第5章
現在の価値観・人生観等と社会を生き抜く資質・能力の関係
1.現在の価値観・人生観と社会を生き抜く資質・能力の関係
(1)逆境や困難に直面した時の対応とへこたれない力の関係
逆境や困難に直面した時の対応
※5-1
とへこたれない力の関係をみると、
へこたれない力が高い人
(
「高
群」
)ほど、低い人(
「低群」
)に比べ、恋人に理由も告げられず突然ふられた時は「落ち込んだが、こ
れも人生の肥やしと思った」
(
58.6
%)
、
スポーツ競技で補欠に回ってしまった時は
「監督を見返してや
ろうと思い、再び練習に打ち込んだ」
(
70.8
%)
、仕事のことで上司から怒鳴られた時は「叱責の原因を
見極め、次のチャンスにかけることにした」
(
74.5
%)と回答する割合が高くなる傾向がみられた。
図 5-1-1.恋人に理由もなく突然ふられた時とへこたれない力の関係
図 5-1-2.スポーツ競技で補欠に回ってしまった時とへこたれない力の関係
図 5-1-3.仕事のことで上司から怒鳴られた時とへこたれない力の関係
※
5-1
上記のような経験のない人は、そのようなことが起きたと想定して最も自分に近いと思う回答を選択した。
24.726.8
34.3
58.6
56.1
37.0
16.7
17.1
28.7
0 20 40 60 80 100
高群
(N=1087)
中群
(N=2526)
低群
(N=1387)
恋人に理由もなく突然ふられた時
食事がのどを通らないほど落ち込んだ 落ち込んだが、これも人生の肥やしと思った ふった相手が悪いと思ってあきらめた
へ
こ
た
れ
な
い
力
(%)
13.4
17.7
35.6
70.8
64.7
39.4
15.7
17.7
25.0
0 20 40 60 80 100
高群
(N=1087)
中群
(N=2526)
低群
(N=1387)
スポーツ競技で補欠に回ってしまった時
このスポーツ競技をやめてしまった
監督を見返してやろうと思い、再び練習に打ち込んだ
新たなスポーツ競技に挑戦した
へ
こ
た
れ
な
い
力
(%)
6.4
10.7
28.5
74.5
66.1
38.8
19.0
23.2
32.7
0 20 40 60 80 100
高群
(N=1087)
中群
(N=2526)
低群
(N=1387)
仕事のことで上司から怒鳴られた時
上司の顔を見るのも嫌になり、会社を休みがちになったり、転職を考えるようになった 叱責の原因を見極め、次のチャンスにかけることにした
上司の叱責には道理がないと聞き流した
へ
こ
た
れ
な
い
力
図 5-1-4.
家庭の経済的な理由で希望校に進学ができなかった時とへこたれない力の関係
図 5-1-5. 第一志望の学校に合格しなかった時とへこたれない力の関係
図 5-1-6.
同期の仲間が社内で悪口や嘘の噂を広めた時とへこたれない力の関係
(2)落ち込んだ時に励みになる言葉とへこたれない力の関係
落ち込んだ時に励みになる言葉とへこたれない力の関係をみると、
へこたれない力が高い人
(
「高群」
)
ほど、
「七転び八起き」
(
20.2
%)
、
「若いうちの苦労は買ってもせよ」
(
11.5
%)
、
「為せば成る」
(
20.4
%)
と回答する割合が低い人(
「低群」
)に比べて高くなる傾向がみられた。
図 5-1-7.
落ち込んだ時に励みになる言葉とへこたれない力の関係
7.0
6.8
15.4
52.3
45.4
25.5
40.8
47.8
59.1
0 20 40 60 80 100
高群
(N=1087)
中群
(N=2526)
低群
(N=1387)
家庭の経済的な理由で希望校に進学ができなかった時
親と世の中を恨み、一時期、自暴自棄になって目標を失った生活をするようになった
アルバイトをしたり、小遣いを切り詰めたりしながら、再度進学を目指した 進学をあきらめて就職した
へ
こ
た
れ
な
い
力
(%)
12.3
14.1
26.1 24.7
16.5
11.1
62.9
69.4
62.8
0 20 40 60 80 100
高群
(N=1087)
中群
(N=2526)
低群
(N=1387)
第一志望の学校に合格しなかった時
自分に能力や運がないと、悲観した
第一志望をあきらめきれず、再度受験を試みた 第一志望をあきらめて、別の学校に挑戦した
へ
こ
た
れ
な
い
力
(%)
13.2
22.1
44.2 24.4
22.2
16.1
62.5
55.7
39.7
0 20 40 60 80 100
高群
(N=1087)
中群
(N=2526)
低群
(N=1387)
同期の仲間が社内で悪口や嘘の噂を広めた時
人間不信に落ち込み、誰も信じられなくなった
二人で話し合い、真意を確かめた
悪口や噂話に左右されず、仕事に打ち込んだ
へ
こ
た
れ
な
い
力
(%)
20.2
17.1
14.8
42.1
51.0
53.4
11.5
10.6
8.7 20.4
17.8
16.3 5.7
3.5
6.9
0 20 40 60 80 100
高群
(N=1087)
中群
(N=2526)
低群
(N=1387)
七転び八起き 明日は明日の風が吹く 若いうちの苦労は買ってもせよ 為せば成る
その他
(%)
へ
こ
た
れ
な
い
(3)現在の就労観、結婚観、子育て観等と社会を生き抜く資質・能力の関係
現在の就労観と社会を生き抜く資質・能力の関係をみると、社会を生き抜く資質・能力が高い人
(
「高群」
)
ほど、
働くことに対して
「社会の一員として務めを果たすために働く」
「自分の才能や能
力を発揮するために働く」
「生きがいをみつけるために働く」
と回答する割合が高く、
出世に対する
意識も「出世したい」
(
「出世したい」+「できれば出世したい」
)と回答する割合が高くなる傾向が
みられた。しかし、転職に対する意識については、社会を生き抜く資質・能力が高い人(
「高群」
)
ほど、
「つらくても転職せず、
一生一つの職場で働き続けるべきである」
又は
「不満がなくても自分
の才能を生かすためには積極的に転職する方がよい」と回答する割合が高く、転職に対する意識が
二極化する傾向がみられた。
また、結婚願望、子育て願望等と社会を生き抜く資質・能力の関係をみると、社会を生き抜く資
質・能力が高い人(
「高群」
)ほど、
「結婚したい」
「子供がほしい」といった願望が強く、道徳観
※
5-2
や社会貢献意識の高い人の割合も高くなる傾向がみられた。
<就労観>
〇 働く目的
図 5-1-8.
働く目的とへこたれない力の関係
図 5-1-9.
働く目的と意欲の関係
〇 出世に対する意識
図 5-1-10.
出世に対する意識とへこたれない力の関係
図 5-1-11.出世に対する意識と意欲の関係
※
5-2
道徳観の得点化と多寡の分類方法は「8.体験や意識に関する質問項目の区分」
(
p5
)を参照
55.767.2
72.3
13.6
10.6
5.6 16.1
8.2
3.5 11.2
7.9
4.4 3.3
6.1
14.1
0 20 40 60 80 100
高群
(N=1087)
中群
(N=2526)
低群
(N=1387)
お金を得るために働く
社会の一員として、務めを果たすために働く 自分の才能や能力を発揮するために働く 生きがいをみつけるために働く
わからない
へ
こ
た
れ
な
い
力
(%)
56.7
69.0
73.2
13.0
10.1
6.2 14.7
7.6
3.0 10.5
7.7
4.6 5.1
5.5
13.0
0 20 40 60 80 100
高群
(N=1710)
中群
(N=1735)
低群
(N=1555)
お金を得るために働く
社会の一員として、務めを果たすために働く 自分の才能や能力を発揮するために働く 生きがいをみつけるために働く
わからない
意
欲
(%)
18.6
9.5
6.4
32.1
27.8
17.4
21.0
28.9
24.7
14.4
14.8
26.2
14.0
18.9
25.3
0 20 40 60 80 100
高群
(N=1087)
中群
(N=2526)
低群
(N=1387)
出世したい できれば出世したい あまり出世したくない 出世したくない わからない
へ
こ
た
れ
な
い
力
(%)
17.1
8.1
6.3
30.9
27.0
19.0
23.2
29.7
25.0
13.0
15.5
25.9
15.7
19.7
23.9
0 20 40 60 80 100
高群
(N=1710)
中群
(N=1735)
低群
(N=1555)
出世したい できれば出世したい あまり出世したくない 出世したくない わからない
意
欲
〇 転職に対する意識
図 5-1-12.
転職に対する意識とへこたれない力の関係
図 5-1-13.
転職に対する意識と意欲の関係
<結婚観>
図 5-1-14.
結婚に対する意識とコミュニケーション力の関係
図 5-1-15.結婚に対する意識と自己肯定感の関係
13.9
10.8
7.4
37.4
44.6
38.0
18.3
17.3
20.5
21.5
12.9
7.9
8.9
14.4
26.1
0 20 40 60 80 100
高群
(N=1087)
中群
(N=2526)
低群
(N=1387)
つらくても転職せず、一生一つの職場で働き続けるべきである 職場に不満があれば転職することもやむをえない
職場に不満があれば転職する方がよい
不満がなくても自分の才能を生かすためには積極的に転職する方がよい わからない
へ
こ
た
れ
な
い
力
(%)
13.6
9.6
8.2
37.4
45.9
40.1
16.8
19.6
18.8
20.5
11.8
7.4
11.6
13.0
25.5
0 20 40 60 80 100
高群
(N=1710)
中群
(N=1735)
低群
(N=1555)
つらくても転職せず、一生一つの職場で働き続けるべきである 職場に不満があれば転職することもやむをえない
職場に不満があれば転職する方がよい
不満がなくても自分の才能を生かすためには積極的に転職する方がよい わからない
意
欲
(%)
18.2
12.9
9.5
23.3
24.9
22.5
16.1
19.3
14.3
20.3
22.1
27.2
22.1
20.8
26.4
0 20 40 60 80 100
高群
(N=639)
中群
(N=638)
低群
(N=927)
早く結婚したい
いい人が見つかれば結婚したい いつか結婚したい
結婚したくない わからない
コ
ミ
ュ
ニ
ケ
ーシ
ョ
ン
力
(%)
18.1
12.8
10.1
22.7
27.0
21.3
19.5
16.6
14.1
19.1
22.4
27.5
20.7
21.2
27.1
0 20 40 60 80 100
高群
(N=565)
中群
(N=704)
低群
(N=935)
早く結婚したい
いい人が見つかれば結婚したい いつか結婚したい
結婚したくない わからない
自
己
肯
定
感
<子育て観>
図 5-1-16.子育てに対する意識とへこたれない力の関係
図 5-1-17.子育てに対する意識と自己肯定感の関係
<道徳観>
図 5-1-18.道徳観とへこたれない力の関係
図 5-1-19.道徳観と自己肯定感の関係
<社会貢献意識>
図 5-1-20.社会貢献意識とへこたれない力の関係
図 5-1-21.
社会貢献意識と意欲の関係
22.0
16.9
12.7
13.1
10.5
7.1
16.7
16.3
12.8
4.5
3.0
2.0
19.4
23.8
31.9
24.3
29.5
33.6
0 20 40 60 80 100
高群
(N=449)
中群
(N=1166)
低群
(N=900)
結婚したらすぐにでも欲しい
夫婦2人の生活を十分に楽しんだ後に欲しい 夫婦生活が安定したら欲しい
結婚したいと思わないが、子供は欲しい 子供は欲しくない
わからない
へ
こ
た
れ
な
い
力
(%)
21.6
16.9
12.5
14.0
10.0
7.0
17.0
16.9
12.5
2.3
3.6
2.7
17.0
25.0
32.2
28.1
27.6
33.2
0 20 40 60 80 100
高群
(N=643)
中群
(N=844)
低群
(N=1028)
結婚したらすぐにでも欲しい
夫婦2人の生活を十分に楽しんだ後に欲しい 夫婦生活が安定したら欲しい
結婚したいと思わないが、子供は欲しい 子供は欲しくない
わからない
自
己
肯
定
感
(%)
61.0
42.1
31.7
31.5
39.7
34.6
7.5
18.2
33.7
0 20 40 60 80 100
高群
(N=1087)
中群
(N=2526)
低群
(N=1387)
高群 中群 低群
へ
こ
た
れ
な
い
力
(%) 高
低
道徳観
54.3
43.2
32.8
32.9
40.2
36.8
12.9
16.6
30.4
0 20 40 60 80 100
高群
(N=1703)
中群
(N=1529)
低群
(N=1768)
高群 中群 低群
コ
ミ
ュ
ニ
ケ
ーシ
ョ
ン
力
(%)
高
道徳観
低58.3
39.4
18.1
33.0
47.9
57.0
8.6
12.7
24.9
0 20 40 60 80 100
高群
(N=1087)
中群
(N=2526)
低群
(N=1387)
思っている あまり考えていない わからない
へ
こ
た
れ
な
い
力
社会の一員として何か社会のために役立ちたい
(%)
57.3
37.1
16.6
32.5
50.4
59.8
10.3
12.4
23.6
0 20 40 60 80 100
高群
(N=1710)
中群
(N=1735)
低群
(N=1555)
思っている あまり考えていない わからない
意
欲
社会の一員として何か社会のために役立ちたい
2.現在の生活状況と社会を生き抜く資質・能力の関係
現在の生活状況(年収、最終学歴、子供の有無等)と社会を生き抜く資質・能力の関係をみると、現
在の年収が高い人や最終学歴が「大学・大学院」と回答した人、現在、自己啓発やボランティア活動を
行っている人ほど、社会を生き抜く資質・能力が高い人(
「高群」
)の割合が高くなっている。
<最終学歴>
図 5-2-1.最終学歴と自己肯定感の関係
図 5-2-2. 最終学歴と意欲の関係
<職業>
図 5-2-3. 職業と自己肯定感の関係
36.528.9
28.6
30.6
36.0
33.8
33.1
13.9
27.5
37.2
38.3
55.6
0 20 40 60 80 100
大学・大学院
(N=2406)
短大・高専・専門学校
(N=1182)
中学校・高校
(N=1376)
わからない
(N=36)
高群 中群 低群
(%) 高
自己肯定感
低37.9
32.9
29.1
19.4
34.8
33.4
36.3
8.3
27.3
33.7
34.5
72.2
0 20 40 60 80 100
大学・大学院
(N=2406)
短大・高専・専門学校
(N=1182)
中学校・高校
(N=1376)
わからない
(N=36)
高群 中群 低群
(%)
高
意欲
低33.0
41.5
41.4
38.6
28.0
33.2
37.9
26.9
31.1
35.6
31.2
35.5
34.7
34.0
37.1
26.8
33.8
25.4
31.5
27.3
23.1
26.7
38.0
29.7
35.3
39.3
43.4
0 20 40 60 80 100
会社員(正社員)(N=1547)
会社役員・専門職(弁護士、医師、会計士等)(N=205)
教職員・公務員(N=251)
自営業(N=285)
契約社員・派遣社員・パート・アルバイト(N=971)
専業主婦・主夫(N=835)
学生(N=153)
無職(N=631)
その他(N=122)
高群 中群 低群
(%)
<年収>
図 5-2-4.現在の年収とへこたれない力の関係
図 5-2-5.現在の年収と自己肯定感の関係
<結婚>
図 5-2-6. 結婚と自己肯定感の関係
図 5-2-7. 結婚とコミュニケーション力の関係
<子供の有無>
図 5-2-8.子供の有無とへこたれない力の関係
図 5-2-9.子供の有無と自己肯定感の関係
34.8
25.6
21.1
20.0
16.7
17.8
48.9
52.0
55.7
50.3
42.2
47.0
16.3
22.4
23.2
29.8
41.2
35.3
0 20 40 60 80 100
800万円以上
(N=325)
400~800万円未満
(N=1036)
200~400万円未満
(N=1084)
200万円未満
(N=1428)
無収入
(N=486)
わからない
(N=641)
高群 中群 低群
(%) 高
へこたれない力
低47.7
39.5
32.1
29.6
20.8
29.3
36.9
35.5
38.8
32.6
31.7
31.0
15.4
25.0
29.1
37.8
47.5
39.6
0 20 40 60 80 100
800万円以上
(N=325)
400~800万円未満
(N=1036)
200~400万円未満
(N=1084)
200万円未満
(N=1428)
無収入
(N=486)
わからない
(N=641)
高群 中群 低群
(%) 高
自己肯定感
低37.9
41.0
21.2
36.6
32.3
31.8
25.5
26.7
47.0
0 20 40 60 80 100
結婚している(N=2796)
結婚していないが、恋人・パートナーはいる(N=495)
結婚しておらず、恋人・パートナーもいない(N=1709)
高群 中群 低群
(%)
高
自己肯定感
低38.1
43.4
24.8
31.9
28.1
29.2
30.1
28.5
46.0
0 20 40 60 80 100
結婚している(N=2796)
結婚していないが、恋人・パートナーはいる(N=495)
結婚しておらず、恋人・パートナーもいない(N=1709)
高群 中群 低群
(%)
高
コミュニケーション力
低28.7
24.9
17.9
56.8
54.2
46.4
14.5
20.9
35.8
0 20 40 60 80 100
3人以上
(N=505)
1~2人
(N=1980)
子供はいない
(N=2515)
高群 中群 低群
(%)
高 低
へこたれない力
41.6
38.9
25.6
37.4
35.1
33.6
21.0
26.0
40.9
0 20 40 60 80 100
3人以上
(N=505)
1~2人
(N=1980)
子供はいない
(N=2515)
高群 中群 低群
(%)
高 低
<睡眠時間>
図 5-2-10.睡眠時間と自己肯定感の関係
図 5-2-11.睡眠時間と意欲の関係
<自己啓発>
図 5-2-12.自己啓発とへこたれない力の関係
図 5-2-13.自己啓発と自己肯定感の関係
<ボランティア活動>
図 5-2-14.ボランティア活動と意欲の関係
図 5-2-15.ボランティア活動とコミュニケーション力の関係
36.731.3
31.1
35.9
34.4
33.7
27.4
34.3
35.2
0 20 40 60 80 100
多群
(N=1172)
中群
(N=2175)
少群
(N=1653)
高群 中群 低群
(%)
高
自己肯定感
低睡眠時間
39.1
32.4
33.2
33.6
34.9
35.3
27.3
32.8
31.6
0 20 40 60 80 100
多群
(N=1172)
中群
(N=2175)
少群
(N=1653)
高群 中群 低群
(%)
高
意欲
低睡眠時間
37.3
22.8
12.6
50.5
54.4
47.0
12.2
22.8
40.4
0 20 40 60 80 100
多群
(N=1067)
中群
(N=1885)
少群
(N=2048)
高群 中群 低群
(%)
高 低
へこたれない力
自
己
啓
発
47.3
35.8
21.7
34.0
38.0
31.6
18.7
26.2
46.7
0 20 40 60 80 100
多群
(N=1067)
中群
(N=1885)
少群
(N=2048)
高群 中群 低群
(%)
高 低
自己肯定感
自
己
啓
発
57.6
41.9
37.4
24.1
28.8
36.8
39.2
31.7
13.7
21.4
23.4
44.1
0 20 40 60 80 100
現在もボランティア活動に参加している(N=410)
過去にボランティア活動に参加したことがある(N=917)
ボランティア活動に興味・関心を持ったことはあるが、
行ったことはない(N=1532)
ボランティア活動に興味・関心を持ったことはない
(N=2141)
高群 中群 低群
(%)
高
意欲
低53.7
42.0
36.1
25.5
28.8
33.2
34.3
27.2
17.6
24.9
29.6
47.4
0 20 40 60 80 100
現在もボランティア活動に参加している(N=410)
過去にボランティア活動に参加したことがある(N=917)
ボランティア活動に興味・関心を持ったことはあるが、
行ったことはない(N=1532)
ボランティア活動に興味・関心を持ったことはない
(N=2141)
高群 中群 低群
3.社会を生き抜く資質・能力と生活に対する充実感の関係
現在の生活に対する充実感と社会を生き抜く資質・能力の関係をみると、社会を生き抜く資質・能力が
高い人(
「高群」
)ほど、現在の生活に対して「充実感がある」
(
「とても充実感がある」+「まあ充実感が
ある」
)と回答する割合が高くなる傾向がみられた。
図 5-3-1.生活に対する充実感とへこたれない力の関係
図 5-3-2.生活に対する充実感と自己肯定感の関係
図 5-3-3.生活に対する充実感と意欲の関係
図 5-3-4.生活に対する充実感とコミュニケーション力の関係
15.0
4.5
2.3
63.1
57.6
30.4
16.7
30.9
42.5
5.2
7.0
24.7
0 20 40 60 80 100
高群
(N=1087)
中群
(N=2526)
低群
(N=1387)
生活に対する充実感
とても充実感がある まあ充実感がある あまり充実感がない 全く充実感がない
へ
こ
た
れ
な
い
力
(%)
12.9
3.8
2.1
66.9
57.4
29.3
16.9
31.3
44.7
3.3
7.4
24.0
0 20 40 60 80 100
高群
(N=1624)
中群
(N=1727)
低群
(N=1649)
生活に対する充実感
とても充実感がある まあ充実感がある あまり充実感がない 全く充実感がない
自
己
肯
定
感
(%)
11.5
4.5
2.2
61.2
54.6
36.6
21.3
33.0
39.6
6.0
8.0
21.6
0 20 40 60 80 100
高群
(N=1710)
中群
(N=1735)
低群
(N=1555)
生活に対する充実感
とても充実感がある まあ充実感がある あまり充実感がない 全く充実感がない
意
欲
(%)
11.3
4.4
2.7
60.7
55.0
38.9
21.8
31.8
39.3
6.1
8.8
19.2
0 20 40 60 80 100
高群
(N=1703)
中群
(N=1529)
低群
(N=1768)
生活に対する充実感
とても充実感がある まあ充実感がある あまり充実感がない 全く充実感がない