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資料3_基本方針 境浄水場地区の地区計画について|武蔵野市公式ホームページ

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Academic year: 2018

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全文

(1)

境浄水場における地区計画及び用途地域等に関する基本方針

(2)

参考

1 基本方針(案)に対する意見見解書について

別添のとおり

(3)

1

1.背景

関前1丁目地内の境浄水場は、東京都の水道施設として、大正 13 年より通水を開始、 多摩川から取水した原水を緩速ろ過方式により浄水処理し、和田堀給水所へ送水してい る。都の水道は、高度経済成長期において、整備拡張を重ねてきたため、平成 30 年代

に更新時期が到来する。そこで、長期に及ぶ更新事業を円滑に推進し、安定給水を確保 するため、更新に先立ち、都が保有する浄水場全体の浄水能力を低下させないようあら かじめ代替浄水施設を整備することとしている。

更新事業については、最も建設年代が古い東村山浄水場から着手するものであり、そ の代替浄水施設としては、更新に伴い浄水能力が低下する東村山浄水場の給水区域をバ ックアップする必要があることから、距離、標高、導送水管の整備、敷地規模等を踏ま え、境浄水場が建設地となっている。このため、都は、平成 29 年から平成 33 年に、緩

速ろ過池の一部に、急速ろ過方式の浄水施設(延べ面積約 40,000 ㎡)を整備すること を計画している(別紙、参考資料)。

境浄水場の立地する区域の用途地域は、大部分が第一種中高層住居専用地域に指定さ れており、現状と同様の施設の立地は可能であるが、今回計画している水道施設は建築 が困難な用途地域になっている。また、周辺については、用途地域が第一種低層住居専

用地域に指定されており、良好な環境の低層住宅地となっている他、南側には国の史跡 に指定されている玉川上水が隣接しており、その周辺は里山の生態系が維持され、自然 環境にふれることのできる市内でも貴重な地域となっている。

一方、東京都の水道施設の施設更新により安定給水を確保し給水ネットワークを強化 していくことは、当市の水道事業にとっても将来にわたって有益なものである。

このような状況を踏まえ、将来にわたって周辺住宅地の環境及び玉川上水周辺の環境 を維持しつつ安定給水を可能とする公共公益施設の立地が可能となるよう、市は、都市

計画に地区計画を定め、用途地域を変更する。

なお、境浄水場の北西隣地には大規模な集客施設が立地しており、水道施設の再構築 整備の計画地ではないが、地形地物である道路に囲まれた計画地と一体としての区域の 特性を捉え、現状の市街地環境に配慮しつつもにぎわいのある街並の維持が可能となる

よう、浄水場の敷地と一体的に都市計画決定及び変更を行う。

2.目的

「武蔵野市都市計画マスタープラン(平成 23 年)」では、境浄水場を大規模な公共

公益施設として位置づけており、施設の利用に変更がある場合は、当該地区のまちづく りや周辺状況と調和するように誘導するとしている。そこで、次の目的のもと、都市計 画の決定及び変更を行う。

(1) 土地利用の維持

(4)

設としての土地利用を維持する。 (2) 周辺環境の保全

周辺の低層住宅地及び玉川上水周辺の環境との調和を考慮し、市街地環境の向上が 図られるよう、当該地区において、建築物の高さの最高限度、壁面の位置の制限及び

形態又は色彩その他の意匠の制限等を定めることで、良好な住環境及び自然環境を保 全する。

3.検討区域

図1及び図2

4.地区計画の方針

(1) 土地利用の方針

検討区域を、浄水場地区と沿道商業地区の2つの地区に区分し、浄水場地区は周辺 住環境及び自然環境と調和した公共公益施設を誘導する地区とし、沿道商業地区は環 境に配慮しつつにぎわいを維持する地区とする。

(2) 地区施設の整備の方針

緑豊かな周辺の住環境及び自然環境を保全するため、接道部分に緑地を整備し、沿 道緑化を確保する。

また、地域の環境に寄与する地区施設の整備を検討する。

(3) 建築物等の整備の方針

周辺環境との調和及び良好な景観形成のため、次の事項について定める。 ① 用途の制限

浄水場地区において、建築することができる建築物は水道法に定める水道事業の

用に供する施設及び事務所とする。沿道商業地区において、建築することができる 建築物は第一種中高層住居専用地域内に建築することができる建築物とする。ただ し、都市計画道路武3・4・22 号線沿いの用途地域等を路線式指定とする区域に おいては、用途の制限を行わない。

② 壁面の位置の制限

浄水場地区において、桜通り、都市計画道路武3・4・3号線及び都市計画道路 武3・3・6号線に面する外壁面から道路境界線までの距離の最低限度を、新たに 整備する水道施設の建築物の高さや周辺地域に与える影響等を考慮し定める。

③ 高さの最高限度

浄水場地区において、建築物の高さは玉川上水景観基本軸との関係性を考慮する とともに、周辺に与える影響を踏まえ定める。

④ 形態又は色彩その他の意匠の制限

浄水場地区における建築物等は、周辺環境に配慮し、派手な色彩を避け、落ち着 いた色調とするとともに、圧迫感の低減等の工夫を図ることとする。

⑤ 垣又はさくの構造の制限

(5)

3

緑豊かな周辺の住環境及び自然環境を保全するため、それぞれ適切な緑化面積及 び樹木の保全について定めるとともに、風による影響に対する配慮策について検討 する。また、その他導入すべきものについて、都市計画マスタープランの方向性を 勘案し定めることを検討する。

5.用途地域等の方針

(1) 用途地域

検討区域には、公共公益施設として新たな浄水施設である建築物が立地する計画が ある。計画地周辺は、低層住宅地であり、住環境を保護する区域である。これらを鑑 み、施設の立地が可能となる第二種住居地域に変更する。なお、建ぺい率と容積率に ついては、「武蔵野市用途地域等に関する指定方針及び指定基準」に示した基準のと

おり、建ぺい率は 60%、容積率は 200%とする。 (2) 高度地区

「武蔵野市用途地域等に関する指定方針及び指定基準」に示した基準のとおり、23 m第2種高度地区及び 20m第2種高度地区に指定する方針であり、従前からの変更 は行わない。

(3) 防火地域及び準防火地域

「武蔵野市用途地域等に関する指定方針及び指定基準」に示した基準のとおり、準 防火地域に指定する方針であり、従前からの変更は行わない。

(4) その他

(6)
(7)

H26

H3 0

H3 5

H40

H4 5

H5 0

  ∼H8 5

境浄水場

(東村山代替)

三郷浄水場

(金町代替)

東村山浄水場

(更

新)

金町浄水場

(更

新)

更新

平準期

その他の 浄水場 ※1

※2

更新準備期

更新始動期

※1

H 33完成予定

※2

H 35完成予定

境浄水場の再構築について

○浄水場の約7割は、高度経済成長期に集中的に整備

○これら浄水場は平成30年代から更新時期の到来

○更新工事は、長期にわたり大幅な能力低下が継続

1 浄水場更新の考え方

代替浄水施設を整備し、浄水能力を

確保してから更新工事に着手

1/2

(8)

2 境浄水場の再構築(概要)

参照

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