TOTOグループ コーポレートレポート2010 ダイジェスト
TOTO
C o n t e n t s
T O P M E S S A G E ………
2
TOTO W a y ………
3
TOTO N O W ………
5
TOTOグル ープ企 業 理 念 /ミッション ……
1 1
お 客 様 と の き ず な ………
13
T O T O の も の づ く り 思 想 ………
15
T O T O 品 質 の 実 現 ………
17
環 境 と の か か わ り ………
21
T O T O の 人 財 づ く り ………
23
ステークホルダーエンゲージメント …………
25
社 会 と の 共 生 ………
27
会 社 概 要 ………
30
T O P M E S SAG E
トップメッセージ
生 活 価 値 の 創 造 を 通じて
T O T O は 真 に 持 続 可 能 な 社 会 の
実 現 をリード します 。
T O T O は1 9 1 7 年の創 業 以 来 、
創 業 者の「 健 康で文 化 的な生 活を提 供したい 」という信 念を
企 業 活 動の根 源としてきました。
現 在においても企 業 理 念として脈々と受け継がれているこの信 念を、
今 後の設 立 1 0 0 周 年 、さらにその先の未 来へ継 承し続けることが
私たちの使 命であると考えています。
私たちがお客 様にお届けする商 品・サービスは、
「まいにち必ず使うもの 」
「 みんなが 必ず使うもの 」。
だからこそ、性 別 、年 齢 、身 体 能力の違いに対 応し、
一 人でも多くのお客 様に使いやすいものであること、
お使いいただくことが 地 球 環 境に
負荷をかけないものであることが 不 可 欠です。
私たちT O T Oグループは、地 球に存 在を許されている企 業として
真に持 続 可 能な社 会 の実 現をリードしていくことを目指します。
生 活 価 値を創 造し提 供していく企 業として、
未 来へとつながる「あした」に向かい、
期 待を超えるかつてない「まいにち」を提 案します。
あしたを、ちがう「まいにち」に。
TOTO の も の づ く り の 歴 史 は、ほ ぼ 1 0 0 年 前 に 遡 り ま す 。
1 9 1 2 年 、ま だ 下 水 道 の 概 念 さ え 浸 透 し て い な か っ た 時 代 に 、
日 本 陶 器 合 名 会 社( 現 ノリタケカンパニーリミテド)社 長 の
大 倉 和 親 が、海 外 の 進 ん だ 生 活 文 化 に 触 れ、
「 清 潔 な 住 生 活 空 間 を 提 供 し た い 」と い う 思 い を 抱 き、
衛 生 陶 器 を 開 発 す る た め の 製 陶 研 究 所 を 設 立 し ま し た 。
2 年 後 の 1 9 1 4 年、国 産 初 の「 陶 製 腰 掛 け 水 洗 便 器 」が 完 成 。
そ し て 、そ の 普 及 を 目 指 し て 1 9 1 7 年 に
東 洋 陶 器 株 式 会 社( 現 TOTO )を 創 立 し ま し た 。
以 来 、
「 良 品 の 供 給 」と「 お客 様 の 満 足 」を 志し、
「 奉 仕 の 精 神 」を 貫 き、
社 会 の 発 展 に 寄 与 す る よ う 努 め て ま い り ま し た 。
そ の 決 意 は、1 9 6 2 年 に 制 定 し た 社 是 に も 表 れ て い ま す 。
創 立 時 からの スピリットを 受 け 継ぎ 、
創 造し 続 けること。
T O T O W a y
1912
製 陶 研 究 所 設 立 。素 地 や 釉 薬 の 調 合 、試 焼 を 重 ね 、2 年 後 に 国 産 初 の 衛 生 陶 器 完 成 。
1946
水 栓 金 具 の 自 社 生 産 開 始 。 水 ま わ り 商 品 の 総 合 メ ー カ ー と し て の 新 た な 一 歩 を 踏 み 出 す 。
常 に 良 品 の 生 産 を 志 向 し 、そ の 品 質 に よ っ て
世 界 中 か ら 高 い 信 用 と 評 価 を 得 て ま い り ま し た 。
水 量 4.8ℓで 流 せ る 節 水 便 器 や、
環 境 浄 化 技 術「 ハ イド ロ テ クト 」な ど 、
近 年 T O T O が 取 り 組 ん で き た さ ま ざ ま な 環 境 対 応 技 術 の 根 底 に も 、
社 会 か ら 求 め ら れ る 製 品 、社 会 に 新 し い 価 値 を 提 供 で き る
技 術 を 追 求 し 続 け る と い う T O T O の 変 わ ら ぬ 姿 勢 が あ り ま す 。
創 立 者 大 倉 の「 国 民 の 生 活 文 化 を 向 上 さ せ た い 」と い う 強 い 思 い と、
「 衛 生 的 な 商 品 を 普 及 さ せ る こ と が 社 会 の 発 展 に つ な が る 」と い う
信 念 は、 事 業 が 拡 大 し た 今 日 に あ っ て も なお、
TOTO グ ル ー プ 社 員 一 人 ひ と り に 受 け 継 が れ て い ま す 。
1980
「 ウ ォ シ ュ レ ッ ト 」発 売 。 日 本 人 の 生 活 文 化 を 大 き く 変 え る 商 品 と し て 大 ヒ ッ ト 。
2009
T O T O が 掲 げるミッションのひとつ「環境」。
日々の暮らしに かかわる企業 としてできることは 何か。
その思いをかたちにするため新たな取り組みに 挑戦します。
環 境 経 営 の 新 た な 一 歩
1
予想をこえる速度で進 行 する 地 球 環 境 の 変 化 。
家 庭 からの CO2
排出量は、家電とならび、
水まわり機 器が多くの割合を占めています。
TOTOは、水まわりのトップメーカーとして、
従来からの環境活動をさらに劇的に加速する 、
TOTO GREEN CHALLENGEをスタートしました。
すべての企業活動をいま一度検証し、
2017年度までの厳しい数値目標を掲げています。
商品を通じた取り組みでは、特に「水まわりの CO
2削減」と
「ハイドロテクトによる空気浄化」を推進。
わかりやすい未来像とロードマップを示し、
家 庭の水まわり商品において、TOTOでは2017年度まで
に 使 用 時 のCO
2排 出 量を50% 以 上(1990年度 比)削 減 する
ことを目指します。このうちレストルーム商 品は、国内最少
の4.8ℓ洗 浄 を 実 現 した 節 水 便 器「GREEN MAX 4.8」など
により、2017年度までに主力商品のCO
2を90%削減(同比)
増改築やリフォームを一歩進め、お客様の期待以上の新し
い 生 活 ス タ イ ル の 提 案 と 実 現 をお 約 束 す る こ と。そ れ が
TOTOの掲げる「リモデル」です。お客様の「困った」を「良かっ
た」に変え、お客様に満足していただくだけでなく、感動 を
も感じていただけるような新しい生活スタイルの提案を続
けています。
そ の「リモデル」に「環 境」と い う 新 た な 価 値 を 加 え た「グ
リー ン リ モ デ ル」をTOTO・大 建 工 業 株 式 会 社(DAIKEN)
・
YKK AP株式会社の3社で推進し、人にも地球にもやさしい
快適な住まいの実現を目指しています。
それを支えているのが、お客様視点の商品群、全国104の
TOTOショールーム、そ し て 日 本 最 大 級 の 施 工 会 社 ネット
ワーク「TOTOリモデルクラブ」です。
TOTOショールームでは、ショールームアドバイザーがお客
様のライフスタイルに合わせてより快適な暮らしをご提案。
新しい生活価値を提案するTOTOの「リモデル」は、
「グリーンリモデル」へと大きな進化を遂げ、
人と地球の快適な関係を目指しています。
人 と 地 球 の 快 適な関 係を目指して
リモデルクラブ店では、リモデルプランのご提案から施工、
アフターサービスまでお客様を総合的にサポートしています。
こ れ ら の シ ョ ー ル ー ム と リ モ
デルクラブ店では、地域ごとに連
携してフェアやイベントを開催。
お客様に喜んでいただきながら、
快 適 な 暮 ら し の 実 現 を お 手 伝 い
することで、お客様との信頼のきずなを築いています。
2009年からは、グリーンリモデルの価値をお客様に具体
的 に ご 理 解 し て い た だ く た め、
「グ リ ー ン リ モ デ ル 診 断」を
導入し、ご提案の 見える化 を図っています。これは、お客様
の住まいをプロが診断し、コンピュータで解析するもので、
お 客 様 の 現 状 や ご 提 案 の 効 果 が グ ラ フ や 数 値 で 確 認 で き、
リモデルが必要な場所や最適な時期、コスト削減効果などが
分かります。
お客様が安心して暮らせる居心地のよい生活空間を実現
するために、TOTOはこれからも、家族みんなの夢や暮らし
の快適さ、毎日の使いやすさをしっかりと盛り込んだリモデ
TOTO の海 外 住 設 事 業 の 本 格 的 な 取 り 組 み は、1977年
インドネシアに生産拠点として合弁会社を設立したことに始
まります。以 降 、世 界 中 に ネットワークを広げ 、現 在では「 日
本 」
「中国」
「米州」
「アジア・オセアニア」
「欧州」のグローバル
5 極体制のもと事業を展開しています。
TOTO の海 外 住 設 事 業 を 一 貫 し て 支 え て い る の は、日 本
国 内 で 培 っ た 強 み を 活 か し、高 級 ブ ラ ンド の 確 立 に 狙 い を
し ぼっていること。そして、世界の国や地域を単なる生産拠
点や市場として見るのではなく、現地に根ざした生産・販売
体 制 を 構 築 し、そ の 地 の 生 活 文 化 の 向 上 に 貢 献 す る と い う
企業理念に則した考え方で事業を推進していることです。
現在、海外住 設 事業を牽引している中国では、北京の釣魚
台迎賓館改 修 時 に 衛 生 陶 器 を 納 入 し た1979 年 以 来、企 業
市 民 の一員として現地に根をおろし、渇水事情や清潔なトイ
レ需要などの現 地 の ニ ー ズ を 積 極 的 に 取 り 入 れ な が ら 、
TOTOは、創立 100周年に向けて
真のグローバル企業 となることを目指し、
新しい「まいにち」を世界中のお客様にご提案しています。
真 のグローバ ル 企 業 となるた め に
高 級 ホ テ ル や オフィスビルなどの高級便器市場でプレゼン
スを高めてきました。
ブ ラ ンド 戦 略 で は、TOTOの 強 み で あ る「技 術 力」
「商 品
力」
「環 境 配 慮」
「総 合 力」を 前 面 に 打 ち 出 す こ と に よって、
あこがれのブランド としての地位を確立しています。もの
づくりでは、北京、上海、大連など中国各地に生産拠点を設置
し、生産技術の現地化などによって高い品質力を保持。販売
活 動 で は 、自 社 シ ョ ー ル ー ム を 拠 点 に 現 地 の 販 売 代 理 店
と の 信 頼 関 係 を 築 い て き た こ と が 安 定 し た 顧 客 層 と 市 場
シェアを確保する大きな力となっています。
TOTOは、真のグローバル企業 となるために、これからも
現 地 に 根 ざ し た 海 外 ビ ジ ネ ス モ デ ル を 世 界 の 他 の エリア
に 展 開 し て い き ま す。国 境 を 越 え 、文 化・言 語・習 慣 を 越
えて 世 界 が ひ と つ に
な ろ うと す る と き、そ
こに T O TO ブランドが
脈々と息づいているこ
私 た ち T O T Oグ ル ー プ は 、社 会 の 発 展 に 貢 献 し 、
世 界 の 人 々 か ら 信 頼 さ れ る 企 業 を 目 指 し ま す 。
そ の た め に
■ 水 ま わ り を 中 心 と し た 、豊 か で 快 適 な 生 活 文 化 を 創 造 し ま す。
■ さ ま ざ ま な 提 案 を 通 じ 、お 客 様 の 期 待 以 上 の 満 足 を 追 求 し ま す。
■ た ゆ ま ぬ 研 究 開 発 に よ り 、質 の 高 い 商 品 と サ ー ビ ス を 提 供 し ま す。
■ 限 り あ る 資 源 と エ ネ ル ギ ー を 大 切 に し 、地 球 環 境 を 守 り ま す。
ミッション
TOTOの 商 品 は 、
「まいにち必ず使うもの 」「 みんなが 必ず使うもの 」。 だからこそ、「 みんなに使いやすい 」を30年 以 上にわたり 考え続けてきました。
年 齢もちがえば 、体 格もちがう。
あらゆる人 生のあらゆる状 況において、不 便や不 快を与えず、 楽で安 全で、快 適な商 品・空 間をお届けしたい。
そのために、専 門 の「UD研 究 所 」をつくり、人 間 研 究を進め、 まいにちまいにちの「 使いやすい 」を追 求しています。 それが 、TOTOの 考えるユニバーサルデザインです。
まいにちに、ユニバーサルデザインを。TOTO
TOTO の 商 品は、
「まいにち必ず使うもの 」「 みんなが 必ず使うもの 」。 それだけに、ふつうの日々の 積み重 ねが 、よくも悪くも、 地 球 環 境 へ 大きな影 響を与えます。
快 適な生 活 環 境を守りながら、
いつの 間にか地 球 環 境も守れるような暮らしを実 現したい 。 そのために、節 水・省エネ商 品 の 開 発はもちろん、
「 健 康 」で「クリーン 」な暮らしを支える光 触 媒などの 環 境 技 術 。 さらに企 業 活 動 全 体でも、
TOTO 独自の「 環 境 負 荷 削 減目標 」を設 定し、
生 産・販 売・物 流のすべてで 環 境 配 慮に総 合 的に取 組んでいます。 地 球も、暮らしも、環 境だから。TOTO
TOTO の 商 品は、
「まいにち必ず使うもの 」「 みんなが 必ず使うもの 」。 暮らしの 中で、長くお使いいただくものばかりです。 だからこそ、ただ商 品を売るだけでなく、 一 生 のおつきあいを考えたい 。
アフターサービスはもちろん、それぞれのライフサイクルに合わせ 、 期 待 以 上 の 新しい 生 活 価 値を提 案していく。
そのために、ショールームやリモデルネットワークを充 実させ、 お客 様 のよき相 談 相 手になること。
人としての「きずな」を深め、あなたのまいにちを、 より快 適な未 来 へと結んでいきます。
お 客 様 の 期 待 以 上 の 満 足を
お客 様とのきずなを大 切にしています
お客様とTOTOをつなぐもの、それは商品だけではありません。お
客様とのさまざまな接点を通じて、期待以上の満足を提供してい
きたいと考えています。
その一つであるTOTOショールームでは、商品を体験しながら快
適な生活を具体的にイメージしていただくと同時に、お客様との
交流によってきずなを深める取り組みを行っています。リモデル
ク ラ ブ 店 と 共 同 で さ ま ざ ま な イ ベ ン ト 企 画 を 盛 り 込 ん だ フ ェ ア
を行い、お客様や地域の皆様により身近に
感 じ て い た だ け る コ ミ ュ ニ テ ィ ス ペ ー ス
を目指しています。
お客 様 満 足の視 点を全 社で共 有します
2009年 度 か ら ス タ ー ト し た「全 社 一 丸 リ モ デ ル 創 出 活 動」は、
TOTOグループで働くすべての人がリモデルについて理解し、全
国の工場やショールーム、アフターサービスなど、あらゆるお客
様接点を活用して、その価値をお客様にお伝えすることを目指し
ています。
その一環として、全国各地の工場では、お客様にものづくりの現
場をご覧いただいたり、最新の商品に触れていただく「工場リモ
デルフェア」を開催しています。工場見学
や 工 作 体 験 な ど、工 場 な ら で は の 工 夫 を
凝 ら し た 楽 し い イ ベ ン ト 満 載 で、多 く の
お客様にご来場いただいております。
工場リモデルフェア お 近くの工場リモデルフェアの詳細はこちら
http://www.toto.co.jp/remodel/koujyou/
使う人 のため 、環 境 のためを一 番 に 考える
すべての人の「 使いやすい」を考えています
T O T O の 商 品 は「 ま い に ち 必 ず 使 う も の 」
「 み ん な が 必 ず 使 う
も の」。ミッションのひとつに 掲 げ ているユニバーサルデザイン
(UD)の思想をはじめ、使う人のため、そして環境のためを一番に
考えることが、TOTOのものづくりのテーマです。
特 に 商 品 開 発 で は、お 客 様 と 開 発 者 が 対 話 や 観 察、検 証 を 繰 り 返
し な が ら、よ り 使 い や す い 商 品 を つ く り あ げ て いく「 UDサイク
ル」に 沿 っ て も の づ く り を 行 っ て い ま す。実 際 に ど の よ う に す
れ ば よ り 使 い や す く 改 良 す る こ と が で き る の か、お 客 様 モ ニ
タ ー に よ る「生 活 シ ー ン 検 証」や お 客 様 の ご 自 宅 訪 問 に よ る「家
庭 訪 問 調 査」を 実 施 し、お 客 様 の 普 段 の 生 活 に 根 ざ し た ご 意 見 や
ご感想などを商品に反映しています。
TOTO 商品のU D 機 能 紹介ほか便利なU D 情報はこちら
技 術を活かし、より良い環 境に貢 献していきます
水 ま わ り 商 品 以 外 で も、オ ン リ ー ワ ン 技 術 を 活 か し た 新 領 域 事
業の創出に向けて、さまざまな取り組みを行っています。光や水
の力で地球や暮らしをきれいにする環境浄化技術「ハイドロテク
ト」もそのひとつで す。TOTO が 世 界 で 初 め て 実 用 化 に 成 功し た
同 技 術 は、光 触 媒 層 に 光 が 当 た る と「分 解 力」と「親 水 性」が 発 生
し、大気汚染物質(NOx)を除去する空気浄化効果や建物の外観を
きれいに保つセ ルフクリーニング 効果を生
み出します。TOTOでは、すでに外装用塗料
や 外 装 用 タイル・建 材 な ど 身 近 な 製 品 に 応
用し、広く環境保全に貢献しています。
「ハイドロテクト」技 術 の 情 報 は こちら
http://www.toto.co.jp/products/hydro/
安 心と信 頼を守る商 品づくりを心がけています
TOTOは、お客様に安心して安全にご利用いただける商品をご提
供する使命があると考えています。そのため、ISO9001を基本と
した総合品質マネジメントのもとに、さまざまな品質保証に取り
組んでいます。
「消費生活用製品安全法」をはじめとする国内外の
法令や関連技術を学ぶなど、全グループ社員を対象に安全に対す
る意識と知識を向上させる研修を実施。そのうえで、商品の企画段
階からお客様にお届けするまでの全社・全過程で品質管理を徹底
さ せ る た め、
「製 品 安 全 自 主 行 動 計 画 指
針」を 定 め、商 品 に 対 す る 安 全 意 識 を
TOTOグループのすみずみにまで浸透さ
せています。
衛生陶器の全数検査
お客 様の声をさらなる品 質 向 上に活かします
お 客 様 満 足(CS)を「お 客 様 の 期 待 以 上 の 満 足 に つ な が る 商 品 と
サービス」の域にまで高めることを目指し、お客様の声を原点と
した商品開発や品質管理を行っています。お客様本部では、商品
ご使用者様へのアンケートやお客様相談センターへのご意見・ご
要望など、お客様からのさまざまな声を整理し、社内での共有・活
用を図っています。また、お客様相談センター担当者と 商品開発・
製造の担当者による「お客様の声を聴く会」の 開催により、お客様
の声を新 商 品 開 発 や商 品 改 善 などに活
かしています。
コールセンター 商品などのお問い合わせ・ご意見は
0120- 03 -1010
携帯電話・PHS からのご利用は 093-951-2526(有料)
安全して使い 続 けていただくために
「 TOTO 品質」の維持・向上に取り組んでいます
迅速な情報開示に努めています
万一、商品が原因で事故が発生したり、発生が予見される場合に
は、お 客 様 や 関 係 者 の 皆 様 か ら 迅 速 に 関 連 情 報 を 収 集 す る と と
もに、社外の販売業者などとも協力し、すみやかな情報開示と適
切 な 対 応 を 図 り ま す。重 大 事 故 の 際 に は 回 収 実 施 な ど の 情 報 を
迅 速 に 開 示 し、影 響 を 最 小 限 に 抑 え る よ う に 努 め る と と も に、
原因の徹底究明、再発防止とその後の 改良に 結びつけます。
TOTOでは、商品の組み立てや故障した際のメンテナンスまでを
含めて「TOTO品質」と考えています。質の高いアフターサービス
を実現するために、さまざまな教育・研修を実施し、メンテナンス
技 術 の 向 上 を 図 っ て い ま す。ま た、
お客様のお宅に伺って工事を行う際
の配慮やマナーも「 TOTO品質 」とし
て大切にしています。
台湾東陶でのアフターサービス研修 アフターサービスのご用命はこちら
2 0 0 0 年 5 月 ∼ 2 0 0 4 年 8月に製造した石油直圧 式 給 湯 機( TOTO販 売 ブ ランド名:ハイアクティシ リー ズ )に お い て、油 通 路 の シ ー ル 部(パ ッ キ ン 部 分)の 不 具 合 に よ り、 油 が 漏 れ、故 障 が 発 生 し ました。
2 0 0 0 年 9 月 ∼ 2 0 0 5 年 3 月 に 製 造 し た 卓 上 型 食 器 洗 い 乾 燥 機 に お い て 、基 板 上 の 電 源 コ ネ ク タ 部 の 発 熱 に よ り 、 ま れ に 下 部 カ バ ー 損 傷 に い た る 発 煙 事 故 の 恐 れ が あ る こ と が 判 明 し ま し た 。
1 9 9 9 年 3 月 ∼ 2 0 0 1 年 12月 に 製 造 し た 温 水 洗 浄 便 座 一 体 形 便 器 に お い て、製 品 内 部 の 一 部 接 続 部 で 接 触 不 良 が 発 生 し、プ ラ ス チ ッ ク 製 タ ン ク の 一 部 か ら 発 煙・発 火 に 至 る 可 能 性 の あ る こ とが判明しました。
点検・部品交換についてのお知らせ
詳細はTOTOホームページ「重要なお知らせ」でご確認をお願いします。 http://www.toto.co.jp/
すべ ての 企 業 活 動を通じて環 境を守る
1.7 1.8 17.0 15.7 14.4 15.3 13.9 12.7 1.7※CO2換算係数は「地球温暖化対策の推進に関す
る 法 律」の係数を使用しています。ただし、電 力 は 0.378kg-CO2/kWhを使用しています。過去のデー
タの一部において推測値を採用しています。
■TOTO国内グループCO
2排出量の推移
TOTO支社および国内販売グループ会社 TOTO工場および国内製造グループ会社
1.4 21.7
20.3
(基準年度)
22 20 18 16 14 12 10 0
(万 t)
(年度)
90 06 07 08 09
12.9
3つの 軸で環 境 活 動 に 取り組みます
環 境 へ の と りくみ
環境ビジョン「TOTO GREEN CHALLENGE」
(5ページご参照)で
掲げた3つの軸に沿って、企業活動のすべての面を通じた環境活動
に取り組んでいきます。
商品・サービス
水まわり商品は「まいにち必ず使うもの」
「みんなが必ず使うもの」。
それだけ に 日々の小さな積み重ねが地球環境へ大きな影響を与
えます。そのため TOTOでは毎日の暮らしの 中 で 知らず 知らずの
うちに 地 球 環 境 を守ることのできる商品の開発を積極的に進 め
ています。
ものづくり
これまで、国 内 グル ープ で のCO
2排 出 量 を2010年 度までに20%
削減(1990年度比)することを目標に、製造部門での燃料転換や全
社を挙げての省エネ活動を推進し、2005年度に目標の20%削減
を達成しました。現在は、チャレンジ 目標として、2017年度までに
CO
2排 出 量 を19 90 年 度 比 で45% 削 減 すること を 目 指 し、さら
なる活動を続けています。
社会貢献・ひとづくり
TOTOは、生物多様性の視点から、社会とかかわり合った環境貢献
活動を推進していくとともに、環境に対する意識の高い ひとづく
り を目指しています。
■
TOTO水環境基金
2005 年度に設立したTOTO水環境基金では「創り出そう!水と暮
らしの新しい文化」をテーマに、NPOや市民団体などの取り組みを
支援。TOTOグループ社員も活 動 に参加しています。
■
TOTOどんぐりの森づくり
社員とともに 力を合わせて
すべての人が力を発 揮できる職 場をつくります
TOTOグループでは、年齢や性別、国籍などが異なる多様な人財の
個 性 を 尊 重 し、そ こ か ら 生 ま れ る 新 し い 発 想 に よ っ て、豊 か で 快
適な生活文化の創造を行っています。
「女 性」
「障 が い 者」
「外 国 籍 社 員」を ダイ バ ーシティの3 本 柱 と 定
め、より広範囲な活動として取り組むほか、60歳定年退職者の再
雇 用 制 度 、派 遣・契 約 社 員 のステップ アップ 制 度 を 設 け、高 度 な
スキルやノウハウを 身に つけた人財の活用を推進しています。
人 財 の 育 成 に お い て は、全 グ ル ー プ 視 点・長 期 的 視 点 で 求 め ら れ
る人 財 像 を 明 確 にし、社員一人ひとりが自身の将来像にもとづい
た自 律 的 な 能 力 開 発 に 取 り 組 め る 環 境 づくりに全社一丸となっ
て取り組んでいます。
TOTOグループでは、働く人々を「次世代を築く貴重な財産」と考え、「人財」と
T O T O の 人 財 づ く り
働きやすい 職 場を目指します
すべての社員が 労働時間の見直し等によって、仕事と家庭生活と
の 調 和 を 図 る こ と が 生 産 性 や 働 き が い の 向 上 に つながると 考 え
て い ま す。ま た、安 心 し て 働 け る た めの 労 働 安 全、健 康 支 援 にも
力を入れています。
ワークライフバランスの推進として、有 給 休 暇 取 得 の 促 進、ノー 残
業 デ ー の 浸 透 を 図 る と と も に、育 児 休業 や 短 時 間 勤 務 制 度など
柔 軟 な 勤 務 制 度 で 子育てを支援しています。
皆さまから必要とされ続ける企業を目指しています
TOTOグループは、お客様、社員、株主、お取引先、社会など、多くの
ステークホルダーの皆さまとのコミュニケーションを大切にし、
深 めていきたいと考えています。そのために、より多くのステーク
ホ ル ダー の 皆 さ まと の 交 流 や 直 接 対 話 な ど の 機 会 を 設 け て い ま
す。また企業情報を積極的に開示し、さまざまなご意見・ご要望を
経営に活かしながら、人々から信頼され、お客様・社会から必要と
され続ける企業を目指しています。
人 々 から信 頼される企 業を目指して
お客様とは日ごろからショールームでのイベントや工場の見学会、
夏 祭 り な ど を 通 じ て 交 流 を 深 め て お り、お 取 引 先 と は サプライ
ヤーダイアログやCSRヒアリングを通じた直接対話を行っていま
す。株 主 の 皆 様 に は 適 時 適 切 な 情 報 開 示 と と も に 、T O T O の
も の づ く り の ス ピ リ ット を 知っていただけるよう、工 場 見 学 や
ショール ームへのご招待を行っ
ています。
さ ら に、TOTOのCSRの 取 り 組
み に 対 す る 理 解 を 深 め て い た
だ き、今 後 の 課 題 を 発 見 す る た
め の 貴 重 な ご 意 見 を い た だ く
場として、
「ステークホルダーダ
イアログ 」を 毎 年 各 地 で 開 催 し
ています。
ステークホルダーダイアログ継 続 的なコミュニケーションを図っています
建 築・デザイン文化を育む、
ギャラリー・間とTOTO出版
ギャラリー・間は東京・南青山にあるT O T O が運営する建築とデ
ザ イ ン を 主 と し た 専 門 ギャラリーで す。1 9 8 5 年の オープン以 来、
質 の 高 い 情 報 発 信 を 目 指 し、国 内 外 の 建 築 家 や デ ザ イ ナ ー の 思
想・哲学を伝えています。建築家や建築を志す学生たちはもちろ
んのこと、一般のお客様にも多数ご来場いただき、建築・デザイン
文化の裾野を広げることにも寄与しています。
TOTO出版は建築のデザイン・生活文化などさまざまなテーマを
ユニークな視点で捉えた書籍を発行しています。
社 会とのきずなを深 めるた めに
ギャラリー・間 〒107- 0062
東京都港区南青山1-24-3 TOTO乃木坂ビル3F TEL : 03-3402 -1010
水まわり文化の歴史を伝える、
TOTO歴史資料館
TOTO本社敷地内にあるTOTO歴史資料館には、大正から昭 和 期
の 衛 生 陶 器、国 会 議 事 堂 で 使 用 さ れ て い た 商 品、初 代 ウォシュ
レット、食器などを展示しています。2009年度末時点で、専門家を
中心に世界各国から延べ3万人の方にお越しいただいています。
2009年2月には、所蔵している戦前の衛生陶器と食器が、九州の
窯 業 の 近 代 化 と 発 展 の 歩 み を 物 語 る 遺 産 の 一 つ と し て、経 済 産
業省が定める「近代化産業遺産」に認定されました。
社 会 と の 共 生
TOTO歴史資料館
〒802-0073
北九州市小倉北区貴船町2-2 TEL : 093-951-2534
ト イレ 文 化 の 向上 のために
子どもたちや地域の人たちが安心して使 えるトイレづくりを 目
指 し、現 場 調 査 活 動 や 研 究 誌 の 発 行、講 演 などを行っています。
学 校 のトイレ研 究 会
病院など医療福祉施設のトイレを「癒し」の視点から見直し、患者
に とって清 潔 で 使 い や す く 快 適 なト イレ 空 間 の 実 現 と 普 及 を 目
指して活動しています。
癒しのトイレ研 究 会
ト イ レ に ま つ わ る エ ピ ソード を 川 柳 と い う 形 で 募 集。選 ば れた
2 0 作 品をトイレットペーパー型 の 川 柳 集 と し て 出 版 しています。
トイレ川 柳
http://www.toto.co.jp/senryu/ http://school-toilet.jp/T O T O カップ
ジュニア囲 碁 国 際 大 会
囲 碁 の 普 及 と 子 供 た ち の 健 全 な 育成、国際交流の促進を目的に協 賛しています。
T O T O 北 九 州 国 際 音 楽 祭
国 内 外 の ト ッ プ ア ー テ ィ ス ト を 迎 え、「文 化 の 薫 る まちづくり」に 貢献しています。
各 種 大 会 へ の 出 場 の ほ か、近 隣 小・中学校での陸上教室などにも 参加しています。
会 社 概 要
( 2 0 1 0 年 3 月現 在 )商
号
創 立 年 月 日
資
本
金
本 社 所 在 地
従 業 員 数
営 業 品 目
TOTO株式会社(TOTO LTD.)
1917年(大正6年)5月15日
355億7,900万円
福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1-1
連結 23,143名 単独 7,775名
69社(内 連結子会社57社)
建 築 用 設 備 機 器
■レストルーム商品
衛生陶器(大便器、小便器、洗面器、手洗器など)、 システムトイレ、腰掛便器用シート(ウォシュレットなど)、 水まわりアクセサリーなど
■バス・キッチン・洗面商品 ユニットバスルーム、
水栓金具(各種給水栓、排水金具など)、 システムキッチン、洗面化粧台、 マーブライトカウンターなど
■その他商品
環境建材(タイル建材、ハイドロテクト塗料など)、 浴室換気暖房乾燥機、福祉機器など
その他
■ニューセラミック
TOTO グ ル ープ
および 関連会社
■TOTOグループの海外拠点( 海外連結対象会社:24社 )
生産拠点
販売拠点・営業所・ショールーム
中国
アラブ首長国連邦 インド タイ マレーシア シンガポール
韓国
台湾 フィリピン ベトナム
メキシコ 米国
インドネシア ドイツ
TOTO 株式会社 広報部
〒 8 0 2 - 8 6 0 1 福 岡 県 北 九 州 市 小 倉 北 区 中 島 2 丁 目 1 - 1
表紙の写真:アクアオート・エコ (自動水栓・水力発電タイプ )
水 道 か ら の 圧 力 を 利 用 し て 水 力 発 電し、センサー方式により水の出し止 めの制御を行う自動水栓「アクアオー ト・エ コ」。水 の 節 約 に も 役 立ち、衛 生