• 検索結果がありません。

2社の麻黄湯とオセルタミビルのA型インフルエンザ患者の咽頭からのインフルエンザウイルス消失に対する有効性の評価

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "2社の麻黄湯とオセルタミビルのA型インフルエンザ患者の咽頭からのインフルエンザウイルス消失に対する有効性の評価"

Copied!
1
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

漢方治療エビデンスレポート

日本東洋医学会EBM委員会エビデンスレポート/診療ガイドライン タスクフォース

10.

呼吸器系の疾患

(

インフルエンザ、鼻炎を含む

)

文献

河村研一. A型インフルエンザ患者の咽頭からのインフルエンザウイルス消失時間は、

2 社 の 麻 黄 湯 と オ セ ル タ ミ ビ ル で 差 が な か っ た. 小 児 科 臨 床 2009; 62:

1855-61. MOL, MOL-Lib 1. 目的

2社の麻黄湯とオセルタミビルのA型インフルエンザ患者の咽頭からのインフルエン

ザウイルス消失に対する有効性の評価

2. 研究デザイン

準ランダム化比較試験 (quasi-RCT)

3. セッティング

診療所1施設

4. 参加者

インフルエンザ迅速診断キットでA型陽性であったインフルエンザ患者の内咽頭ぬぐ

い液よりインフルエンザの消失を確認できた症例 172名

5. 介入

Arm 1: テイコク麻黄湯エキス顆粒 0.13-0.20 g/kg/日 3 x 1-6日間 64名 Arm 2: ツムラ麻黄湯エキス顆粒 0.11-0.21 g/kg/日 3 x 1-6日間 61名 Arm 3: オセルタミビル 2.1-4.4 mg/kg/日 2 x 1.5-5日 47名

6. 主なアウトカム評価項目

解熱時間、全身症状

7. 主な結果

内服後解熱時間はArm 1, Arm 2, Arm 3でそれぞれ45.73±35.51時間、53.90±39.42時間、 30.36±20.96時間でArm 3はArm 1, 2に比べて有意に短かった (P<0.01) 。平均発熱期間

はArm 1, 2, 3でそれぞれ67.27±37.88時間、69.57±39.76時間、45.79±21.05時間で同様

にArm 3はArm 1, 2に比べて有意に短かった (P<0.01) 。症状消失までの期間はArm 1

で70.47±41.99時間、Arm 2では73.95±43.01時間、Arm 3では48.47±26.90時間でArm 3

がArm 1, 2に比べて有意に短かった (P<0.01) 。発症後インフルエンザウイルス消失ま

での時間はArm 1, Arm 2, Arm 3でそれぞれ98.00±31.83、101.72±34.39、95.91±30.80で

有意差は無かった (P>0.05) 。解熱後インフルエンザウイルス消失までの時間はArm 1, 2, 3でそれぞれ31.73±44.26、32.15±36.61、50.13±32.84でArm 1, 2はArm 3に比べて有

意に短かった (P<0.01)

8. 結論

オセルタミビルは麻黄湯よりも早期に解熱させ症状を改善する。テイコク麻黄湯、ツ

ムラ麻黄湯、オセルタミビルのA型インフルエンザウイルスの咽頭からの消失効果は

同等である。テイコク麻黄湯とツムラ麻黄湯は発熱期間、症状有期間、咽頭からのウ

イルス消失時間は同等で効果に有意差はない。

9. 漢方的考察

なし

10. 論文中の安全性評価

記載なし

11. Abstractorのコメント

本論文は、2社の麻黄湯とオセルタミビルの A 型インフルエンザに対する有効性の比

較臨床試験である。本研究は来院順に薬剤割付がなされた準ランダム化比較試験であ

る。オセルタミビルは麻黄湯よりも早期に解熱させ症状も改善する。一方オセルタミ

ビルのインフルエンザウイルスの消失効果は麻黄湯と同等であったのは興味深い。2

社の麻黄湯の効果に差がなかったことは日本の漢方製剤の均質性を証明している。

12. Abstractor and date

岡部哲郎 2013.12.31

参照

関連したドキュメント

(評議員) 東邦協会 東京大学 石川県 評論家 国粋主義の立場を主張する『日

2012年11月、再審査期間(新有効成分では 8 年)を 終了した薬剤については、日本医学会加盟の学会の

岩沼市の救急医療対策委員長として采配を振るい、ご自宅での診療をい

関係会社の投融資の評価の際には、会社は業績が悪化

二月八日に運営委員会と人権小委員会の会合にかけられたが︑両者の間に基本的な見解の対立がある

倫理委員会の各々は,強い道徳的おののきにもかかわらず,生と死につ

むしろ会社経営に密接

具体的な取組の 状況とその効果 に対する評価.