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C型慢性肝炎のインターフェロン療法における副作用に対する漢方製剤の有効性を評価 漢方専門医認定機関、日本東洋医学会 | 構造化抄録・論文リスト

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Academic year: 2018

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漢方治療エビデンスレポート

日本東洋医学会EBM委員会エビデンスレポート/診療ガイドライン タスクフォース

1. 感染症 (ウイルス性肝炎を含む)

文献

井齋偉矢. C 型慢性肝炎のインターフェロン療法における副作用に対する漢方製剤の

効果. 診断と治療 1996; 84: 1505-9. MOL, MOL-Lib 1. 目的

C 型慢性肝炎のインターフェロン療法における副作用に対する漢方製剤の有効性を評

2. 研究デザイン

ランダム化比較試験 (RCT)

3. セッティング

病院1施設

4. 参加者

C型慢性肝炎患者12名

5. 介入

Arm 1: インターフェロンα 3日目まで600万単位連投、その後14日目まで1000万単位

連投、以後12週間は1000万単位週3回投与+漢方製剤 (ツムラ桂枝湯エキス顆 粒5g、ツムラ麻黄湯エキス顆粒5g、ツムラコウジン末4g) をインターフェロン

投与開始日から4週連投、6名

Arm 2: インターフェロン単独、6名

6. 主なアウトカム評価項目

体温、自覚症状、血液生化学、ジクロフェナクNa坐薬使用量

7. 主な結果

4週目までのジクロフェナクNa坐薬使用量は、Arm 1が有意に少なかった。食欲不振

や関節痛の訴えは、Arm 1が有意に少なかった。

8. 結論

C 型慢性肝炎のインターフェロン療法における副作用に対し、漢方製剤の併用は有効

である可能性が示唆される。

9. 漢方的考察

桂麻各半湯の方意に、免疫賦活作用を期待してコウジン末を加味した。

10. 論文中の安全性評価

Arm 1のうち1名は胃腸症状のため漢方製剤服用開始後9日目に投与を中止したため以

後の評価から除外した。除外症例1名のほかに1名が漢方製剤服用開始後9日目に悪

心・嘔吐を訴えたが、服用を続けたところ、5 日後には症状が消失し投与続行が可能

であった。

11. Abstractorのコメント

本論文は、C 型慢性肝炎のインターフェロン療法における副作用に対する漢方製剤の

効果の評価を試みたものである。著者独自の処方であるが、発表剤がインターフェロ ンのインフルエンザ様副作用の抑制に、一定の効果があることがうかがわれる。ただ 残念ながら症例数が非常に少ないため、今後多数例での検討を期待したい。

12. Abstractor and date

及川哲郎 2008.9.19, 2010.6.1, 2011.10.12

参照

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