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第2章 三原市の生涯学習をめぐる現状と課題 生涯学習推進計画 三原市ホームページ

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 平成17(2005)年3月に1市3町が合併して誕生した三原市は,中国・四国地方のほぼ 中心部に位置し,温暖少雨の気候や肥沃な大地,豊かな海の恵みを受けて,早くから 文化が栄えていました。三原市域で最も古い生活跡である莇原垣内遺跡や宿祢島遺跡 からは,瀬戸内海ができる前の旧石器時代の打製石器が出土しています。

 気候の温暖化で氷河が溶け,海水面が上昇して瀬戸内海ができた縄文時代には,時 貞遺跡や貝持貝塚などで狩猟・採集の生活が営まれました。

 弥生時代には,松江遺跡周辺で稲作農業が行われ,陣べら遺跡には共同墓地が造ら れました。

 古墳時代には,大型円墳の兜山古墳や県内最大級の横穴式石室をもつ梅木平古墳, 切石造りの横穴式石室に家形石棺2基を納めた御年代古墳など特色ある古墳が築造さ れました。

 飛鳥・奈良時代には,県内最古の寺院跡である横見廃寺や御調八幡宮が創建され, 麓遺跡には火葬墓が造られました。瀬戸内海の航路には長井浦に港が,山陽道には真 良駅と梨葉駅が設置されました。

 平安時代には,善根寺の仏像群が作られ,末法思想の影響を受けて西野田経塚が造 られました。また沼田荘などの荘園が設けられ,楽音寺が創建されました。

 鎌倉・室町時代には小早川氏が勢力を拡大し,高山城や新高山城が築城され,小早 川氏ゆかりの棲真寺や佛通寺が創建されました。米山寺宝篋印塔や摩崖和霊石地蔵な どの石造物も造られました。

 室町時代末から安土・桃山時代にかけて三原城が築城され,三原地域が城下町とし て発展する基礎となりました。

 江戸時代になると,広島藩の領地となり,三原地域は城下町として,本郷地域は西 国街道の宿場町として繁栄したほか,干拓や埋め立てによる新田開発や技術向上で農 業生産が拡大しました。

 明治時代になると,廃藩置県によって広島県に組み入れられ,大正から昭和にかけ

(1) 三原市の沿革

章   三原市の生涯学習を

めぐる現状と 課題

あぞうばらかきうち すく ね じま

かいもち

ばい き ひら み と しろ

み つぎはちまんぐう

なし わ

がくおん

ぶっつう せいしん    

ぬ た ぜんこん

にいたかやま

べいさん ほうきょういんとう ま がい わ れ いし

しん

1 三原市の現況

(2)

て,三原地域には繊維や機械関係など各種の大工場が進出し,工業地帯として著しい 発展を遂げたほか,本郷・久井・大和地域は米作を主体とする農業地域としての役割 を担ってきました。

 明治時代に市制・町村制が施行され,いくつもの町村に分かれていましたが,合併 によって昭和11(1936)年に三原市,昭和29(1954)年に久井町と本郷町,昭和 30(1955)年に大和町が誕生し,その後数回の合併を経て,地方分権一括法の施行に伴 って平成17(2005)年3月22日,新しい三原市が誕生しました。三原市域は,古くから 海上・陸上交通の要衝で,現在も空港や新幹線・高速道路など高速交通の拠点として 重要な役割を果たしています。

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資 料

三原城跡

米山寺宝篋印塔

(3)

 4地域(三原・本郷・久井・大和)は,それぞれに異なる産業や個性ある文化,豊かな 自然や景観が形成されており,三原市長期総合計画では次のような特性や資源活用, 地域の役割分担を構想しています。

③ 幅広い産業構造と個性豊かな地域性

 山陽自動車道に国道2号・185号・432号・486号及び主要地方道三原東城線などに 加え,広島中央フライトロードや三原バイパス等の整備も進められており,広域道路 交通ネットワークは年々充実しています。公共交通機関としては,JR山陽新幹線と 山陽本線,呉線が,三原駅をターミナルとするバスネットワークで結ばれています。 また,三原内港と須波港を発着する瀬戸内海の島しょ部を結ぶ航路網も重要な役割を 果たしています。

 さらに,本郷地域の広島空港は,国内はもとより国際化に対応する空の玄関口であ り,21世紀の世界に開かれた三原市づくりの力強い原動力として大きな期待が寄せら れています。

② 期待される交通の拠点性

 中国・四国地方のほぼ中心部,広島県の中央東部に位置し,面積は471平方キロ㍍ で東西は約29キロ㍍,南北は約31キロ㍍あります。沖合には佐木島などがあり,海 岸部の三原地域から本郷地域へと平野が続き,北部は世羅台地に位置する久井・大和 地域へとしだいに標高が高くなっています。瀬戸内海国立公園の筆影山や仏通寺御調 八幡宮県立自然公園, 竹林寺用倉山県立自然公園,国天然記念物・久井岩海等の景勝 地に代表される多様で美しい景観やのどかでゆとりある農村風景は,かけがえのない 観光・交流資源であり,これからも大切に守り育てていかなければなりません。  温暖・多照寡雨の瀬戸内式気候区に属し,年平均気温は南部で15∼16度,北部12∼ 13度,年間降水量は南部で1,200ミリ㍍,北部で1,300ミリ㍍あり,総じて暮らしや すい気候にあります。

(2) 三原市の特性

① 多様で美しい自然と温暖な気候

ちくりん じ ようくらやま

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☆本郷駅周辺地区の生活拠点機能の 集積と土地区画整理事業に伴う機 能強化のポテンシャル

☆広島空港を有する国内外の玄関口 機能

☆飲料関連大工場の立地と,本郷I Cの活用や本郷工業団地の整備に よる企業立地のポテンシャル

☆広島空港周辺地区のレクリエーシ ョン拠点性、沼田川流域の自然・ 歴史資源

◎本郷駅周辺地区の生活拠点機能の強化と 新市街地の整備の推進

◎広島空港の交通・物流拠点機能

◎広島空港及び本郷ICを活かした,三原 市西部地域との一体的な臨空産業拠点 の形成

◎広島空港周辺の森林レクリエーション機 能,沼田川流域の河川・歴史レクリエー ション機能

☆下徳良,和木地区への生活拠点機 能の集積    

☆水稲を中心とする農業生産拠点性

☆大和工業団地への企業立地

☆広島中央フライトロード整備によ る企業立地と交流拠点整備のポテ ンシャル

☆白竜湖周辺地区,向用倉地区,芦田 川源流周辺地区のレクリエーショ ン拠点性

◎下徳良地区,和木地区の一体的な生活拠 点機能の強化

◎農業生産機能の強化

◎広島中央フライトロードや大和工業団地 等を活かした新たな産業拠点の形成

◎白竜湖周辺地区のスポーツ・レクリエー ション機能,向用倉・芦田川源流周辺地 区の自然を活かしたレクリエーション機能

☆支所周辺地区,江木地区への生活 拠点機能の集積

☆水稲を中心とする農業生産拠点性

☆久井工業団地への企業立地,三原 久井ICへの近接性

☆宇根山周辺地域のレクリエーショ ン拠点性,野間川ダム・三河ダム 整備に併せた周辺整備のポテン シャル

◎支所周辺地区,江木地区の一体的な生 活拠点機能の強化

◎農業生産機能の強化

◎久井工業団地及び三原久井ICへの近 接性を活かした新たな産業拠点の形成

◎宇根山周辺地域の自然レクリエーショ ン,三河ダム周辺地域の都市農村交流 レクリエーション機能

☆三原駅周辺地区の商業集積と陸 と海の交通拠点性

☆臨港地区及び三原西部工業団地 への機械産業の集積

☆県立広島大学の立地

☆海・島・山の自然の多様性

◎三原駅周辺地区の中心性向上(都市機能 集積・地域交通ネットワーク拠点)

◎高度ものづくり産業拠点,健康福祉産業 等の新たな産業集積拠点の形成

◎瀬戸内海沿岸の海洋性レクリエーション 機能

◎佛通寺地区や御調八幡宮地区の森林・歴 史レクリエーション機能

表1  各地域の特性・資源と役割分担の方向性

特 性・資 源 役 割 分 担 の 方 向 性

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資 料

(5)

 三原市は,平成26(2014)年度を目標とした長期総合計画において,地域の個性的 な歴史・文化,豊かな自然,恵まれた交通条件を生かし,すべての人が生き生きと暮 らせるまちを実現することをめざして,「一人ひとりが輝くまち」,「幸せを実感で きるまち」,「活力を生み出すまち」の3つの要素から構成されるまちづくりの理念を定 めるとともに,そのキャッチフレーズとして,『海・山・空 夢ひらくまち』を掲げ ています。

 計画人口は110,000人,4市町の合併を契機として総合的なまちづくりを効果的に 推進し,子育て支援の充実や生活基盤整備等による生活環境の向上,産業振興による 雇用機会の確保等を促進し,減少から増加への転換を図ります。

 このため,次に示す体系(図1)で,住民ニーズが強く,三原市の個性や特徴を明確に 示した5つの主導的な構想を展開します。さらに各地域の役割分担と連携,市民や企 業等との協働によるまちづくりを積極的に推進する施策大綱として,「人がふれあい, ともに参画するまち」,「人を育む教育・文化のまち」,「健やかに暮らせる安らぎの まち」,「自然と共生する快適で安全なまち」,「活力ある産業のまち」,「交通・情報・ 観光基盤の充実した交流のまち」を設定し,その実現に向けた取り組みを住民みんな で力強く進めます。

 共通の住民像であり目標である「三原市市民憲章」(図2)とともに,生涯学習推進計画 の最大のよりどころとして尊重・反映しなければなりません。

(3)まちづくりの理念と市民憲章

海・山・空 夢ひらくまち

市章 市の花(サツキ) 市の木(クスノキ)

(6)

図1 三原市長期総合計画のまちづくりの理念と構想

図2 三原市市民憲章

理 念 主導的な構想 施 策 大 綱 海・山・空

海・山・空 夢ひらくまち 夢ひらくまち 海・山・空 夢ひらくまち

一人ひとりが輝くまち

幸せを実感できるまち

活力を生み出すまち

住民協働都市構想 人がふれあい, ともに参画するまち 人を育む

教育・文化のまち 健やかに暮らせる 安らぎのまち 自然と共生する 快適で安全なまち 活力ある産業のまち 交通・情報・観光基盤 の充実した交流のまち 教育・文化都市構想

福祉都市構想

環境共生都市構想

産業・交流都市構想

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三原市市民憲章

(平成17年10月1日制定)

わたしたちは,海・山・空 夢ひらくまち三原をめざして,この 憲章を定めます。

1 豊かな自然をいかし,美しいまちにしましょう。

1 歴史と文化を大切にし,人をはぐくむまちにしましょう。 1 みんなで助け合い,人がふれあうまちにしましょう。 1 心もからだも健康で,明るいまちにしましょう。 1 楽しく働き,活力あるまちにしましょう。

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資 料

(7)

 生涯学習とは,自己の充実や生活の向上のために,乳幼児期から高齢期に至る人生 の各段階での課題や必要に応じて,自らの意思に基づき,自分に適した手段・方法を 選んで実践する活動です。

 昭和62(1987)年,臨時教育審議会は,生涯にわたる学習を奨励することによって, 学歴主義を改めるよう答申し,平成2(1990)年の「国民が生涯にわたって学習する機 会があまねく求められている」とする生涯学習振興法の制定につながり,本格的な生 涯学習推進施策が始まりました。

 この地域でも,昭和63(1988)年以来,全国に先駆け自治体レベルで生涯学習をスタ ートさせ,社会・経済・環境の変化に応じた見直しを行いました。その重点は,次の とおりです。

 ① 社会人を対象とした体系的・継続的なリカレント教育の推進  ② 一人ひとりの学習の成果を生かしたボランティア活動の推進  ③ 青少年の学校外活動の充実

 ④ 時代の要請に即応した現代的課題に関する学習機会の充実

 なかでも,合併前の三原市においては2度にわたって生涯学習推進計画を策定し, 積極的に「生涯学習のまちづくり」を推進しました。「いつでも,どこでも,だれでも 学ぶことができる生涯学習」の環境づくりに取り組むとともに,その成果を社会に還 元する「住民参加のまちづくり」も進めてきました。

 おりしも,平成7(1995)年の地方分権推進法に代表される国・地方を通じて政治・ 行政の基本構造を根底から変えるために分権改革が始まりました。変動する国際社会 への対応,東京一極集中の是正,個性豊かな地域社会の形成,少子・高齢化社会への 対応などの新たな課題に迅速・的確に対応するためには,中央集権型の行政システム では困難であるため,中央省庁主導の縦割りの画一的行政システムを改め,住民の立 場に立った個性的で総合的な行政システムに切り替えること,すなわち「画一から多様 へ」という新たな時代の大きな流れが始まりました。

2 生涯学習推進の背景

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 生涯学習は,時代の社会・経済・環境の変化で中心となる課題もさまざまに変わり, 主たるテーマも変化しながら推進されてきましたが,現在は国民合意で進められる分 権改革も取り上げられるようになりました。三原市も分権改革の流れに沿って平成 17(2005)年3月に誕生したもので,分権時代にふさわしいまちづくりを推進しなけれ ばなりません。

 地方分権の基本的な理念は,国と地方公共団体の役割分担を明確にし,地方公共団 体の自主性及び自立性を高めること,そして個性豊かで活力に満ちた地域社会の実現 を図ることであり,それはまた,国・県・市町村の関係が「上下・主従の関係」から「対 等・協力の関係」に変わること,中央省庁主導の縦割りの画一的な行政システムから 住民の立場に立った個性的で総合的な行政システムに転換することを促しています。  背景には,国・地方の深刻な財政問題もありますが,地方分権推進委員会の報告を 要約すると,分権型社会として,次のように述べています。

① 民主主義の徹底

   国からの機関委任事務がなくなり,地域住民の代表であり自治体の首長という 本来の立場に徹しきることができ,地方議会にもその権限が強化されることで, これまで以上に地域住民の意向に鋭敏に応答するようになる。そのことが,住民 による各種の新しい運動の展開を促し,自治への住民参画を促すことになる。

② 地方自治の本旨の実現

   それぞれの自治体による行政サービスが,住民の多様なニーズに即応する迅速 かつ総合的なものになるとともに,住民の自主的な選択に基づいた個性的なもの になる。このことは,自治体が相互にその意欲と知恵と能力を競い合う状態を創 り出すことになり,自治体の自己改善を促す効果も持つ。

③ 国・地方を通ずる行政改革の推進と国民負担増の抑制

   国と地方の間で行われていた報告や協議などの事務が大幅に簡素化されるため, 多大の時間・人手・コストが節約でき,これを行政サービスの質と量の改善に当 てることができる。

3 国・県等の生涯学習推進の動向

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資 料

(9)

 さらに,地方分権推進委員会の最終報告(平成13(2001)年6月)は,「自己決定・ 自己責任の原理に基づく分権型社会を創造していくためには,住民自らの公共心の覚 醒が求められる」として,行政依存意識からの脱却の必要性を指摘しています。それ に先立つ平成11(1999)年6月の生涯学習審議会答申は,生涯学習の成果を地域社会に 生かすことが活力ある地域社会に必要であることを指摘し,次の4点を挙げ,生涯学 習の重要性を説いています。

① 生涯学習が盛んであること自体が,地域が活性化しているか否かを示す指標になる こと

② 現代的課題解決のためには,行政の対応だけでなく住民等とのパートナーシップが 必要であり,そのためにも生涯学習の役割は大きいこと

③ まちづくりのためのリーダー・支援者の養成が課題となっており,生涯学習の役割 が大きく認識されていること

④ 地域の教育力の低下が危惧され,地域ぐるみの生涯学習の推進が有効であること

 生涯学習によって得た成果を地域活性化のための活動に反映し,その活動を通して 認識した新たな課題を解決するためにさらに学習を重ね,次のステージにつなげてい くという生涯学習と地域活動との連鎖により,地域社会がより充実したものになるこ とが期待されます。

 分権改革は,平成12(2000)年の地方分権一括法の施行により広域合併による地方 の再編を促進,当時3,200余の市町村が平成18(2006)年10月には1,817市町村になっ ています。

 広島県でも,平成14(2002)年4月に86あった市町村が平成18(2006)年3月には23 市町に再編されました。それぞれに新しいまちづくりがスタートしましたが,県は平 成18(2006)年度から広島県総合計画「元気挑戦プラン」を展開し,県民や企業,学術・ 研究機関,NPO,地域公益団体,行政がそれぞれの独自性を発揮し,役割を分担し ながら連携し,持続的で豊かな社会・経済活動が好循環する地域協働社会を形成する ことをめざしています。これに併せ,広島県生涯学習推進構想も新しく見直され,「元 気な広島県」の源となる「人」づくりを重点施策として,一人ひとりが自らの意思に基 づき,生涯にわたって生き生きと学び,働くことのできる機会を広げることや一人ひ とりが社会の一員としての自覚と責任を持ち,互いに尊重しあいながら活躍できるよ うな環境づくりをすることで社会の活力向上につなげることとしています。

 一方では,国レベルの 「教育再生」 を取り巻くその動向にも留意しなければなりま せん。

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資 料

① 学校等の教育施設等の状況

・保育所 

  市立18施設,私立6施設の合計24の認可施設に,約1,700人の乳児・就学前児童 が在籍しています。そのほか,事業所や病院内などに16の認可外施設があります。

・幼稚園 

  国立1施設,市立16施設,私立6施設の合計23施設に,約1,300人の幼児が在籍 しています。

・小学校 

  国立1校,市立30校,私立1校の合計32校に,約5,500人の児童が在籍しています。

・中学校 

  国立1校,市立11校,私立2校の合計14校に,約3,000人の生徒が在籍しています。

・高等学校 

  県立6校,私立2校の合計8校に,約3,400人の生徒が在籍しています。

・大学 

  県立広島大学三原キャンパス(保健福祉学部)が立地し,約800人の学生が在籍し ています。

② 生涯学習関連施設の状況

・教育文化施設

公民館は中央公民館をはじめ7館,多目的研修文化施設は三原リージョンプラザ・ 本郷生涯学習センター・くい文化センター・大和文化センターなどの大型施設や11 のコミュニティセンターを市内各地に整備しています。

  図書館は中央・本郷・久井・大和の4館,歴史民俗資料館は三原・久井の2館を整 備しています。

  青少年の関連施設では,勤労青少年ホームを三原リージョンプラザ内に,青年の 家を佐木島と久井に整備しています。

  また,特徴的な施設として,三原市老人大学,自然博物館を兼ねた三原地域学習 センター(さざなみ学校),宇根山天文台を整備しています。

(1) 教育施設及び生涯学習関連施設の整備状況

4 三原市の生涯学習関連施策等の推進状況

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・社会体育施設

  総合的な体育施設として,三原運動公園や久井運動公園,白竜湖スポーツ村公園, 本郷体育センターを整備しています。また,武道館や北方グラウンド・ゴルフ場, 三原市大和サイクリングターミナル,大和・江木・吉田スポーツ広場などを整備し ています。

・保健福祉施設

  総合的な保健福祉施設として,三原市総合保健福祉センター(サン・シープラザ)や 本郷・久井・大和の保健福祉センターを整備しています。

  また,三原市市民福祉会館や社会福祉協議会関連施設の三原・本郷・久井・大和地 域センターを整備しています。

・人権文化施設

  三原・本郷・大和人権文化センターと明神会館を整備しています。

・児童福祉施設

  三原市児童館と慈光園の2館の児童館や児童遊園を101か所整備しています。

・休養レクリエーション施設

  高坂自然休養村,宇根山家族旅行村,棲真寺山オートキャンプ場を整備しています。

・公園等

  すなみ海浜公園を整備しているほか,瀬戸内海国立公園(筆影山・竜王山・鳴滝山・ 白滝山・鯨島)や仏通寺御調八幡宮県立自然公園,中央森林公園を有しています。また、 三原運動公園以外の都市公園として,近隣公園2か所,街区公園76か所,幼児公園1 か所,都市緑地2か所を整備しています。

母子保健事業 ・母子手帳の交付,家庭教育手帳の配布

・妊婦教室

・育児相談

・離乳食講習会

・子育て支援サロン

・ママと赤ちゃんの集い

・子育て支援教室

・親子教室

・親子教室OB会

・療育相談

・ブックスタート事業

(2)生涯学習関連事業等の状況

事 業 名 主 な 内 容 実績等

保 健 福祉課 担当課・ 施設等名

823人 9回  126人 111回 1,499人 13回 131人 9回 5,800人 10回 300人 44回 1,170人 137回 4,719人 32回 431人 32回 186人 42回 733人

*平成18(2006)年度事業も入っており,  右の実績数値と異なる場合があります。

平成17(2005)年度の事業実績

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資 料

健 康 み は ら 2 1

計画推進事業 ・保健福祉まつり ・親子食育講習会

・高齢者食生活改善講習会

・ヤング朝食コンテスト

・健康づくり推進員養成講座

事 業 名 主 な 内 容 実績等

保 健 福祉課 担当課・ 施設等名

3地区20,438人 1,026人 3,381人 399人 17回1,037人 保育所事業 ・生後6ヵ月から小学校入学まで

の保育に欠ける児童の保育 児 童 保育課

子育て 支援課

幼稚園

公立

月平均約1,071人 私立

月平均約 634人 放課後児童健全

育成事業 ・放課後児童クラブによる昼間保 護者のいない家庭の小学校低学 年児童の健全育成の向上

11クラブ 月平均359人

児童館事業 ・児童の安全かつ創造的な遊び活 動体験

2館12,296人

子育てサポート

充実事業 ・17幼稚園で実施。サポーター の派遣による相談や交流事業

240回

学 校 教育課

教育創造プラン

推進事業 ・生涯にわたって学ぶ力の基礎とな る確かな学力の定着

・豊かな心の育成(リージョンプラ ザ企画展鑑賞)

・健やかな身体の育成

・各種体験活動の実施(教育フェス ティバル)

教育研究会42校 1,000人 出演10校600人

青少年 女性課

青少年の健全育成事業 ・地域スクーリング・サポートセン ター

・青少年指導・支援相談事業(電話

・面接・研修)

・青少年健全育成大会(いきいき三 原っこ・社会を明るくする運動・ 減らそう犯罪)

・子ども会育成指導者研修会

・青少年育成の集い

・成人式

・青少年育成市民会議の支援

・地域・学校・家庭の連携による大 人と青少年の交流の促進,地域文 化の伝承等の講師派遣支援

年間設置 1,941人 800人

8回148人 577人 868人 167回

・少年少女の親善都市 交流事業

・少年少女の訪日交流 事業

・少年少女の海外研修 事業

・神奈川県湯河原町との子ども達の 交互訪問による友好親善活動

・シンガポールの中学生訪問団の受 入とホームステイや交流事業

・市内中学2年生14名をシンガポー ルへ派遣し,学校訪問・ホームス テイ等を実施

1泊51人 3泊14人 4泊14人 引率3人

*平成18(2006)年度事業も入っており,  右の実績数値と異なる場合があります。

(13)

男女共同参画社会

の推進 ・男女共同参画研修会

・市民企画の「三原いきいきセミナー」

・啓発情報誌の発行

・女性の人材育成の推進

・男女共同参画の市民意識調査の実施

事 業 名 主 な 内 容 実績等

青少年 女性課 担当課・ 施設等名

市職員90人 2回86人 2回各5000部

勤労青少年ホーム ・青年教養講座

・利用者会の活動促進

・勤労青少年文化・スポーツクラブ

図書館

9講座176回 1,620人 1,392人

生 涯 学習課

生涯学習指導者の育成と

情報提供システムの構築 ・推進の指導者,リーダーの育成確保

・ガイドブックの充実,インターネッ ト活用の情報提供

73人

「生涯学習まちづくり出前講座」 ・56講座と特製メニューで各所に訪問 627回32,157人 生涯学習活動の啓発 ・推進月間を設定し,集中効果的に啓発 27件23,625人 生涯学習市民講座 ・招へい講師による講演会 4回1,023人 生涯学習文化講座 ・住民の教養を高め文化の向上を図る 4回457人 県立大学市民生涯学習講座 ・三原キャンパスと連携した講座 6回255人 生涯学習フェスティバル ・三原,本郷,久井,大和4会場同時開催 46,550人 生涯学習公演会の開催 ・芸術文化の舞台公演会 9回3,166人 次世代育成支援事業 ・保護者の子育て基本学習会

・家庭教育学習会

6回157人 36回4,422人 子どもチャレンジ教室 ・18施設25教室 文化やスポーツ,

多様な地域体験と異学年交流

27教室 572人 国際交流活動の支援 ・市内の国際交流団体との連携活動

・語学研修等によるボランティア養成

講座5回 講演会・交流会2回 422人 視聴覚教育活動の充実 ・機器や教材の充実と貸し出し

・ビデオカメラの操作や編集講習会

合計348件 3回30人 文化財保護と活用事業 ・国・県・市指定文化財263件の保

護保存と公開を推進

・埋蔵文化財の調査や保存整備

・天然記念物や史跡の保存と公開

・伝統文化や芸能の保護と育成

・文化財ボランティアの育成と活用

エヒメアヤメ 4月後半1,540人 8回810人

*平成18(2006)年度事業も入っており,  右の実績数値と異なる場合があります。

・子どもの読書活動推進

・手作り絵本講座

・読書会の開催

・古文書読解初心者講座

・歴史・文化講座

・読書活動推進の企画展

・手作り絵本の製作講座

・読書を通じた交流会

・古文書,崩し字の読み解き教室

・郷土の歴史や文化等への理解促進

・歴史民俗資料館の運営(三原・久井)

5回2,500人 39人

*18年度新規 22回374人 10回256人 3,601人

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資 料

・主催講座

・生涯学習講演会

・生活技術・知識講座

・総合作品展・学習発表会

・学習相談事業

・貸館事業

・主催講座

・県内大学と連携した啓発講演会

・暮らしに役立つ技術や知識の学習会

・講座受講者の学習成果の発表会

・生涯学習相談員による相談事業

・公民館の積極活用事業

事 業 名 主 な 内 容 実績等

中 央 公民館 担当課・ 施設等名

20講座544人 6回407人 4回457人 1,331人 819件 5,413件 124,414人

・主催講座

・地域単発講座の実施

・地域ふれあい体験教室

・文化祭の開催

・総合作品・芸能発表会

・学習相談事業

・主催講座

・地域の人材や特性活用講座

・自然や文化と家族ふれあい教室

・地域挙げての文化イベント

・受講者全体対象の交流発表会(4会場)

・生涯学習相談員による相談事業 コミュニティセン

ター 公民館等

スポーツ 振 興 課

47講座788人 20講座405人 51回800人 11施設開催 4,560人 6,063件 市民参加の体育の普及

と健康の増進 ・各種スポーツ教室

・巡回スポーツ教室

・マスターズ水泳大会

・市民ゲートボール大会

・市民グラウンド・ゴルフ大会

・トライアスロンさぎしま大会

・市民体育大会

・白竜湖ふれあいグリーンマラソ ン大会

・市民ターゲット・バードゴルフ 大会

・三原駅伝大会

・市民ビーチボールバレー大会

15種目57教室 2,033人 3教室75人 13部門286人 31地区235人 40地区342人 310人 20地区3,700人 1,077人 24組108人 87チーム566人 100チーム575人 市 民 生活課

社 会 福祉課 保 健 福祉課

市民相談事業 2回133件

年16回, 1回10名程度

身体障害者社会参加促進 事業等

・手話,点訳,朗読,要約筆記奉仕員 養成事業

・啓発・普及事業

・自動車運転免許取得事業

・スポーツ大会

・生活訓練事業

・スポーツ教室

・こころの何でも相談

・ソーシャルクラブ

・こころの健康づくり講演会

・やさしい精神保健福祉講座

・精神保健福祉ボランティア講座

・家族のつどい

・一日総合相談室

・無料法律相談

・安心・安全のまちづくり

62人 45回457人 1回192人 8回501人 6回195人 5回39人

*平成18(2006)年度事業も入っており,  右の実績数値と異なる場合があります。

(15)

・老人クラブの育成

・健康教育

・高齢者の健康や生きがい,仲間 づくりや社会貢献などの推進

・歯周疾患講習

・骨粗しょう症予防講習

・高血圧,高脂血症,糖尿病講習

・薬に関する講習

・一般的な健康教育

・介護家族講習会

事 業 名 主 な 内 容 実績等

保 健 福祉課 担当課・ 施設等名

167クラブ 9,230人 7回133人 3回22人 19回384人 31回821人 299回7,134人 1回17人 企画課

老 人 大 学

人権文化 センター

明 神会 館

三 原 市 社会福祉 協 議 会

環 境 政策課

老人大学の充実及び

学習環境の整備 ・63歳以上 本校と本郷,大和で 実施

・大学28教科51コース

・大学院5教科11コース

1,246人修了 102人修了

老人大学祭の開催 ・老人大学の学習成果発表会 4,576人

・啓発及び広報活動事業

・地域交流事業

・地域福祉事業

・周辺地域巡回事業

・調査及び研究事業

・相談事業

・人権講座,センターだより発刊, パネル展

・各種教養講座,各種軽スポーツ, 文化祭等

・栄養教室,健康診断,子ども会支 援等

・アニメ上映,人権研修会等

・先進地視察研修,アンケート調査

・人権,生活相談等

3センター合計 2,065件35,184人

・放課後児童クラブ

・文化スポーツ事業

・チャイルドゆうゆうクラブ

・茶道,書道,華道,陶芸,剣道, 吟詠

1,537件52,997人

・福祉活動事業

・福祉サービス事業

・ボランティア養成事業

・募金活動

・地域福祉活動全般,日赤活動, ボランティアセンターの運営等

・介護,障害者,子育て等の支援 サービス

・ボランティア養成研修

・共同募金,歳末たすけあい募金活動

三原・本郷・久井・ 大和各地域センター 研修会・講座等 171回4,116人

環境啓発・教育に関する 事業

・水辺教室

・里山の自然観察会

・地域環境マップ作成「新高山−里 山の自然−」

・環境写真・絵画コンテスト

・環境月間記念講演会

9回269人 2回60人 5,500部 写真55点, 絵画80点の応募 220人

*平成18(2006)年度事業も入っており,  右の実績数値と異なる場合があります。

・三原シティカレッジ

・地域出前講座

(三原地域連携推進協議会)

・市民講座6講座

・専門職講座6講座

・本郷,久井,大和地域市民健康 講座

15回453人 20回774人 3回106人

(16)

・消費生活相談事業

・労働力導入促進総合企 画会議の推進

・消費生活相談室

・就職ガイダンス

・Uターン就職情報ステーション

事 業 名 主 な 内 容 実績等

実績等 商 工 振興課 観 光 文化課 農 林 水産課 担当課・ 施設等名

月曜日∼金曜日

・文化行事の推進 ・三原市美術展

・三原市民音楽祭

・三原映画祭

・企画展

・市民ギャラリー企画展

1,961人 3,083人 1,134人 3回7,635人 2回2,044人

・観光宣伝及び観光行

事等の推進 ・筆影山・竜王山 ・佛通寺

・御調八幡宮

・久井稲生神社

・すなみ海浜公園(海水浴)

・県立中央森林公園・三景園

・久井岩海

・大和の観光農園

・三原神明市

・三原さつき祭り

・三原やっさ祭り

・三原浮城まつり

・沼田本郷夏まつり

・久井岩海まつり

・だいわ元気まつり

・その他

34,927人 170,000人 35,000人 30,500人 18,242人 217,300人 3,650人 34,997人 266,600人 103,000人 305,000人 10,000人 15,000人 10,000人 4,500人 765,990人

消防署

水道局

・防火に関する意識の 普及啓発

・防火管理資格等の講 習会の実施

3,002人 209回17,223人 1回113人 5回416人

・水道事業に関する意識

の普及啓発 ・見学学習会

・消防まつり

・防火・救急講習会等

・防火管理者資格取得講習会

・危険物取扱等保守責任者講習会

18件775人

*平成18(2006)年度事業も入っており,  右の実績数値と異なる場合があります。

1

2

3

4

資 料

秋の企画展 市民ギャラリーコンサート

(17)

 本計画の策定にあたり,住民の「生涯学習」に関する意識や現在の状況,今後の意 向等を把握するため実施しました。

(1) アンケート調査の結果から見る課題と展望

2 回収結果 2 調査の設計

調査対象 抽出方法 調査方法 調査期間 調査内容

市内に在住する満20歳以上の住民2,000人 住民基本台帳から無作為抽出

郵送配布・郵送回収

平成18(2006)年8月16日∼平成18(2006)年8月31日 1 回答者の属性(設問:6)

2 生涯学習活動への取り組み状況(設問:8) 3 生涯学習に関する情報の取得について(設問:3) 4 生涯学習活動への今後の取り組み意向(設問:5) 5 生涯学習活動に関する三原市の取り組み(設問:3)

標本数 回収数(率) 有効回収数(率)

2,000(100.0%) 806(40.3%) 800(40.0%)

 自由時間〈平日〉  自由時間〈休日〉

1 調査の目的

<単数回答> サンプル数

800

<単数回答> サンプル数

800 1∼2時間

30.9% 3∼4時間

23.5% 5∼6時間

22.4 % 7時間以上

32.1% ない 4.3%

無回答

6.0% 1∼2時間 11.8 %

3∼4時間 29.4 % 5∼6時間

14.5% 7時間以上

14.8%

7.4%ない

無回答 3.1%

5 生涯学習に関する住民の意識・意向

〔1 自由時間とその過ごし方について〕

(18)

1

2

3

4

資 料

0 10 20 30 40 50 60 70 80 90

テレビ・ラジオ・ビデオ鑑賞 新聞や本,雑誌 家族の団らん 友人,知人との交流 パソコン ショッピング 散歩 手芸,園芸,日曜大工 農作業 スポーツ,レクリエーション 学習活動,習い事 映画,音楽,美術鑑賞 地域活動やボランティア 室内娯楽 ドライブや小旅行 その他 何もしない 無回答

 自由時間の過ごし方   (あてはまるもの5つまでに○)

☆休日はゆっくり過ごす人が多い傾向にありますが,平日に比べ多い自由時間 を生涯学習や社会的な活動にあてるよう働きかけることが望まれます。

☆住民の自由時間は,世代や性別で異なるものの,平日では「1∼2時間」「3

∼4時間」,休日では「7時間以上」が多くなっています。また,自由時間の過 ごし方は,平日・休日ともにテレビ・ラジオ・ビデオ鑑賞や新聞・本・雑誌を 読むなど室内型が多く,さらに詳しく分析すると,若い層では休日の家族団ら んやショッピングが多くなっています。

<単数回答> サンプル数

800 78.4 76.4 46.052.8

31.0 23.628.1 21.6 19.1

41.3

44.8 21.0

16.9 15.1 15.1 14.815.8 13.6

14.3 13.3 8.0 7.6 12.8 7.0 7.3 5.6 5.6

4.9 21.6 3.6 4.8

5.1 7.3 4.0

4.6

17.6

平日

休日

結 果

課 題

(19)

関心がある分野

☆住民の関心の高い分野に関する生涯学習をいかにタイムリーで魅力的に推進 するかが課題であり,その成果はまちづくり活動の活性化にもつながります。 まちづくり出前講座も「分かりやすく,楽しいこと」が求められます。

☆関心がある活動分野は,「子どもがすこやかで心豊かに育つ環境をつくるこ と」や「心や体の健康を保つこと」,「自然環境を守ること」などが70%を超え, 住民の関心が健康や環境,教育に向いていることが分かります。一方,これ までに行った生涯学習の内容をたずねたところ(P24参照),「健康・スポー ツ」「趣味的なもの」や「職業上必要な知識・技能」とする割合が高くなっ ており,住民の関心と実際の生涯学習活動が必ずしも一致していないことが うかがえます。

<単数回答> サンプル数

800 無回答 関心がある どちらともいえない 関心がない

0 20 40 60 80 100

子どもがすこやかで心豊かに育つ環境をつくること 心や体の健康を保つこと 自然環境を守ること 事故や災害などにあわないよう,生活の安全を守ること

地域に住む人同士のつながりを深め, 元気で住みよいまちをつくること 高齢者や障害のある人が地域で いきいきと暮らせるようにすること

お互いの人権を大切にする地域をつくること 仕事に役立つ力を身に付けること スポーツ・レクリエーション活動を盛んにすること 地域の伝統文化を守り伝えること 芸術文化活動を盛んにすること 他の地域に住む人との交流を深めること 国際理解,国際交流を深めること

79.4 79.3 73.5 71.3 67.3 61.4 52.8 46.4 45.6

34.3 29.4

45.4

22.3 45.9

49.8 43.5

38.3 37.0 36.0

34.0 28.1

24.5 20.6

17.8 13.5 12.12.4

1.3 3.0 1.3 2.3 3.8 5.0

8.6 9.0 8.6

12.3

10.6 8.6 9.0 7.8 8.4 9.0 8.3 6.8 6.0 6.9 5.8 6.0 6.1

21.3 13.3

%

〔2 関心がある分野と生涯学習における取り組み状況〕

結 果

課 題

(20)

1

2

3

4

資 料

今後希望する生涯学習情報の入手手段(現状との比較)

☆広報紙に対する期待は大きく,一層の工夫が望まれます。インターネット利 用も増えており,CATVの活用とともに情報化の進展に合わせた対応が必要 になっています。一方,「相談窓口」の比率が少なく,また「近所の人や知人 から聞く」などの「口コミ」に頼る意向は少なくなっています。相談窓口の周 知・充実強化や,住民のコミュニティにおけるつながりの強化に向けた対策が 大切です。

☆現状・今後ともに,「県や市の広報紙など」が最も高く,続いて「新聞・雑 誌など」となっています。現状では,続いて「近所の人や知人から聞く」の割 合が高くなっていますが,今後では「インターネットのホームページ」や「テ レビ・ラジオ」,「公民館・コミュニティセンターだより,公民館・コミュニ ティセンターにあるパンフレット・ポスター」の割合が高くなっています。

<単数回答> サンプル数 現状 800 今後 694

現状 今後

0 20 40 60 80

県や市の広報紙など 新聞・雑誌など インターネットのホームページなど テレビ・ラジオ

近所の人や知人から聞く 公民館・コミュニティセンターだより,公民館・ コミュニティセンターにあるパンフレット・ポスター

街頭のチラシ・ポスターなど 県や市の情報コーナー,相談窓口 職場で見たり聞いたりして 図書館 クラブ・同好会・PTAの会報など 無回答 その他

61.5 73.6 42.5

28.8 27.1 26.4

15.9 13.0 11.5

9.7 8.6

7.2 6.1

1.3

37.6 16.1

20.3 18.6

24.0 9.0

5.1

11.9

7.8 3.5

5.9

1.1

%

〔3 生涯学習に関する情報の取得について〕

結 果

課 題

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