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第6回会議要録(平成23年3月8日開催) 第1期 小学生の放課後施策推進協議会の会議要録について|武蔵野市公式ホームページ

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全文

(1)

小学生の放課後施策推進協議会

第6回

議事録

○ 日 時 平成23年3月8日(火) 午後7時~午後9時 ○ 場 所 スイング スカイルーム

○ 出席委員 西郷委員長、松田副委員長、北村委員、髙橋委員、青山委員、栃折委員、 山田委員、飯田委員、河村委員、竹内委員、松田委員、青木委員、萱場委員

○ 事 務 局 子ども家庭課長、児童青少年課長、教育企画課長、生涯学習スポーツ課長 ( オブ ザ ー バ ー) 学童指導員1名、地域子ども館館長2名 他

開会

【事務局】

これから第6回小学生の放課後施策推進協議会を開催する。

議事

【委員長】

まずは学童クラブの土曜日開所について、前回の議論を踏まえたうえでの試行案を事務局にて作成 していただいている。これについて報告をしていただいた後に、本日の中心議題である「地域子ども 館あそべえ事業など小学生の放課後施策のあり方について」に移る。学童クラブの土曜日開所につい て、事務局からの説明をお願いしたい。

【事務局】

土曜日に関しては本協議会での議論も踏まえ、あそべえとの連携の中で開所をしていく。これは第 3次子どもプランに記載のある「学童とあそべえの連携」にも沿うものと考える。2月8日に開催さ れた市の「子ども施策推進本部会議」において、試行的に開所する方針を決定し、昨日開催された市 議会の文教委員会でも行政報告を行っている。事業概要については、前回示した内容と変更になって いる部分のみ報告を申し上げる。

1.開 所 時 間 午前9時から午後5時まで(事前に申し出のあった場合は午後6時まで)。

2.職 員 体 制 障害児が登所する場合など、ケースによっては平日同様、補助職員を過配。

3.保護者への通知 在籍児童に対しては、土曜日開所に関する通知を本日ポケット配布。新入会 児童に対しては入会説明会において説明をす る。そ の後、開所時期が決定し たクラブから順次お知らせをし、事前登録の作業に移っていく。

4.試行における検証 4月以降毎月:利用児童数調査。夏休み前:土曜日利用者懇談会。9月:利 用児童アンケート。10月:土曜日利用者懇談会、子ども施策推進本部会議で 報告。7・9・12 月:意見交換会(学童・あそべえ・事務局)。11 月:予算 要求。本協議会には随時進捗の報告を行う。 現場協 議の進捗状況としては、 現在7箇所の学童、あそべえで終えたところである。

【委員】

(2)

きそうな学童クラブもいくつかある。学童クラブの育成室とあそべえの教室の距離が離れているなど、 各施設において様々な状況があり、具体的な日程は示しにくいが、1学期中の早い段階で開所できれ ばと考えている。

協議については、1度で終わらず複数回にわたる場合もある。全ての館で1度目の協議を終えるの は3月18 日。

【委員長】

これ以上質問がなければ、本協議会での学童の土曜日開所に関する議論は一旦区切りをつけたい。 ただし、今後も試行状況の報告を受けながら、この協議会でも24 年度以降の本格実施に向けて、意見 交換をしていきたいと思うがいかがか。

(一同承認)

(1)「地域子ども館あそべえ事業など小学生の放課後施策のあり方について」

【委員長】

ここからは議題に移っていきたい。第4回の協議会までは、小学生の放課後のイメージについてご 意見をいただいていた。一旦学童の土曜日開所の協議によって中断していたが、もう一度議論をあそ べえに戻し、これから何回かの協議会において意見交換をしていきたい。

まずは武蔵野市民が考える子ども像(どんな子どもになってほしいのか)について確認していきた い。具体的な方法論(職員の役割や環境、市民の応援の仕方など)に入る前に、方向性を定めておき たい。

【事務局】

資料1(これまでの協議会の意見のまとめ)の説明を行う。

・あそべえの成り立ちについて(実体験が不足しているのではないか。)

・あそべえと学童クラブとの連携について(子どもの意見を取り入れるべきではないか。)

・子どもの遊びと安全について(遊びを制限しすぎる。子どもの成長の場であるべきではないか。) ・ひとりでしか遊べない子どもについて(同世代の子どもたちと遊ぶことができない。)

・子どもの自立について(子ども委員会など、主体的な活動の機会があるとよいのでは。) ・地域の担い手不足について(運営側の人員が確保できない。どのように育成していくか。) ・放課後に遊ぶ時間のない子どもについて(習い事等で忙しい。)

【委員長】

委員よりご提供いただいた資料の説明をお願いしたい。

【委員】

P連会報誌『はなみずき』に載せた文章である。子どもたちにどう育っていってほしいか、子ども たちが育みやすい環境をどう作っていくのかについて書いている。

人格形成を伴わない知育・徳育・体育では子どもたちは成長しない。ノルマ(義務)としてではな く、自ら進んで行動することの大切さを小学生だけでなく、中学生や高校生に対しても訴えている。 最近ではPTAも「こなす」ことが多くなってしまっているように感じる。こういった姿勢が子ども たちにも伝わってしまうのではないか。今後そういった部分についても皆さんに論議していっていた だきたい。

【副委員長】

◎ベネッセが調査した子どもたちの生活実態について(2009年版と2004 年版のデータを比較)

(3)

・一般的には子どもたち同士の関係が希薄になってきていると言われているが、2009年の子どもたち の回答では友達の数は増えていることが分かる。「グループの仲間で固まっていたい」「仲間はずれ にされないように話しを合わせる」と答えた子どもの数も増えている。(これは「親に叱られるから 勉強をする」と回答したグループに多い)固定化された友達関係に固執し、その関係を崩さないよ う周囲に気を遣って生きていることが伺える。

・「なりたい職業がある」と答えた子どもの割合は減っている。この他の質問項目からも、夢を持たず、 現実的になっている子どもの姿が見えてくる。

・自分のプライドや自尊心を守るために、期待値を下げて満足度を高めている。自分が置かれている 状況を、自分よりも劣位な状況に置かれている子と比べることによって優越感を感じ、現状に対す る満足感を得ている。リスクを犯して失敗をすることへの恐怖心が強いので、自分のやりたいこと にこだわらず、安定を求めて生きる方向に向かっている傾向がある。

・最近の子どもたちは、失敗することを嫌がり、大人も失敗させないような指導を行っている。こう しなければ子どもたちは意欲がもてず、ついてこない。

・子どもたちにどんな力をつけて欲しいかを考えたときに「学力をつけて欲しい」「体力をつけて欲し い」「情緒豊かに育って欲しい」「人間関係を作っていける子どもになって欲しい」「相手の立場が分 かる子どもになって欲しい」など様々なことが挙げられるが、これらは全て関連していることが多 い。

・学力にはどの教科にも共通する基礎がある(文字を書く、計算をする)。その上に基本があり、発展 がある。これを木に例えて考えると、基礎は木の幹となる部分。水や養分を吸い上げる根も必要で、 これは基礎を支える基礎(意欲・関心)である。空気もなければ育たない(社会的能力)など、学 力に限っても多面的に様々なことが関連し合っている。

・子どもには自分の経験から自身で築いている世界がある。その周りには他の世界が無限に広がって いて、子どもは学ぶことによって自分の世界を広げていく。大人には3つの関わり方がある。子ど も自身の世界を支える大人、外の世界との接点を作るガイドのような大人、プールの監視員のよう に見守っている大人。

・地域は、家庭環境に関わらず、子どもとして接し、育てていくことができる重要な存在。子どもの 全体的な成長と、地域や大人の関わり方などを視野に入れて考えることが求められているのだと思 う。

【委員長】

まずは子どもたちの課題も踏まえながら、武蔵野市民としてどんな子どもに育ってほしいのかとい った方向性についてご議論いただきたい。本日はここから議事の進行を副委員長に代わっていただく。

【副委員長】

子どもたちがどのように育っていって欲しいか、皆さんからのご意見をお伺いしたい。

【委員】

武蔵野市では、少年サッカーや少年野球が盛んに行われているが、サッカーなどでは特にアンダー 15や13など、小学校のサッカーの中でもカテゴリ分けがある。ある分野に特化した1本の枝だけ を大きく伸ばすのではなく、いろいろなものに興味を持ちバランス良く枝を伸ばしていくことが大切 である。

幸い武蔵野市には「土曜学校」など、様々なことを学ぶ機会がある。こういった仕組みをどう活用 していくかが大切であり、あそべえの日々のプログラムの中でも様々な工夫ができるだろう。

(4)

【委員】

放課後にチャレンジや冒険をして過ごすことは、教室との補完関係にある。人事に携わったことも あるが、最近の新入職員は、まじめだがプライドが高い。自分の幅を広げられず、殻を破ることもで きずに辞めていってしまうこともある。

民間企業の求人などを見ると、求める人物像には「チャレンジャブル」「挑戦心のある」といったキ ーワードがよく見受けられる。確かにこれがなければ、会社に入っても成長しないだろう。

あまり機能重視にしてはいけないが、放課後や学校外で行われる自然体験系の行事にはこういった 役割があるのではないかと思う。

【委員】

会議の場でも感じるが、他の国に比べて日本人はアピールやチャンスに対する意欲が弱い。最近は 終身雇用の会社も少なく、競争も激しい。新しいことを作り出していかなければ、差別化できず、埋 もれてしまう。

先ほどの副委員長の話にもあったが、根の部分(学ぶ以前の問題)に問題があると感じる。「言葉を 理解する」「相手の言おうとしている気持ちを理解する」こういった部分が欠けているのではないか。 それには、幼児期にも大きな原因がある。

子どもの成長には、大人との関わり以外にも、子どもの集団が必要である。その中での様々な経験 を通して、社会の中で折り合いをつけたり、相手の気持ちを考えて調整したりする力が備わってくる。 武蔵野市の施策は、年齢によって細切れになっていることが多く、中高生が小学生を引っ張っていく ような機会が少ない。学童の指導員との話の中で、「最近の子どもは幼くなっている」という話があっ た。これは、年齢が上の子どもから刺激を受けることが少なくなったせいではないか。こういった子 どもの集団が果たす役割も大きいように思う。

【副委員長】

仲良しでいることは親密さで成り立っており、そこからはルールや自治といった発想は出てこない。 違った考え方の人が集まることで、ルールや自治といった発想が生まれる。

こういった意味で、異年齢集団が子どもに与える影響は非常に大きい。学校等の目標で「みんな仲 良く」などと掲げるのは、仲良くすることを教えてはいるが、社会性を育てているとは言えない。こ ういったことからも、様々な場が子どもたちにあることは、大切なことである。

【委員長】

仲良くしているように見えても、その中身が希薄だという話があった。行政が提供している様々な 交流の場に参加をしていても、孤独を感じている親がいる。これは子どもにも同じことが言えるので はないか。

子どもたちの身体についても、新たな論点としてご議論いただきたい。イギリス政府は子どもたち の体や健康について重大な危機意識を持ち、学校教育やそれ以外の時間帯においても、大規模な取り 組みを始めている。日本でも子どもの生活習慣病が増えており、子どもの体育や地域での遊びなどに 取り組み始めている。健康な子どもを育てることは、学校だけでなく、地域をあげて取り組むべき課 題でもあるだろう。

【委員】

娘がインターナショナルスクールに通っていたころ、その小学校では、運動にサイクルがあった。 春は野球、夏は水泳、秋はサッカー、冬はバスケットのように低学年のうちは様々な運動に取り組み、 5年生や6年生になってから運動を絞っていく。日本では小さな頃から特定の競技に取り組むことで、 偏った筋力になってしまう。

小学校6年間を考えたときに、教師として意識をすることは、下の学年に憧れの気持ちを抱かせ、 上の学年にはいたわりの気持ちを持たせること。小学校、中学校の9年間であればもっと関係が築け る。これに幼保の頃からの継続性があれば、もっとバランスの良い人間関係を築いていけるのではな いだろうか。

【副委員長】

(5)

特定の種目は上手にこなすが、それ以外の種目は苦手だという子どもが多くなってきているようだ。

【委員】

小・中学生の特に女の子には、バトミントンもバレーもやるような意欲的な子どもが多い。それに 比べて男の子は幼い。土日はサッカーや野球で潰れ、平日は塾に通っていて、時間がない。週5日制 になってから放課後の時間が少なくなり、今後は「ゆとり教育」から変わった新たな教育のもとで どのように変化していくだろうか。親が働いているかどうかに関わらず、親といっしょに過ごす時間 など、子どもの生活そのものについても考えていく必要があるのではないか

土曜学校で柔道などのカリキュラムを実施しているが、季節によってカリキュラムを変えていくな どの方法も検討して欲しい。いいものはぜひ取り入れていただきたい。

【副委員長】

あまり方向づけをしすぎて目的合理的にやるよりも、どこに向いていくか分からないが、いろいろ なことを遊び心いっぱいにイキイキワクワクやっていく。こういったことが、子どもたちの基礎や素 養を育んでいくのではないか。皆さんのご意見からはこのようなことが共通して伺える。

【委員】

失敗を恐れる子どもの話があったが、子どもが失敗を恐れずに取り組めるように見守る立場の大人 にもゆとりがないと感じる。社会全体で大人が疲れていることが、子どもたちの気持ちのゆとりをな くしているのではないか。子どもを取り巻く大人たちが、気持ちにゆとりを持って見守りができるこ とも非常に大切。

【副委員長】

子どもに大人がガイドされることもある。子どもとの関わりの中で、子ども心を思い出して、大人 がイキイキしてきたり、活力をもらったりする。このように、子どもも大人も共に育つといった面が あるのだろう。

【委員】

犯罪などの理由もあって、子どもの遊び場が減っている。子どもは遊びを通して、知的な好奇心を 育むし、子どもの頃の体験が後に大きな花を咲かせることもある。今はそのフィールドが少なく、狭 い範囲での経験しかできていない。これが子どもたちのベースが狭く、根が浅くなっている要因だろ う。武蔵野市には土曜学校や野外活動センターの自然クラブなどもある。親自身も勉強以外のことに 目を向けて、こういった機会を活用して欲しい。今は子どもを早く引き抜き、方向性を決める傾向が ある。しかし、長い人生の中で、小さな頃に様々な経験をしておくことは、目にみえないものだが非 常に大切なことであると思う。

【副委員長】

「ベースが狭い」という言葉が非常に印象的であった。最近の子どもが失敗を嫌がるということは、 成功してしまいたい、勝負があったら勝ちたいという思いも強い。しかし、人生の中では、「負けるが 勝ち」といったような場面、多様な価値観がある。これは地域での出会いや、日々の遊び、活動の中 で育まれ、ベースが広がっていく。そういった体験を積み重ねていく場が減っているようだ。

【委員】

今の保護者は、偏差値教育のなかで、競うことや周囲を蹴落とすことを教育されてきた世代。PT A活動のなかでも、失敗できない雰囲気がある。そういった親の前では、子どもたちも失敗できない。 こうした現状があることも知っておいていただきたい。

【委員】

(6)

育」とされた。「武蔵野のもつ知的文化的な環境を活かして行く」「セカンドスクールのような体験を 重視していく」「社会を自ら積極的に切り開いて、たくましく生きていく」といった想いが込められて いる。

【委員】

境南では学校の教育目標を地域も理解し、同じ理念で子どもたちを見守ろうとする取り組みを始め た。「コミセンでは怒られたが、同じことをしても学校では怒られない。」こういった矛盾から、不信 感や反発心が生まれる。学校・青少協・あそべえ・PTA・地域防災の方などが年度当初に集まり、 学校の教育目標やスケジュールを確認し合っている。地域の中の横のつながりを作っている。まもな く学童が学校の中に移転をしてくるので、今後は学童や父母会、少年サッカーや地区社協なども関わ って欲しいと考えている。

【副委員長】

学校でも地域でも、子どもたちにどう育ってほしいかについては共通した想いがある。しかし、学 校と地域が役割分担をする部分もある。例えば「たくましい」という目標があった場合、学校では「し っかり勉強しろ」、地域では「こんな生き方もあるんだ」といったように、多様な価値観を示すことが できる。そんな環境の中で、どう生きていきたいかを、子どもたち自身がワクワクしながら選んでい けることは大切なことである。

【委員】

職人の世界のような「背中を見て育て」「見て盗め」では立ち行かなくなり、物事を教えていかなけ ればいけない風潮になってきている。物事を教えていく上では、同じ方向を向かせたほうが管理しや すいので、大人はひとつの方向を向かせようとする。ただ、子どもはいろいろな方向を向いていてい いのではないか。「教える」ということのはき違いが起きているように感じる。

確かに、今の子どもたちは安定志向になっている。これは、子どもたちが親の背中を見て感じ取っ ているからだ。今の時代は賃金格差が、そのまま子どもの教育格差につながっている。大人たちが作 り上げたこういった社会のことについても、子どもは敏感に感じ取っている。「教育」「教える」とい う場所と、「子どもたちが本当にどうしたいのか」といったことに耳を傾ける場所も必要である。「与 える」ばかりではなく、「子どもたちが何をしたいのか」を聞き取る場所や人が必要ではないか。同じ 方向を向かせる必要はない。それぞれの子どもの声に耳を傾け、寄り添っていく環境が必要ではない かと感じている。

【副委員長】

そもそも「教育」という言葉は、「教える」と「育つ」の2つの漢字で成り立っていて、子どもが自 分自身で「育つ」ことも含まれている。子どもたちが「何をしたいのか」を素直に言える場所がなく なってしまっていることも、子どもの成長に大きな影響を与えているのだと思った。

また、飽きっぽい子どもでも、最初に「最後までできるかどうか」を確認するだけで、熱心に最後 まで取り組むことがある。子どもの自主性を引き出すことも非常に大事なことである。

子どもを育てることに関して、様々なご意見をいただいた。こういった話をしてしまうと、話の方 向が定まらず、何を目指すべきか分からなくなってしまうこともある。であるから、行政の施策を考 えるときにはこういった話はしないことが多い。しかし、この政策の柱は「子どもにどう育って欲し いか」に向けてのものであることは間違いない。答えを出すとか、基準点を確定するといった意味で はなく、こういった話の土俵があることが、施策に対して空気のように影響を与えていくのではない だろうか。このような場があることは非常に意味があることと考える。

ここまで様々な意見をいただいたので、こういった意見をベースとして、次回以降は具体的な施策 について考えていきたい。そのため、次回からは課題をはっきりさせたうえで、専門的な部会に分か れて検討していく段階に移ってもいいのではないか。進め方に関してご意見等あればお伺いしたい。

もう少し課題がはっきりすれば、関わり方や議論のイメージもしやすくなると思うが、事務局では どのようにお考えか。

【事務局】

(7)

ードをいただければ、それを柱にして議論していくことを考えている。

【副委員長】

小グループに分かれて議論していくことで、ワークショップのような形で意見交換が行われ、提言 的なものが出てくる。その内容を全体に戻していくことで、非常に生産性が高まると考えている。ど のようなグループ分けにするかは、とても重要である。

【委員】

子どもたちへの接し方には、学童の指導員としてや、あそべえ館長としてなど、様々な接し方があ る。ただし、「武蔵野の子どもたち」といった観点で考えたときには、管理していくこととは違った、 「寄り添い方」や「促し方」といった視点での共通理念を持っていただくことも必要だと思う。こう いったことについて議論していただくのもいいと思う。

地域の方々は、どんな観点で学童やあそべえをサポートしていくのか。ボランティアの提供や企画 会議の進め方など様々な形があるだろう。子ども協会の方と地域の方々での議論があってもいいと思 う。

これ以外に事務局の提案にあった、項目に分けた議論があってもいいだろう。

【委員】

放課後についての議論なので、放課後施設(児童館、学童、あそべえ)によって分けるのが一般的 だと思うが、これではあまりに面白くない。

【副委員長】

確かにこういった議論では、場所で分けることが一般的だが、今の2つのご意見では、この分け方 では面白くないといった部分で共通していた。連携する中でお互いの共通点や違いについて考えるの も面白いのではないかといったご意見もあった。他にはいかがか。

【委員】

子どもの発達段階に分けるのも面白いのではないか。(幼児期から小学生期、高学年から中高生、地 域)地域の担い手不足に関する話題もあったが、中高生が地域に繋がっていく仕掛けを作っていかな いと、担い手はいつまでも同じ方になってしまうのではないだろうか。

【委員】

事務局にお伺いしたい。グループに分かれたとして、グループで話し合うテーマは、またグループ の中で決めるのか。

【事務局】

大きなテーマについては本日お話しいただいた内容であると思っている。各グループでのテーマに ついては、先ほどお話ししたような項目について、掘り下げていただくのがいいのではないか。グル ープ分けについては、委員長と副委員長の他、地域、あそべえ、学童、福祉、教育などの関わりから、 各2名ほどの委員にご参加いただいているので、これらの方に2つに分かれていただき、6人~7人 で議論をしていただくのが、適当な人数ではないだろうか。

この案でよろしければ、次回までに事務局でたたき台を作り、委員の皆さんにご案内させていただ く。

【副委員長】

本日は大きく話を開いていく展開だった。これは各議論に入る前に全体的な方向性を確認する作業 である。今後は、これまでの話をブレイクダウンしていく段階ではないだろうか。今までの話がどの ように施策に反映できるのかを、検討していく作業である。

グループ分けについては、今回の話を受けて、次回までに事務局案を示していただくということで、 本日の議事は締めさせていただきたい。

(8)

資料4(平成23年度の協議会のスケジュール案について)をご覧いただきたい。来年度は会議を全 7回開催したい。本日は、第8回協議会までの日程を決めさせていただきたい。

≪以下のとおり日程が決定≫

第7回 5月16日(月) 19:00~21:00 第8回 7月7日(木) 19:00~21:00

正式な開催通知については、協議会の1週間ほど前に資料と併せて改めてご連絡する。

次回のワークショップの具体的な進め方は、委員長、副委員長と相談のうえ、委員の皆さんにお諮 りしたい。

【副委員長】

参照

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