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総会記録[PDF] 総会一覧 国立大学法人情報系センター協議会 (NIPC) nipcmedtuat

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第2回国立大学法人情報系センター協議会総会記録

西村 今日がこの梅雨一番の暑さなのではないかと思うのですが、国立まで足を運んでいた だきましてどうもごくろうさまです。今日は杉山学長が所用で留守をしておりますので、副 学長の私から一言ごあいさつさせていただきたいと思います。

本日は、この一橋大学に国立情報学研究所、及び全国74大学の情報系センターから総勢 200名を超える皆様にお集まりいただきました。また、文部科学省からも4名の方にご多 忙な中、貴重な時間を割いてご出席いただいております。

このことは開催校と致しまして、大変光栄あることでございまして、心から御礼を申し上 げたいと思います。どうもありがとうございます。

ご存じのように法人化後1年以上経過致しました。国立大学の運営の裁量の余地が大幅に 増えたと言われる一方で、国立大学の社会的役割ですとか、あるいは存在意義というような ものが厳しく問われるようにもなり、また運営費交付金も削減されて、状況の厳しさが最近 はひしひしと感じられる。そういう状況だと思います。

こうした中で、大学の教育、研究、そして事務の効率化、大学運営のあらゆる面で、情報 基盤の整備ということが極めて重要な課題になってきている。そして、特に情報系センター は、学内における情報化の拠点として、その指導的な役割が期待されていると思います。情 報系センターの関係者の皆様はそうした役割を果たすべく、日々努力されていらっしゃいま すし、ご苦労の多いことと考えております。

私は、こうした時であるからこそ、あるいはこうした時代であるからこそ、全国の情報系 センターが一堂に会して意見交換を行い、情報交換を行って、共に協力し合って困難を乗り 越えていくべきだと、こういうふうに考える次第でございます。

この協議会というのは文部科学省国立情報学研究所、そして全国の情報系センターの皆様 方がお互いにさまざまな情報交換、自由な意見交換を行う場というふうに伺っております。 この今日の活発な討議を通じて、この会議が実り多いものになりますよう願いまして、私の あいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手)

前川 西村先生、ありがとうございました。続きまして、国立情報学研究所の坂内正夫所長 からごあいさつをと思います。お願いします。

坂内 国立情報学研究所の坂内でございます。この4月から前任の末松先生のあとというこ とで、所長を務めさせていただいております。ご一緒にわが国の学情報基盤を支えていく立 場として、ごあいさつを申し上げたいと思います。

先程、西村理事のほうからもお話がありましたように、昨年来の法人化等を契機にして、 大学、われわれを取り巻く環境というのは厳しさを増しているわけですけれども、一方で、 情報系のセンター、あるいは情報基盤センターといったものの重要性、あるいは使命という のはますます大きくなっているかなというふうに感じております。

一つは法人化、一つは各大学がそれぞれの個性を出して、ある種の競争環境で頑張るべし という中で、各大学、情報処理にかかわるミッションは非常に多くなっておりまして、例え ば事務の電算化、教育の電算化、あるいは研究での情報基盤の役割の重要さ、非常に大きく

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なっております。

情報研センターでも非常に忙しいというか、多くの仕事が舞い込んでくるという状況にご ざいます。われわれ、それに対してきちっとこたえて、わが国の将来を支える人材、あるい は研究の基盤、そういう教育研究を推進していかなきゃいけないわけですけれども、もう一 方、欧米等の状況を見るまでもなく、教育と研究の在り方というのが非常に大きく変わって きております。

世の中がグローバル化という流れの中で、国際的には「競争・協調」の関係をどう築いて いくかという模索の状況にあって、この法人化等もそういう大きな流れの中で出てきた一つ の方法論かなというふうに思っております。

そういう中で、ヨーロッパ、アメリカ等でこれからの教育研究、これはそれぞれの国、地 域の言ってみれば将来を左右するものだ。死命を制するものだ。かつ、それを支え、発展さ せていくものは、どういう良い未来に向けた情報基盤を提供していくか。これが国の根幹で あるというような認識が強まっております。

あとでお時間をいただいて、お話をさせていただく「最先端学術情報基盤」、わが国の通 称「サイバー・サイエンス・インフラ」という呼び方をしておりますけれども、そういった ものへの認識が非常に高まっている。言ってみれば、私ども大学とご一緒にやらせてきてい ただいた情報基盤というものが、今まで大学のミッションを果たすというよりも、もっと国 家的な大きな役割を果たさなきゃいけない状況にあるわけです。

そういう意味では情報基盤、情報処理センター、情報系のセンターの役割というのは各大 学での重要さだけではなくて、国の基盤を支えるミッションというのを、私どもご一緒に担 わせていただいている。

もう一方で、法人化あるいは現下の財政状況というのがあって、いろいろな意味で厳しい 環境にある。こういった解かなきゃいけない問題、やらなきゃいけないことはどんどん増え ている。学内でも増えている。国の視点でも増えている。一方で財政状況は厳しい。

そういう中でその問題を解く最大の鍵というのは、先程の西村理事のお話にもありました けれども、より強い連携でこれを解決していくということが唯一の道かなというふうに思っ ております。大学、ある種の競争環境で「それぞれ競争して頑張れ」と。これはいいわけで すけれども、今まで大学が横につながっていた、いい意味での連携というのをどうやって実 現していくか。

いろいろな方面で模索はされているわけですけれども、ネットワークや情報基盤をベース につながる、まさに文字通り連携のための武器をわれわれ提供させていただいているという ことで、ご一緒にそういった強い連携のもとに、連携の手段を実現する。おおげさに言うと、 各大学の将来の重要な柱が、やっぱり情報系センター、私どもに担わされているのだという ような認識でございます。

いずれにしましても、新任でございまして、ご一緒に今申し上げたようなミッションを連 携をして、推進をしていきたいと思っておりますのでこれからもどうぞよろしくお願い致し ます。どうもありがとうございました。

前川 西村先生、ありがとうございました。失礼しました、坂内先生、ありがとうございま した。続きまして、開催幹事校の一橋大学総合情報処理センターの尾畑裕先生、センター長

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からごあいさつを。

尾畑 開催校の一橋大学総合情報処理センターを代表致しまして、一言ごあいさつをさせて いただきます。本日は、文部科学省、国立情報学研究所及び全国74の大学から、かくも多 くの方にご参加いただきまして本当にうれしく存じます。どうもありがとうございます。開 催校のセンターを代表致しまして厚く御礼を申し上げます。

まさにこの協議会、国立大学法人情報系センター協議会となりまして2回目でございます。 法人化を迎えて、仕事が増えて、予算が減ってという中で皆さん共通の悩みを抱えていて、 それぞれの大学がそれぞれの工夫をされているということを、午前中の幹事会の時にも強く 感じたわけでございます。

こういう機会で知恵を出し合って、情報を共有して、こういう時代を乗り切っていくとい う一助になればと思う次第でございます。本日は文部科学省の方、国立情報学研究所の方に ご講演をいただきまして、そのあと、昨年度来のテーマになっております「情報基盤システ ムの点検・評価」についてのテーマで二つの分科会を設けまして、午前中議論致しましたの で、それについての報告と、今回の点検・評価基準についてのディスカッションを少し致し ます。

それから、皆様方に事前にアンケートでご提出いただいております文部科学省、国立情報 学研究所へのご要望、ご質問等についての質疑応答の時間を設けてございます。そのほか、 各地区でのアンケートを取りまとめ、それから来年の総会に向けての共通の地区テーマ等に ついて、あとで幹事会での様子も少しご報告させていただきたいと思います。いろいろと盛 りだくさんのプログラムを用意させていただいておりますので有意義な会にさせていただき たいと思います。どうかよろしくお願い致します。(拍手)

前川 尾畑先生ありがとうございました。ここで、改組等で名称変更になったセンターの紹 介をさせていただきます。5センターの名称が変更になっております。まず群馬大学「総合 情報処理センター」から「総合情報メディアセンター」に変わっております。埼玉大学です が、「総合情報処理センター」から「情報メディア基盤センター」に、これは総合情報基盤 機構図書館と連携したかたちでのセンターに変わっています。

それから、豊橋技術科学大学「情報処理センター」から「情報メディア基盤センター」に 名称変更です。鳴戸教育大学「情報処理センター」から「高度情報研究教育センター」に変 わっております。最後に、長崎大学が「総合情報処理センター」から「情報メディア基盤セ ンター」へと名称変更しております。以上5センターの名称が変更になったことをご紹介致 します。

それでは本日の講演に移らせていただきます。最初に「最近の学術情報行政を取り巻く動 向について」と題しまして、文部科学省研究振興局情報課学術基盤整備室柴崎孝室長からご 講演を賜りたく存じます。柴崎様、よろしくお願い致します。

柴崎 ただいまご紹介いただきました柴崎でございます。この4月に学術基盤整備室長とし て着任致しました。本日は、国立大学法人情報系センター協議会にお招きいただきまして感 謝申し上げます。

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本日ご列席の皆様方におかれましては、わが国の大学における研究教育の進展に大きな役 割を果たしている情報処理センター等の管理運営につきまして、日ごろからご尽力を賜って おりますこと、この場を借りまして厚く御礼を申し上げます。

最近の学術情報基盤等に関する政策の動向について説明させていただきます。

はじめに、平成17年度におきます文部科学省における情報科学技術関連の施策についてで ございます。17年度予算額は428億ということで、昨年度よりも8億円の増となってお ります。わが国発のスーパーコンピューティング技術が世界のトップであり続けると共に、

「いつでも、どこでも」「安心、安全」かつ「快適」というようなユビキタス社会を世界に 先駆けて実現するため、その基盤技術の確立を目指した「次世代I T基盤構築のための研究開 発」という施策を新たに実施しており、その中で3プロジェクトを推進しております。具体 的には、「安全なユビキタス社会を支える基盤技術の研究開発プロジェクト」に約4億円、

「将来のスーパーコンピューティングのための要素技術の研究開発プロジェクト」に約15 億円、「革新的シミュレーションソフトウエアの研究開発プロジェクト」に約12億円が新 規で措置されて、合わせて約30億円が新たな研究開発のために投資されております。本施 策に関しましては、去る5月24日に研究開発課題の選定結果が公表されたところでござい ます。

また、「超高速コンピュータ網形成プロジェクト(NAREGI)」、「e- Soc i et y基盤ソ フトウエアの総合開発」、「知的資産の電子的な保存・活用を支援するソフトウエア技術基 盤の構築」等の既存施策も引き続き実施しているところでございます。

次に、18年度の特別教育研究経費に係る概算要求関係でございます。現在、平成17年 3月31日付研究振興局学術研究機関課長名文書「国立大学法人及び大学共同利用機関法人 における学術研究活動に関する当面の推進方策について」と平成17年4月25日付高等教 育局長名文書「平成18年度における国立大学法人の教育研究活動の支援に係る留意点につ いて」が、それぞれ国立大学法人学長及び大学共同利用機関法人機構長宛に通知されており、 18年度の概算要求に向けた基本的な考え方や留意点が示されているところでございます。

文部科学省における概算要求事項は、昨年と同様に、政策上の必要性を踏まえつつ、各法 人における重点事項としての優先順位を尊重すること、各法人の自主性、自律性という法人 化のメリットを活用することが求められるため、自助努力が認められるものを重視すること を基本としつつ、わが国の学術の振興を図るうえで特に重要と考えるものについては、各法 人としての優先順位に加えて、学術政策上の必要性も勘案したうえで、適切に支援する必要 があるとされております。

そのような方針のもとに、学術研究関係につきましては科学技術・学術審議会学術分科会 研究環境基盤部会において検討されることになっております。その中の観点としても、他大 学、それから産業界、地域社会等との連携、または他機関との連携という取り組みについて は、重要な観点ではないかと考えております。

次に、学術情報基盤作業部会についてでございます。この学術基盤作業部会は、科学技術・ 学術審議会学術分科会研究環境基盤部会の下に設置されているものでございます。この作業 部会の下に、コンピュータ・ネットワークワーキンググループ、大学図書館等ワーキンググ ループ、学術情報発信ワーキンググループという三つのワーキンググループが設置されてお り、それぞれ大学等の情報処理関係施設、学術情報ネットワーク等の役割や在り方、大学図

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書館等の役割や在り方、学協会等を中核とした学術情報発信の在り方について検討を行って いるところでございます。

これまで、各ワーキンググループは6回開催され、現在は、18年度概算要求を見据えた 中間報告の取りまとめに向けて、審議をいただいているという状況でございます。本協議会 に参加されている総合情報処理センター、情報処理センター等に、特に関係の深いコンピュ ータ・ネットワークワーキングルループにおいては、去る6月6日に第6回会議を開催致し まして、中間報告案の審議を行ったところでございます。

今後、中間報告を取りまとめていくわけですが、それに先立ち、平成17年5月31日付 研究振興局情報課長名で、「国立大学法人及び大学共同利用機関法人における学術情報基盤 の整備に関する当面の推進方策について」という文書を通知させていただいております。こ れは、各国立大学法人等の18年度の概算要求作業の一助となりますように、何らかのかた ちで中間報告の内容等についてお知らせしたものでございます。

この中では、国立大学法人化後の各大学における情報戦略の未整備、パソコンやワークス テーション等の性能向上の低価格化、コンピュータの大規模化・高速化への期待、グリッド・ コンピューティングの可能性、経年による学内LANの更新時期の到来、ネットワークの生 活基盤としての浸透、それに伴う情報処理関係施設における業務の比重の変遷、ネットワー クをベースにした先端研究の急速な展開、ウイルス等の蔓延による情報セキュリティへの脅 威というような環境の変化や課題が挙げられております。

その上で、大学や研究機関が有しているコンピュータ等の設備、基盤的ソフトウエア、コ ンテンツ及びデータベース、人材等を超高速ネットワーク上で共有する環境が不可欠という 認識のもとに、最先端学術情報基盤が必要という方向性が示されております。

大学においては、学術情報基盤としてのコンピュータやネットワークの整備・運用計画の 作成が必要であることが示され、またそのためにはユーザーのニーズに基づいたサービスの 提供、情報基盤センターの計算資源の活用等の工夫ということも必要であるという指摘もな されているところでございます。また、情報基盤としてのコンピュータ及びネットワークと いうのは、大学の教育研究のみならず大学における生活、それから大学の運営の基盤となる ものであることから、その整備・運営に係る組織体制の充実も重要であるとされております。

今後、6月28日に、このワーキンググループの上にあります学術情報基盤作業部会にお いて、各ワーキンググループの中間報告が報告され、学術情報基盤作業部会の中間報告とし て取りまとめる予定でございます。

次に、情報処理関係施設における設備の有効活用についてでございます。情報処理関係施 設における設備の有効活用に関する基準については、一昨年よりその検討をお願いしている ところでございます。議題にも「情報基盤システムの点検・評価指針の策定について」が挙 げられており、検討の進捗状況等の報告があるものと期待しているところでございます。

このことについては、平成15年度の会計検査に端を発しておりますが、センターは利用 者に対するサービス施設の役割を担うということについて、センター自身が再認識するとい う良い機会であったと考えておる次第でございます。設備の利用状況を適宜に把握し、積極 的に利用促進すると共に、常に有効活用が図られることを意識してその状況の向上・改善に 努めていただきたいと思います。また今後、各大学内で各部局の教育研究活動等に対する評 価が行われることは予想に難くありませんので、ぜひとも引き続きのご検討をお願いいたし

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ます。

それから最近の動きでございますが、スーパーコンピュータの調達の関係でございます。 スーパーコンピュータ調達の基準値については、平成12年4月に100ギガフロプスと 改正され、既に5年が経過しているところでございます。その間、スーパーコンピュータの 性能が著しく向上しまして、「スーパーコンピュータTOP500」と比較しても、100 ギガフロプスは著しく低い基準という状況になっておりました。また、国立大学法人等でコ ンピュータ分野として行われている調達も、結果として100ギガフロプスを超えてしまう というケースが増えてきたということもございます。このように、基準値を現在における適 正な数値に見直す必要が生じてきたということが背景にございました。

そのため、文部科学省大臣官房会計課政府調達室におきまして、経済産業省担当課とも協 力しまして、昨年6月及び11月の「スーパーコンピュータTOP500」の結果、国立大 学法人等の保有するスーパーコンピュータの演算性能、ベンダー各社からの意見というもの を基に、新たな基準について外務省を通じまして米国側と協議を行った結果、本年5月1日 付で基準値が「1.5テラフロプス」に改正されたという状況になっております。この点よ ろしくご留意をお願いしたいと思います。

最後になりますが、今後の総合情報処理センター、情報処理センターには、学術情報基盤 として積極的にその役割を果たしていただき、その重要性を学内外に主張していくことが求 められるのではないかと考えております。そのために、現状をよく分析して、学内のニーズ を絶えず把握し、必要なシステムの導入、それから運用の変更、種々のサポートを機動的に 実施することと共に、図書館等情報関連組織とも密接に連携・協力を図りながら、学術情報 及び研究成果の発信機能の強化に努めていただきたいと考えており、そのような情報化を先 導する意欲的な取り組みを進めていただくことを期待しているところでございます。また、 人材育成、社会貢献といった大学に課せられた使命を果たすためにも、各センターにおける 独自の機能や資源を最大限に活用して、積極的に関与していただくことを期待しているとこ ろでございます。

文部科学省といたしましても、大学が積極的に情報戦略を練っていただいて、きちんとし た活動、また特色ある活動が目に見えるものに対しましては、できる限り積極的な支援を考 えていきたいと思っている次第でございます。

いずれにいたしましても、国立大学法人、大学共同利用機関法人の更なる発展を願ってお るところでございます。いろいろな課題があろうかと思いますが、私どもも一緒になって考 えていきたいと思っております。ご清聴ありがとうございました。(拍手)

前川 柴崎様、ありがとうございました。それでは引き続きまして、「最先端学術研究所情 報基盤の構築に向けて」と題しまして、国立情報学研究所坂内正夫所長にお願い致します。

坂内 情報研の坂内でございます。今、柴崎室長のほうからありましたように、これからの 教育研究の基盤として情報系センター等が支えていく学術情報基盤、非常に重要である。そ ういう大きな方針が科学技術・学術審議会のほうでご議論をいただいております。

もちろん、その大きなターゲットを実現という意味では予算的な措置とか、これからやら なきゃいけない課題というのは多々あるわけですけれども、今日お話しするのは、私ども現

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場でそういった必要性に向けてとにかくやれる範囲で、先程申し上げたように、連携のもと にこういったものを実現をしていきたいということです。

今年から、私ども国立情報学研究所でスタートをさせていただいているいろいろな活動と いうのをご報告をさせていただきたいと思っております。

まず、私ども情報基盤センター、あるいは情報系センターとご一緒に、学術情報ネットワ ーク、SINET、スーパーSINETというものを運営させていただいておりますけれど も、それの現状でございます。

ここにございますように、現在、約七百数十の機関がこれに参加をいただいて、それでス ーパーSINETという10ギガのネットワーク、30ノードでございます。

それから昨年度末で、それまで数十メガというリミットがあったもの、昨年度末で最低1 00メガbpsにしたSINETノード、44ノードございます。そういったものを中心に 国内網が形成をされて、それでそれぞれのノードからはこの右下に、これは東京大学の例で すけれども、多くの加盟の各機関のネットワークとつながっていて、全国の教育研究の学術 情報基盤を提供させていただいているということでございます。

それから、国際回線でございますが、現時点では米国に、ニューヨークに10ギガbps、 それから西海岸に2.4ギガbps。アジアに向けては多用国に今44メガbpsというこ とで、これについても、国際的な教育研究のネットワークとの連携を更に深めなきゃいけな いというご議論をいただいていて、それを受けて更に強化をしたい。こういったものが現状 でございます。

その意義をもう一回振り返ってみますと、三つある。まず一つは、わが国の学術研究教育 活動のまさにライフラインになっている。これは情報系センターとご一緒に提供させていた だいている機能である。それから、これからの学術研究の連携、あるいは教育の連携に不可 欠な基盤である。それからもう一つは、これからの次世代の情報基盤といったものへの展開、 こういった三つの意義があるというふうに認識をしております。

まず、最初のライフラインでございますが、先程申し上げたように、700の機関がご参 加をいただき、非常に各大学研究機関の活動としては、まさになくてはならぬものになって いる。学生まで入れると数百万の方が、このネットワークというのを利用するという状況に なってきている等々、言ってみればなくてはならぬ存在になっている。

そういう中で、私ども、昨年あるいは今年、いろいろなアンケートとか要望の調査をさせ ていただいておりますけれども、更にこういったライフラインが高速であり、かつ安定運用 であるといったもののニーズが極めて高いという状況がございます。

2番目の機能として、学術研究というのはこれからの社会の価値を作っていくと。法人化 等で、改めてこの学術研究の必要性というものが見直されていると思っております。例えば 産・学連携という中でも産業界、企業でやれることをやっていては国の将来はないわけで、 学術研究という中・長期の、「価値を自由に発想して作る」というものの価値が実は今求め られている。そういった必須の手段としての研究連携、あるいはこの裏である人材の育成と いうような意味での教育連携というものが今非常に重要である。

これをスーパーSINETの例で見てみますと、3年余りキャリングビークルとしてのス ーパーSINETということで、共同研究ということでスタートさせていただきました。高 エネルギー物理とか、天文学とかバイオ等、超高速で組織を超えて連携し合う研究のスタイ

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ルというものが、非常な、大きな成果を挙げてきているという状況がございます。

それから、もう一方で法人化、われわれにとっては非常に大きな影響を与えているわけで すけれども、「縦にばらばらになりつつある」というようなのが一つの懸念です。まさに、 いい意味で横に連携をするという具体的な基盤として、学術情報ネットワークというのが別 の使命、意味を持ってきている。

スーパーSINETという10ギガbpsですけれども、それに対しての各大学からのご 要望というのも非常に大きい。こういった教育研究とか、教育とか、あるいは各大学研究機 関が横につながる必要性をまさに認識していただいているのかなと思っております。

スーパーSINETの例で、お手元の資料にもございますけれども、いろんな分野でネッ トワークがなければ実現できないようなスタイルの研究。そういったものが各所で行われて おります。こういった超高速のネットワーク、当初は10ギガbps、言ってみれば「使い こなせるのか」というようなご懸念も一部にあったわけですけれども、今や、これもなくて はならぬ、まさにインフラ化しているという統計でございます。

私ども国立情報学研究所のノードの所の統計ですけれども、昔、私ども授業で習った電話 というのがインフラになっている。そうすると、ウイークデイとかオフィスアワーになると、 ピークがわあっと出てくるというようなことが恒常的に続くというのが、まさにインフラに なっている証拠であるわけです。

ここで見ていただくように、これは30分の平均値でして、ネットワークの分野では、ピ ークはこの倍出ているというようなカウントをさせていただいております。10ギガのうち の六十数パーセントが、まさにインフラ的に使われてきて、ここ1年を見ても非常に右肩上 がりの状況にあるということでございます。じゃあ、そういった状況を踏まえてこれからど うするか、欧米の状況も踏まえて、これからの教育研究の情報基盤というのを考えてみると、 次世代のものをターゲットとして明確に位置付けて展開していかなきゃいけないという認識 が必要だということで、情報ネットワークの三つ目の大きな使命は次世代の情報基盤を実現 すること。

これはどういうものかということでございますけれども、最初のごあいさつでも、ちょっ とトーン高く申し上げたわけですが、学術とか研究基盤というものが、グローバルな環境の 中で学術分野だけではなくて、産業分野での「競争と協調」の死命を制するものだという認 識が特に欧米で強くなってきております。

どんなものか。大学とか研究機関の研究成果、あるいはサイエンスの成果といったもの。 具体的にはどういうものがあるか。特徴のある実験装置だったり、あるいは大学等の持って いるスーパーコンピュータだったりするわけです。そういった計算資源、実験資源、あるい は研究成果としてのソフトウエアとかデータベース、あるいはノウハウの総体、私ども大学 でやっている研究というのは日々進化をしているという意味では、成果というものはまさに 人そのものであって、あるいは研究プロセスそのものである。

そういったものを、ネットワークを通じて組織を超え、分野を超えて連携をさせる。こう いったものが、私どもの大学研究機関だけではなく、産業界等が技術開発を促進させるため の不可欠のものであると。こういった環境を世界的にその推進が行われている。

米国ではシェアード・サイバー・インフラと言って、NSFが推進をしておりますし、米 国は産業界と政府等が一緒になった「ニートルディ」という組織があって、それの重点政策

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にもなっている。こういった環境の整備でございます。

それから欧州はEC統合の機運、若干、憲法の批准っていうのが遅れているところもある わけですけれども、とにかく「異質なものを一つにする」、かつ「異質なものの特徴を残す」、 更に「磨き上げる」という非常に高い理念のもとに統合が行われていて、それの支える基盤 として「EEインフラ」というものが推進をされている。

そういったものの、ただ外国の動向を見るだけではなくて、わが国の産業界のほうも、こ ういった大学で行われるサイエンスというものに対して、こういったものをベースに産業の 国際競争をしていかなきゃ、もう世界には勝てないという認識が強まっております。

それに期待するところは、学術研究の、非常に何が出てくるか分かんないという新規性で あったり、あるいは、問題の難問に取り組むという限界突破性であったりするわけです。

産業界の一部からは、「サイエンスから知的物作りへ」というようなものが、これは私ど もの「NAREGI」というリサーチグリッドのプロジェクトのキャッチフレーズですけれ ども、これが産業界のキャッチフレーズでもあるというふうに認識をいただいております。 こういったものを踏まえて、わが国での早急なビジョンの確立と体制整備が不可欠である。

先程の柴崎室長からのお話もあった、学術情報課がステアリングいただいている学術情報 基盤作業部会というのも、こういったものの必要性をわれわれに提示をいただいていると承 知しております。

これはエビデンスの一つでして、手前味噌で申し訳ないのですけれども、国立情報学研究 所でプラットホームをさせていただいている研究グリッド、スーパーコンピュータを超高速 網でつなぎ合って、それで今までできなかったことを実現しようというものです。

単に、ハイスピードな別のスーパーコンピュータを作るということではなくて、それぞれ の研究サイトで行われている成果を生きたままつなぐというのが最大の意味であるというふ うに認識しております。

エビデンスは何か、「分子研?」というところもございましたが、ここで平田先生という のが「RISM」と言うシミュレーターですけれども、溶媒の分布解析をする。そういった シミュレーター、これはサイエンスの分野で、世界的に知られたシミュレーターだったわけ ですけれども、産業界ではあまり知る人がいなかった。

それから産総研で北浦先生というのが、FMO電子構造の解析の、これもシミュレーター ですけれども、世界トップレベルで3千から5千原子のシミュレーションを行うことができ る。FMOと言うもので、いわゆるたんぱく質の共同解析などが行われていたわけです。

考えてみると、このFMOというのは真空中でのたんぱく質のシミュレーションを行うも ので、このRISMとFMOを共に動かすことで、初めて実際われわれの体内のような溶液 中のたんぱく質のシミュレーションが行える。

これを九州大学の青柳先生というのが連成ミドルウエアを作っていただいて、NAREG Iの基盤の上で動かして見せた。これで一気に産業界が「そんなことができるのか」と。そ れで、今までサイエンスの分野で「あまり役に立たないな」と思っていたものが、現実の問 題として非常に役に立つという認識をいただいたものでございます。

そういった有用性のある基盤ですけれども、私どもの大学とか研究機関の成果を生きたま まつなぐというのが重要で、そういったトライアルは米国のNSFのシェアード・サイバー・ インフラストラクチュアー、ここでも、お手元にも資料がございますようないろいろなプロ

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ジェクトを走らせて推進をしております。

もっと国家的な施策のもとに、強力推進をしているのがヨーロッパでして、「EEインフ ラストラクチャー」、「ジアンツ」というネットワークの上に研究グリッド、「EGE」と 言いますけれども、こういったものを載せて、その上にいろいろなアプリケーションを載せ ていくというかたちでの推進でございます。彼らの見上げるところは、こういった基盤を推 進するために、今、人づくりから始めている。非常に中・長期な視点に立ってこの基盤に取 り組んでいる証拠でございます。

では、われわれ、わが国、特に現下、現場からどうするかということで、私ども、仮に「サ イバー・サイエンス・インフラ」という名前を付けさせていただいて、大学等の学術コミュ ニティーと共に、強い連携によってそれを実現をしていきたいということで、今年から始め させていただき始めたというものでございます。

私どものネットワーク、日本地図が描いてございまして、今は全国の共同利用というパー トナーを中心に、最初のコアを作り始めている段階なわけです。今日お集まりの情報系セン ター協議会でもぜひご参加いただいて、大学コミュニティーと共に企画をし、運営するとい う体制を取りたい。

ネットワーク層に関しては、先程の学術審議会の方向性にもあったように、今は100メ ガですけれども、これをできるだけ早く1ギガないし数ギガに最低でもする。SINETと スーパーSINETも統合をして、これからの教育研究基盤を支える一つの次世代のネット ワークとして実現をしていく。

今、SINETとスーパーSINETは、二桁ほどのスピードの違いがございますけれど も、これをそれぞれのニーズをにらみながら、シームレスにつなげていきたい。そのうえに 情報基盤センター等、中心の人材育成及び推進体制を整備していく。

そして大学間の対互換とか研究連携を行うための認証。こういったようなベース、必要条 件を整えて、研究グリッドというような研究、教育を双方に連携し合うソフトをインフラと して実用展開をする。

そのうえに、いろいろな分野の研究のバーチャル組織をネットワークの上で実現をしてい く。そういったものを通して大学全体が、産業界とか社会、国際貢献を強化をしていくよう なかたちを実現したいというものでございます。

それを今、申し上げたことを若干まとめると、今、非常にわが国、方向性が混沌としてい ますけれども、原点に立ち戻ってみると、私どもは「知恵と人」で食っていかざるを得ない と。ならば、これから世界でも競争のように構築されている、言ってみれば「分野・機関」 を超えて、教育研究を支えるものとしての最先端の情報基盤というものが不可欠である。

申し上げたように、欧米では明確な政策のもとに、一昨年来強力に進めている。研究の中 でも、スーパーSINETや、われわれの「NAREGI」の例に見るように、そういった ものが常態化しつつある研究分野もある。これはもうしばらくすると、どの分野でもそうい ったものになる。

そして、今年出された国大協のアピールでもありますように、高等教育というのは人材で ある。「社会の基盤は人である」ということの再認識でございます。そしてそういったもの を5年刻みのプロジェクトではなくて、インフラとして中・長期の視点に立って展開をする ことが必要で、そのための展開シナリオとして、ここの情報系センター等の今までの「ノウ

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ハウ・人材・組織・ネットワーク」。こういったものを新たな使命を付加することで展開を していくことが不可欠である。

そして、今やライフラインとして不可欠なものを、未来の、更にターゲットに向かって連 続的に、シームレスに展開する方法論というのが必要であるということでございます。

それで私ども、NII、さっき申し上げたように、当面七つの全国共同利用のセンター、 あるいは筑波大学、東工大のようなスーパーコンの全国共同利用の方々からスタートをして、 今日のお集まりの大学等にもご参加をいただいて、こういった次世代の情報基盤といったも のを一刻も早くわれわれの手と、国の、あるいは情報課の大きなご支援のもとに実現をして いく。

とにかく、「やれることは現場でやる」というようなことで動き出し始めている。キーワ ードは「学術コミュニティーと共に企画・運営する」ということでございまして、私ども甚 だ微力ですけれども、ご一緒にこういった将来の教育研究の基盤をわが国に、より一刻も早 く、より強く実現していくために全力を尽くしたいと思っております。ご一緒にぜひお力添 えをいただきたいと思っております。講演かお願いか分かんないようなことでございました が、以上でございます。(拍手)

前川 坂内先生、ありがとうございました。われわれ情報系センター協議会の課題でありま す「情報基盤の構築」、あるいは役割につきまして貴重なご講演をお二方から賜りました。 以上で講演を終わりたいと思います。いま一度、講演のお二方に拍手をお願いしたいと思い ます。(拍手)

大森 それでは事務連絡をさせていただきます。5分ぐらい時間超過しまして進んでいます ので、2時45分から後半開催のところ、2時50分まで休憩にさしてもらいたいと思いま す。

お手洗いは、出まして右に男子用、左に女子用がございます。2階にもありますのでご利 用ください。そして、入り口の所、先程受付をしました所ですけれど、そちらに飲み物を用 意しましたので、そちらのほうでお飲みいただきたいと思います。

この建物の中は飲食禁止になっていますので入り口の所でお願いしたいと思います。なお、 喫煙でございますけれども、この建物は昭和3年にできた建物でして、有形文化財になって いまして、「全館禁煙」ということになっています。ですから、飲み物を飲んでいただく所 の、つまり外側の所も禁煙になって、入り口の辺りも禁煙ですので、出て左側、ごめんなさ い、右側ないし、そちら側の非常口に出た所に喫煙場所を設けましたので、そちらのほうで 喫煙をお願いしたいと思います。それでは休憩をよろしくお願い致します。

【前半終了】

【後半開始】

尾畑 それでは、定刻になりましたので、後半のほうを進めさせていただきます。後半の司 会は、一橋大学の総合情報処理センターの尾畑が担当をさせていただきます。よろしくお願 い致します。

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まず最初に、各地区報告でございますけれども、皆様の袋の中に、情報処理センターの現 状と問題点等を書かれた、少し厚めの各地区からの報告を取りまとめた資料が同封されてお ります。そこにすべて集約されております。今回から、共通したテーマということで、これ は昨年の情報センター協会議、すみません、昨年の幹事会で議論をして、この三つに絞った と聞いておりますけれども、法人化後の組織と予算での諸問題というのが1番目。2番目が、 法人化を機に平成16年度にセンターとして行った新たな施策。3番目が、その他、平成1 6年度に行った報告すべき活動。こういう軸で、それぞれの大学でご報告をいただきました。

地区によって、大学名を書かないで、その全体を集約された地区と、それぞれの大学ごと で集約された所と、いろいろございますけれども、ざっと見ていただいただけでも、皆さん 同じ共通の悩みを抱えておられるということが、非常によく分かるかと思います。これにつ きましては、特に時間はこれ以上割きませんので、お持ち帰りいただきまして、よくご覧に なっていただければと思います。

それでは早速、分科会のほうの報告のほうに進めさせていただきます。今日の午前中に、 二つの分科会を同時並行的に進めました。全体としましては、「情報基盤システムの有効活 用と点検・評価指針」というのが統一的なテーマでございますけれども、この中の四つの作 業グループがございました。計算サーバー系と、それから教育システム系、ネットワークシ ステム系、情報サービス系。で、それを二つずつグループに致しまして、最初のグループと しまして、計算サーバー系と教育システム系、これを第1分科会と。で、ネットワークシス テム系と情報サービス系を、第2分科会というふうに致しまして、午前中議論を致しました。

ということで、まず、第1分科会のほうから、午前中の議論のほうも含めまして、ご報告 をいただければと思います。千葉大学総合メディア基盤センターの全へい東先生に、まず第 1分科会のご報告をお願い致します。

全 ご紹介にあずかりました、千葉大学の全です。それでは、第1分科会の報告の前に、今 回の評価のきっかけになった議論あるいは経緯を、少し時間を割いておさらいさせていただ きたいと思います。

ちょうど1年前の平成16年の6月、千葉大学で第1回の国立大学情報系センターの協議 会が開催されました。で、その議事録は、われわれのセンターのホームページにもPDF化 したものを公開・閲覧できるようにしてあるわけなのですが、今日ここにハードコピーを出 して持ってきますと、20ページにもなる非常に分厚いものなのですが、その中で千葉大学 の島倉教授から分科会の報告がございました。

その中にあったのが、今回のこのセンターのシステムの評価についてであります。そもそ ものきっかけは、会計検査院の現地検査であるとか、一つではなくていくつかの要因が重な ってのことだったというふうに、私は理解しているのです。ここに掲げたのは、一つは、独 立行政法人化されたことによる、センターが執行可能な予算の変遷というか、これから動き があるだろうということ。

それから、これは今に始まったことではないのですが、今日、文部科学省若しくは国立情 報学研究所の方々からお話があった通り、情報系のセンターが提供すべきサービスというの は非常に多様化している。多様化している割に、あまり評価されていないのではないかとい うのが、われわれ現場の人間の本音でもあるわけなのです。あまり泣きを入れてばかりでも、

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前へ進みませんので、まずは「われわれのやっている仕事を、正当に評価していただくため の、その項目をひとつ作ってみようじゃないか」と。こういう提案が、昨年の協議会で分科 会からの提案として提起させました。

これが、具体的な方針が実は大事で、総論に関してはほぼ皆さんご賛同いただけることか と思うんですが、その具体的な進め方に関しても、昨年の分科会で提案がありました。それ が前方のスクリーンの一番下のアイテムです。四つのワーキンググループに分けて、同時並 行的に作業を進めてはどうかと。

今日、午前中の分科会では、尾畑先生からお話がありました通り、本来ならば四つの分科 会に分けて議論したいところなのですが、各機関からの参加者数に制限があるであろうとい うこと。それから、例年、二つの分科会に分けているのが恒例になっておりますので、組み 合わせにいろいろ苦慮致しましたが、議事次第にある通りの組み合わせで、二つの分科会で、 具体的な評価項目を参加者の方にご覧いただき、それに関する意見あるいはコメント等を集 めたのが分科会の大きな報告事項になります。

このあと分科会全体に関するまとめの議論が、議事次第にございます通り、情報基盤シス テムの有効活用と点検・評価指針ということで、少しお時間をいだいて議論いただくことに なろうかと思うんです。

まず、今回皆様の封筒の中に、資料として多分入っていると思うのですが、四つの分科会、 当日持ち込みの分も含めまして、一通り四つの分科会が作成した評価指針、これは表形式に なっているものが多いんです。それからもう一つは、その評価指針を定めるに至った経緯、 あるいは各項目に関する詳細な説明、あるいは算出の仕方、考え方、こういうドキュメント は必ず付随しております。

これに対しては、今日の分科会でいただいたご意見を基に、早急に修正作業に入りますが、 もし大筋で皆さんの賛同が得られるならば、早速千葉大学が取りまとめをしまして、来年の この協議会の場に、きちんとした体裁のほうを整えた報告書として提出することに向けた作 業を始めたいと思っています。

ちなみに、第1分科会でいただいた主な意見の中には、第1分科会に限られた話ではない んですが、今回の四つのワーキンググループの設置の、その分け方なんですが、やはりどち らかというと、ハードウエア志向、ハードウエアにオリエンテッドな、その分科会の区分け になっている。

ところが、情報系センターの提供すべきサービスというのは、先程のスライドに書かせて いただいた通り、非常に多様化しておりまして、例えば、そのあるソフトウエアを実働する のが、スーパーコンピュータでも、パーソナルコンピューターでもよいのだと、利用者にと っては。使いやすいほうにあればよいと。例えば、そういうことを主眼にして、仕様策定し、 システムを運用している場合には、「どこのワーキンググループで、何を書けばいいのか」 とか、こういったご質問もいただきました。確かにもっともな部分を多く伺いまして、場合 によっては評価シートを四つのままで分けるということを少しはずれて、そういう全体を通 じてのシートを新たに作るであるとか、そういうことも含めて作業に取り掛かりたいと思い ます。

これは、本来資料でお配りすべきものだったんですが、今、前方のスクリーンに出しまし たのは、今日の第1分科会、第2分科会。それから、今、私が行っている報告。このあと、

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佐賀大学の方に行っていただく第2分科会の報告。つまり、今回の評価の策定、それから具 体的なその取りまとめ作業に関しまして、皆様からのご意見を一応1カ所で承りたいと思い ます。受け付けたいと思います。

2行目に書いてあるメールアドレスなのですが、あれは、ここのメーリングリストという ことではなくて、意見を受け付ける窓口のメーリングリストです。ですから、千葉大学のセ ンターの専任の職員、関係者が少人数ですが、目を通すような設定をするメーリングリスト に致しました。

それから最下行はセンターのホームページのURLですが、どちらも、acがございませ んのでご注意ください。あれは間違いではなくてacはございませんので、メモをする際に は、ちょっとご注意をいただきたいと思います。

そういったわけで、お時間は10分いただいたのですが、このあと皆様からいろいろとご 意見をいただくほうに時間を回したほうが、有意義な議論ができるかと思います。そのご質 疑を承るのは、われわれ千葉大学のセンター長の伊勢崎が担当を致しますので、ここでマイ クを第2分科会の方にお渡しして、ご報告をいただきたいと思います。どうもありがとうご ざいました。

尾畑 全先生、どうもありがとうございました。引き続きまして、第2分科会を代表致しま して、佐賀大学学術情報処理センターの只木進一先生からご報告いただきたいと思います。

只木 佐賀大学の只木です。前編というか、第1分科会の中身を話されなかったんですけれ ども、一応準備致しましたので、簡単に午前中のほうの報告をさせていただきます。

第2分科会のほうは、情報提供、ウェブとかデータベース等のシステムとネットワークと いうことで議論を致しました。先程、全先生が言われてたのですが、もともとは、適正な予 算執行ということを考えて説明するということだったのですが、実際にやろうとすると、学 内あるいは学外の利用者に対して適切に説明する、あるいは設備が有効に使われているとい うことの目的というのがあるであろうという議論を致しました。

それからもう一つは、私たち現場にいる人間にとっては、現システムを評価して、次のシ ステムを設計する際の基本的な資料にしたい。そういうことを目的とするということを考え ました。

それから、ただ、評価というのは下手をするとマイナスになることがありますので、いく つか注意しておくべきことがあって、一つは目的に応じてどういうシステムを入れたかとい うその目的と、できあがっているシステムとの整合性みたいなものを留意しよう。それから、 現に入っているシステムが適正に使われているかどうかというのを見よう。それから3番目、 なかなか難しいのですけれども、その結果に見合う、あるいはサービスに見合うコストであ ったかというのを見よう。それから、安全でかつ安定に運用できるものかとか、そういうの も評価していく。こういうところに注意するべきであるという議論を致しました。

ただ、ともすれば評価は、評価表のようなものを作って一律にやるという方向に動きやす いんですが、もともとその情報システムの構築の歴史的な経緯には各大学違うとか、目的、 重要度が違うということで、あくまでも全体的な方針とか枠とかを示して、それぞれ目的に 応じて活用しよう。あるいは説明する対象に応じて、違うものを考えようという、そういう

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議論を致しました。

それからもう一つは、もともとが、これが「自分たちが適正と思う評価項目を挙げて評価 したい」ということでしたので、基本になるのは、自ら評価項目を作って、あるいは目標を 挙げて、それに対する点検を行うので、自己点検、自己評価というのを基本方針にしたいと いうことを考えています。

お手元に、情報提供システムの具体的な項目と、それから試行例というのを、熊本大学と 福島大学に協力いただいて作った例が出ておりますけれども、情報提供システムのほうとし ましては、何のために作ったシステムで、それに見合う性能、あるいはそれに応じた成果が 出たかというのが一つの評価項目。それから、それを維持するために、どういう体制で臨ん でいるか。あるいは、そこに無理がないかというような観点。それから、基本的にはデータ を集めるシステムになりますので、そのデータが適正に使われているかという、大きく言っ て三つの観点で評価の項目を作成致しました。

ネットワークのほうですが、こちらは、一つはハードウエア的な構成で、回線が適正に使 われているか。それから、ネットワークを構成する機器が有効に使われているか。ここら辺 は実際に物理的なものなのですが、更に、ネットワークの場合、安定に動いているか。ある いは安全なネットワークになっているかということも、現在では非常に重要な評価項目にな っていると考えています。これは、装置の問題だけにとどまらないで、人的な体制のほうも かかわってきます。

そらから更に、エンドユーザーに向けてどういうサービス、ネットワークのサービスがで きるか。あるいは、全体にその上のほうの項目を有効に導入するために、どのようなネット ワークの設計の考え方で臨んだかというのが点検項目に挙がっています。

午前中、私ども佐賀大学と、それからネットワークのほうを担当されました福井大学のほ うから、その項目を挙げて議論を致しましたが、いくつか評価に対する意見、改善項目とい うのが出てきています。一つは、情報提供をするシステムのほうは比較的数値化が難しい項 目から構成されております。なので、今のお手元にある資料では、数値化されていないかた ちで出ています。仮に数値化しようとしても、もともとその導入の目的等が違いますので、 各システムごとに、例えば「利用人数が何人だとこれぐらいの評価」というような数値目標 を入れる必要があります。

それから、情報提供システムの場合には、ハードウエアやソフトウエアというものを超え た外部の問題があります。特に運用するための人的な体制とか、あるいは大学がそのシステ ムの充実にどういうふうに取り組んでいくかというシステム以外の問題があります。

それから、今回提出しました評価項目には、最近問題になっておりますセキュリティの問 題が抜けております。具体的には、個人情報をどうやって保護していくか、あるいは保存さ れているデータがどういう観点で正当なのか。それから、データを使うほうばっかり考えて いるんですが、そのときにどういうポリシーでデータを活用していくかというところが抜け ております。

それから、ネットワークシステムのほうの評価の項目に対する意見としましては、ネット ワークのほうは数値化しやすい評価項目が多いのですが、ただ、数値が独り歩きしてしまう ことというのが懸念されております。ネットワークが高速化するに伴って、MRDJが従来 の方法では十分な評価ができていないのではないか、そういう意見もありました。

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それから、ネットワークをそういうサービスをするためのコストがどういうふうに評価さ れるべきなのか、あるいは、障害等でどういうかたちでサービスができなくなったという事 例をどうやって評価しておくかというところが議論になりました。

最後ですけれども、実際に評価をやろうとすると、試行に協力いただいた所は分かると思 うのですが、かなりコストがかかります。ですので、評価そのものにあまりコストをかける のはやっぱり控えたいということで、どこら辺が適正な、だから項目が細分化されればそれ だけコストはかかりますので、そこら辺が適正なのかという議論もありました。

それからやはり、項目だけではやはり分からない。だから、具体的にそこへ記述するには、 こういうふうに考えるべきという評価マニュアルというのが必要であろうという意見があり ました。

尾畑 只木先生、どうもありがとうございました。それでは、その全体を総括していただき まして、また今後のスケジュール等も含めて少しお話をいただければと思います。千葉大学 総合メディア基盤センター長の伊勢崎修弘先生から、お話を少しお聞きしたいと思います。

伊勢崎 千葉大学の伊勢崎です。先程、千葉大学の全先生からご報告ありましたけれども、 今までの経緯から、なぜこのようなことを始めたかという歴史をお話しになりました。それ を、私、お話ししようと思っていたのですが、全先生がお話になってしまいました。全先生 からは、その分科会で何を話されたかというのを聞きたかったのですが、それがちょっと分 からないのですが、多分、第2分科会の佐賀大学の只木先生がお話しされたこととほぼ同じ ことが議論されたかと想像します。

それで、全先生のおっしゃったことから考えてお分かりのように、昨年、千葉大学でこの 総会があった時に、この問題は解決していたはずなのだったと思いますが、それができなか ったために、今回ここまで延びて、そして私がここにいるという状況かと私は思っています。

それで、事の発端は全先生がおっしゃったように、会計検査院の対応についてというのが あったとも聞いておりますが、要は、情報処理関係施設における設備の有効活用に関する基 準を、この協議会で決めるということが2年ぐらい前に提案されて、今になってきたという ことです。

システム導入の際に必要な観点、ユーザーの意見、今後の計算機の発展状況、それから導 入したシステムの運用に必要な具体的取り組み、技術支援や広報・宣伝活動、導入したシス テムの運用状況を把握するために必要な観点、ユーザー数とかログイン数とかその他ですね。 そういうものを協議会で検討し指針を作成して、それを皆さんにご報告するという、これが このワーキンググループ、二つの分科会の仕事だと私は考えております。

第2分科会のお話を聞いて、大体第1分科会の想像はできるのですが、第2分科会の資料 にありますように、それぞれの情報処理センターがこの表を埋めたものを、例えばどこか、 千葉大でもよろしいんですが、それを集約して、そしてまとめ上げる。まとめ上げる手順そ の他は、これから皆さんにご相談したいと思うのです。

いずれにせよ、この第1分科会、第2分科会で、今日午前中に一生懸命ご討議していただ いた評価項目、それは自己点検にもつながるし、最後は外部評価にもつながるという、そう いう基礎資料、それをこの第1分科会、第2分科会で討論されたこの評価項目に従って、こ

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のアンケートを埋めようということを決めないとものごとは進まないのです。

幹事会と分科会が同時並行で進まれたので、分科会でどのような具体的な討論がされたか というのは把握していませんけれども。第1分科会、第2分科会に参加された先生方、委員 の方々のご意見をここでいただいて、最終的には、この第1分科会で決められた評価項目に 従って評価を開始しようと、この総会で決めていただければと思うのです。特に、第1分科 会、第2分科会を取りまとめたお二人の先生、それから、それに参加された先生方のご意見 をお伺いしたいと思います。

第1分科会、第2分科会での全先生、只木先生どうでしょうか。この評価項目で、皆さん やっていこうという一般的、全体的な意向はどんな感じでしたでしょうか。まず、全先生。

全 はい。センター長から叱られてしまった全ですが。第1分科会で出た意見は、「懸念は あるけれどもやりましょう」という雰囲気だと私は読みました。違っていたら皆さん指摘し てください。ただ、やはり書きにくい項目があることは事実なのです。それから四つのうち、 大学によって非常に差が大きかろうと思うのが、千葉大学が担当している計算サーバーです ね。典型的にはスーパーコンピュータなのですが、スーパーコンピュータがすべてのセンタ ーにあるわけでもありませんし、それから、例えばもう少し定義を緩くすると、マルチプロ セッサータイプの、CPU時間を提供するようなサーバーというのもあるわけです。そうす ると、千葉大で策定させていただいた評価シートでは必ずしも書きやすいというわけでもな い。

それから、もう一つの懸念は、二つのワーキンググループにまたがってしまうものが、今、 おのずともう分かっているわけです。それは例えば、そういうアプリケーションを動かすた めのサーバーというのが研究用途と教育用途の両方に使われていて、かつその垣根が、境目 がどんどんなくなりつつある傾向にありますから、その場合、どちらのシートに何を書けば いいのかというのが必ずしも明確に示されていない。

分科会でいただいた意見は、ごく大雑把に言えば、皆さん一生懸命読んでくださっている ので、ここで総論としてこうだと言うことよりも、もっと突っ込んだ、「それを具体的にこ れはどう書くのか」とか、「どう表現するか」ということが多かったのです。決してサボっ たわけではなくて、そういった意味で大雑把にまとめてしまったわけです。

先程も申し上げた通り、いただいた意見で修正可能なものはもちろん評価シートに加えて いきます。それから、今隣にいらっしゃいます只木先生とも今相談をしたのですが、評価シ ートの出来そのものというよりも、その評価シートに記入するときの要領ですね。ですから、 評価シートは印刷してしまえば、2枚とか3枚の単なる表でしかないわけですが、その空欄 を書くときに、何をどう解釈してどういう表現を使って、あるいはどういう計算方法で数値 を出すのかという、その記入要領。

先程只木先生のスライドでは、評価マニュアルと表現してあったものなのですが、これの 整備をしなきゃいかんなと。これを一生懸命われわれの取りまとめの学校がやれば、皆様の お手元に届いたときに大変記入しやすくなる。これを、手を抜いてしまうと、とても書きづ らくなって回収率が悪くなる。あるいは精度が落ちるということになろうかと思っておりま すので、それは真摯に受け止めまして、取りまとめの各ワーキンググループの代表校の皆さ んと相談しまして、記入についてはきちんとまとめていきたいと思います。

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つまり総じると、第1分科会でいただいた意見は、その労を惜しまずにきちんと記入要領 を書けば、ほぼ解決できる問題だけだったというふうに理解しております。

伊勢崎 第2分科会の感じはどうですか。

只木 第2分科会のほうでは、まずネットワークのほうですが、今、全先生がおっしゃって いたこととしては、各大学に共通でない部分というのがあるということでしたけど、ネット ワークは共通的に全大学あります。ところが、先程僕がお話ししましたように、数値が出や すいので、逆に「数値そのものが出ることに対して大丈夫か」という意見がありました。で すので、そこら辺のところを、自分たちの資料として取っておくのはいいのですが、それが 表に出るということについては合意をしたとは思わないと思っています。

それから、情報提供システムのほうに関しましては、これは非常にややこしくて、ある大 学では、例えばそういうある種の情報提供をセンターがやっている。だけど、ほかの大学で は同じサービスを事務系の組織がやっているというかたちで、どこが担当しているかがばら ばらなものがいっぱい出てきます。

ですので、あくまでもそのひな型を提供することはできても、じゃあ、それを各大学に「書 いてください」と言われたときに、うちの担当ではないというかたちになってしまう部分が 確実に出るのが、情報提供システムのほうだと思いますので、枠組み提示ということでは、 あるいはそれを使って自分たちの自己点検評価をするということについては強い反対はない んだと思いますが、じゃあ「取りまとめて集めましょう」ということについてはどうお考え になるか各大学で違うと思います。

伊勢崎 第1分科会のほうは全体的に前向きな姿勢のようですが、第2分科会のほうは、そ ういう意味ではどこが取りまとめるかという、このExcelファイルで送られるのでしょ うが、全体の取りまとめが分散していると、全体に、一つのものを作るのが難しいセンター もあるという、そういうことですか。

只木 評価項目を取りまとめるということについては、恐らく合意をしているはずなのです。 だから、そういう項目をひな型として、「これから皆さんの意見をもう一度出していただい て、それでひな型を作ってやってみましょう」という所はいいのだと思うのですが、「それ を回収します」というのは、また別の話だという理解をしていますけど。

伊勢崎 そうですか。

全 第1分科会でも、こういう調査を、大学の名前の横に数字、ずらっと並べたりする。そ れは「序列化をすることになるのではないか」と。それは「困るのではないか」という意見 は確かにありました。何でもネガティブにとらえ出すと、確かに切りはないですし、だから といって、あまり楽観してもいけないことは事実なのですが、そもそもの発端を思い返すと、 このままではやはりじり貧だという意識が皆さんの大学にもあるのではないかと思うのです ね。私も個人的にあります。

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