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【平成29年1月25日】冬季に多発する高齢者の入浴中の事故に御注意ください! 消費者庁注意喚起情報 益田市ホームページ

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(1)

平成 29 年1月 25 日

冬季に多発する高齢者の入浴中の事故に御注意ください!

1.入浴中の事故死の実態

厚生労働省の人口動態統計による家庭の浴槽での溺死者数は、平成 27 年に 4,804 人で1、 平成 16 年の 2,870 人と比較し 11 年間で約 1.7 倍に増加しました(図1)。このうち約9割 が 65 歳以上の高齢者です(図2)。

1 人口動態統計から「W65 浴槽内での溺死及び溺水」と「W66 浴槽への転落による溺死及び溺水」のうち外因の発生し た場所を示す細分類「.0 家(庭)」を集計した。

図2.平成27年 家庭の浴槽での溺死者数

News Release

人口動態統計を分析したところ、家庭の浴槽での溺死者数は 11 年間で約7割増加し、 平成 27 年に 4,804 人となっています。そのうち高齢者(65 歳以上)が約9割を占めて おり、高齢者は特に注意が必要です。溺死を含む入浴中の事故死は、東京都 23 区では 平成 26 年に 1,442 件あり、冬季に多く発生している傾向がみられます。過去には入浴 中の急死者数は約 19,000 人と推計されたこともあります。

安全に入浴するために、以下の点に注意しましょう。

(1)入浴前に脱衣所や浴室を暖めましょう。

(2)湯温は 41 度以下、湯に漬かる時間は 10 分までを目安にしましょう。

(3)浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。

(4)アルコールが抜けるまで、また、食後すぐの入浴は控えましょう。

(5)精神安定剤、睡眠薬などの服用後入浴は危険ですので注意しましょう。

(6)入浴する前に同居者に一声掛け、同居者は、いつもより入浴時間が長いとき には入浴者に声掛けをしましょう。

2,870 3,337

3,370 3,308

3,778 3,668 4,009

4,581 5,097

4,796 4,866

4,804

2,000 2,500 3,000 3,500 4,000 4,500 5,000 5,500

16年 17年 18年 19年 20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年

図1.家庭の浴槽での溺死者数の推移

0

(平成)

約1.7倍

(人数)

0

(平成)

(人数)

65歳以上 4,416

(92%)

65歳未満 388

(8%)

(2)

溺死を含む入浴中の事故死は、東京都 23 区では平成 26 年に 1,442 件ありました2。冬 季に多く発生している傾向がみられ、12 月から2月にかけて、年間の事故数全体の約5 割が発生しています(図3)。

また、過去には、人口動態統計の浴槽内での溺死者数等を用い、病死等と判断されたも のも含めた入浴中の急死者数は約 19,000 人と推計されたこともあります3、4

2.入浴する際の注意事項

安全に入浴するために、以下の点に注意しましょう。

(1)入浴前に脱衣所や浴室を暖めましょう。

(2)湯温は 41 度以下、湯に漬かる時間は 10 分までを目安にしましょう。

(3)浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。

(4)アルコールが抜けるまで、また、食後すぐの入浴は控えましょう。

(5)精神安定剤、睡眠薬などの服用後入浴は危険ですので注意しましょう。

(6)入浴する前に同居者に一声掛け、同居者は、いつもより入浴時間が長いときには 入浴者に声掛けをしましょう。

2 東京都福祉保健局東京都監察医務院ホームページ(http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kansatsu/)」に公開さ れている「東京都 23 区における入浴中の事故死の推移」から。なお、「入浴中のデータ」は、脱衣所、洗い場、湯船 に漬かっている、その全行為時における死者数を集計しています。

3 入浴関連事故の実態把握及び予防対策に関する研究 平成 25 年度 総括・分担研究報告書 研究代表者 堀進悟

4 鈴木晃 住宅内の事故、とくに入浴中の事故を中心に「空衛」2011; 11: 71-78. 216

169 149

106 74

53 38 32 34 69

115 187

0 50 100 150 200 250

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

(10年間の 平均人数)

図3.東京都23区における入浴中の事故死

浴槽内での溺死

(人口動態統計)

入浴中の急死

(溺死、病死等)

(3)

3.入浴者の異常を発見した場合の対処法

浴槽でぐったりしている人(溺れている人)を発見した。

●いざという時のために、救命講習を受けるなど、応急手当を覚えましょう。

<詳細等> 今回の注意喚起の詳細、背景は次のリンクを参照してください。

冬場に多発する高齢者の入浴中の事故に御注意ください!(消費者庁注意喚起 平成 28 年1月 20 日)

http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/160120kouhy ou_2.pdf

<本件に関する問合せ先>

消費者庁消費者安全課 岡崎、石井 TEL:03(3507)9137(直通) FAX:03(3507)9290

URL:http://www.caa.go.jp/ 1.浴槽の栓を抜く。大声で助けを呼び、人を集める。

2.入浴者を出せるようであれば浴槽内から救出する。直ちに救急車を要請する。 (出せないようであれば、蓋に上半身を乗せるなど沈まないようにする。) 3.浴槽から出せた場合は、肩を叩きながら声を掛け、反応があるか確認する。 4.反応がない場合は呼吸を確認する。

5.呼吸がない場合には胸骨圧迫を開始する。

6.人工呼吸ができるようであれば、胸骨圧迫 30 回、人工呼吸2回を繰り返す。 できなければ胸骨圧迫のみ続ける。

参照

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