議会提案要旨(2月臨時会及び3月定例会から)
新庁舎建設候 補地の選定につきましては、4町合併 の折、なかなかまと ま
らず、合併を先行させたと聞いております。
今回の候補地選定につきましては、合併時のような状況にならないように、
どのような方法と 手順で決めて行けば良いのか、決める方 法について頭を痛
めながら熟慮して参りました。
その結果、候 補地を出来るだけ客観的に、公平に評 価できるよう、まち づ
くり、都市計画、 防災、地域コミュニティー、建築、地域 経済などの大学教
授を中心とした専 門家の委員会を作り、それぞれの観点か ら、各種項目につ
いて、できるだけ 客観的に、公平に評価することによって 候補地の優劣を出
していこうと考えました。
専門家委員会 の委員につきましては、大分県の企画 振興部と土木建築部 か
らそれぞれの専門 家の先生方を紹介していただき、委員を お願いしました。
また、県の建築住宅課長にも入って戴きました。
また、パブリックコメントとして、市民の皆さんの意見を聞くため、「国東
市新庁舎建設検討 市民委員会」を創りました。委員の選定 につきましては、
地域審議会があり ましたので、地域審議会の委員をお願い し、ユニバーサル
デザインの関係で 、身体障害者協議会の会長と、防災の観 点から、国東市の
した。
候補地の選定 につきましては、財政的負担の軽減を 図り、合併協定書を 尊
重し、国見町から 安岐町までの国道213号沿線の市有地 を中心に17か所
の候補地を選び、 安全性、経済性、利便性など色々な観点 から専門家委員会
で点数化し、点数上位の、「いこいの村グラウンド(北・南)」「アストくにさ
き周辺(現地・南側)」「旧養鶏場跡地」の3ヵ所を最終候補地として、決め
たところであります。
この三か所か ら一か所を選定するために、専門家委 員会で更に詳細に検 討
を重ねていただき、「アストくにさき現地」が最適であるとの専門家委員会と
しての結論を受けました。
それを受けて 、1月10日に、新庁舎建設検討市民 委員会を開催し、色 々
なご質問やご意見を戴きましたが、「専門家委員会の結論を尊重する。」との
結論になりました。
1月21日に 市議会の全員協議会を開催していただ き、新庁舎建設検討 専
門家委員会の結論、新庁舎建設検討市民委員会の結論を報告し、私としても、
市の方針として「 アストくにさき現地」を候補地として最 終決定したい旨の
報告をしたところであります。
なお、基本構想策定、3候補地の選定、最終1か所の選定につきましては、
その都度、新庁舎建設検討市民委員会に報告し、ご意見を伺って参りました。
の都度、ご報告申し上げて参りました。
また、市民の皆様には市報やホームページ等でお知らせして参りました。
「アストくにさき現地」を選定した理由について説明いたします。
3か所の候補地については、それぞれ一長一短があります。私がその中で、
「アストくにさき 現地」に決めたいと考えた理由は、まず 、何よりも、他の
候補地に比べて、建設事業費が少なくて済むと言う事であります。
教育委員会、 人権同和対策課、生涯学習課、図書館 等が隣接の建物内に あ
るため、新庁舎内 に入れずに済み、現在ある会議室等を併 用できるため、建
築面積が少なくて 済みます。また、保健センターが近くに あるため、これも
入れずに済みます。
他の2候補地 は、雨水排水路や公共下水道などの、 造成や外溝工事に経 費
がかかるのに比べ、「アストくにさき現地」は、既に出来上がっているため 、
そういった工事が不要であります。
市政懇談会や 色々な場所で、市民の皆様から「人口 が減る一方なのだか ら
できるだけ経費のかからないようにするべきだ。」というような趣旨のご意見
をかなり戴きました。私もこのことが常に頭に残っておりました。
次に、この場 所は、公共交通の結節点であり、県の 振興局、保健所、土 木
事務所、警察署な どが付近に集まっており、市民の利便性 が高いところであ
また、他の公 共機関とも連絡がとり易く、万が一の 場合、防災拠点を形 成
しやすく、防災上も有利であります。
以上の理由で、2月の第1回臨時議会に提案いたしましたが、賛成14人、
反対8人で当日の出席議員の2/3以上の賛成が得られず、残念ながら否決さ
れました。
3月の第1回定例会に同じ議案を再提案することとしたのは、前回ほぼ2/
3に近い議員の皆 さん方の賛同が得られていたこと、さら には、これまで1
年あまりにわたり 、段階毎に行ってまいりました専門家委 員会及び市民委員
会での検討、市議 会への報告、市報やホームページによる 市民の皆様方への
公表、市政懇談会 や市民説明会等、丁寧に対応してきた経 過と地方自治法第
4条第2項の規定 「庁舎の位置は住民の利用に最も便利で あるように、交通
の事情、他の官公署との関係等について適当な考慮を払わなければならない」
を踏まえてのこと であり、再提案にあたっては、当然のこ とながら、2月の
臨時議会で否決さ れた要因について整理をしたうえで、こ れまで、皆さん方
のご理解が得られ るように、できうるかぎりの条件整備を 私なりに進めてま
いりました。
第一に、防災 の面で、アストくにさき現地が海抜5 mで大丈夫かという 点
海トラフ、別府湾 、周防灘を震源とする最大津波と浸水予 測図の確定版を公
表しました。最大 クラスの地震・津波の想定で、アストく にさき現地直近の
国東港の最大津波 高は3.15mであり、なおかつ、アス トくにさき現地は
津波による浸水区域にも入っていませんでした。
さらに、県の 垂直避難の新しい基準では、安岐町6 m、それ以外の地区 は
4mとなっています。
以上のことか らアストくにさき現地(海抜5m)で も万が一に備え、電 算
室や重要な機械室 等を低層階に配置しないなどの災害に備 えた庁舎整備を行
うことで対応でき ると判断したことを、これまで皆様方に 御理解いただける
ように、何度も説明してまいりました。
第二に、アストくにさき現地の駐車場(面積)については、これまで、現状
の改善を最大の目標としていることを説明してまいりました。
現状のアスト くにさきの来庁者駐車場の台数は約1 30台ですが、駐車 場
を再整備して、約 145台来庁者用の駐車場を確保、アス トくにさきの南側
市有地に新たな構 内道路を整備し、老朽化しその役目を終 えている旧歴史民
俗資料館を解体、 既存の構内道路の一部と合わせて、新た な駐車場用地を確
保するように計画 しており、不足する駐車場の現状を改善 する形での事業計
画を予定しています。
3,300 ㎡、昭和 32・33 年度建設、入居募集停止済み、19 戸中 8 戸解体済み、
H25 年度中2戸解体)及び国東市柔剣道場周辺(約 1,900 ㎡)が駐車場等と
して再整備が可能であり有効的な活用が見込まれます。
また、現在の 本庁舎跡地は、平日は職員駐車場とし て、休日はアストく に
さきで開催される 大規模イベント等の臨時駐車場として有 効的に活用を考え
ています。
以上のことか ら、課題であったアストくにさき現地 の駐車場の問題を改 善
するだけでなく、 周辺に今後発生する現市役所跡地、市営 安国寺団地等、遊
休地の有効活用に も、つながるということを是非ご理解い ただきたいと思い
ます。今後も駐車 場については、議会及び新庁舎建設に関 する庁舎特別委員
会と対策を検討してまいりたいと考えています。
第三に、アストくにさき(くにさき総合文化センター)、アグリホール( 国
東中央公民館)の 借地問題につきましては、今回発生した ものではなく、新
庁舎がどこに建設 されることになっても、解消していかな ければならない、
合併前からの課題 でありますが、本日までに、地権者に対 し、これまで用地
を貸していただい たことに対するお礼と、今後の売買協議 に応じていただけ
るようお願い申し 上げ、その後もそれぞれの地権者を訪問 してきたところ、
まだ当たっていな い県外在住の2名の方を除いて、売買に ついて、快く了承
算として計上して いますので、今後は、地権者のご意向を 確認しながら契約
手続きを着実に進 めてまいりたいと考えています。以上の ことから、課題と
された借地に関しても、解消にむけて一定の前進が図られたと考えています。
新庁舎建設の 場所については、これまで一年あまり の時間をかけて慎重 に
検討し、それぞれ の段階において市民の皆様や議員の皆さ まにご説明し、御
了解を頂いてまい りました。皆様方におかれましては、い ろいろなお考えが
あろうかと思います。しかし、新庁舎の場所は一カ所であります。
どうかこれま で積み重ねてまいりました議論とプロ セスを尊重され、私 ど
もの提案に一人で も多くの皆さまに御賛同いただけますよ うに、切にお願い