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第8回会議要録(平成23年7月7日開催) 第1期 小学生の放課後施策推進協議会の会議要録について|武蔵野市公式ホームページ

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全文

(1)

小学生の放課後施策推進協議会

第8回

会議要録

○ 日 時 平成23 年7月7日(木) 午後7時~9時

○ 場 所 かたらいの道 市民スペース

○ 出席委員 西郷委員長、松田(恵)副委員長、井澤委員、髙橋委員、小出委員、

栃折委員、山田委員、飯田委員、河村委員、竹内委員、松田(多)委員、

青木委員、萱場委員

○ オ ブ ザ ーバ ー 子ども家庭課長、子ども家庭支援センター担当課長、児童青少年課長、

( 事 務局 ) 教育企画課長、生涯学習スポーツ課長、桜堤児童館長、

学童主任指導員2名、地域子ども館館長2名 他

開会

新委員への委嘱状交付

新委員自己紹介

新委員…井澤由紀子委員(地域子ども館企画運営会議代表者会議代表)

議事

(1)学童クラブの土曜開所の試行状況について

≪事務局より資料1の説明≫

【事務局】

6月4日から二小こどもクラブ、6月 25 日から境南こどもクラブにおいて土曜日開所を

開始した。こどもクラブの小学校校内への移転が済んでいない本宿を除き、全てのこどもク

ラブで土曜日開所の実施に至った。

本 宿 こ ど もク ラ ブに つ い ては6 月議 会 に おい て校内 へ の 移 転工 事 に伴 う 補 正予 算 が可 決

された。現状では8月に着工、11 月完成の工事スケジュールとなっている。土曜開所は校内

移転が済む11月に合わせて実施の調整を行う。

資料1の裏面は土曜開所試行の利用状況である。平均登録率は 15.5%、平均登録出席率は

6.9%。登録者の半分程度が参加していることがデータからわかる。

平均登録出席数は、クラブにより差がある。少ないところでは1人を切っているクラブも

(2)

市全体の平均学童在籍総数73.4 人(平均登録出席数38.9人+平均土曜日利用非登録学童

児童数34.5人)と表の一番右側の欄にある前年度の学童在籍児童のあそべえ来館者数48.7

人を比較すると、土曜開所の試行により、新たな土曜日学童利用者の掘り起こしができたの

ではないかと考えている。

<補足>

企業の節電に伴う勤務日の変更に対応し、この夏に限り7月 17 日から日曜開所を実施す

る。ただし事前調査で7人しか利用希望がなかったため、希望のあった四小、五小、境南の

三カ所で実施する。

(2)地域子ども館事業の報告について

【委員長】

この協議会は、第三次子どもプラン武蔵野に位置づけられているが、武蔵野市における東

京都放課後子供教室推進事業の運営委員会としての側面も持っているため、事務局より地域

子ども館あそべえの前年度実績等の報告がある。

≪事務局より資料2~2-④の説明≫

【事務局】

資料2はあそべえの児童参加数をまとめたもので、22年度は41 万人弱、19 年度をピーク

にして 20 年度で減少。21 年度で少し盛り返し、22 年度は再び減少となった。

22 年度は3月の震災の影響で、校庭開放を中止するなど縮小体制で実施したため、その分人

数が減少した。震災がなければ21 年度とほぼ同数で推移したのではないかと考えている。

学校ごとに見た場合、数字が極端に増えているところ、減っているところとがあり、この

理由を分析することで、あそべえ事業の一定の傾向がさらに探れるのではないかとも感じて

いる。

資料2-②は、22 年度の企画運営会議の事業実績である。イベントやプログラムの実施状

況をまとめている。日々の開放に加え、どのようなイベント、プログラムを提供しているか

によっても、各あそべえの参加実績に影響してくるのではないか。

資料2-③は、23 年度の事業計画で、資料2-④は地域子ども館あそべえの運営に必要な

会議や研修、その他の予定をまとめた活動報告である。地域ごとに行われる企画運営会議は

概ね一カ月に一度実施されている。

【委員】

参加実績について、各小学校の児童数がわかるとよい。

【事務局】

小学校の児童数や児童数に対するあそべえへの参加率等も算出している。資料2の2枚目

(3)

【委員長】

学童クラブの土曜日開所については次回に検証する予定。引き続き参加実績の他、あそべえ

の館長・スタッフ、学童クラブ指導員、子どもたちにもアンケートをとると聞いており、その

結果も含めて議論いただきたい。

【事務局】

追加で報告したい。この協議会にあわせて学童クラブ指導員、あそべえの館長に簡易ではあ

るが、土曜開所のアンケート調査を実施した。

スタッフ間のコミュニケーションについて、あそべえの館長(12人中10人から回答)から

は「特に問題がない」、学童クラブの指導員(34人中30人)からは、「よい」が14 人、「まあ

まあよい」が16 人で、「よくない」、「あまりよくない」といった回答はなかった。

これらの結果から、現状では、あそべえと学童クラブのスタッフ間のコミュニケーションは、

比較的うまくとれていると考えている。

子どもの様子についても、あそべえで過ごす時間帯も、楽しく遊んでいる学童クラブの登録

児童が多いという回答が両者から得られている。

(3)グループワーク

このあと4グループに分かれてグループワーク(60分)を実施。

<テーマ>

「子どもにとって理想的な放課後・土曜日の居場所・遊び場を提供するために、大人はどう

関わり、子ども自らの成長を促すため、どんな環境を整備すればよいのか?」

<グループ> ※ ○は進行役

1 ○西郷、栃折、河村、松田(多)、齋藤、鎌田

2 ○松田(恵)、山田、井澤、藤本、相良

3 ○萱場、小出、竹内、小山、石川

4 ○青木、髙橋、飯田、内山、外丸、北原

グループワーク終了後、進行役による討議内容の報告(発表順で記載)

【1グループ】

●あそべえはスタッフも企画運営会議の委員も地域の人が多いので、子どものための地域

の人づくりをする機関として位置づけていくべきではないか。

●若い人がもっと入ってくるとよい。

●子どもたちのケアやソーシャルワークマインドといったことができる人、視点がある人

が必要だ。

●大人がつまらない環境は子どももつまらない。こういうところに課題を発見する糸口が

(4)

●あそべえのスタッフにプレーリーダーのような身分や名称を与えて、それに対応する役

割を明示した方がよい。

●地域の子どもたちの遊びを変えていく、家庭環境や親と子の関係不全の改善にも貢献で

きるのではないか。

【3グループ】

あそべえ

保護者が求めるあそべえに関わる大人の役割が変化している。従来よりも積極的な関わ

りを求めている。ニーズの変化もあるが、学校であった事をあそべえ・学童のスタッフが

受け止めることが役割の一つになっている。積極的に大人が関わることへは疑問の意見も

あったが、現在の子どもの置かれた環境から考えると、大人の関わりがやはり必要である。

大人の関わり方としては、きっかけづくり、促すことが重要。べったり寄り添うのでは

なく、一定の距離感をもった上でしっかりと関わっていくという役割。知識・経験・専門

性が求められるということである。専門性のある人ばかりではなく、地域のおばちゃんの

存在も重要であるが、それだけでは運営は無理だろう。

企画運営会議についても、地域の力だけでは成り立たなくなってきている。やらされ感

を感じている委員も多く、今後は全体の質を上げることを考えていくことが必要だ。

学童クラブ

保護者のニーズが増え、指導員に求められているものが多くなっている。しつけをした

り、ソーシャルワーク的なものが求められる方向性にある。

スタッフの資質・役割

あそべえの図書室開放はプログラムとしてうまく機能していない。校庭開放はまだしも、

教室開放・図書室開放は専門性を持ったプログラムを取り入れて進めていくべきだ。

研修等の充実がのぞまれる。

あそべえ・学童ともに、スタッフにもうワンランク上のレベルが求められている。

【4グループ】

●あそべえのスタート時には、子どもたちの固定の居場所がなかったため、あそべえ=確

実な居場所の確保という認識だった。

●最近はあそべえの使い方が変化しており、親との関わりが薄いのか、大人を求めてあそ

べえに来ている子どもがいる。

●あそべえで勉強している子どもも多い。学童の生活と線引きが薄くなってきている部分

があるのではないか。

●校庭開放でずっと遊んでいる子は運動会で活躍している子が多く、教室開放、校庭開放

それぞれに求められるものが違ってきているのではないか。

●あそべえ・学童・校庭開放ともに、今の子どもたちの放課後にとって、大きなウェイト

(5)

●スタッフには、子どもたちの行動が危険ぎりぎりのところまで見ていられる、その判断

ができることが求められる。

●親の代わりとしての家族、勉強でわからない部分を教える塾の先生の役割も出てきてい

る。

【2グループ】

●気になる子ども像

今の子どもは自分で積 極的に動き出すこ とがない。 与えられることに慣れ ている。「楽

しくする」のではなく「楽しくなる」という考え方で、人とぶつかることも減っている。

野球をするにも、一人でボールを打って自分でボールを取りに行く。みんなで一緒に野

球をするために、リーダーシップをとれる子がいない。

●あそべえの立ち上がりの理念である「自由さ」は主体性につながるが、安全に遊べる居

場所を提供するといった考えに基づいているため、自由なんだけれども安全面から見る

とそれほど自由でもない状況がある。

●学校の人間関係によっ て、あそべえにも 学童にも行けず、居場所のない子 どももいる。

多様な居場所があって、その中から自分の居場所を自分で選択できる環境があればよい。

ただし、居場所がありすぎても子どもが分断されてしまい、子ども同士の様々な交流に

つながらなくなってしまう。

●今の子どもたちにとっ て、多様な価値観 で関われ る場所が少なくなってい ると感じる。

学童・あそべえ・児童館・コミセンの位置づけを再度検討する必要がある。

●小学生中心の地域の活動において、中高生とのつながりが難しくなっている。若い世代

の親にもつながっていかない。

●スタッフには、地域や学校に対して、子どものために交渉をするネットワーカー、コー

ディネーターの役割が求められる。

●自由と責任を持たせた上で、安心・安全を調整できる力。かなりの力量が求められるが、

スタッフ自身が子どもに関わっていくことで、ともに育っていくという視点も大事では

ないか。

今後の会議の進め方について

【委員長】

今後は議論だけではなく、まとめの作業に入っていきたい。

テーマを決めた上でワーキンググループを作り、文章をまとめていくという形をとりたい。

ワーキンググループでの検討を中心として途中に全体会をはさみ、内容を精査してくという

流れを想定している。

次回までにテーマとグループの役割分担について事務局と正副委員長とで調整し、次回提

示し、委員に諮りたい。

(6)

ワーキンググループと全体会の頻度は。

【委員長】

ワーキンググループは3回程度実施。その間に全体会を実施したい。来年の3月まで時間

をかけて実施していく。

≪一同了承≫

その他

(1)次回以降の日程調整について

次回日程は次のとおり決定。

第9回 平成23 年9月13 日(火)

第10 回 平成23 年10 月17 日(月)

【委員長】

参照

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