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……… 第46回関東理科教育研究発表会
1 はじめに
初任校である四街道北高等学校で5年間勤務し,昨年の春に,現任校である流山北高等学校に異動になっ た。本校も前任校同様,勉強を苦手とする生徒が多い。これまでに,それらの生徒の多くは勉強ができない のではなく勉強をしてこなかっただけで,高校生活で何かきっかけがあると,人がかわったように生き生き とすることを学んできた。普段の授業がそのきっかけの1つになればと思い,これまでも生徒が興味を持て る授業作りに努めてきた。
昨年度1年間授業を行うなかで,本校と前任校の生徒の特徴の違いを感じる場面が多々あった。今年度は 本校の生徒の特徴により合った授業作りに努め,生徒のやる気を引き出したいと思う。生徒が自ら積極的に 参加したいと思う授業作りに加え,家庭でも自ら学びたいと思う仕組みを考えてきた。
今回は,本校生徒の発言数の多さに着目して考案した,ゲーム要素を組み込んだ授業を紹介したい。
2 前任校生徒との特徴の違い把握
前述したように,本校の生徒は発言が多く,発問をした時に挙手をする者の割合が多いのが良い点である。 一方,集中力が1時間持続せず,授業に興味を無くすと姿勢が悪くなったり,ボーとしたりしてしまう生徒 の割合が多いのが難点である。
本校の中でも,学習意欲は年々上がっているように感じられ,考査前に任意参加の補習を設定すると自ら 参加申し込みをする生徒は増えている。しかし,まだまだ家庭学習時間が短いことが,アンケート調査の結 果分かっている。
3 本校生徒の特徴に合った授業作り
以上の結果より,教師の講義時間は要点をまとめることでできる限り短縮し,生徒を活動させる授業作り が本校の生徒には合っていると考えた。そこで,講義時間は基本20分と短くし,講義の最中にも発問を10 ~ 20問程度まぜながら進めるスタイルとした。その後,お題を課した班活動や,隣の席の者と問題を出し 合うペアゲーム等,アクティブラーニング型の授業を行った。(時間配分は下表参照。)
表 通常授業における時間配分の目安
また,ポイント制を導入して,発言者やお題クリア者等,積極的に授業に参加している者にポイントを与 え,定期考査終了ごとにそれまでの累計ポイントを個人成績通知表に記載して配布した。個人成績通知表に は獲得ポイントの他に小テストの得点や提出物の評価も載せてあり,これらもその都度,結果を記載して配 布し,生徒自身が自分はどの分野が弱いのかを一目見て分かるようにした。
4 学習活動におけるゲーム要素の効果
前任校と現任校の生徒で共通して目についたことがある。休み時間に行っているアプリ等のゲームのスキ ルが高いことである。生徒に聞いて分かったことだが,ゲームに関連した情報を暗記しているようである。
生 徒の やる 気 を引 き出す 授業作 り
~ゲーム要素を取り入れる~
千葉県立流山北高等学校