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「富士山つながりの日」 ∼活動への参加にて∼
ロータリー米山奨学生 余樹春 周明芳 宋安娜
2010 年 8 月 8 日、静岡県、山梨県をエリアとする国際ロータリー第 2620 地区が富士山
世界遺産登録への推進運動の一環として、「富士山つながりの日」を称する盛大なイベン
トが行われ、米山奨学生の私たち 3 人は学友会の代表として参加させていただきました。
様々な事情があったため学友会へのご報告が大分遅くなりました。報告に先立ちお詫び申
し上げます。
地区社会奉仕委員会によりますと、富士山の頂上には、剣ヶ峰、白山岳、久須志岳、大
日岳、伊豆ケ岳、成就ヶ岳、駒ケ岳、三島岳といった八つの峰をお釈迦様が座った八葉蓮
華にたとえられ、八つの峰を巡ることから「お八巡り」が、現在では「お鉢巡り」となっ
たと伝わっています。また、富士山の火口の直径は 800 メートルであることなど、「八」
は富士山と大変に縁が深い数字であることから、富士山の未来が末広がりであることを願
い、「富士山つながりの日」というイベントを8月8日の午前8時8分としたそうです。
さて、その日のことに移ります。
2010 年8 月7日、朝早々私達3人のロータリー米山奨学生が学友会の顧会長の車に乗
って浜松から出発、途中で学友会の兪さんと合流し、一緒に富士山へ向かいました。ちょ
っと長い距離でしたが、車内で談笑をしながら、全然感じませんでした。一つ残念なこと
は、渋滞のため、到着の時間が予定より若干遅くなり、集合点には既に沢山の旗が舞って
いました。さっそく、持ってきた学友会の旗を揚げ、皆さんと笑顔で挨拶しました。
活動の規模は私達想像以上であり、川勝県知事をはじめ大勢の方をお目にかかりました。
年配の方や子供の様子を見て、心に何かが動き始めていたようでした。私達 3 人は登山の
経験が少ないため、米山記念奨学委員会の鈴木健一様が世話役になってくださり、一緒に
富士山を登ることになりました。富士山の岩が砕けやすく、且頂上まで距離がありますの
で、鈴木様のご指導の通り、ゆっくり登っていきました。当日、この活動以外の登山者も
たくさんいまして、上を見たら、山道はまるで人間の体で作られたもののようでした。新
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うな気がしました。少し疲れたかもしれませんが、海抜も高くなったと思いました。美し
い太陽が段々海に向かって沈んできましたため、少し涼しい感じもありましたが、皆さん
の熱意は変わりませんでした。途中、下山の登山者とお互いに「お疲れ様」⇔「頑張って
ください」と声を掛け合い、更なる勇気が付けられました。鈴木様はやっぱり経験豊富で、
私達より年ですが、ずいぶん軽く登っていて、時々私達を待ってくださいました。夕方、
予定していた目的地の九合目の山小屋に着きました。川勝知事を含め、みんな元気な様子
でした。一緒に暖かい食事をしたら、就寝まで少し時間があるため、山小屋の周辺で散策
しました。夜になると、富士山麓周辺の灯火がきらきらと瞬いていた。まるで仙境のよう
でした。ちょうど夏の花火の季節なので、時々夜空に花火が咲く風景も見られ、感動いっ
ぱいでした。中国の古代の詩にこういう詩句があります:会当凌絶頂、一覧衆山小(高い
頂上に行けば、まわりの山が小さくみえる)。ちょうどその時の心境ではないかと思いま
した。
夜は九合目の山小屋で一晩泊りました。富士山を登る前に山小屋はとても簡素であるこ
とを聞いたことがありますが、実際に体験したら思った以上より大変でした。一番びっく
りしたのは男女別ではなく寝返りもできない“ 雑魚寝” でした。就寝と言うよりは「仮眠」
と言った方が良いかと思いました。私達のように山小屋に泊まった登山者もいましたが、
深夜で頂上まで目指す方も沢山いたようでした。
川勝知事と、記念写真 お世話になりました鈴木健一様
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一晩過ぎ、朝未明の 4 時に起き、少し支度をしたら頂上に向いて引き続き山登りでした。
ロータリーアンの方々は夜あまり寝ていなかったですが、皆さまとも元気そうでした。天
候に恵まれていましたが、ご来光を拝めるための登山者が大勢いたため、九合目から頂上
に行く登山道に大混雑で殆ど動けませんでした。残念なことでご来光を拝めることができ
ませんでした。しかし、ご来光の代わりに、珍しい富士山の朝影・夕影、さらに虹も見ら
れ、非常にうれしいことでした。私たちは足が早いか山頂に着くのはちょうど 6 時でした。
活動時間を待つあいだに早々噴火口や、頂上にあるお寺、お店などをゆっくり見物しまし
た。その時、一つのエビソートもありました。冷たくて強い風のなか、鈴木様が私達のた
めに暖かい飲み物を買ってくださった時、お財布をどこかに落としてしまいました。“ お
神様へのお礼です” と鈴木様がおしゃっていました。鈴木健一様、大変申し訳ありません
でした。
定刻の 8 時 8 分に、川勝知事やロータリアンの方々、そして呼びかけに応じてください
ました頂上にいる一般登山者とともに手をつないでバンザイ!バンザイ!バンザイ!を 三唱して、富士山を世界文化遺産の登録に向ける宣言活動を盛り上げました。
今回の富士登山活動を通じて、日本のシンボルである富士山への認識を深め、富士山が
日本人の誇りであることを更なる理解し、そしてロータリーアンの方々との交流も深める
ことができました。様々なご支援をくださいました私たちの所属しているクラブの皆様、
学友会の皆様、一緒に活動を参加されたロータリーアンの皆様に、心より感謝いたします。
温かく見守っていただきました鈴木健一様に、心から御礼を申し上げます。 朝影富士、虹も 列が長続く登山者
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富士山を世界文化遺産に!