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長寿遺伝子産物SIRT1(サーチュイン)の活性化で神経難病ALSマウスが延命―神経難病の治療法開発へ期待―

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Academic year: 2018

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全文

(1)

長 遺伝子産物 SIRT1 ( サ チュ ン ) 活性化

神経難病 ALS

—神経難病 治療法開発へ期待—

古屋大学環境医学研究所 渡邊征爾助教 山中宏二教授 本 学大学院理学研究 科 木下専教授 共 研究チ 長 遺伝子産物 サ チュ ン 知

脱 チ 化酵素SIRT1 働 脳 高 こ 神経難病ALS 筋萎縮性側

索硬化症 延 効果 こ 明

ALS 大脳 脊髄 筋肉 運動ニュ 神経細胞 徐々 死 至 神経難病 知機能や人格 保 全身 筋肉 麻痺 進行 多く 発症 25 内 吸筋 麻痺 人工 吸器 生存 く こ 深刻 問題 特定 異常タン 質 蓄積 こ 運動神経細胞 死 至 こ 知 い 大多数 原因 明 あ 原因や病態 解明 治療法 開発 強く求 い

共 研究チ 木下 プ 脳 脊髄 SIRT1 量 通常 3倍程度 増や う 遺伝子操作 SIRT1 作成 山中 プ ALS 交配

発症時期や生存期間へ 効果 検討 そ 結果 SIRT1 増量させ ALS 発症後 進行 遅 生存期間 延長

作用機序 探索 脊髄 蓄積 異常タン 質や そ 処理 関わ タン 質 解析 こ SIRT1 熱 ョッ タン 質 HSP70i 増加させ 遺伝性 ALS 原因 変異型SOD1タン 分解 SIRT1

活性化 いわ ベ 赤ワ ン 含 天然化合物

SIRT1 活性化効果 高い化合物 開発 ALS や類縁 神経難病 異常タン 質 蓄積 抑え 治療薬 可能性 期待さ 本研究成果 英 国学術 Molecular Brain 26 29日付 掲載さ

国立 環器病研究 ンタ 猪原匡史医長 SIRT1 用い 血 管性 知症 予防効果 明 SIRT1 活性化 様々 神経疾患 治療

効 あ 可能性 示 研究結果 注目さ

本研究 文部科学省科学研究費,JST-CREST, 厚生労働科学研究費,内藤記念科学振興財団 究助成 受け 行わ 理化学研究所 保健衛生大学 生理学研究所 京都大学 慶應義塾大学

研究 成果

(2)

長 遺伝子産物 SIRT1( サ チュ ン ) 活性化

神経難病 ALS

—神経難病 新 治療法開発へ期待—

概要

古屋大学環境医学研究所 渡邊征爾助教 山中宏二教授 本学大学院理学研究 科 木下専教授 共 研究チ 長 遺伝子産物 知 酵素 サ チュ ン SIRT1 脳 働 せ こ 神経難病ALS 筋萎縮性側索硬化症 延

効果 こ 明

共 研究チ 木下 プ SIRT1 量 脳 脊髄 通常 3倍程度 増や

う 遺伝子操作 SIRT1 作成 山中 プ ALS 交配

発症時期や生存期間へ 効果 検討 そ 結果 SIRT1 増量させ ALS 発症後 進行 遅 生存期間 延長 生存期間延長 機 序 探索 脊髄 蓄積 異常タン 質や そ 処理 関わ 熱 ョッ タ ン 質 量 測定 こ SIRT1 熱 ョッ タン 質 HSP70i 増加させ

う 働 遺伝性ALS 原因 変異型SOD1タン 質 分解 促 こ 見い 本研究 SIRT1 活性化 通 病巣 異常タン 質 蓄積 抑制 こ

ALS 異常タン 蓄積 難治性神経疾患 治療法開 発 結び く研究成果 考え

イン

SIRT1量 増加させ ALS 生存期間 延長

SIRT1 活性化 転写因子 HSF1 活性化 起こ 熱 ョッ タン 質 HSP70i 増加

HSP70i 増加 伴い 遺伝性ALS 原因 変異型SOD1タン 質 蓄積量 減 少

SIRT1 活性化 通 神経疾患 治療法開発 結び く可能性

背景

ALS 大脳 脊髄 運動神経細胞 徐々 原因 神経難病

思考や 知 能力 保 全身 筋肉 麻痺 進行 さ 吸 さ

筋肉 麻痺 通常 発症 25 内 人工 吸器 生存 く 原因 解明 治療法 開発 強く期待さ い 重篤 疾患

ALS 原因 発症機序 一端 異常タン 病巣 蓄積 運動神経 傷害 こ 知 い ALS1割 占 遺伝性ALS

遺伝子工学的手法 用い 原因遺伝子 異常 再現 動物 開発 研究 行うこ 可能 あ 遺伝性ALS タ ゲッ 病態解明 向け 研究 進

い 本邦 約8000ALS患者さ 闘病 本邦 遺 伝性ALS SOD1遺伝子

(1)

優性変異 最 多く 約2割 患者 見 こ わ い

(3)

こ 研究結果 病巣 運動神経細胞やそ 周 細胞 蓄積 異 常タン 質 神経傷害 引 起こ こ 知 遺伝子工学的 手法 用

い こ 異常タン 質 実験的 除去 延 効果 あ こ

判明 い

(2)

そこ 異常タン 質 除去 方法 治療薬開発 応用可能 手法 開拓 期待さ い

研究 内容

SIRT1(3) ン脱 化酵素 機能 様々 実験動物

延長効果 示さ 老化 け く 様々 細胞保護機

能 発揮 こ 知 い 研究 プ SIRT1 活性化 こ

神経保護機能 発揮 こ 期待 SIRT1 量 脳 通常 3倍程度 増や

う 遺伝子操作 作成 ALS

(4)

発症時期 び生存期間へ 効果 検討 そ 結果 SIRT1 増量 活性化させ ALS

症時期 変化 せ 病気 進行 遅 せ こ 生存期間

15日延長 こ 判明 1

さ 生存期間延長 機序 探 脊髄 蓄積 異常タン 質や そ 処 理 関 わ 熱 ョ ッ タ ン 質

(5)

関 連 タ ン 質 量 測 定 SIRT1 活性化 転写因子HSF1タン (5) 活性型 熱 ョッ タン 質HSP70i

(5)

産生 促進 さ SIRT1 増や ALS 脊髄 変異型SOD1タン 質 蓄積量 減少 2

SIRT1 活性化 ョッ タン 産生 分子 ッチ 働 遺伝性ALS 原因 変異型SOD1タン 質 分解 促 こ 運

動神経 保護さ 生存期間 延長 考え 3

成果 意義

こ 海外 プ 他 神経疾患 い SIRT1 神経保護的

役割 検討さ 遺伝子工学 用い ALSSIRT1分子そ 効果 実証 研究 本研究 世界初 SIRT1 働 活性化

いわ ベ 赤ワ ン 含 フ ノ 一種 サ

プ ン 知 天然化合物 そ 効果 さ 高 化合物 開発

こ 異常タン 質 神経組織へ 蓄積 発症 関 ALS 神経難病 治療薬 開発 期待さ

用語説明

(1) SOD1遺伝子( 1遺伝子):酸素 依存 生物

胞内 発生 害 活性酸素 あ キ 解毒 反応系 触媒

酵素 遺伝型 ALS こ 遺伝子 変異 あ SOD1タン 質 性状 変化 凝集 や く 結果,神経細胞 異常 蓄積 神経傷害性 発揮 こ 知

(2) 細胞 ALS:運動神経死 特徴 ALS 病態 運動神経 異常

く周 細胞 異常 関 い 研究チ 遺伝子工学 用い

ALS 運動神経 細胞 変異 SOD1 タン 除去

生存期間 延長 こ こ 報告 い

Yamanaka K, et al. Astrocytes as determinants of disease progression in inherited amyotrophic

(4)

lateral sclerosis. Nature Neuroscience, 11: 251-253, 2008. 理化学研究所プ

http://www.riken.jp/~/media/riken/pr/press/2008/20080204_2/20080204_2.pdf

(3)SIRT1 チュ ン遺伝子: 制限 延長効果 現象 責任遺伝子 知 遺伝子発現調節 関わ ン 脱 チ 化 触媒 酵素 あ 哺乳類 サ チュ ン遺伝子フ 種類あ 酵母 老化抑制 遺伝子 最初 発見さ Sir2 相 遺伝子 SIRT1 SIRT1 機能

生体内 様々 タン 質 相互作用 こ 多く 分子 制御 細胞周

期 細胞老化 抵 性や 謝 関 い

(4) ALS :遺伝性ALS 原因遺伝子SOD1 ALS患者 変異 導入

変異 SOD1 遺伝子 発現 あ ALS 特徴 あ 運

動神経細胞死や筋麻痺 再現 広く研究 使用さ い

(5) ョッ タン HSP70i HSF1:細胞 発現 誘導さ 細胞 保護 一群 タン 質 あ タン 質

フ ン 修 修 可能 異常タン 質 分解経路 誘導

Hsp70i (inducible heat shock protein 70) 表的 タン HSF1 (heat shock factor 1) ョッ タン 発現制御 関わ 因子SIRT1 そ 活性 制御さ こ 最近報告さ

論文名

“SIRT1 overexpression ameliorates a mouse model of SOD1-linked amyotrophic lateral sclerosis via HSF1/HSP70i chaperone system” (SIRT1 過剰発現 HSF1/HSP70i分子シ ペロン 経路を介し SOD1-ALS ル ウ 病態を改善す )

Seiji Watanabe, Natsumi Ageta-Ishihara, Shinji Nagatsu, Keizo Takao, Okiru Komine, Fumito Endo, Tsuyoshi Miyakawa, Hidemi Misawa, Ryosuke Takahashi, Makoto Kinoshita, and Koji

Yamanaka 渡邊征爾, 石原 奈津実 ,永津真司,高雄啓 ,小峯起,遠藤史人,

宮川剛, 澤日出巳,高橋良輔,木 専 & 山中宏二

(5)

参考

1 SIRT1活性化ALS ウ 、生存期間 罹病期間が平均し 約15日延長した.

2 SIRT1 量を増加、活性化させた ウ 脊髄 、SIRT1 量が約 3 倍に増加し A, B 、ア チル化 HSF1 不活性型 HSF1 が減少し 熱ショックタンパク質 HSP70i が増加した

A また、こ に伴っ 異常蓄積す 変異SOD1タンパク質 量が減少した C矢頭, D

(6)

3 SIRT1活性化によ 変異SOD1 毒性軽減 カニ .

図 1 SIRT1 活性化 ALS ウ 、生存期間 罹病期間が平均し 約 15 日延長した.
図 3 SIRT1 活性化によ 変異 SOD1 毒性軽減 カニ .

参照

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