落語のおもしろさは
言葉の運びによる心地よさ
手話落語の魅力は見る楽しさ
ふくいしゆきのり
福石幸紀さん
(ろう学校教諭)
﹁小 さい 頃か ら、 歌や 物ま ねで 人 を楽 しま せる こと が好 きで した
。﹂ とや さし い笑 顔で 話し てく れる 入 間川 にお 住ま いの 福石 幸紀 さん
。 現在
、大 宮ろ う学 校の 先生 です
。
﹁高 校時 代に 落語 の魅 力に とり つ かれ
、寄 席に 通い
、覚 えた 落語 を教 室で 披露 して いま した
。大 学に は 落語 サー クル がな かっ たた め、 初 めは 演劇 部で 活動 して いた んで す が、 どう して も落 語を した くて 自 分で サー クル を作 り、 演劇 と落 語 を掛 け持 ちで して たん です
。﹂ 当時 の夢 は、 学校 の先 生に なっ て自 分の 好き な落 語や 演劇 を子 ど も達 に教 える こと
。し かし
、初 めに 赴任 した のは
、坂 戸ろ う学 校で し た。
﹁子 ども 達の 心や 手話 がな かな
か理 解で きず
、自 分の 思い が伝 わ らな いも どか しさ から
、学 校を 替 わり たい と考 えて いま した
。﹂ と振 り返 りま す。
﹁こ れで はい けな い、 子ど も達 と心 を通 わせ たい
。そ の ため には
、手 話を 学ぶ こと が必 要 だ。
﹂と 思っ た福 石さ んは
、東 京の 手話 講習 会に 通い
、ろ うあ 者の 現 状や 生活 上の 困難 を学 んだ のだ そ うで す。 それ でも
、ろ う学 校の 生徒 たち に落 語の 楽し さを 伝え るこ と は容 易で はな く、 あき らめ かけ た こと もあ りま した
。 しか し、 ある とき 手話 通訳 付き の落 語を 演じ る機 会が あり
、そ の 珍し い試 みに 大き な反 響が あり ま した
。聴 覚に 障害 のあ る方 々は
﹁初 めて 落語 を見 た。
﹂と 大好 評で した が、 同時 に﹁ 演じ 手と 隣の 通訳 者を 交互 に見 るの でお もし ろさ が半 分。
﹂と の感 想を もら いま した
。こ のこ とが ヒン トに なり
、一 人で 手 話を しな がら 落語 をす る﹁ 手話 落 語﹂ に取 り組 み始 めま す。 ここ から が大 変で
、手 話が 上手 で表 現の 豊 かな 人た ちの お宅 にま で伺 い、 手 話落 語を 見て もら って アド バイ ス を受 けま した
。手 話落 語の 難し さ は、 表現 が耳 の聴 こえ ない 人た ち の気 持ち とぴ った り合 うと いう こ とで す。
この 頃か ら、
﹁落 語を 子ど も達 に 教え たい
﹂と いう 福石 さん の夢 が 徐々 に現 実の もの とな って いっ た そう です
。そ の後
、ろ う学 校の 子ど も達 と一 緒に クラ ブを 作り
、本 格 的に 練習 を始 めま した
。﹁ 子ど も達 に少 し教 えて みる と、 あと は自 分 たち でア レン ジし て、 一層 楽し く して くれ まし た。 彼ら の表 現力 の 豊か さに 驚き
、逆 に学 ぶこ とも 多 かっ たで す。
﹂と おっ しゃ いま す。
ふく ふく てい せん しょ う
ご自 分で も福 々亭 先生 とい う芸
てい こ まる
名で 演じ るほ か、
﹁も て亭 小丸
﹂、
﹁ふ
てい くれ ない
よろ ず や
りむ い亭 紅﹂
、﹁ 萬家 たわ し﹂ など 楽 しい 芸名 を持 50つ
数名 もの お弟 子 さん がい るそ うで す。 話の 端々 に 落語 の口 調や パン トマ イム を交 え てく れる 福石 さん
、こ んな 楽し い 先生 と出 会え た子 ども 達は
、幸 せ だな と思 った 一時 でし た。
手話落語は、耳の聴こえの不自由な方々を相手にするの で、話の面白さが伝わりやすい演目を選び、わかりやすい しぐさをつけることが大切です。そして、演じるときは、 なるべく声を出さないようにしています。
「手話落語だけでなく、イングリッシュ落語やパ ントマイム、手話の演劇、手話の歌など学ぶ範囲 が広がりました。」と言う福石さん。
広報さやま 8
平成14年12月10日号
入間市方面
マヤーサ
市役所
サティ
あさひ銀行 国
道 16 号
M A JA S A
入間川3- 4- 15
(日曜日は休み)
狭 山 市 駅 西 口
マ ヤ ー サ
チャレンジショップMAJASA
【リポーター】
薄田明子さん(つつじ野在住) リポーターズアイでは、行政の しくみや話題性のあることが ら、市内のいろいろな施設など を、読者がリポートします。
七夕 通り の交 差点 にあ るビ ルの 1階 に、 ちょ っと 変わ った 雰囲 気 のお 店が オー プン した のを
、皆 さ んご 存じ でし たか
。こ こは チャ レ ンジ ショ ップ
・マ ヤー サ。 私も 月に 数回 利用 して いま すが
、自 分の 店 を持 ちた いと 考え てい る方 の最 初 の一 歩と なる 素敵 な施 設で す。 今 回は
、こ のマ ヤー サに つい て、 商工 会議 所で お話 を伺 いま した
。 マヤ ーサ は、 将来 自分 の店 を持 ちた いと 考え てい る方 が一 時的 に 開業 でき る﹁ 貸し 店舗
﹂で
、県 と市 の補 助金 を得 て、 商工 会議 所が 受 け付 けな どの 事務 を行 って いま す。 市内 の商 業者 や西 武文 理大 学の 学 生で 構成 する
﹁中 心市 街地 の商 業
活性 化を 進め る会
﹂ と商 工会 議所 など が 中心 とな って 開設 さ れま した
。﹁ 開店 の意 欲は あっ ても 少し 不 安⋮
﹂と いう 皆さ ん に、 自分 の店 を構 え る前 にマ ヤー サで 自 信を つけ
、将 来は 市 内の 空き 店舗 での 開 業を 目指 して いた だき たい
、そ う いう 思い が実 現し たチ ャレ ンジ シ ョッ プな のだ そう です
。 利用 者は
﹁チ ャレ ンジ ャー
﹂と 呼 ばれ
、自 分の 店を 持ち たい と考 え てい る方 や商 売に 興味 があ る方 で した ら、 共益 費な どを 負担 する だ けで
、最 長で 6か 月 間借 りる こと がで き ます
。現 在は
、飲 食や 展示 販売 など の店 が 営業 して いま す。 チャ レン ジシ ョッ プは 県内 に数 か所 あ りま すが
、狭 山市 は 他市 の施 設と 違っ て、 店ご との 仕 切り がな いこ と、 1日 単位 で借 り られ るこ とが 特長 です
。オ ープ ン スペ ース であ るた めに
、互 いの 店 に相 乗効 果が 生ま れ、 お客 さま と もコ ミュ ニケ ーシ ョン をと るこ と
がで きま す。 さら に、 チャ レン ジャ ー同 士が 月に 1 回、 利用 にあ たっ ての 話 し合 いを 開催 して いる た め、 情報 交換 もで き、 連帯 感も 生ま れる ので
、お 互 いの 都合 を融 通し 合い な がら
、良 い関 係で 経営 が でき てい るそ うで す。 ま た、 1日 単位 で利 用で き るの で、 教室 を開 きた い方 が体 験 講座 を開 催し たり
、作 品展 など も 行わ れて いま す。 皆さ ん﹁ 大人 のお 店や さん ごっ こみ たい
﹂と 楽し み なが ら、 夢を かな える ため に自 分 のペ ース で頑 張っ てい ます
。 マヤ ーサ にい ると
、﹁ ここ は何 の お店 なん だろ う?
﹂と 不思 議そ う な顔 での ぞき 込み なが ら、 通り 過 ぎて いく 方が 大勢 いま すが
、今 後 はぜ ひお 気軽 に立 ち寄 って みて く ださ い。 素敵 な展 示に 誘わ れて 入 って 来た お客 さま が、 明る い雰 囲 気の 中で お茶 を飲 み、 おし ゃべ り がで きる 憩い の空 間で す。 自分 の 店を 持つ ため に意 欲的 に行 動し て いる チャ レン ジャ ーが
、心 を込 め てお 迎え して くれ ると 思い ます よ。
●問 い合 わせ 狭山 商工 会議 所へ
! 95 4︲ 33 33
「いらっしゃいませ。 マヤーサへようこそ!」
明
明るるいい雰雰囲囲気気のの店店内内 平成14年12月10日号
9 広報さやま