平成21年度第4回行革推進委員会 会議録
1 会長進行
2 第三次行政改革推進計画(案)事務局説明
前回までの委員会で受けた指摘に基づき、第三次行政改革推進計画(案)をど のように修正したのかを中心に、事務局から計画案の内容を説明した。
3 第三次行政改革推進計画の策定について
【意見交換・質疑応答】
・ 4P の 普通 会 計 の見 通 し で 31年度 の 収支 見 通 し で いう と 、お よ そ 10年 間で 投資的経費が急速に落ち込んでいる。この数字を見ると、市としても早急に 手を打たないといけないということが分かる。
・ 高齢化率が高まっていくということは、それに伴って扶助費が増えていく ことを意味する。そうすると、目標の部分で掲げている経常収支比率に関し ても、非常に厳しい目標となるのではないか。
○ 日 時/平成 22 年2月 12 日( 金) 午後 2 時∼4 時
○ 場 所/文化会館3階 大会議室
○ 出席者/北大路会長、和田副会長、淡路委員、宮﨑委員、杉村委員、下川 委員、加藤委員、仲澤委員の8名が出席(桐谷委員、塚本委員、 根津委員、山﨑委員が欠席)
○ 事務局/中山総務部長、工藤総務部次長、小澤総務課長、三枝行政改革推 進室長、藤松主査、宇田川主任主事、高橋( 秀) 主事
○ 議 題/1.第三次行政改革推進計画の策定について 2.平成 21 年度外部評価の実施結果について 3.その他
⇒ 投資的経費については、建設経費が落ち着くことから、落ち込むという 理由が一つありますが、市税等も落ち込み、予想と大幅に違ってきているの で現在、平成22年度予算に基づいたより正確な見通しを策定段階であります。 完成次第、財政当局に確認しながらデータを差し替える予定でおります。
・ 恐らくデータを差し替えたとしても、現在の見通しに現れている傾向は変 わらないだろう。ただ、投資的経費がマイナスになってくる自治体も出てく る中で、減るとはいえ一定額の投資的経費を見込めること自体がまだまだ余 裕のある証拠なのかもしれない。
・ 行革の計画であまり10年後の見込み数値を出している計画はないのだが、 効果的な行革を訴える重要なデータにはなる。
・ これからの財政見込みについて、一般財源と特定財源を足した数字と歳入 合計欄の数字が合致しないが、これは一般財源と特定財源以外の収入源があ ることを示しているのか。
⇒ そ の 点 に つ い ては 、 後 日 改 め て 財 政担 当 に 確 認 し ま す 。(⇒ 歳 入 合 計 は 変わらないが、内訳である特定財源に計算間違えがあることが判明。既に修 正ずみ)
・ 4の数値目標についてですが、抑制数値の根拠や計算値などはあるのでし ょうか。
⇒ 経常収支比率等については、手当てなどを考えた場合には数値が上がっ ていってしまうが、スクラップ・アンド・ビルドは当然考えていかなくては ならないことからも現状値以下で抑えていく努力をしていくという考えから 設定しております。
・ 8P 財 政の 健 全 性の 維 持 に 向 けた 目 標値 を 示 す こ とが で きれ ば 市 民 に も分 かりやすいと思います。
⇒ 分かりやすくするために参考として載せておりますが他団体との比較対 象は必要であろうと思い類似団体の財政状況を掲載しております。
・ 浦安市は財政的に裕福なので何を目標にすればよいのかわからなくなる。
掲載する必要があるのかとも考えられる。
・ 「質を高く維持しながら」という言葉を使っているが、高い低いではなく、 基本ニーズが市民に合っているのかどうかの方が大事であって、ニーズの把 握は必要でニーズ以上のものは必要ないのではないか。市民要望もないのに、 過剰なサービスを提供するのは意味がない。本市運営のルールづくりなどに ついては、市民から意見を寄せられて変えられるものでもないと思うがこの 点については効果的効率的の表現のように内容に大きな影響を与えることで はないので、記述を変えられないか。
⇒ 基本計画に基づいた表現なので、修正可能かどうかを再度検討します。
・現状値以上にするという表現の仕方がわからない。
・ 公共サービスの「質を高く」の点については、非常に大きな誤解を生む場 合 が あ る 。「 経 営 」その も の の 質 は ど こ まで も 高 め て い か な くて は い け な い が、「提供するサービス」については、いたずらに質を高める必要はない。
⇒ 基本計画との表現の整合性がありますので所管課との調整をさせていた だきたいと思います。
・ 目標設定のところで経常収支比率の目標を掲げているが、何故この数値に 設定することになったのか。より低い基準(例えば、70%台)を目標として、 一層健全な財政を目指すということでもいいのではないか。
⇒ 経常収支比率の目標設定に関しては、内部でも議論がありました。確か に経常収支比率は低い方が健全な財政状況であると言われております。
しかしその一方で 、経 常収支比率はサー ビス を切り捨てていけ ば改 善して いくという側面もあり ます。そうした方法で 財政の健全性を維持し たとして も、それは市民が要望する行政ではないだろう。
こうした議論の中から、他市の状況なども踏まえ、経済状況が不透明な中 で20年度の状況を維持 できれば一定の健全性 は維持しているといえ るのでは ないかと考え、現在の目標を設定することに決定しました。
・ それでは、新たな施策は打ちつつ、スクラップ・アンド・ビルドによって 市全体としては経常収支比率等を20年度水準以下に抑える、ということと理
解してよろしいか。
⇒ お見込みのとおり。
・ 14ページの「財政関連用語解説」のページに、各指標について望ましい水 準を載せてはどうか。
⇒ 様々な意見があり一概にこの数値以下が良いとは言いづらい状況なので、 今回は8∼9ページに掲載した他市の事例を参考として、目標を定めました。
・ 行革として、計画で設定している目標、経常収支比率を82%以内に抑制す るということは努力目標となるのか、又どの程度の拘束力があるのか。
先ほどの財政見通しを見ると、実質公債費比率・経常収支比率を20年度の 実績値以内に抑えるという目標は、非常に難しい目標だとも思えるのだが。
⇒ 市の計画ですが、場合によっては超えてしまうということはあるかもし れませんが、市として計画に掲載し公表する以上、当然拘束力は持ちつつ、 状況に応じた努力をしていく目標設定としております。
・ 22年度は収入が減少しそうな中、どのように運用するのかが気になった。 来年度からこの目標値以下にするのか。状況により数年間はこの目標を上回 ってしまっても可とするのか。
⇒ その先がどうなる か分からないが、とり あえず計画期間の3年 間はこの 目標を意識して頑張るということです。
・ 例えば、財政力指数が1を割っている自治体なら指数を1以上に引き上げ る、といった目標が立てやすい。そうではなく、財政的に恵まれた状態の浦 安市で、こうした財政指標に関する目標を立てる必要があるのか。
⇒ 同じような議論は 内部でもありましたが 、このくらいの財政状 況で運用 できていれば今後何か あった場合でも十分に 対応が取れる、という ことの基 準の一つになると考え て、今回の計画案のよ うな目標を掲げること としまし た。
・ 同じページの「市民との協働の推進」の目標について。市民意識調査の項
目とその回答率が設定されている。
し か し 、 こ の 項 目 のつ く り で 市 民 は 回 答で き る の か 。「 市 民 と一 緒 に 事 業 を進めていく制度が整っていると感じる」と言われても、きちんと回答でき ない。
ここでいう“ 制度” の具体的なものを幾つか挙げて、それぞれが実現して いるかどうかをチェックするということなら評価はできるのだが… … 。
ま た 同 様に 、「 市政 運 営 の ル ール づ くり が 進 め ら れて い る」 と い う 質 問に ついても、あいまいで正確に回答することが難しい。本当にルールづくりが 進められていないのか、回答者が知らないだけなのかが明らかではないから である。
・ 13Pの改革推進のサイクル(循環)イメージ図の表記で市民から出る矢印 の 説 明 書 き が 、「 意見提 出 」 と な っ て い るが 、 提 出 と い う 言 葉に は 下 か ら 上 に申し上げるようなイメージを受ける。
他の要素とそろえて「意見・提言」でいいのではないか。
・ 改革推進のイメージ図に関して、市民が下で議会が上にきているのは、市 民第一の考え方を反映していないと捉えられかねない。市民ニーズが一番大 事ではないか。上位にするのなどもう一度、見直してみてはどうか。
・ 計画の重点事項と具体的な取り組み項目の間にあるべき論理的なつながり が な い 。 本 来 で あ れば 、「 重 点 事 項 実 現のた め に は 何 が 必 要 か? 」 と い う 観 点から小項目を設けて、そこから具体的項目の設定にいくべき。今の計画の よ う な 項 目 の 羅 列 は望 ま し く な い 。( この点 に つ い て は 、 次 回の 計 画 作 成 に 活かしてほしい)
・ 総務省が打ち出している表記の仕方が項目で並べて手段を記載しており、 体系がない形式である。それに沿った表の作りである。
・ インターネット意識調査に関する取組み項目を掲載しているが、これにつ いては、内閣府で調査研究を行い、アンケート調査としては使えないという 傾向が出ているが、その結果をホームページで公開しており、属性が分から ないという結果もあるので今後の検討の際には、是非この結果も活用してほ しい。
4 部会長報告
部会での議論に基づき作成した平成21年度外部評価の実績報告書の案について、 部会長から委員会への報告を行った。
5 平成21年度外部評価実施報告書(案)について
外部評価は委員の総意として施策レベル、政策手段の体系で評価していく方向 性 が 出 た の が、 平 成 20年 度 で 2項目 、 平 成 21年 度 積 み 残し の N PO ・ ボ ラ ンテ ィアの外部評価について評価結果を委員会の答申としたいと考える。
【意見交換・質疑応答】
・ 参考意見の欄に相反する意見が掲載されていることについては、どちらも 議論の中で確かに出た意見なのだから、そのまま掲載されていても何ら問題 ないと考える。
・ すぐに結論が出る訳ではないので長い時間を掛けてどうするか整備してい けば良いので現在の表記でよいのではないか。
・ 市民活動団体と自治会については、どの自治体でも必ずぶつかる部分がで てくる。その状況は、互いの成熟度によって違ってくる。よって、それぞれ の成熟度に応じた体制に組み替えていくということでいいのではないか。
・ 現在市民活動センターが入っている建物は、築何年程度なのか
・ 以前は東京電力の営業所として使用していた建物を借りているので、建物 自体は 20 数年ほど経っているのではないか。
・ 市民活動センターの今後の運営については、指定管理者制度の導入なども 既に検討したと理解していいか。
⇒ 当然、他市でも導入しているところもあり、検討したこともありますが、 受け入れる団体がない という実態もあり、今 後、自主的な運営に段 々と任せ ていく予定です。担当 課としては先々には指 定管理者制度を導入す ることも 検討しております。
・ 改善策の提言の中で「自主的な運営」とあるが、この運営主体となるよう な団体は育ってきているのか。この団体が育てば、指定管理者の候補者とな るようなイメージなのか?
・ 余裕をもって行わないと市民活動は考えられない。浦安市ほどだと問題は ないと思うが、財政の厳しい自治体だと、実態として、経費の節減だけを目 的とした指定管理者制度の導入が行われている。
安易なコストカットだけを目的としないようにしてほしい。
・ 団体が集まらない。当初登録と加入数が変わらない。
・ 市民活動センターは8年になるが、資金がない中でやろうとしている。
・ 市が専従をしっかりやると団体が育たないという自主的と相反する問題が ある。
・ 以前は専従スタッフがいたが、現在では引き上げてボランティアで運営し ている。
・ シニアについては、地域デビューのやり方について、検討していくべきで ある。
・ 評価のタイミングが重要。リアルタイムに効果が出るような仕組みを整備 するようにしてほしい。
・ 外部評価の実施については、市民の要望と事業の方向性を変更する時期が ずれないように注意することが必要である。
・ 市民活動は財政を始め様々な面で余裕のある市でしか育たない。
・ 市民意識調査の結果公表については、もっと早い時期に出せないか。
結果を次年度の予算編成に活かすためには、今の公表時期では遅いだろう。
・ 本文中にも入れてあるが、添付資料の「委員会開催日程」にも、評価作業 に関しては部会が重点的に担当したことを追加で記載しておいてほしい。
6 その他
平成21年度の外部評価結果報告については、今回の委員会での議論の内容を踏
まえ、部会長と会長で取りまとめを行うことで、委員の了承を得た。
(午後5時 終了)