ... 23
(2) 大 沢 ... 24
3.4 毎木調査 ... 25
(1) 岩 公園 ... 25
(2) 大 沢 ... 31
4 ... 37
4.1 成28 度調査 ... 37
(1) 生物相 特徴 ... 37
(2) 散 区 対照区 比較 ... 38
4.2 ３ ... 39
(1) 空中散 自然環境 影響 ... 39 (2) 松枯 進行 空中散 効 ... 40 (3) 空中散 い ... 41
1 業務 概要
(1) 目的
業務 松 い虫防除 空中散 伴う 自然環境 影
響 特 生物 把握及 薬剤効 検証 目的
(2) 履行期間
着手 成28 5 20日 ～ 完了 成29 1 31日
(3) 業務内容 計画準備
陸 虫類調査 生息種調査 急性毒性調査 鳥類 水生生物等調査
毎木調査 倒燻蒸処理
(4) 成果品
業務報告書 1部
業務報告書 関 原 電子 1部
2 調査地及び調査方法
2.1
調査地業務 明科地区岩 公園 以 岩 公園 いう 及 豊科地区大 沢 以 大 沢 いう 2地点 実施
1 岩 公園 調査範 2 大 沢 調査範 示
1 岩州公園 調査範
2 大口沢 調査範
2.2
調査方法 (1) 環境調査調査 薬剤散 前 薬剤散 後 一 手法 実施 薬剤散 環境 対
う 影響 え 明 目的 薬剤散 影響 抽出
調査 薬剤 散 場所 散 区 薬剤 散 い い場所 対照
区 設定 調査 実施
調査 目 陸 虫類調査 鳥類 水生生物等調査 毎木調査
陸 虫類調査 鳥類 水生生物等調査 希少種 確認 場合 確認 置
面 録 写真 撮影
1) 陸 昆虫類調査
陸 虫類調査 調査員 調査範 踏査 目視 鳴 声 陸 虫類
生息状況 確認 現場 種 定 い場合 捕虫網 捕獲
室内 定作業 陸 虫類調査 散 直前 6 散 直後 7
旬 8 旬 散 回復状況 10 4回
2) 急性毒性調査
樹 冠 生 息 性 虫 対 急 性 毒 性 把 握 林床 落 虫類 調査 以
急性毒性調査 いう 実施
急性毒性調査 散 区対照区 林床 捕獲
設置 樹冠 落 虫類
種類 個体数 ウン 急性毒性調 査 散 直前及 散 直後 実施
3) 鳥類 水生生物等調査
鳥類調査 調査範 踏査 目視 鳴 声 種 確認
調査範 内 沢や 地等 水域 あ 場合 水生生物類 水生 虫 両生類等 確 認
鳥類 水生生物等調査 散 直前 6 散 直後 7 旬 8 旬 散 回復状況 10 4回
4) ア ツ毎木調査
実施
毎木調査 調査範 内 存 樹高 胸高直 置情報
枯損状況 葉枯状況 録 置情報 示 面 作成
(2) 伐倒燻蒸処理
範 内 枯死木 倒 倒 際 周 安全 留意
林内 枯死材 残 い う 地面 近い
倒 枯死木 払い及 玉 木寄 条 直 2cm以
燻蒸対象 2cm 場合 燻蒸処理 玉 際 長 1.2m
う 断 木寄 枯死木1 1箇所 集積 木寄 作
業 枯死木 飛散 防 人力
集積 際 元玉 わ う 元玉 部 積 急傾斜地
杭 う 流出 防 う処理 条 一番 い
産 可能性 い い被害木 い 燻蒸処理
必要 い 考え 倒処理 実施
集積 枯死木 燻蒸処理 施 燻蒸 用い 薬剤 ン
製 被覆 4.0m層4.0m 厚 0.10mm 生 解性 用い 燻蒸対象地1箇所 0.75L用い
被覆 際 破損 い う 固定 集積被害木 一方 側 被
害木番号 う
(3) 調査実施日
表1 調査実施日一覧 示
表1 調査実施日
調査地区 調査項目 実施日
1
備考 岩 公園 陸 虫類調査 6 10日 散 前調査
7 1日 9 10日 10 22 日 散 後調査
鳥類 水生生物等調査 6 10日 散 前調査
7 23日 9 10日 10 22 日 散 後調査
一般鳥類 両生類等
急性毒性調査 6 21日 22日 23日 24日 25日 26日 散 前調査 27 日 28 日 29 日 散 後調 査
ン 回収日
毎木調査 5 31日 11 16日 倒燻蒸 6 17日
大 沢 陸 虫類調査 6 11日 散 前調査
7 23日 9 9日 10 23 日 散 後調査
鳥類 水生生物等調査 6 10日 散 前調査
7 23日 9 10日 10 22 日 散 後調査
7 10日 7 25日 猛禽類調 査
一般鳥類 両生類等
急性毒性調査 7 16日 17日 18日 散 前調査
19 日 20 日 21 日 散 後調 査
ン 回収日
毎木調査 5 25日 11 15日 倒燻蒸 6 15日 16日 18日 1 薬剤散 以 日程 実施
大 沢：7 18日 岩 公園：6 26日
3 調査 結果
3.1
陸 昆虫類調査 (1) 岩州公園1) 確認種数
確認 陸 虫類 11目71科188種 あ 確認 虫類 多 森林性 種 あ
ン
林 類 含 森林環境 主 生息場所 い 種 あ 特 林
指標 虫 鳴 声 多数 個体 確認 林 主
生息場所 鳴 声 多 個体 確認
確認
近 害虫 急速 生息域 大 い 来種 今回
調査 確認 い い 2014 松 確認 い 今後 動向 注
視 必要 考え
2) 空中散 影響につい
空中散 前 6 空中散 後 7 確認種数 表2 3 示
散 前 6 59種 対 散 後 7 104種 2倍近 増加 い
季節変 増加考え 散 後 虫類 多 発生 い 示 い
散 前後 個体数 鳴 声 ウン 結 散 前 43
個体 対 散 後 7個体 減少 い 成虫 出現時期 あ
発生 期 7 鳴 声 聞 空中散 影響 軽微 あ
示 い 考え
散 直後 一時的 種や個体数 減少 あ 推測 直接的 影響
場所 移動個体や散 後 発生 個体 種や個体数 供給
行わ 考え 空中散 影響 範 限定的 あ
周辺域 種や個体数 供給 十 可能 あ 考え
踏査 確認 空中散 陸 虫類 影響 軽微 あ 考え
表2 確認種数一覧
調査時期 確認種数
薬剤散 前 6 59種
薬剤散 後 7 104種
薬剤散 後 9 80種
薬剤散 後 10 45種
3 確認種数 変化
4 ハ ゼ 個体数 ウン 結果 59
104
0 20 40 60 80 100 120
6月 7月
(種数)
43
7 0
20 40 60
6月 7月
(種数)
3) 希少種
現地調査 確認 希少種 ン ン エ 3種 あ
表3 示
表3 希少種一覧 目 名 科 名 種 名
1)
調査時期 選定根拠
2)
6月 7月 9月 10月 落 昆虫
環境 省
長野 県
安曇 野
ン ン ン ン ○ NT
エ ン エ ○ DD
ウ ウ ○ NT N
合計2目3科3種 0 2 1 0 0 1 1 2 1 種 及 並 河 水辺 国勢調査 生物 成28 度生物 2016 国土交通省 従
い
2 希少種 選定根
環境省： 環境省第4 次 2012 環境省 載種 長野県： 長野県版 動物編 2015 2015 長野県 載種
安曇野 ： 安曇野 版 2014 安曇野 載種
NT：準絶滅危惧
N：留意種 長野県 基準 DD：情報 足
ン ン 9 樹林 林縁部 静 い 成虫 2 個体確認 成熟
個体 渓流 周 林縁や山間 林道 栄養飛翔 行う 知 今回確
認 個体 水域 尾根 飛翔 い 栄養飛翔 餌 飛
翔 中 成熟個体 考え
エ 7 樹林 林縁部 飛翔 成虫 1 個体確認 成熟 個体
水辺 近 草地や樹林 過 知 今回確認 個体 水域
樹林 林縁部 飛翔 い 栄養飛翔中 成熟個体 考え
岩 公園 入 付近 樹 飛翔 成虫 1個体確認 種 森林環境 広 生息 種 あ 飛翔能力 高い 調査地域 含 広範 森林 環境 生息 い 考え
ン ン 指定状況
環境省RL： 指定 長野県RDB： 指定
安曇野 RDB： 準絶滅危惧(NT) 確認状況
9 樹林 林縁部 静 い 成虫 2 個体確 認
■生息環境：山麓部 山地 森林 流 ゆ や 渓流 生息
■生活史 ：成虫 6～10 出現 夏季 朝 活動 渓流沿い 飛翔 雌
渓流 朽 木や倒木 静 組織内 産 海道 九
他 島
サ エ
安曇野市RDBより 指定状況
環境省RL： 指定 長野県RDB： 指定
安曇野 RDB： 情報 足(DD) 確認状況
7 樹林 林縁部 飛翔 成虫 1 個体確認
■生息環境：河 中流域 流域 生息 幼虫 渓流中央部 流 早い石 や砂
礫底 生活 い
■生活史 ：成虫 6～9 出現 初夏～夏 流 早い河 瀬石 雄 縄張
形成 四国 九
サ 指定状況
環境省RL： 準絶滅危惧(NT) 長野県RDB： 留意種
安曇野 RDB： 指定 確認状況
岩 公園 入 付近 樹 飛翔 成虫 1 個体 確認
■生息環境：山麓部 山地 雑木林 生息
■生活史 ：成虫 6～8 出現 食草 エ エ エ 成虫 や
樹液 好 海道～九
(2) 大口沢 1) 確認種数
確認 陸 虫類 11目87科286種 あ 散 区 85種 対照区1 91種 対 照区2 122種 周辺域 190種 あ
確認 虫類 多 森林性 種 あ 周辺域 耕作地や雑草地 濁沢
支流 渓流環境 あ 草地性 種や渓流性 ン 類 確認 確認種
う
ン ウ ウ 林 類 含 森林環境
主 生息場所 い 種 あ 特 林 指標 虫 鳴 声
多数 個体 確認 林 主 生息場所 鳴 声
多 個体 確認
確認
近 害虫 急速 生息域 大 い 来種 岩
公園 今回 調査 確認 い い
2) 空中散 影響につい
空中散 前 6 散 後 7 虫類 確認種数 表4 5 示
散 区 対照区 散 後 確認種数 大 減少 い 地点 い 散
直後 薬剤 直接的 影響 一時的 個体数 減少 あ 推測 散
後 発生 個体や周辺 移動 個体 個体 補充 行わ 考え
散 範 比較的 直接的 影響 範 限定的 あ 周辺域
種や個体数 供給 十 可能 あ 示 い 踏査 確認 陸
虫類 薬剤散 影響 軽微 あ 考え
個体数 い 散 後 調査 7 旬 あ 成虫期 既
終了 い 考え 鳴 声 確認
林 主 生息場所 鳴 声 僅 確認 9 調査時
多数 個体 鳴 声 確認 い
表4 確認種数一覧
調査時期 散 区 対照区1 対照区2 周辺域
薬剤散 前 6 35 36 46 89
薬剤散 後 7 37 35 52 101
薬剤散 後 9 30 34 43 84
薬剤散 後 10 26 28 38 70
5 陸 昆虫類 確認種数 変化 散 前6月－散 後7月
6 ハ ゼ 個体数 変化
35 37 36 35
46
52
89
101
0 20 40 60 80 100 120
6月 7月 6月 7月 6月 7月 6月 7月
散 区 対照区1 対照区2 周辺域
(種数)
17
0
21
0
25
0 0
10 20 30 40
6月 7月 6月 7月 6月 7月
散 区 対照区1 対照区2
(個体数)
成 虫 期 終 了
成 虫 期 終 了
成 虫 期 終 了
3) 希少種
現地調査 確認 希少種 ン ン ン ウ
ン ウ 4種 あ 表5 希少種一覧 示
表5 希少種一覧 目 名 科 名 種 名
1)
調査箇所 選定根拠
2)
散 区
対照 区1
対照 区2
周辺 域
落 昆虫
環境 省
長野 県
安曇 野
ン カワ ン ア ン ○ NT NT NT
ンマ ン ンマ ○ NT
ウ テ ウ ○ NT N
ウ ウ テン ウ ウロ テン ウ ○ NT NT
合計3目4科4種 0 0 0 3 1 2 3 3
1 種 及 並 河 水辺 国勢調査 生物 成28 度生物 2016 国土交通省 従 い
2 希少種 選定根
環境省： 環境省第4 次 2012 環境省 載種 長野県： 長野県版 動物編 2015 2015 長野県 載種
安曇野 ： 安曇野 版 2014 安曇野 載種
NT：準絶滅危惧
N：留意種 長野県 基準
ン 6 濁沢 渓流沿い 飛翔 成虫 1 個体確認 昨 度
生息 確認 い い 周辺 生息地 移動 個体 考え
調査地域 濁沢 支流 種 生息 適 渓流環境 存 新 生息
地 可能性 考え 今後 動向 注視 い 必要 あ
ン ン 9 10 濁沢沿い 飛翔 成虫 1個体 確認 2013
度 毎 確認 昨 度調査 幼虫 産 中 個体 確認 い
調査地域 含 濁沢流域 広 生息 い 考え
7 濁沢沿い 樹林 林縁 飛翔 成虫 1 個体確認 森林 環境 広 生息 種 あ 飛翔能力 高い 調査地域 含 広範 森林環境
生息 い 考え
ウ ン ウ 落 虫 調査 成虫 1個体確認 生息環境
山地 渓流 隣接 良好 林 林縁 調査地域 様 環境 生
息 い 考え 種 成24 度 落 虫調査 確認 い
ア ハ ン 指定状況
環境省RL： 準絶滅危惧(NT) 長野県RDB： 準絶滅危惧(NT) 安曇野 RDB： 準絶滅危惧(NT) 確認状況
6 濁沢 渓流沿い 飛翔 成虫 1 個体確認
■生息環境：山麓部 野部 山地 渓流 繁茂 い 場所 生息
■生活史 ：成虫 5～9 出現 雌 浅い水中 植物組織内 産 海道
～九 他 島
ン ン 指定状況
環境省RL： 指定 長野県RDB： 指定
安曇野 RDB： 準絶滅危惧(NT) 確認状況
9 10 濁沢沿い 飛翔 成虫 1個体 確認
■生息環境：山麓部 山地 森林 流 ゆ や 渓流 生息
■生活史 ：成虫 6～10 出現 夏季 朝 活動 渓流沿い 飛翔 雌
渓流 朽 木や倒木 静 組織内 産 海道 九
他 島
サ 指定状況
環境省RL： 準絶滅危惧(NT) 長野県RDB： 留意種
安曇野 RDB： 指定 確認状況
7 濁沢沿い 樹林 林縁 飛翔 成虫 1個体 確認
■生息環境：山麓部 山地 雑木林 生息
■生活史 ：成虫 6～8 出現 食草 エ エ エ 成虫 や
樹液 好 海道～九
ウロク テン ウ 指定状況
環境省RL： 指定
長野県RDB： 準絶滅危惧(NT) 安曇野 RDB： 準絶滅危惧(NT) 確認状況
落 虫 調査 成虫 1個体確認
■生息環境：山地 渓流 隣接 良好 林 林縁 生息
■生活史 ： 海道 四国 九
3.2
鳥類 水生生物調査 (1) 岩州公園1) 鳥類
現地調査 確認 鳥類 14科22種 あ
確認種 地 山地 森林 生息 鳥類 主 確認
散 前 後 種数 比較 散 後 7 17種 6 種 減少 い 一昨
昨 時期 調査結 う 大幅 減少傾向
薬剤散 作業 忌避要因 影響 い 可能性 少 い 思わ
調査実施時 周辺地域 採作業 わ 使用機械 音や人 出入
様々 要因 考え
希少種 環境省RL：絶滅危惧II類(VU) 長野県RDB：準絶滅危惧(NT) 安 曇野 RDB：準絶滅危惧(NT) 環境省RL：準絶滅危惧(NT) 長野県RDB：絶滅 危惧II類(VU) 安曇野 RDB：準絶滅危惧 ン ウ 環境省RL：絶滅危惧II 類 安曇野 RDB：準絶滅危惧 3種 あ
表6 鳥類確認種
月 月 月
1 カ マ ○ 環境省N 長野県 安曇野N
2 イ カ ○ 環境省N 長野県 安曇野N
3 バ ○
4 カ ウ ツツ リ ○
5 ツツ ア ○
6 ○ ○
7 ン ウ イ ン ウ イ ○ 環境省 安曇野N
8 リ リ ○ ○ ○
9 ツグ ロツグ ○
10 ウグイ ウグイ ○ ○
11 ○
12 リ ○
13 エナ エナ ○ ○
14 ウカ ○
15 マ ○ ○
16 ウカ ○ ○ ○
17 ウカ ○
18 ロ ロ ○ ○
19 ア リ イカ ○ ○
20 カ カ ○ ○
21 ソ ○
22 ○ ○
合計 種 17 6 11
岩州公園
備考 種名
No 科名
昨 度 確認 鳴 声 確認 範 や 近辺 出現等 特
定範 執着 動 確認 7 等 虫類 好 摂
い 散 作業 餌動物 散 剤 影響 懸念 散 後 付近
執着 動 鳴声確認 確認 忌避 影響 考え
営巣地 特定 繁殖 成否 確認
10 確認 調査区域東 3個体 旋回 西遠方
消失 飛翔距 長い 調査範 縁 い渡 個体 あ 思わ
ン ウ 昨 確認 付近 生息 定常的 考え
7 ハ ク 確認位置
ハ ク
凡社日本 野鳥650よ 指定状況
環境省RL：絶滅危惧II類(VU) 長野県RDB：準絶滅危惧(NT) 安曇野 RDB：準絶滅危惧(NT) 確認状況
6 調査時 確認 旋回 繰 返 東方向
飛翔 様子及 尾根周辺 い 鳴声 録
■生息環境：夏鳥 地 山地 森林 渡来 繁殖
■生活史 ： 海道 四国 九 虫類 爬虫類 両生類 鳥類 補食
特 類 好 春 秋 集団 渡 行う
ハイ
凡社日本 野鳥650よ 指定状況
環境省RL：準絶滅危惧(NT) 長野県RDB：絶滅危惧II類(VU) 安曇野 RDB：準絶滅危惧(NT) 確認状況
10 確認 調査区域東 3個体 旋回 西遠方 消失
■生息環境： 地 亜高山 森林 生息
■生活史 ： 海道 中部以 四国 留鳥 生息 冬 沖縄 除 各地 冬鳥
渡来 繁殖期 5～6 森林 樹 巣 造 繁殖
サン ョウクイ
凡社日本 野鳥650よ 指定状況
環境省RL：絶滅危惧II類 長野県RDB：指定
安曇野 RDB：準絶滅危惧 確認状況
6 調査時 確認
■生息環境：丘陵地 山地 森林 生息
■生活史 ： 四国 九 西諸島 夏鳥 留鳥 生息 繁殖期 5～7
あ 高い木 巣 造 繁殖
(2) 大口沢 1) 鳥類
確認 鳥類 13科23種 あ
確認種 地 山地 森林 生息 鳥類 主 確認
一昨 昨 様 散 後 確認種数 やや減少 い 散 区 対照区
減 い 薬剤散 忌避要因 影響 い 可能性 少 い 思わ
過 度 含 出現種 傾向 ン ウ
一部 種 散 作業後 7 調査以降確認 散 前調査 時期
6 生息地移動～繁殖 入 動向 観察 や い え 時期
あ 対 散 後調査 時期(7 以降) 居 地 確定 あわ 繁殖
ン 終了 繁殖 専念 動 少 確認 度 減
要因 考え
希少種 ン ウ 長野県RL：準絶滅危惧(NT) 1種 あ
表7 鳥類確認種
ン ウ 過 度 い 散 区 対照区い 調査範 内 毎回確認
付近 環境 定常的 利用 い 思わ 度 散 後 9 昨
度 散 前後 6 9 確認 い 散 作業 忌避要因 影響
い 可能性 少 い 思わ
散 区 対照区 対照区 散 区 対照区 対照区 散 区 対照区 対照区 散 区 対照区 対照区
1 バ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
2 ア バ ○
3カ ウ ツツ リ ○ ○ ○
4 ○
5 ツツ ア ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
6 アカ ○
7 ○ ○ ○ ○ ○ ○
8 ン ウ イ ン ウ イ ○ 環境省 安曇野 N
9 リ リ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
10ツグ ウ ○ ○
11 ツグ ○ ○ ○
12 ロツグ ○ ○ ○ ○
13 セン イ イ ○ ○ ○
14 ○ ○ ○
15エナ エナ ○ ○
16 ウカ マ ○ ○ ○
17 ウカ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
18 ロ ロ ○ ○ ○ ○
19 ロ ロ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
20ア リ カワ ワ ○ ○ ○ ○ ○
21 イカ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
22カ カ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
23 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
合計 種 12 15 16 10 9 10 6 6 6 8 9 8
No 科名 種名 備考
大口沢
月 日 月 日 9 月 日 月 日
サン ョウクイ
凡社日本 野鳥650よ 指定状況
環境省RL：絶滅危惧II類 長野県RDB：指定
安曇野 RDB：準絶滅危惧 確認状況
9 調査時 確認
■生息環境：丘陵地 山地 森林 生息
■生活史 ： 四国 九 西諸島 夏鳥 留鳥 生息 繁殖期 5～7
あ 高い木 巣 造 繁殖
2) 水生生物 両生類
確認 両生類 1目3科3種 あ 表8 一覧 示
う 今 度初 確認 両生類 エ 1種 あ
表8 確認した両生類一覧 目 名 科 名 種 名
1)
確認時期 希少種 選定根拠
2)
6月 7月 9月 10 月
環境 省
長野県 安曇野
無尾 エ ン エ ○ ○ ○ ○ - - -
エ エ エ ○ ○ - - -
エ
エ
○ ○ - - -
合 計 1目 3科 3種 3 1 2 1 0 0 0 1 種 及 並 河 水辺 国勢調査 生物 成26 度生物 2015 国土交通省 従
い
2 希少種 選定根
環境省： 環境省第4 次 2012 環境省 載種 長野県： 長野県版 動物編 2015 2015 長野県 載種
安曇野 ： 安曇野 版 2014 安曇野 載種
虫類
確認 虫類 1目3科4種 あ 表9 一覧 示
表9 確認した 虫類一覧 目 名 科 名 種 名
1) 確認時期 希少種 選定根拠
2)
6月 7月 9月 10月 環境 省
長野 県
安曇 野
鱗 ン ○ ○ - - -
ン ○ ○ ○ ○ - - -
○ - - -
○ - - -
合 計 1目 3科 4種 3 1 3 1 0 0 0 1 種 及 並 河 水辺 国勢調査 生物 成26 度生物 2015 国土交通省 従
い
2 希少種 選定根
環境省： 環境省第4 次 2012 環境省 載種 長野県： 長野県版 動物編 2015 2015 長野県 載種
安曇野 ： 安曇野 版 2014 安曇野 載種
3.3
急性毒性調査 (1) 岩州公園落 虫類 6目22科30種 あ
岩 公園 自然条件 落 個体数 及 落 種数 均 表10 示 1
1日あ 1個体落 い いう程度 あ
表10 自然条件 におけ コ 一日あた 落 個体数 落 種数
落 個体数 落 種数
数 20 20
均 0.58 0.47
95%信 区間 0.34 ～ 0.81 0.28 ～ 0.65
表11 薬剤散 後 散 区 対照区 一日あ 落 個体数 示 散 区
対照区 い 自然条件 比較 変 い
散 区：Z=-1.465, p=0.91 対照区：Z=-2.881, p=0.99
表12 薬剤散 後 散 区 対照区 一日あ 落 種数 示 散 区 対 照区 い 自然条件 比較 変 い Z=-1.11, p=0.85, Z=- 2.24, p=0.97
以 結 散 区 対照区 薬剤散 後 死亡個体数 種数 変 い
い 薬剤散 影響 示唆 い
表11 薬剤散 後 岩州公園におけ コ 一日あた 落 個体数
散 区 対照区
数 10 10
均 0.42 0.3
95%信 区間 0.18 ~ 0.66 0.08 ~ 0.51
表12 薬剤散 後 岩州公園におけ コ 一日あた 落 種数
散 区 対照区
数 10 10
均 0.37 0.27
95%信 区間 0.18 ~ 0.56 0.07 ~ 0.47
(2) 大口沢
大 沢 自然条件 落 個体数 及 落 種数 均 散 表13 示
1 1日 う 落 個体
表13 大口沢 自然条件 におけ コ 一日あた 落 個体数 落 種数
落 個体数 落 種数
数 20 20
均 0.02 0.02
95%信 区間 -0.02 ～ 0.07 -0.02 ～ 0.07
表14 散 区 対照区 一日あ 落 個体数 示 散 区 散 後 落 個体数 自然条件 表11 比較 増加 い Z=4.219, p=0.001 一方 対 照 区 散 後 落 個体数 自然 条件 比較 変 い Z=2.143, p=0.03
落 種数 表15 散 区 自然条件 表11 大 い Z=5.741, p=0.00 対照区 変 い Z=2.143, p=0.03
以 結 薬剤散 行 区域 周辺 虫 死亡数 種数 増加
い 示 い
表14 大口沢におけ コ 一日あた 落 個体数
散 区 対照区
数 10 10
均 6.55 0.20
95%信 区間 3.05 ～ 10.0 0.01 ～ 0.38
表15 大口沢におけ コ 一日あた 落 種数
散 区 対照区
数 10 10
均 1.75 0.20
95%信 区間 1.07 ～ 2.42 0.01 ～ 0.38
3.4
ア ツ毎木調査 (1) 岩州公園1) 枯損木 状況
成26 度 設置 調査区内 調査対象木 い 春季 秋季 2回 枯損状況 確認 行 調査区 概要 表16 示
枯損状況 い 葉 変色等 観 異常 見 断 個体 対象
小 式診断法 皮 ン 法 基 い 診断 行 具体的 直 10mm 皮
ン 用い 樹皮 穴 開 樹脂 出方 診断
表16 各調査区 概要 調査区
調査対象木
1)
本
面積 ha
haあた 本数(本/ha)
標 高
調査区設置時に既に枯 損し いた木 本数
散 区
木：104 木： 19 合 計：123
0.23 430 830～
840m 0
対照区
木：103 木： 43 合 計：146
0.24 420 790～
800 m 1
1)調査対象木としたアカマツ H26 年春季の調査開始時にナンバリングテー による識別を行うとともに 胸高直径 樹高を記録している また 層木と ているアカマツについても胸高直径 6cm 以 のも のを目安とし 同様に記録した
岩 公園散 区 枯損木 確認 い 春季調査時 初 枯
損木2 確認 う １ 木 被 枯死 可能性 考え
1 木 あ 松 い虫 枯損 考え 今 度調査時 直線距 400
～500ｍ程度 高 差20～30m 場所 被害木 確認 感染源 距 近
い い 被害木 発生 要因 考え
対照区 松 い虫 思わ 枯損 木 い 枯損
引 続 増加傾向 あ 今後 被害 広 可能性 あ 木 昨 度
被 起因 思わ 枯損 確認 松 い虫 影響 枯損
う 断 い枯損木 含
表17 成28 度 枯損木調査結果
調査区
成28 度(散 3 目調査)
春季調査 秋季調査
新規枯損本数 (本)
累計枯死 率(%)
新規枯損本数 (本)
累計枯死 率(%)
散 区
木：1 木：1
合 計：2 1.6
木：0 木：0
合 計：0 1.6
累計数：2 累計数：2
対照区
木：1 木：2 合 計：3
6.8
木：4 木：3 合 計：7
11.6 累計数：10 累計数：17
表18 過去2 枯損木調査結果
調査区
成26 度(散 1 目調査) 成27 度(散 2 目調査)
春季調査 散 前調査） 秋季調査 春季調査 秋季調査
調査対象 木数(本）
既存枯死 木数
1)
新規枯損 本数(本)
累計枯 死率(%)
新規枯損 本数(本)
累計枯 死率(%)
新規枯損 本数(本)
累計枯 死率(%)
散 区
層木：104 層木： 19 合 計：123
0
層木：0 層木：0
合 計：0 0
層木：0 層木：0
合 計：0 0
層木：0 層木：0
合 計：0 0
累計数：0 累計数：0 累計数：0
対照区
層木：103 層木： 43 合 計：146
1
層木：1 層木：1 合 計：2
1.4
層木：1 層木：1 合 計：2
2.7
層木：2 層木：1 合 計：3
4.8
累計数：2 累計数：4 累計数：7
1)調査区設置時点 既 枯損 い 木 数 調査対象木 含 い い
8 枯損木位置 散 区
9 枯損木位置 対照区
2) 統計解析 検定 手法
空中散 3 目 秋季調査時点 確認 枯損木合計 数 用い
空中散 無 枯損木 発生数 違い い 2乗検定 用い 検定
得 期 度数
1) 5
以 箇所
直接確率法 用い
表19 岩州公園 観察度数及び期待度数
1) 期 度数 目 散 区 対照区
い 割合 現象 変 い 全体 変色 見 仮定 得 値
例 散 区 全体 変色 いう 期 度数：
123(散 区 合計)層19(全体 変色 個体 合計)／269(全体 合計) 約8.69 期 度数 実際 現地 得 結 観察度数 差 意 う 検定 い
仮説 設定
以 仮 立 2乗検定 参考 成26 度 秋季 及
成27 度 秋季 時点 検定結 並
無仮 ： 散 無 枯損木 発生 関連性 い 対立仮 ： 散 無 枯損木 発生 関連性 あ 観察度数
大 な変化 なし
全体 変色 (枯損木）
合計
散布区 121 2 123
対照区 129 17 146
合計 250 19 269
期待度数
1)
大 な 変化なし
全体 変色 (枯損木）
合計 散布区 114.31 8.69 123 対照区 135.69 10.31 146
合計 250 19 269
結果 判定
検定 結 表20 示
表20 検定 結果 項 目
成26 度 秋季調査時
成27 度 秋季調査時
成28 度 秋季調査時
自 度 1 1 1
2乗値 1.6976 6.0548 10.206
P値 側確率 0.1926 0.0139 0.0014
割表 析係数 0.0792 0.1484 0.1912
φ係数 0.0794 0.15 0.1948
比
1) 4.27 13.28 7.9729
直接確率P値
2) 0.2937 0.013
－ 1) 比 成26 度 成27 度調査時 観察度数中 0 あ 算出 い 各
観測度数 +0.5 修 算出
2) 成26 及 成27 度秋季調査時 期 度数 5以 目 あ 直接確率法 用い 検定 行 い
自 度1 危険率5% 場合 側境界値 2 0.95 3.84143) あ
2 10.206 3.8414 あ 無仮 棄 散 無 枯損木 発
生 意 差 見 いえ
P値 い P値 0.0014 0.05 危険率5% あ 無仮 棄 割表 析係数や 係数 0～1 値 あ 値 大 い 関連性 強い
示 比 1 近い 関連性 い 示 成26 秋季調査時
数値 比較 散 無 枯損木 発生 い 比較的関連性 示 数値 い
検定 結 散 無 枯損木 発生 関連性 あ いう
いえ
3) 統計学的 計算 2乗値 2乗 関数 自 度 応 数学的 求 い 危険率 意水準：一般的 5％：0.05や1％：0.01 使用 2乗 値 決
(2) 大口沢
1) 枯損木 状況
成26 度 設置 調査区内 調査対象木 い 春季 秋季 2回 枯損状況 確認 行 調査区 概要 表21 示
枯損状況 い 葉 変色等 観 異常 断 個体 対象
小 式診断法 皮 ン 法 基 い 診断 行 具体的 直 10mm 皮
ン 用い 樹皮 穴 開 樹脂 出方 診断
表21 各調査区 概要 調査区
調査対象木
1)
本
面積 ha
haあた 本数(本/ha)
標 高
調査区設置時に既に枯 損し いた木 本数
散 区
木：102 木： 26 合 計：128
0.29 340 680～
710 m 5
対照区
木：100 木： 8 合 計：108
0.30 330 710～
730 m 16
1) 調査対象木 H26 春季 調査開始時 ン ン 識 行う
胸高直 樹高 録 い 木 い い 胸高直
6cm以 目安 様 録
大 沢散 区 成27 度秋季調査時 尾根付近 木 松 い虫 思
わ 枯損 1 確認 今 度調査時 被害 大 傾向
被 原因 思わ 木 枯損 確認 松 い虫 影響 枯損 う
断 い枯損木 含 状況 い
大 沢対照区 松枯 進行 引 続 加速 全体 4割 枯損 確認 今
後 枯損 数 増加 予想 調査区周辺や調査区内 枯損木 い
倒処理 い 現状 葉 緑色 あ 小 式診断法 行う 明 異常 認
個体 見 う 潜 的感染木 被害 大 い
可能性 あ
表22 成28 度 枯損木調査結果
調査区
成28 度(散 3 目調査)
春季調査 秋季調査
新規枯損本数 (本)
累計枯死 率(%)
新規枯損本数 (本)
累計枯死 率(%)
散 区
木：0 木：0
合 計：0 1.6
木：0 木：4
合 計：4 4.7
累計数：2 累計数：6
対照区
木：7 木：0 合 計：7
28.7
木：11 木：0 合 計：11
38.9 累計数：31 累計数：42
表23 過去2 枯損木調査結果
調査区
成26 度(散 1 目調査) 成27 度(散 2 目調査) 春季調査 散 前調
査
秋季調査 春季調査 秋季調査
調査対象 木数(本
既存枯死 木数
1)
新規枯損本 数(本)
累計枯 死率(%)
新規枯損本 数(本)
累計枯 死率(%)
新規枯損本 数(本)
累計枯 死率(%)
散 区
層木：102 層木： 26 合 計：128
5本
層木：0 層木：1 合 計：1
0.8
層木：0 層木：02) 合 計：0
0.8
層木：1 層木：0 合 計：1
1.6
累計数：1 累計数：1 累計数：2
対照区
層木：100 層木： 8 合 計：108
16本
層木：5 層木：0 合 計：5
4.6
層木：6 層木：13) 合 計：7
11.1
層木：12 層木：0 合 計：12
22.2
累計数：5 累計数：12 累計数：24
1) 調査区設置時点 既 枯損 い 木 数 調査対象木 含 い い
2) 木 1 倒 枯損 明 松枯 影響 考え い 新規枯数
損木 除
3) 木 1 松枯 木 採作業時 倒木 幹折 個体 新規枯損木数
除
10 枯損木位置 散 区
11 枯損木位置 対照区
2) 統計解析 検定 手法
空中散 3 目 秋季調査時点 確認 枯損木合計 数 用い
空中散 無 枯損木 発生数 違い い 2乗検定 用い 検定
得 期 度数
1) 5
以 箇所
直接確率法 用い
表24 大口沢 観察度数及び期待度数
観察度数
大 な変化 なし
全体 変色 (枯損木）
合計
散布区 122 6 128
対照区 66 42 108
合計 188 48 236
1) 期 度数 目 散 区 対照区 い 割合 現象 変 い 全体 変色
見 仮定 得 値
例 散 区 全体 変色 いう 期 度数：
123(散 区 合計)層19(全体 変色 個体 合計)／269(全体 合計) 約8.69 期 度数 実際 現地 得 結 観察度数 差 意 う 検定 い
仮説 設定
以 仮 立 2乗検定 参考 成26 秋季調査時及
成27 度秋季時点 検定結 並
無仮 ： 散 無 枯損木 発生 関連性 い 対立仮 ： 散 無 枯損木 発生 関連性 あ
期待度数
1)
大 な変化 なし
全体 変色
(枯損木） 合計 散布区 101.97 26.03 128 対照区 86.03 21.97 108
合計 188 48 236
結果 判定
表25 検定 結 示
表25 大口沢 検定 結果 項目
成26 度 秋季調査時
成27 度 秋季調査時
成28 度 秋季調査時
自 度 1 1 1
2乗値 3.5012 25.504 42.29
P値 側確率 0.0613 4.42×10-7 7.87×10-11
割表 析係数 0.1209 0.3123 0.3898
φ係数 0.1218 0.3287 0.4233
比 6.165 18 12.939
直接確率P値
1) 0.0719
－ －
1) 成26 度秋季調査時 期 度数 5以 目 あ 直
接確率法 用い 検定 行 い
自 度1 危険率5% 場合 側境界値 2 0.95 3.84142) あ
2 42.29 3.8414 あ 無仮 棄 散 無 枯損木 発
生 意 差 いえ
P値 い 見 P値 7.87×10
-11 0.05
危険率5% あ 無仮
棄 割表 析係数や 係数 0～1 値 あ 値 大 い 関連性
強い 示 比 1 近い 関連性 い 示 成26 及
27 秋季調査時 数値 比較 散 無 枯損木 発生 い 比較的関連性
示 数値 い
検定 結 散 無 枯損木 発生 関連性 あ いう
いえ
2) 統計学的 計算 2乗値 2乗 関数 自 度 応 数学的 求 い 危険率 意水準：一般的 5％：0.05や1％：0.01 使用 2乗 値 決
4 ま め
4.1
成 28 度調査 (1) 生物相 特徴1) 岩州公園
陸 虫類調査 森林性 種 多 確認 林
類 含 森林環境 主 生息場所 い 種 確認
確認 確認 希少種 ン ン
エ 3種 あ
鳥類調査 地 山地 森林 生息 鳥類 主 確認 確認 希少
種 ン ウ 3種 あ
2) 大口沢
陸 虫類調査 森林性 種 多 あわ 草地性 種や渓流性 ン 類
確認 林 類 含 森林環
境 特徴的 種 確認 確認 確認
希少種 ン ン ン ウ ン
ウ 4種 あ
鳥類調査 地 山地 森林 生息 鳥類 主 確認 確認 希少
種 ン ウ 1種 あ
水生生物等調査 両生類3種 爬虫類4種 確認 希少種 確認 い い
(2) 散 区 対照区 比較 1) 岩州公園
陸 虫類調査 薬剤散 前後 確認種数 比較 結 種数 倍 増加
薬剤散 明瞭 関係
鳥類調査 薬剤散 前後 確認種数 比較 結 種数 減少 調査実
施時 周辺域 採作業 わ い 過去2 調査 度
う 減少 機械音や人 出入 要因 推定 薬剤散
直接的 要因 い 考え
急性毒性調査 結 散 前 散 後 均落 個体数及 均落 種数 比較 散 区 対照区 薬剤散 後 死亡個体数 種数 変 い い 薬剤散 影響 示唆
毎木調査 結 散 区 い 初 枯損木2 調査対象 数123
う 確認 対照区 松 い虫 思わ 枯損 引 続 増加
傾向 あ
毎木調査 3 間 結 2乗検定 用い 検定 結
散 無 枯損木 発生 関連性 あ いう 示
2) 大口沢
陸 虫類調査 薬剤散 前後 確認種数 比較 結 散 区 対照区
種数 違い 薬剤散 明瞭 関係
鳥類調査 散 後 確認種数 やや減少 散 区 対照区 減少
い 薬剤散 影響 無 繁殖期 進展や季節移動 要因
考え
急性毒性調査 結 散 前 散 後 均落 個体数及 均落 種数 比較
散 区域 虫 死亡個体数 種数 増加 い 示 散
区 い 薬剤散 影響 あ 言え
毎木調査 結 散 区 調査対象 数128 う 3 間 6 枯死 対照区 松枯 引 続 加速 全体 4割 枯死 確認
毎木調査 3 間 結 2乗検定 用い 検定 結
散 無 枯損木 発生 関連性 あ いう 示
4.2
３ 間を通し ま め(1) 空中散 によ 自然環境へ 影響
空中散 自然環境 影響 陸 虫類 鳥類 水生生物類 両生類 目
い 3 間 一調査地点 一時期 現地踏査 実施
種数 比較 過去３ 散 区 対照区 間 大 変 種数
多少 変動 あ 季節的 変動 範 あ 空中散 明瞭 関係性 認
表26 空中散 自然環境へ 影響
項目 成26 度 成27 度 成28 度 今
度
陸 虫類 明瞭 関係 明瞭 関係 明瞭 関係
鳥類 種 数 変 動
季 節 移 動 等 主要因
種 数 変 動 季 節 移 動 等 主要因
種 数
季節移動等 主要因
水生生物類 明瞭 関係 明瞭 関係 明瞭 関係
空中散 生物相 累積的 影響 比較 大 沢 散 区 陸
虫類種数3 整理 表27 種数変 示
成26 度 6 調査 10 調査 全体 種数 少 成27 度
種数 増加 空中散 累積的 影響 及 い 可能性 い 考え
表27 散 区 陸 昆虫類種数 大口沢 調査時期 H26 H27 H28
薬剤散 前 6 25 31 35
薬剤散 後 7 23 36 37
薬剤散 後 9 19 28 30
薬剤散 後 10 18 23 26
急性毒性調査 3 間 結 表28 示
調査結 解析 大 沢 い 空中散 散 区 虫 死
亡個体数 死亡種数 増加 い 検定結 示 い
大 沢 空中散 一時的 生息 陸 虫類 影響 及 い
示 い 言い換え 防除 い 効
現 い いう
岩 公園 大 沢 空中散 方法や薬剤 異 急性毒性調査
結 現 い 考え
表28 急性毒性調査 3 間 結果
調査地区 成26 度 成27 度 成28 度 今 度
岩 公園 人
散
空 中 散 影 響 示 唆
空 中 散 影 響 示 唆
空 中 散 影 響 示 唆
大 沢 無 人
散
空 中 散 行 散
区 虫 死
亡 数 種 数 増 加 い
空 中 散 行 散
区 虫 死
亡 数 種 数 増 加 い
空 中 散 行 散
区 虫 死
亡 数 種 数 増 加 い
(2) 松枯 進行 空中散 によ 効果
毎木調査 3 間 結 2乗検定 用い 検定 岩
公園 大 沢 散 無 枯損木 発生 関連性 あ いう結 示
3 間 枯死 枯死率 散 区 対照区 比較 大 差
い
3 間 調査結 空中散 松枯 防除 一定 効 あ いう
言え 一方 散 区 枯死 発生 完全 防除 訳
い いう点 留意 必要 考え
表29 成28 秋期調査におけ 累計枯損本数 累計枯死率 調査区
岩州公園 大口沢
枯損本数(本)
累計枯死 率(%)
枯損本数 (本
累計枯死 率(%)
散 区 累計数：2 1.6 累計数：6 4.7
対照区 累計数：17 11.6 累計数：42 38.9
(3) 空中散 につい
3 間 及ぶ影響調査結 自然環境 対 空中散 範 局所的 あ 限
大 影響 い いう いえ 急性毒性調査 結 示
う 散 直後 林内 陸 虫類 影響 及 い 確 あ
無制限 薬剤散 留意 必要 考え
一方 空中散 松枯 防除 いう点 空中散 効 的 あ いう結
散 場所 松枯 発生 完全 防除 至
い い あ 今後防除 い 場合 留意 必要 考え
－資料編－
付表 1 陸 虫類
付表 2 急性毒性調査 落 虫
付表 3 毎木調査 岩 公園 散 区
付表 4 毎木調査 岩 公園 対照区
付表 5 毎木調査 大 沢 散 区
付表 6 毎木調査 大 沢 対照区
付表 陸上昆虫類 1/5
月 月 9月 月 月 月 9月 月 月 月 9月 月 月 月 9月 月 月 月 9月 月 環境省 長野県 安曇野市
1 ン ア イ ン ア イ ン
Lestes temporalis
○ ○ ○2 ン ン
Sympecma paedisca
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○3 ワ ン ア ン
Calopteryx japonica
○ NT NT NT4 アサ ワ ン
Mnais pruinosa
○ ○5 ン ク ン ン
Anax nigrofasciatus nigrofasciatus
○6 ン ン
Planaeschna milnei milnei
○ ○ NT7 サ エ ン サ エ
Asiagomphus melaenops
○8 サ エ
Davidius nanus
○9 サ エ
Melligomphus viridicostus
○ DD10 ン ン
Anotogaster sieboldii
○ ○ ○ ○ ○11 ン ン
Lyriothemis pachygastra
○ ○12 ン
Orthetrum albistylum speciosum
○ ○ ○ ○ ○13 ン
Orthetrum japonicum
○14 ン
Orthetrum melania
○15 ウ ン
Pantala flavescens
○ ○ ○ ○16 ア ア
Sympetrum frequens
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○17 ン
Sympetrum infuscatum
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○18 ア
Sympetrum pedemontanum elatum
○ ○ ○19
Statilia maculata
○ ○20
Tenodera aridifolia
○ ○ ○21 サ ク サ ブ サ
Anechura harmandi
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○22
Nippancistroger testaceus
○23 ア
Phaneroptera nigroantennata
○ ○ ○24 ク
Shirakisotima japonica
○ ○ ○ ○25
Eobiana engelhardti subtropica
○26
Gampsocleis mikado
○ ○ ○27 ン ン
Oecanthus longicauda
○28
Loxoblemmus campestris
○ ○29 エン
Teleogryllus emma
○ ○30
Dianemobius nigrofasciatus
○ ○ ○31
Polionemobius mikado
○ ○32 ョウ ョウ
Acrida cinerea
○ ○33
Glyptobothrus maritimus maritimus
○ ○ ○34 ク
Oedaleus infernalis
○ ○ ○ ○35
Stenobothrus fumatus
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○36 イ
Ognevia longipennis
○ ○ ○ ○37
Parapodisma mikado
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○38 ンブ ンブ
Atractomorpha lata
○ ○39
Formosatettix larvatus
○ ○ ○ ○ ○40
Tetrix japonica
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○41 ウン ウン
Pentastiridius apicalis
○42 アブ
Graptopsaltria nigrofuscata
○ ○ ○ ○ ○ ○43 ン ン
Hyalessa maculaticollis
○ ○ ○ ○44 チ チ
Kosemia radiator
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○45 エ
Lyristes japonicus
○ ○ ○ ○46 ク ク ウ
Meimuna opalifera
○47 イ イ
Platypleura kaempferi
○ ○48
Tanna japonensis
○ ○49 エ
Terpnosia nigricosta
○ ○50
Terpnosia vacua
○ ○ ○ ○ ○ ○51 イ
Machaerotypus sibiricus
○ ○52 アワ アワ
Lepyronia coleoptrata
○ ○53 テン アワ
Philagra albinotata
○ ○54 アワ アワ
Eoscarta assimilis
○ ○55 イ イ
Bothrogonia ferruginea
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○56 イ
Cicadella viridis
○ ○ ○ ○57 イ
Nephotettix cincticeps
○58 サ サ
Sphedanolestes impressicollis
○59 ンア
Apolygus hilaris
○60 ン ク
Deraeocoris ater
○61 チ イ
Philostephanus fulvus
○62 サ サ
Himacerus apterus
○ ○ ○ ○63 サ
Nabis apicalis
○ ○ ○64 ヘ ヘ
Riptortus pedestris
○ ○ ○65 ヘ
Cletus schmidti
○66 ヘ
Homoeocerus dilatatus
○ ○ ○67 ヘ ブチ ヘ
Stictopleurus punctatonervosus
○ ○ ○68
Geocoris varius
○ ○ ○ ○ ○69 ョウ ン
Togo hemipterus
○ ○ ○70 ア
Acanthosoma denticaudum
○71 ア ン
Elasmostethus nubilus
○ ○72
Elasmucha putoni
○ ○ ○73 チ チ
Macroscytus japonensis
○ ○ ○ ○ ○ ○74
Carbula abbreviata
○75 ア クチブ
Dinorhynchus dybowskyi
○ ○ ○76 ブチ
Dolycoris baccarum
○ ○ ○No. 目 名 科 名 種 名 学 名 散 区 対照区 対照区 周辺域 岩州公園 備 考
大口沢
