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25年度1年目教育座学資料 TOITOI Retrospective

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Academic year: 2018

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ヨット トラブル

文責 宮下

1、セールのトラブル

○ジブが破れた…ジブを巻き、メインのみで着艇→無理なら曳航

・ジブが破れやすい場所…リーチ・ウィンドウ・フット・ランチャーポール接続部

・どんなとき?…沈起こし、ランチャーつぼり、セールシバー

・セールクロスで対処出来るならセールクロスを貼る

○メインが破れた…メインを巻き、ジブのみで着艇→無理なら曳航

・メインが破れやすい場所…フット、リーチ

・どんなとき?…沈起こし、アウトホールいれたままメイン下ろす

実例 2012 インカレ本選では、最大風速 13m ほど吹いたため、メインが破れた艇も多かった。

○メインが下りない やませ着艇時

考えられる原因:マスト内でジブハリとメインハリが干渉している

それでも下りないならシーブが噛んでいるのであきらめる 対処:①ジブハリを抜いたり出したりしてみる。

※この際、バング、プラーを抜く

理由:ジブハリをスムーズに入れるため         マストを保護するため     

② それでも下りない場合、アウトホールを抜いてからメインセールからブームを抜く      理由:メインセールに風をはらませずに、安全に着艇するため      

陸に近い時は メイン上げ直して一回上に行く or アンカー投下

○[470]スピンが下りない

考えられる原因:①スピンハリがデッキのどこかで干渉している         ②マスト内でジブ・メインハリとスピンハリが干渉 対処:①スピンハリの干渉チェック

   ②ジブハリを抜く ジブハリが一番ピーンと張っているので抜くと効果的    ③フットのスピンシートを外し、スピンをサイドステイに巻きつける。 2、ハリヤードのトラブル

○ジブハリが切れた

対処:①ジブを巻き、メインを下ろす    ②プラーでマストを固定する

   理由:マストは、ジブハリ・サイドステイの3点で支えられているため、切れると不安定になる      ③曳航する ※曳航ロープをもやう場所⇒バウアイ

 ○メインハリが切れた…メインを下ろしてジブのみで着艇→無理なら曳航

⇒対策 

ハリヤードチェック:ささくれやすい所(端っこ)、気付きにくい所(シーブ)は入念にチェックする  ○サイドステイが切れた ※作業中出来るだけ切れたほうを風下側に向ける レスキューの補助

(2)

  強風下はスピード落としてタックが難しい→先にメイン下ろす など

① メインを下ろして、ジブハリを調節する(ジブを巻く場合もある)    理由: マストに力がかからないように            ②マストをプラーで固定する

  ③曳航する ※曳航ロープをもやう場所⇒バウアイ  3、マストのトラブル

 ○マストが折れた(ヒビが入った)

  ①メインを下ろしてジブを巻く 巻けない時は海水に浸からないようにする   ②ジブハリを調節する

   理由:マストが倒れないよう、またそれ以上折れないようにするため         ①テンション当てる ②かけ過ぎ注意

  ③曳航する ※曳航ロープをもやう場所⇒バウアイ

 ○沈してマストが海底に刺さった   ①抜きやすい方向からゆっくり起こす

  ②無理ならチェーンプレートにロープをもやって、チャッカーに引っ張ってもらう  ・どんなとき?…陸に近い・湖など、水深が浅いとき

※センター、ハルに焦って乗らない

→さらに深く刺さってしまうから

※レスキューがいる時はバウなどにロープをくくりつけて、ハルの方向に引っ張る。 そして沈起こし。

実例 2012 インカレ本選 in 琵琶湖のレース初日、約 13m ほどの爆風が吹き、中村・武市艇は沈。 琵琶湖は底が浅いため、マストが刺さってしまう。沈起こしの際センター、ハルに乗ってしまったた め、さらに深く刺さってしまい自力での沈起こしは不可であった。他大の支援艇により、沈起こしに 成功するがマストが深く刺さっていたので抜く際に曲がってしまった。

4、ブームのトラブル

 ○ブームが折れた…メインを下ろしてジブのみで着艇→無理なら曳航  ・どんなとき?…ジャイブで波にささった時

5、センターのトラブル  

○[Snipe]沈してセンターがなくなった 

① 三人目・四人目をすぐに投入する

② ジブシートを使って沈起こしをする    ③ジブを巻き、メインを下ろす→曳航して着艇

 実例 昨年、小谷、山田艇での夏の沈起こし練習の際、センターシートの長さが長かったため、沈後、 センターが抜けてしまう。(センターがなくなったわけではない。)完沈状態でセンターを刺そうとする が、海中にあるセンターを引き上げようとするができず、断念。そこで、ジブシートを引っ張って起こ

(3)

そうとするが起きない。そこで三人目を投入するがこれでも起きない。続いて四人目を投入。四人目を 投入してもなかなか起きなかったが四人の底力により何とか起こせた。

○[470]センターが下りない

考えられる原因:①センターシートが何かと干渉している         ②ジブハリを引くことによって船が歪み、

センターとセンターケースの隙間が狭くなっている 対処:※出艇直後ならば、パドルで着艇する

   ①センターシートの干渉をチェック    ②ジブハリを抜く

   ③それでも無理なら、メイン・ジブを下ろして、曳航着艇する

6、ラダーのトラブル

○ラダーが折れた

対処:①メインを下ろし、ジブを巻く    ②チャッカーで横付けして着艇    ※パドルを代わりに使う

   ※シート(ジブシート)を垂らすと安定する(真っすぐ走れる) 抵抗

・どんなとき?…強風でウェザーヘルムに耐えきれなくて折れる 割れる

○沈してラダーが外れた

対処: 完沈や半沈状態ではつけることが困難なため、沈を起こしてから付ける

→チャッカーの補助

1.沈起こす 2.チャッカーがサイドステイを持って風位を向ける 3.ラダーつける

※ラダーがなくてもスローセーリングで風位を向いた状態をキープできるように!

※ラダーがない状態で曳航する場合、パドルなどラダーとして代用できるものを常に曳航してもらう船 にヨットがむくようにしてとりつける.

実例 昨年、菅原、山田艇がレース中ヨットに接触し沈。その際にラダー外れてしまった。沈起こし後 ラダーをつけようと試みるができず、すぐにアンカリング。そして曳航して着艇した。

7、ドレンのトラブル

○沈してドレンがなくなった

  対処:①1人が前に行き、スタンを浮かせ、ドレンの穴にスポンジを切ったものなどを詰めて、 キッチンテープで止める

     ②ハッチから水を出しながら曳航して着艇

○ドレンを閉め忘れた

  対処:①1人が前に行き、スタンを浮かせドレンを閉める      ②ハッチから水抜きをする

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8、魚網暗礁のトラブル

○暗礁に乗り上げた ※この時絶対飛び降りたりしないこと!実例として、岩礁から飛びおりて 頭を打   って死亡したという事故もある。

  対処:①センター・ラダーを上げる

     ②セールトリム、パドルによって脱出可能ならすぐに脱出する        バックセーリング含む

     ③チャッカ―、TL に報告。自力での脱出が無理ならチャッカーにロープで引っ張って もら   

う。

     ④損傷の確認

* 座礁してしまった場合、 船と岩に挟まれてしまう可能性があるので、手などをむやみに船 の外に出さないように! 

○魚網に引っかかった

  対処:①チームリーダーに報告      ②センター・ラダーを上げる

     ③セールトリム、パドルによって脱出可能ならすぐに脱出する

④ それでも無理な場合、マリーナに報告して待機する 9、沈のトラブル

○完沈がなかなか起きない

  対処:①完沈から半沈に起こす際は風下側に立って起こすとよい       理由:風の力と水面下の抵抗から出来る回転力を利用する

② 半沈になったら3人目を投入して起こす

○すぐに起こせない、または逆沈してしまうような風の時   対処:①3人目をシーアンカー要員として投入する

   ※B旗掲揚時はチャッカーがヨットに近づけない、3人で安全に着艇できると判断される場合は 3人で帰る

○3人目を投入して沈を起こしても、すぐに逆側に沈するくらいの強風時   対処:①4人目をフットベルト要員として投入する

     ②4人目は沈を起こしたらチャッカーに戻る        理由:狭くて動きにくいから

○2杯以上同時に沈した

  対処:チャッカーが近くにいる場合はすぐに起こす。チャッカーが近くにいない、起こせない 場合

は待機しチャッカーの指示に従う(完沈させてハルの上で待機)

ただし、微風などでは、チャッカーの有無にかかわらず基本的に起こしてよい。また、漁網 などに近ければすぐ起こす。

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10、その他のトラブル

○艇から人が離れた

  対処:①チャッカー乗員もヨット同乗者も、離れた人を指差しながら笛を吹く      ②沈している場合はハルの上で待機

     ③チャッカーはQ旗を掲揚する

※作業するひとは必ずシートをもつこと!!

実例 昨年の全道選手権で中崎、淀川氏艇がリーチングを走っていたところ、ヘルムスの淀川氏がバラ ンスを崩し落水、流される。淀川氏は近くのヨットに救助された。一方、中崎は逆ジブをして待機し、 沈することなく無事であった。

この日は風の強い日で波も結構あった。今回は、大事には至らなかったが、海に投げ出されるというの は、ヨット事故の中で、最も死亡率が高いもので本当に危ない。チャッカーにいる際もヨットに乗って いる際も、洋上四原則の一つである、シートを離さないことを徹底しよう。

○艇体に穴が開いた

  対処:①布などを詰めて、キッチンテープを貼る      ②穴を波が当たりにくい方向に向けて、曳航する

○船またはヨットとぶつかりそうになった

  対処:相手が船 ⇒船もヨットも互いに右によける

      相手がヨット ⇒ヨットはラフしてスピードを殺す(本当に衝突しそうな場合。)

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参照

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