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16s0037352 <資産証券化商品>新生信託銀行(Evolution Funding Trust) 信託受益権20152据置:BBB

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16- S- 0037

2016 年 6 月 30 日

株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

<資産証券化商品>

E volution F unding T rust 2015- 1

E volution F unding T rust 2015- 2

【据置】

信託受益権格付 BBB

格付事由

1.スキームの概要

(1) 第1 信託の委託者は、自らが保有する Global C ertificate を新生信託銀行株式会社(第1 信託受託者)へ信託 し、優先受益権および劣後受益権の交付をそれぞれ受ける(第 1信託)。Global C ertificate は米国消費者ロー ン債権を表章するものであり、委託者および第 1 信託受託者は信託設定日に、関連する原契約およびその準 拠法にしたがって Global C ertificate の有効な譲渡のために必要な行為を行う。

(2) 第 2 信託委託者は、優先受益権元本総額相当の金銭を新生信託銀行株式会社(第 2信託受託者)に信託し、 投資家受益権 A - 1 および投資家受益権 A - 2(あわせて投資家受益権 A と総称)の交付を受ける(第 2 信託)。 投資家受益権 A は投資家宛て販売される。

(3) 第2 信託受託者は上記の金銭を第1 信託受託者に貸し付け(信託A BL )、第 1 信託受託者は当該貸付金によ り優先受益権を償還する。第 2信託受託者は期中、一定の条件の下で投資家受益権A - 1 の全部または一部を 投資家受益権B に転換し、信託財産を引き当てとしてレンダーから投資家A BL の借り入れを行うことができ、 その場合は借入代わり金により投資家受益権 B を償還する。

(4) 証券化期間中、裏付となっている米国消費者ローン債権の回収金は委託者を経由せず第 1 信託受託者に交付 される。第 1 信託受託者は、この回収金から第 2 信託受託者に対し信託 A BLの利払いおよび元本返済を行い、 第 2 信託受託者は信託 A BLにもとづき受け取った元利金を原資に、投資家受益権 Aの配当の支払いおよび元 本の償還を行う。

(5) 投資家受益権 A - 1 は、元本の償還が月次コントロールド・アモチゼーションにより行われる。ただし、元本 償還方法変更事由もしくは償還方法変更事由が発生したときは、月次パススルー償還に移行する。投資家受 益権 A - 2 の元本償還は、月次パススルーにより行われる。

2.格付評価のポイント

(1) 損失、キャッシュフロー分析および感応度分析

当初格付時以降、グロス貸倒率は想定を上回って推移しており、レビューでは必要劣後金額を算定するた めのベース貸倒率を引き上げた(Evol ut i on Fundi ng Tr us t 2015- 1 のストレス考慮後の想定グロス累積貸倒 率 67. 3%、Evol ut i on Fundi ng Tr us t 2015- 2は 54. 4%)。グロス貸倒率の上昇にもかかわらず、本件ではデ フォルトトラップが採用されていること、当初設定された高い劣後比率が裏付債権の返済が進むとともにさ らに上昇していることが、投資家受益権 A の元本償還および配当の支払いの確実性を下支えしている。

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一定の期間の経過後にローン金利が一定水準まで引き下げられることを想定し、劣後比率を算定したうえ、 定量評価からノッチダウンを行っている。

見直し後のベース貸倒率に基づくキャッシュフロー分析においても、直近時点の劣後受益権が必要劣後水 準を充足し、投資家受益権 Aが格付相当のリスクの範囲内で元本償還および配当の支払いを行うのに十分な 水準であることを確認している。

以下の前提のもとで期中の貸倒率がベースとなる貸倒率を上回って変化することを仮定した感応度分析 を行った。

(前提)

・評価時点は 2016 年 6 月の信託計算期日現在 ・算定手法は上記と同じ手法

上記と同様のストレスをかけた感応度分析の結果、Evol ut i on Fundi ng Tr us t 2015- 1 については貸倒率 を見直し後の貸倒率(想定グロス累積貸倒率)の 1. 66 倍に変化させた場合でも、直近時点の劣後比率を前 提として投資家受益権 A の配当支払い・元本償還には支障がなかった。Evol ut i on Fundi ng Tr us t 2015- 2 についても同様に 1. 07 倍に変化させた場合でも、直近時点の劣後比率を前提として投資家受益権 A の配当 支払い・元本償還には支障がなかった。

(2) 結論

投資家受益権 A について、規定の配当が期日通りに支払われ、元本が信託終了予定日までに全額償還さ れ る確実 性は 、優先 劣後構造 、現金 準備 金等の 設定、バ ックア ップ サービ サーおよ び法的 手当 てによ って 「BBB」と評価できる水準が維持されていると考えられ、投資家受益権 A の格付を「BBB」に据え置いた。

(担当)荘司 秀行・阿知波 聖人

格付対象

【据置】

対象 当初発行額 当初劣後比率 *1

信託終了予定日 *2

クーポン・タイプ 格付

2015- 1 投資家受益権 A- 1 10 百万米ドル

39. 99%

2020 年 9 月 25 日 固定 BBB

2015- 1 投資家受益権 A- 2 39 百万米ドル 2020 年 9 月 25 日 固定 BBB

2015- 2 投資家受益権 A- 1 9 百万米ドル

38. 74%

2021 年 4 月 26 日 固定 BBB

2015- 2 投資家受益権 A- 2 43 百万米ドル 2021 年 4 月 26 日 固定 BBB

<発行の概要に関する情報>

信託設定日

2015- 1:2015 年 4 月 27 日

2015- 2:2015 年 10 月 15 日

投資家受益権 A 譲渡日 *3

2015- 1:2015 年 4 月 28 日

2015- 2:2015 年 10 月 16 日

償還方法

投資家受益権 A- 1:コントロールド・アモチゼーション

投資家受益権 A- 2:パススルー償還

流動性・信用補完措置

優先劣後構造・現金準備

2015- 1 ※ 当初劣後比率

*1

:39. 99%(第 1 信託劣後受益権元本/ 第 1 信託債権元本)

2015- 2 ※ 当初劣後比率

*1

:38. 74%(第 1 信託劣後受益権元本/ 第 1 信託債権元本)

上記格付はバーゼルⅡに関連して金融庁が発表した『証券化取引における格付の公表要件』を満たしている。

*1 現金準備を含まない。

*2 本件における事実上の法定最終償還日

*3 本件における事実上の発行日

<ストラクチャー、関係者に関する情報>

委託者 いずれも非公表

(3)

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第 1 信託受託者・第 2 信託 受託者

新生信託銀行株式会社

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2016 年 6 月 28 日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:杉山 成夫

主任格付アナリスト:荘司 秀行

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準については、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)の「格付方針等」に「信用格

付の種類と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本件信用格付の付与にかかる方法(格付方法)の概要は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)のストラク

チャード・ファイナンス「格付の方法」のページに、「消費者ローン債権」(2014年 6 月2 日)の信用格付の方法と

して掲載している。回収金口座や倒産隔離など他の付随的な論点についても上記のページで格付方法を開示してい

る。

5. 格付関係者:

(オリジネーター等) 米国およびケイマン諸島所在の小規模その他金融業(ビジネス上の理由によりいず

れも非公表:本案件に関する情報が本来と異なる目的で利用されることにより、悪

影響が生じる可能性があるため)

(アレンジャー) 新生証券株式会社

E volution J apan 証券株式会社

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。J C R は、格付付与にあたって必要と判断する情報の提供を発行者、オ

リジネーターまたはアレンジャーから受けているが、その全ては開示されていない。本件信用格付は、資産証券化

商品の信用リスクに関する意見であって、価格変動リスク、流動性リスクその他のリスクについて述べるものでは

ない。また、提供を受けたデータの信頼性について、J C R が保証するものではない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

① 格付対象商品および裏付資産に関する、オリジネーターおよびアレンジャーから入手した証券化対象債権プ

ールの明細データ、ヒストリカルデータ、パフォーマンスデータ、証券化関連契約書類

② 裏付資産に関する、中立的な機関から公表された中立性・信頼性の認められる公開情報

③ オリジネーターに関する、当該者が対外公表を行っている情報

④ その他、オリジネーターに関し、当該者から書面ないし面談にて入手した情報

なお、J C R は格付申込者等から格付のために提供を受ける情報の正確性に関する表明保証を受けている。

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

いずれかの格付関係者による表明保証もしくは対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、当該方針が

求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. 資産証券化商品についての損失、キャッシュフローおよび感応度の分析:

格付事由参照。

10.資産証券化商品の記号について:

本件信用格付の対象となる事項は資産証券化商品の信用状態に関する評価である。本件信用格付は裏付けとなる

資産のキャッシュフローに着眼した枠組みで付与された格付であって、資産証券化商品に関し(a)規定の配当が期

日通りに支払われること、(b)元本が信託終了予定日までに全額償還されることの確実性に対するものであり、ゴ

ーイングコンサーンとしての債務者の信用力を示す発行体格付とは異なる観点から付与されている。

11.J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、J C R が、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、または その他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C R は、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、的 確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C R は、当該情報の誤り、遺漏、または当 該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、金銭 的損失を含むあ らゆる種 類の、特別 損 害、間接損害、 付随的損 害、派生的 損 害について、契 約責任、 不法行為責 任 、無過失責任そ の他責任 原因のい かんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C R の格付は意見の表明であって、 事実の表明では なく、信 用リスクの 判 断や個別の債券 、コマー シャルペー パ ー等の購入、売 却、保有 の意思決定 に 関して何らの推 奨をする ものでも ありません。J C R の格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として発行体よ り手数料をいただいて行っております。J C R の格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C R が保有しています。J C R の格付データを含め、本 文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

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予備格付:予備 格付とは 、格付対象 の 重要な発行条件 が確定し ていない段 階 で予備的な評価 として付 与する格付 で す。発行条件が 確定した 場合には 当該条件を確認し改めて格付を付与しますが、発行条件の内容等によっては、当該格付の水準は予備格付の水準と異なることがあります。

■NR S R O 登録状況

J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating Organization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラス に登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。

■本件に関するお問い合わせ先

参照

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